こんばんは。

 

遂に来るところまで来てしまったようです。

まさか自分がこんなギターを手にする日が来るなんて...

 

海外モダンハイエンドギターの雄。

 

 

・Musicman John Petrucci model JP7 BFR Koa Island

 

 

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まずは、このギターを手にすることになった経緯から...

 

そもそも何故MusicmanのJPモデルに興味が湧いたのかと言いますと、

後輩からギターのメンテナンスを頼まれまして。

そのときに預かったのが、

MusicmanのJP6。

 

Dream Theater自体は、中学の頃からずっと聞いてて、

やろうとは思わなかった(出来るわけない)けど

聞くのはとても好きなバンドでした。

 

なので楽器屋さんでJPモデルを見たとしても、

「ふーん」程度で流し見して、試奏なんてもちろんしたこともありません。

 

そんなJPモデルをメンテナンスの依頼で預かることに。

ギター受け取りに行ったときに、

「JPヤバいっすよ」「ハマりますよ」

と言われまくったが、

半信半疑でそんなことないだろう…
と思いながら家に帰り、
チャラン、とつま弾いたところ、
 
ひ、弾きやすい……!!!!!!
 
ということでものの見事にJP信者に。
後輩くんの思うツボ。
 
初めてJPモデルを弾いたときは驚きました。
スルスル弾ける。ヌルヌル動く。
ついでにネックもヌルヌル動く。
MMの暴れん坊将軍ことJPの名は伊達ではないなと実感。
 
dragonflyを弾いた時とはまた違った感動でした。
同じモダン系のギター同士でも、
フィーリングにこんな違いがあるのか…!と。
 
 
 
 
というわけで、機材紹介&レビュー。
 
改めて、今回紹介するギターは、
MusicmanのJohn Petrucciモデル。
JP7という名前の通り7弦ギターです。
その中でも、このギターは特別モデルである「BFR」のコアトップ仕様となっております。
 
ギターの材構成は、
ボディ:マホガニーバック、コアトップ
ネック:マホガニー
指板:エボニー
といった感じです。
 
出音は一言で言えば「きっちりした音」です。
どこかの音域が目立ったり、引っ込んでるところもなく、
ワイドレンジにスコーンっと抜けるサウンドです。
 
預かってたJP6(バスウッドボディ・メイプルネック・ローズウッド指板)
と比較すると、
バスウッドJP6の方がワイルドでロー感の強いサウンド、
コアトップJP7の方が端正でワイドレンジなサウンドです。
ボディ・ネック共にマホガニーなので、
コアトップJP7の方が丸っこい音がするのかな…
と思っていましたが、予想と反してコアトップJP7の方がキラキラした出音でした。
やっぱり指板がエボニーであることが、出音に大きく影響しているのだと思います。
 
フロントとリアの音質の差も程よいバランスに収まっているので、
演奏中に気兼ねなくピックアップを変えて、様々な音色を出すのに一役買ってくれます。
 
音質面で言うと、
僕のJPはトレモロキャビティとトレモロブロックの間に木片を挟んでダウンオンリー仕様にしてるのですが、
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これをしたことにより、ボディ鳴りが増して更にパワフルな出音になりました。
具体的はプレーン弦を弾いたときのサウンドが太くなり、
ポジションをセンターにしたりコイルタップした時のサウンドと、
ハムバッカーのときのサウンドのバランスが取りやすくなりました。
 
 
サウンドに関してはこれくらいにして、
次はハードウェア面について。
 一番感動したのはここですね。
 
まずはピックアップセレクター。
これが絶妙な位置にあってとても操作しやすいです。
初めて見た時は、近すぎて手に当たって邪魔そう…
とか思ってたんですが、
そんなことないです。
最高です。
 
次にトレモロブリッジ。
もうフロイドローズいらないんじゃない?
っていうくらいチューニングが安定しています。
ほんとに、弦がデロンデロンになるまでアームダウンしてもチューニングが変わってません。
その上操作性も良いです。
柔らかすぎない、適度なタッチでアーミングが出来ます。
力のかけ具合とブリッジが上手くリンクして動いてくれているようなイメージ。
 
このブリッジの魅力はアーミング時のみではありません。
ブリッジ後方をご覧ください。
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ここです。
このサドルを半分隠すように付けられた、
ヴィンテージのストラトキャスターに付属するブリッジカバーを2/3切り落としたようなデザインのコレ。
これのおかげでプレイアビリティが5倍くらい上がります。
いやマジで。
ここに手を置いて弾けるので、手の位置が安定します。
安定することでミスピッキングも減り、出音も安定し、何より弾きやすくなります。
特にスウィープピッキング時や速弾きの際はとてつもない威力を発揮します。
 
 
 
という訳で、界隈では少し流行りのMusicman JPモデルの紹介でした。
ジェイソン・リチャードソンとかの影響ですかね?
少し前からJPモデルが人気出てますよね。
某SNSに写真付きでこのギターを投稿したら、
多分今までで一番伸びました(笑)
人気なんだなーとその時に実感しました…