使用機材 その2 dragonfly BORDER CUSTOM 666編
こんにちは。今回は我が家にある唯一のモダンギターであり、モダンギターの良さに目覚めさせてくれたdragonflyのギターについてです。・dragonfly BORDER CUSTOM 666このギターは僕の好きなギタリスト、pay money to my painのpablo氏に憧れて手に入れました。今までチューニングはレギュラーもしくは下げても半音下げ程度、弾くのはSRVやカールトンなどのブルースやフュージョンだった僕。「ダウンチューニング専用機」と言われるdragonflyのギターを買った時は、周りから「なんでこんなキャラじゃないギターを買ったんだ」と散々言われました(笑)でも、このギターの真価ってダウンチューニングにしたときだけでは無いと思うんです。もちろんドロップCでリフを刻んだときは、通常のギターより長い666mmのスケールのおかげでハリのある安定したサウンドが心地良い。でも僕はこのギターをレギュラーチューニングで弾いています(結局)レギュラーチューニングにして、テイルピースで少しテンションを下げて、.10〜.46程度の太すぎない弦で鳴らしてあげると、ものすごくピッチ感の安定したスコーンっと抜ける音を奏でてくれます。特に感動したのはハイポジションで弾くフレーズ。ハイポジションでアルペジオ等複数の弦が混じり合うフレーズを弾いても音が濁らず、1本1本クッキリ聞こえる。6弦開放の音から1弦最高フレットの音まで、どこかのポジションだけ出過ぎたり、引っ込んだりすることなく、全帯域がバーン!と出てきてくれるギター。「業務用ギター」と言われる所以が理解できました。このギターのカスタム箇所はございません。パーツを変えることはなく、各部の調整で音を作りこみました。特にテイルピースの高さ。TOMブリッジを搭載しているギターはテイルピースの高さで大きくサウンドが変わりますので、お持ちの方は積極的にいじってみてもいいかもしれません。あ、いじる前に写真撮っといた方がいいです。写真がないと散々いじったあとに元に戻せなくなります(笑)今気になっているのは、昔使ってたレスポールに付けてたテイルピースロックシステムの「fixer」と、Bare Knuckle PickupsのAftermath。特にBare Knuckle Pickupsは気になる。高出力ピックアップなのにクリーンが綺麗、もちろん歪ませても潰れることなく芯のある音を出力する。めっちゃ気になる…今回のブログを書いて思ったけど、せっかくなら前回のCrews編でも音のレビューを書けば良かったな…またいつか書かせていただきます。特にREUNIONについてはあまり記事もないので、参考になれば…次は手持ちのギターの中では一番の若手であるVanzandtのギターについてです。