今日は、
「英語力をそれほど頑張って上げる気がない」
という女性からいただいた
ご相談メールを取り上げます。
そこまで言い切っちゃうなんて
ある意味、潔いな〜と思ったのですが
あなたが英語を向上させる気がないのは、
わたしは全然悪いことだと思いません。
わたし、
「日本人全員が英語ペラペラになって欲しい」なんて、
そもそも、全く思ってないんですよね。
それぞれの人が違う幸せの価値観を持ち
違う資質、向き不向き、
世の中がうまくいくわけなので。
私も、アテンドの仕事をやっていた時がありました。
すごく緊張したし嫌だったし、私も同じように
事前に準備した英語を読み上げていました。
でも、それだとお客様が
つまらないだろうなと思ったし、
お客様が私のせいで
会社に興味が持てないで帰ってしまったら悲し
私はお客様や会社のために頑張ろう
トレーニングしました
わたしが通訳新人時代に
会社の施設案内をやっていた時の話は
この記事に書いています。
瞬間英作文の効果が出るのにかかった時間と、私に起きた超現象
私がやりたい仕事は
アテンドの仕事ではなかったけど、
私がやりたいやりたくないじゃなく、
モチベーションになっていました。
・・・あ、説教するつもりは全然ないです。
英語のモチベーションがもうないのなら、
どうして私のメルマガを
解除せず読み続けてくださっているのでしょうか?
英語から離れようと思っているのなら、
私からメールが来たら嫌な気持ちになったり、
苦しくなったりしないですか?
それとも、
英語はやりたくないと言いながら、本当は
頑張りたいという思いが心の奥にあるから
こうしてメールしてくださったのではないでしょうか?
そうお返事したら、
こんなメールが届きました。
「私がどんなに努力しても、帰国子女には絶対に勝てない」
「結局私はこの程度で終わる人間」
って、私もずっと思ってました。
だから、彼女の気持ちはとてもよく分かります。
「人の才能や環境をうらやんで自分なんてっていじけていた」
というのも、痛いほど分かります。
でも、そういう嫉妬や諦めの気持ちが、
あるときから、ふっと軽くなりました。
それは、
「誰かの役に立つために、
誰かに喜んでもらうために、
自分のできることを頑張ればそれでいいんだ」
ということが心から腑に落ちたときでした。
嫉妬したり、どうせ私なんかと思ってしまうのは
人と自分を比べている時です。
でも、
「この人に喜んでもらおう」って思って頑張る時、
今まで羨んでいた他人のことなんて、
どうでもよくなるのです。
このお客さんが、仕事とはいえ、
退屈せずに少しでもこの時間を
楽しんでもらえたらいいなあ。
うちの会社のことにちょっとでも興味を持ってくれて
今後のいい協力関係につながればいいなあ。
接客係としてできることなんて、
ほんのわずかなことですが、
それでも「お客さんや会社に貢献したい」という思いがあると
「とりあえず今の自分にできることを頑張ろう」
と、
これをお読みの方は、必ずしも全員が
仕事で英語が必要な人ではないと思います。
だから、英語を使って誰かに貢献するという状況は
あなたにはもしかしたら思いつかないかもしれません。
でも、あなたが英語の楽しさを学んで
「英語ってこうやって勉強したら楽しいよ」と
お子さんに教えてあげるのも、貢献だと思います。
あなたが身につけた英語力で、
ご家族との海外旅行をもっと安心して
もっと楽しめるようにするのも、
英語学習を通じて知性とビジネススキルを鍛えて
それを通じて職場でもっと活躍して、
とても立派な貢献だと思います。
わたしは、自分を人と比べて落ち込んだり
自分の能力のなさや年齢を悔やんだりする人を
一人でも少なくしたいと思っています。
そして、
「自分の持っているスキルや経験は、
独り占めするものではなく
誰かを喜ばせるために使うものなんだ」
という価値観を私は広げたい
それをあなたの周囲の人にも広げていってほしいのです。
そして、みんなが
他人と自分を比べることなく
自分の持っているものを使って
人に貢献することが当たり前になり、
人に喜んでもらうことで
自分がもっと幸せになることが日常の世の中になれば
素晴らしいと思いませんか?
そうなればいいと、本当に思っています。
あなたの英語力、
誰に喜んでもらうために使いますか?
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