仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  地頭力を鍛える | 仕事ができるビジネスマンになるための方法

仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  地頭力を鍛える

著書名 : 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
著者名 : ザカティーコンサルティングディレクター 細谷 功氏
出版  : 東洋経済新報社
定価  : 本体1,600円+税


地頭が良いとは?
コンサルティング業界でよく言われる地頭が良いとはどういうことなのでしょうか?一言で頭が良いといっても三つのタイプに分類することができます。
①知識が豊富な人・・・専門家などの知識そのものを記憶している人
②対人関係力が強い人・・・場の空気を読んだり、人の様子から機転をきかせたりする人
③考える力が強い人・・・問題解決力の強い人
地頭が良い=地頭力とは③のことをさしています。


何故今地頭力が大切なのか?
インターネットの普及により情報格差が縮まり、誰でも簡単にすぐに情報を手にいれることができるようになってしまいました。その結果、考える前にインターネットで調べて答えを探しその情報を鵜呑みにするような「コピペ族(コピー&ペースト=抜粋)」が増殖してしまったのです。しかし、実際の社会では少ない情報の中で短い時間の中で問題に取り組み解決していかなければいけないということは山ほどあります。そこで今世の中では自分の頭で考えて問題を解決する力が求められているのです。

地頭力を鍛えるフェルミ推定とは?
「原子力の父」として知られるノーベル賞物理学者エンリコ・フェルミが学生によく好んで推定する課題を与えたことから「フェルミ推定」と呼ばれました。フェルミ推定とは「日本の電柱は何本あるのか?」「シカゴにピアノ調律師は何人いるのか?」といった到底知識としては記憶していないであろう答えを求める質問のことです。このフェルミ推定こそが問題解決の縮図であり、社会から必要とされている「地頭力」を鍛えるための有効なツールなのです。

地頭力は、「結論から」「全体から」「単純に」
地頭力の本質は3つに絞られます。
結論から=仮説思考力  
全体から=フレームワーク思考力
単純に=抽象化思考力

例えば、「日本の電柱は何本あるのか?」という問題にあてはめてみると
①面積当たりの電柱本数を日本国土に展開する→「○○m四方に○本あると考えてみよう」
②全体を市街地と郊外に分類→「街中と田舎だと本数に差をつけたほうが良いかな」
③日本の面積を長方形近似で算出→「あの距離が200キロだから、日本の面積は約○○かな」
といった流れになります。

フェルミ推定は日々日常の中で鍛えることが可能です。ある製品は全国でいくつ売れているのか?など日々歩きながらでもトレーニングができるすぐれものです。疲れるとは思いますけど。どう問題を解決するのか、どう頭を使うのかが問われる時代です。日々鍛えていきましょう。