『マイ・エレメント』+SW「ここらじ」補完③ | アディクトリポート

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『マイ・エレメント』

2023/8/14 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン10 A列 11席

 

最近公開された映画で、自分で見ておこうと決めていたのは、

等々で、
8月4日公開の『マイ・エレメント』は、「どうせここのところ不調続きのディズニー/ピクサー作品だろ。何となく食指が動かないなあ」と考えていた。
 
しかしこの動画で評判が良く、だったらみてみようかなと。

2023/08/06
 
アメリカ公開も初動が悪く、
またしてもディズニー/ピクサー/マーベル/ルーカスフィルム作品群の興行不振に1作が加わっただけ、
と突き放し気味に見ていたが、
なんと口コミで評判の良さが伝わり、動員は無事に回復してるんだそう。
 
ところがこのV字回復を報じるYouTube動画はほとんど見かけない。
理由は簡単で、大コケを面白おかしく報じれば再生数を稼げるが、
「人の不幸は蜜の味」なので、興行の成功を伝えても誰も喜ば図、動画を見てくれないからである。
 
この煽りにまんまと乗って、
道を踏み外した「浮動層の観客」は数知れず、
黒人キャスティングに異を唱え続ける構えで作品を鑑賞して、
いざ本編を見てみたら意外や思ったほど悪くなく、
しかし後には引けなくなって、どこかケチをつけることを無理矢理探し出すと、
当初の黒人キャスティングイチャモン付けからすっかり話がそれてしまい、
「連れて行った娘も、『つまらない。帰りたい』とこぼしてました」とか無理目のカキコミしている人がいた。
 
………。
 
ひょっとしてもしかして、まだ未就学児童のお子さんに、
吹替版ではなく字幕版の方を見せたりしてませんよね?
 
『バービー』でも全く同じで、
自社ワーナー作品ではない他社ユニバーサルの『オッペンハイマー』を無理矢理巻き込んだ被爆者の神経逆撫で画像投稿に、
 
ワーナーアメリカ本国宣伝部が「いいね!」評価のコメントをしたことが大問題。
これに乗っかって「こんな作品観ません」ボイコット運動に加担した浮動層の何人かが、
「どうせ観たってサイテーに決まってます」の先入観で鑑賞。
映画そのものには原爆関連の要素は一切ないことに「あれ? しまった」と思いつつも、
ひとたび振り上げた拳を振り下ろせずに、
「サイテーだった」と、何が具体的にそうだったのかを書かずに悔しまぎれ投稿。
そんなデタラメレビューコメント、読むだけ時間のムダで、なんの参考にもなりませんよ。
 
 
というわけで『マイ・エレメント』についても、いちいちレビューを見ることなしに、
マクガイヤーチャンネルだけを頼りに8月14日に、
最近場の越谷レイクタウン、イオンシネマに繰り出した。
 
お盆の真っ只中だからか、レイクタウンはシネコン以外の各所も激混み。
 
ネットで会員カードが使いにくいため、
ここでは必ず現場でチケットを購入するのだが、
鑑賞回の座席も激混みで、最前列のA席しか空席がなかった。
 
でもってようやく『マイ・エレメント』の感想は?
 
SW「ここらじ」補完③
 

2023/08/17
 
前半快調、後半もたつく『バービー』と対をなすように、
前半もたつき、後半にがぜん挽回の『マイ・エレメント』はなるほど秀作、感動作で、
見逃さずに良かったと自信を持ってオススメできます!
 
吹替版で見たけどタレント起用のアフレコもセリフが明瞭で聴き取りやすく、
エンドテーマのスーパーフライも「なんで?」とは思いつつ、
『2分の1の魔法』のエンディング曲♪全力少年の頃からの常套手段なので、
今更それを言っても仕方ない。
 
出色だったのは劇伴音楽で、
エンドクレジットで確認したら、
アルフレッド、叔父ライオネル、兄デヴィッド、従兄のランディも映画音楽の作曲家である、トーマス・ニューマンだったんでなるほど。
『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(2004)が白眉でしたが、今回はあれよりいいかも。
 

 

 

マイ・エレメント (オリジナル・サウンドトラック)

 

佳作、名作でも興行的に不振なものもあるのに、

『マイ・エレメント』に詰めかけた観客は、

どういう情報収集で殺到したのか?

 

川口春奈と玉森裕太のおかげ?

 

ご覧ください!