こんばんは。

 
お正月休みも終わり、今日から仕事始めでした。
年末年始はバーゲンでお金使いすぎて今月は節約せねばやばい。
 
 
 
タイトルにもある通り、今日は7弦ギターの話。
 
 
皆が長期休みになるということで、年末に友人たちと集まって楽器屋巡りをしました。
そこで、僕は人生で初めて7弦ギターを弾きました。
 
前回のブログにもある通り、
僕はダウンチューニングすら最近始めたばかりのヘヴィ系音楽初心者。
そんな人間が7弦ギターなんてもちろん弾いたことあるわけもなく(笑)
 
一緒に楽器屋に行った友人がペトルーシとかペリフェリーとかそっち系が好きなので、
勧められ、物は試しということで弾いてみました。
 
あ、ダウンチューニング初心者ではありますが、往年のHR/HMは大好きなので刻んだりするのはそれなりに好きです。笑
 
 
 
楽器屋に着いてまず勧められたのはstrandbergのboden J7。
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こういうやつです。
 
7弦ギターかつ触ったこともない意味不明な形をしたネック(失礼)のギター。しかもファンフレット。ボディも変形。
 
初めてづくしで弾ける気せんわい!!!
と思いながらもとりあえず手に取る。
 
 
まずは持ってみた感触。
ボディが小さい。軽い。
ネックが幅広い。裏が角ばってる。
 
なんじゃこりゃ、というのが初っ端の感想(笑)
だがしかし違和感はない。
 
 
次にアンプに繋いで弾いてみる。
見た目に反してすごい素直なフラットな音が出る。
悪く言うと味がない、ギターのキャラクターのない面白味がない音。
良く言うと機材で色付けのしやすいカメレオンのようなギター。
 
音を出したら、strandbergが何故フュージョン系やdjent系のギタリストに受けるのかが理解できた。
 
今流行りのAxe fxやKEMPERのような、オールインワンの機材で音作りを全て完結してしまうようなスタイルにはすごく向いていると感じました。
 
 
次に弾き心地。
とりあえず弦が多いから戸惑う(笑)
5弦を弾いてるつもりでも6弦を鳴らしてしまったり、
あれ、ここ何弦だっけ?
というのが多々起こる。
 
いやいやこれ弾きこなすの無理だろ…
と思いながら弾いているとふと気付いた。
 
 
一番懸念していたネックの形状とファンフレットには全く違和感を覚えずスッと馴染んでいました。
弾き始めてすぐは「すごい形のネックだなぁ」
と思いながら弾いていましたが、
出音や7弦の弾き心地を気にしている間にそんなことは気にならなくなってました。
ファンフレットに至っては忘れてしまうレベル(笑)
さすが人間工学…と思い知らされました。
 
 
 
他にも楽器屋さんには、
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こんなギターや
 
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こんなギターがたくさんありました。
 
1ヶ月前まではハイエンドギターコーナーを遠目に眺めて、
何これ目玉みたいで気持ち悪い…
なんかグロテスク…
なんて言ってた僕も今ではバックアイバールがとてもかっこよく見える様になりました。
 
 
 
「人間工学」に基づいてギターを設計するなんて、面白いメーカーがあるんだなぁ
とは感じていたが、今まで試奏しようとは一度も思いませんでした。
正直、デザインがトラディショナルなギターとはかけ離れすぎていて、
弾きこなせる訳がないし、
これに慣れたところで通常のギターとの持ち替えに難儀するだろう、
と考え、弾くこともせずに興味すらありませんでした。
 
でも、ギターを始めたばかりの僕なら、とりあえず試奏はしていたと思います。
固定概念もなく、いろんなことに興味津々でしたから(笑)
何事も、試しもせずに否定する、
というのは嫌いだったのですが、
いつの間にか僕も頭が固くなっていたようです。
 
もし、このブログをお読みの方で、
トラディショナルなギターがお好きで、今風なギターはあまり好まない方や、
ヴィンテージギター愛好家の方がいらっしゃいましたら、
機械があれば是非、strandbergのギターを試奏していただきたいです。
 
約60年前、ストラトキャスターが世に出てきたときも、
似たような衝撃はあったのではないでしょうか。