冬になると、なぜか製作意欲が湧いてくる。
以前スクワイヤーのジャズマスターをモディファイしたのも、ヴァンヘイレンの5150を作ったのも冬でした。
塗装とかにはあんまり向かないのに、何故冬にやる気が湧くのか…
ということで、テレキャスターを作ってみようと思います。
きっかけは実家にテレキャスターのボディが放置されているのを思い出したこと。
せっかくボディ余ってるし適当なネックを買って組み上げようか…と考えだし、いろいろ調べたりボディの状態をチェックしたり、、、
結果、ボディも買って1から組んだ方が楽だしよさげだな、って考えに至ったので、作ります。
思っていたより、放置していたテレキャスターボディの状態が悪かったです…
若気の至りで高校生の時に施したオイルフィニッシュと焼きレリック、これを落としてまた塗装するのは手間的にもメンタル的にも負担が大きすぎるので諦めました。
はい、今回自作するテレキャスターですが、
見た目のイメージは「1962年ホワイトブロンドテレキャスターとテレキャスターシンラインの間に出来た子供」
サウンドのイメージは「程よくかっちりしていて粘りのあるヴィンテージに寄せる努力をした国産ギター」
って感じのものを作りたいです。
ボディはソリッドのアルダーorアッシュ、ネックはメイプルのローズウッド指板、ピックガードはシンライン用のものを途中で切って、コントロールプレートにて各種配線をマウント。
ピックアップは原点回帰ということでFender CSのTexas Special。Kemperや現代的なアンプで使用することも考慮して、少しホットなモデルを載せたい。
もしくはFender Pure Vintage 64’。ジャキっとクールなサウンドも捨てがたい。
まぁこの辺は後々作りながら検討します。
あと、今回のテーマのひとつが”予算厳守”を目標にして作っていきたいなと思います。
今まで機材買ったりカスタムしたりするときは、予算なんてあってないようなもので、気になるもの・求めるサウンドが出るものには構わず手を出していました。
ですが今はそういうわけにもいかず…予算を決めて組んでいこうと思います。家にある余ったパーツの流用もします。
でも、予算という制約の中で試行錯誤して取捨選択してパーツを選んでいくの、楽しいですね。
肝心の予算は「ボディ・ネック木部素体:4万円 パーツ類:3万」の合計7万円で作りたいです。
塗料やその他工具類代は含まずの予算で考えています。
全てのトータル8万円くらいで収まればいいかな…
では、現状決まっているパーツ類の構成をリストアップします。
①ネック周り
・ネック本体:Telecaster用ネック メイプルネックローズウッド指板 ミディアムジャンボ22F
・ペグ:在庫パーツ流用
・ナット:Tasqナット
・ストリングスガイド:在庫パーツ流用
②ボディ周り
・ボディ本体:Telecaster用ボディ アルダーorアッシュ(NCルーター加工済み)
・ブリッジ:3way Telecaster用ブリッジ
・サドル:GOTOH In-tune(在庫パーツ流用)
・ストリングブッシュ:Fender純正品
・ジョイントプレート:Fender純正品
・コントロールプレート:Fender純正品
・ポット、コンデンサー、配線材、ジャック:在庫パーツ流用
・ジャックプレート:Fender純正品
・ピックガード:Telecaster Thinline用べっ甲柄
・ピックアップ:Fender CS Texas Special
こんな感じの構成にしようかな〜と考えてます。
塗装はいつものアサヒペンのラッカースプレー缶。
カラーはホワイトブロンド。木目は透けてなくてもいいけど、サンディングシーラーは省いて凹凸で木目感は出したい。
のんびり準備してぼちぼち製作していきますので、よかったら皆さんもお付き合いください。