雑記 VHT D-50とエフェクターボード
ぼーっとタイムラインを眺めていたら彗星のごとく現れた、個人的No.1期待の機材の星。それがVHT D-50!!VHTのD-50というアンプヘッドは、一言でいえば「格安ダンブルクローン」です。D-50が発表されたニュースを見たとき、まず目に留まったのはその価格。ダンブルクローンの中ではもちろん、アンプヘッドとしても破格。なんと、899ドル。日本円で約9万5千円。アンダー1000ドルで手に入るダンブルクローンなのです。手頃なダンブルクローンを製作していることで有名なCeriatoneでもおよそ20万円はしていますが、VHTは半額以下で作り上げてしまいました。ラリー・カールトン、ロベン・フォード、SRV、ジョンメイヤー、エリック・ジョンソン…自分の好きなギタリストからして、ダンブル系が好きじゃないわけが無いのですが、値段を理由に、弾くことすらして来ませんでした。Dumbleオリジナルが超高級なのもあってか、ダンブルクローン系は軒並み高価格帯。Two Rock、Fuchsなど、大体50万円ぐらいするものがほとんど。「1000万クラスのアンプのトーンが手に入るなら50万なんて安いもんだろ???」といったスタンスなんでしょうかね。そんな高嶺の花だったダンブルサウンドが10万以下で手に入るとなると、沸々と興味が湧いてきて…気が付いたらKemperそっちのけでエフェクターボードを組んでシステム構築する妄想ばかりするようになってました。(笑)ということで、今回はVHT D-50を主軸にしたエフェクターボード等システム構築についてです。前回同様、自分用の備忘録的意味合いが強い記事です。ただの妄想記事なので特になんの参考にもならないかもしれません…はい。まずはシステムのトータルコンセプトですが、「ダンブル独特の煌びやかなクリーンからホットなリードトーンまで、アンプの持つトーンを活かしたブルース~ロック・歌モノ用システム」といった形で進めていきます。メタルやがっつり歪ませるハイゲイン系はKemperに任せて、ローゲイン~ミドルゲイン用としてD-50を活用していきたいです。組みこむエフェクターとしては、ざっくりと言えばアンプをプッシュするためのブースター、ディレイやリバーブ等空間系、ワウペダル、マフ(個人的趣味)を考えています。それらをスイッチャーで管理し、尚且つアンプのチャンネル切り替えも一括管理したい。かつ、できる限りコンパクトにし可搬性を確保したい。システムのトータル管理を行うスイッチャーは「Free The Tone ARC-53M」5ループ搭載かつmidi機能搭載のコンパクトかつ高性能なスイッチャー。5ループの内訳は、1:Noel Etude#3(クランチ用オーバードライブ)2:Sumo Stomp #8TEX(オーバードライブ)3:Noel Cornet(マフ)4:空き5:strymon Ola(セパレートループ)ループ外にStrymon TimelineとFree The Tone AMBI SPACEを置きmidi管理。接続順はARC-53M 1~4ループを通りアンプのインプットに。センドからARC-53Mの5ループに入り、TimelineとAMBI SPACEを通りアンプのリターンに。スイッチャーのプログラムは1:クリーンCh, AMBI SPACE2:クリーンCh, Etude#33:ドライブCh,4:ドライブCh, #8TEX5:クリーンCh, Cornetシフト機能も付いているので、1’:クリーンCh, Ola、Timeline、AMBI SPACE2’:クリーンCh, Etude#3、Timeline3’:ドライブCh, Ola4’:ドライブCh, #8TEX、Timeline5’:クリーンCh, Cornet、Timeline、AMBI SPACEこれを基本に、曲に応じて変更していくスタイルで。なかなか汎用性の高いハイクオリティなシステムなんじゃないでしょうか…なにはともあれまずはVHT D-50を弾いてみたい。いつ国内入荷するかな~