仕事ができるビジネスマンになるための方法 -17ページ目

仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  サラリーマンは2度破産する

著書名 : サラリーマンは2度破産する (朝日新書)
著者名 : 生活デザイン株式会社代表取締役 藤川太氏
出版  : 朝日新聞社
定価  : 本体720円+税
評価  : 星星 (5段階)


著者が相談を受けたサラリーマンの半分は、2度破産の危機が到来する。
 
1度目は教育費が大きく増加する時期。年齢で言うと40歳~50歳ぐらい。
2度目は退職後、老後資金不足によるもの。年齢で言うと、60歳以降。

なぜ5割ものサラリーマンが破産するのか?
一般的なサラリーマンが破産へと追い込まれる原因は2つです。
一つ目が、時代の変化により右肩上がりの昇給・昇格が望めなくなったこと。
二つ目が、年金制度の行き詰まりや消費税アップなどの国の制度疲弊。

破産しない家計がある?
ある会社で年代・年収が同じような世帯の家計を診断した結果、数年後に貯蓄が底をつき30年後には3000万円の借金を抱える貧乏家計と、どんどん貯蓄が殖え、30年後には1億円を蓄えることができる金持ち家計がいることがわかった。同じような環境でもここまで差がついてしまうのです。

金持ち家計の秘密
なぜお金をためることができるのか?簡単にいってしまうと、「支出が少ない」ということです。金持ち家計は、普段使う生活費=変動費(食費やおこづかいなど)を削るのではなく、固定費(住宅ローンや自動車代など)をうまく削って貯蓄をしています。そして、将来使うお金をしっかり計算しライフプランを作っています。自分がいつお金を使うかわからないと貯めようがないということです。

金持ち家計の5つの法則
①将来のイメージを明確に持っている→ライフプランをしっかりおこなっているといこと
②必要なお金は先にとっておく習慣ができている→残ったお金で生活をするということ
③比較検討をしている→少しでも安く商品(銀行のローンも金融商品)を買えるようにするということ
④上手に運用している→しっかり勉強して大きな失敗をせずこつこつ増やすということ
⑤長期的に考える習慣を持っている→目の前のことだけでなく先の事も嫌でもしっかり考えるということ

本書内では、ライフプランシートや老後資金計画シートなど実際に役に立つ情報があるため、結婚したばかりの人、子供ができた人、お金の使い方が下手な人は一読してもいいかもしれません。ある程度普段からお金の使い方がしっかりしている人やライフプランニング関係の仕事をしている人にとってはごく普通のことしかかかれていないと感じると思うので立ち読み程度で十分だと思います。


仕事ができるビジネスマンになるための仕事術  アイディアや注意点はすぐ記録に残す。

良いアイディアというのは意外なときに浮かぶものです。

通勤電車の中、寝る直前、ちょっとした休憩時間・・・

アイディアや注意すべきことは浮かんだときに記録しておかないとすぐに忘れてしまいます。必ず記録に残すようにしましょう。

記録に残せるようにするためには、1つの手段に頼るではなくいくつか記録を残す手段を持っておきましょう。私が実践している3つの記録方法を紹介しておきます。

1つ目はメモ型の付箋+ペンストラップです。マッチ箱ぐらいの大きさのメモ型付箋を色々なところに忍ばせておくと便利です。ポケット、財布、名刺入れ、鞄・・・などなど。ただし、メモがあっても書くものがないとまずいので携帯にペン型のストラップをつけておきましょう。普段ペンを持ち歩いていれば使う頻度は少ないですが、いざというときに役に立ちます。

2つ目はボイスレコーダーです。今なら安いのは1万円以内で買えるので持っておいたほうが良いでしょう。書くという動作がないためさっと録音できますし、書くよりも早いです。長めの文章などは録音したほうが楽でしょう。ただし、人が密集しているところで使えないので場所は少し限定されます。

3つ目が携帯のメモとメールです。使っている人も多いと思いますが携帯のメモ機能を利用するというもの。ある程度ジャンルわけをしておいた方が後から整理がしやすいでしょう。私は「ほしい本」「効率化」「アイディア」と10ぐらいに分けて分類しています。ほしい本の項目は、「アマゾンのほしいものリスト登録後消去」などある一定のルールも書いています。メモではなくメールで自分のPCに情報を送っておいても便利です。

一流のビジネスマンほど何かあったらすぐに記録に残しています。人間はすぐに忘れてしまう生き物なので書き留める習慣をつけましょう!

仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  地頭力を鍛える

著書名 : 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
著者名 : ザカティーコンサルティングディレクター 細谷 功氏
出版  : 東洋経済新報社
定価  : 本体1,600円+税


地頭が良いとは?
コンサルティング業界でよく言われる地頭が良いとはどういうことなのでしょうか?一言で頭が良いといっても三つのタイプに分類することができます。
①知識が豊富な人・・・専門家などの知識そのものを記憶している人
②対人関係力が強い人・・・場の空気を読んだり、人の様子から機転をきかせたりする人
③考える力が強い人・・・問題解決力の強い人
地頭が良い=地頭力とは③のことをさしています。


何故今地頭力が大切なのか?
インターネットの普及により情報格差が縮まり、誰でも簡単にすぐに情報を手にいれることができるようになってしまいました。その結果、考える前にインターネットで調べて答えを探しその情報を鵜呑みにするような「コピペ族(コピー&ペースト=抜粋)」が増殖してしまったのです。しかし、実際の社会では少ない情報の中で短い時間の中で問題に取り組み解決していかなければいけないということは山ほどあります。そこで今世の中では自分の頭で考えて問題を解決する力が求められているのです。

地頭力を鍛えるフェルミ推定とは?
「原子力の父」として知られるノーベル賞物理学者エンリコ・フェルミが学生によく好んで推定する課題を与えたことから「フェルミ推定」と呼ばれました。フェルミ推定とは「日本の電柱は何本あるのか?」「シカゴにピアノ調律師は何人いるのか?」といった到底知識としては記憶していないであろう答えを求める質問のことです。このフェルミ推定こそが問題解決の縮図であり、社会から必要とされている「地頭力」を鍛えるための有効なツールなのです。

地頭力は、「結論から」「全体から」「単純に」
地頭力の本質は3つに絞られます。
結論から=仮説思考力  
全体から=フレームワーク思考力
単純に=抽象化思考力

例えば、「日本の電柱は何本あるのか?」という問題にあてはめてみると
①面積当たりの電柱本数を日本国土に展開する→「○○m四方に○本あると考えてみよう」
②全体を市街地と郊外に分類→「街中と田舎だと本数に差をつけたほうが良いかな」
③日本の面積を長方形近似で算出→「あの距離が200キロだから、日本の面積は約○○かな」
といった流れになります。

フェルミ推定は日々日常の中で鍛えることが可能です。ある製品は全国でいくつ売れているのか?など日々歩きながらでもトレーニングができるすぐれものです。疲れるとは思いますけど。どう問題を解決するのか、どう頭を使うのかが問われる時代です。日々鍛えていきましょう。

仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  孫の二乗の法則

著書名 : 孫の二乗の法則―ソフトバンク孫正義の成功哲学
著者名 : 板垣 英則氏
出版  : 株式会社サンガ
定価  : 本体1,600円+税

日本の通信・IT業界の雄・ソフトバンクグループ(傘下企業八百社)を率いる孫正義代表。
孫氏が経営哲学について書かれている書籍。


すべては事業50年計画から
孫氏は19歳のときに「二十代で名乗りを上げる。三十代で軍資金を最低で一千億円貯める。四十代でひと勝負かける。五十代で事業を完成させる。六十代で次の時代に事業を継承する」という壮大な目標設定をしている。実際に24歳で日本ソフトバンク創業や40代でのボーダフォン買収と計画通りになっている。現在五十代で事業の完成をさせる時期にさしかかっている。

計画をたてることの大切さを本書の中で孫正義氏はこういっている。
「計画を立てて実行すれば、世の中に不可思議なことはそう多くない」

孫の二乗の法則
孫正義氏が強い影響を受けたのが「孫子の兵法」と「ランチェスター戦略」。この二つの書物から「二十五文字」からなる孫の二乗の法則をつくりだし、その法則をもとに経営判断をおこなっている。

一流攻守郡
道天地将法
智信仁勇厳
頂情略七闘
風林火山海



一流攻守郡
やるからには1番を目指さなければならない。また、攻めばかりではなく守りにも重点を置きバランスよくすることが大事。1つの事業に偏るのではなく複数を同時に行いリスクを少なくする。

道天地将法
何よりも人の道=大義名分が大切。そして時期・場所・人材を見定め法の下闘っていかなければならない。

智信仁勇厳
トップ=将にもとめられるは、優れた知恵、信義、勇気、厳しさが必要。

頂情略七闘
部分的ではなく頂上より俯瞰して戦略を練って経営をおこなわないといけない。勝率が7割あると踏んだら果敢に戦うことが大切。

風林火山海
戦い方の原則で有名な風林火山に「海=平定」を足している。闘いが終ったら、すべてを受け入れ平定させる懐の深さを経営者は持っていないといけない。


孫の二乗の法則を活用すればすべてがうまくいくわけではない。孫正義氏には数々の逸話ができるほど努力をしている。学生のころは、歩きながらでも本を読み、運転中でも止まれば読書をしていたという。事業を始めるときには選び抜いた40の事業すべての10年後のバランスシート等を作成し分析をした。資料にして30~40センチほどの厚さになったというし、病気になっても病床から仕事をしていたという。

また、随所で今で言う「仕組み化」をしているところも注目すべき点。学生のころは発明を出すための仕組みをつくり、会社を経営してからは数字を把握できるようにユニット制・チーム制という仕組みをつくったりと常に工夫をしている。

本書では、25文字の孫の二乗の法則について具体的な活用方法が書かれているため、経営者や経営者志望の方には参考になるかもしれません。ただし、孫正義氏の読み物としては「志高く」のほうがおもしろいかもしれないです。

仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  アンガー・マネジメント

著書名:アンガー・マネジメント―アメリカ・エグゼクティブの間で爆発的に普及! イライラ、ムカムカを一瞬で変える技
著者名: アンガーマネジメントセンター代表 安藤俊介氏
出版 : 大和出版
定価 : 本体1,400円+税


「あんなこと言わなければ良かった」
「なんであんな余計な一言をいってしまったんだろう・・・」

誰しも「怒り」にまかせて発言・行動してしまい失敗・後悔したことがあると思います。
しかし、優秀なビジネスパーソンや責任重大な経営者にとって怒りにまかせた行動は致命的です。
どんな状況においても、怒りに支配されることなく、コントロールして、むしろ怒りをエネルギーに変える技術=アンガー・マネジメントというのがアメリカで広く普及しています。


「怒り」はなくならない。
「怒り」という感情はなくなりません。人間なのだから当たり前ですね。怒りをなくすのではなく、怒りとうまく付き合う方法を身につければよいのです。


「怒り」とは?
事象はあなたを怒らすことはできないのです。あなたを怒らすのはあなた自身なのです。自分が受け入れられない食い違いが怒りなのです。

本文
「意見や立場の違いを受け入れられないこと」こそが怒りの正体です。


怒りに対処するためには?
まずは自分の目標を設定・・・どんな振る舞いをしたいのか

何に怒り・ストレスを感じるか記録をとる

記録を分析して、違う考え方はできないか検討する

怒りの基準のとなる自分の考え方を修正していく

つまり、自分の考えをより怒りを発生しない方向へ修正していくということをおこなうことにより怒りに対処するということですね。


その場の怒りを静めるテクニック
・ストップシンキング・・・考えるをやめてある対象から怒りのもとを断ち切る。
・ディレイテクニック・・・応対の反応を遅らせる。深呼吸や数をかぞえるて他のことに意識を集中する。
・グラウンディング・・・思考をクギづけにする。ペンなどを観察して意識を別なものに集中する。
・コーピングマントラ・・・「大丈夫、なんとかなる」などの落ち着く1フレーズを持つ。
・タイムアウト・・・その場を一時離れる。必ず離れることを相手につげて戻ること。