『ローリングストーン』誌とのSWユーチューバーの邂逅 | アディクトリポート

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そもそも私がSTARCASEチャンネルで

「エイメイト」「ココだけの話」を始めたきっかけは、

私自身のコロナからの生還と、

知己のSW出版関係者の孤独死だった。

 

YouTube配信は犯人捜しではないし、行き掛かり上良い話ばかりも書けないことも考慮して、登場人物はイニシャル表記にとどめているが、

動画の15話で、

「パッケージャーとか出版ブローカーとか編プロだとかのT氏」としている人の一周忌記事が、

山田正巳(ヤマダ・マサミ)氏のブログにあるのでリブログしておきます。

 

さて、ここからが本題で、

『ローリングストーン』誌とのSWユーチューバーの邂逅


2022/07/16

 

キネマ旬報の1978年7月上旬・夏の特別号

に掲載された元記事はこちら。

掲載されたとおりのテキスト全文を以下に。

 

(前略)私は四つ異なるプロットと、異なるキャラクターのストーリーを書いた。
いずれも環境を異にするもので、四つの脚本の一つにウーキーの住む惑星が出てくる。
そこはジャングルの惑星で、ここに帝国の前進基地がある。
ここでルーク・スカイウォーカーがウーキーたちと係り合い、その中の一人と決闘をし、彼は決闘で勝ったが、相手を殺すことができなかった。
すると相手は彼をウーキーの酋長の息子にしようと言う。
彼はウーキーたちを召集して帝国の前進基地に総攻撃をかけた。
基地にはタンクなどあらゆる兵器があったが、敵を撃ち払う。
 
やがてルークとベン・ケノービとハン・ソロたちがウーキー族を訓練して戦闘機に乗せ、宇宙の要塞“死の星デス・スター”を攻撃させる。
ウーキーたちにからむ全く異なる筋書だった。
ウーキーたちは原始的で、ジャングルに生棲する。
最後に大きなかがり火のまわりでウーキーたちが円陣をつくり、ドラムを打ちながら踊るシークエンスがある。
ウーキーはインディアンに似た、もっと気高い野蛮人である。
 
このテキストを自分なりに整理して、
撮影とは別日に音声のみ収録し、
編集のコンヴォア通信さんに送って最終動画に仕上げてもらった。
 
今でこそ“RollingStone”誌は日本版もあるけれど、
日本版

1973年、ローリングストーンジャパンから同年の9月号として初めて日本版が刊行される。当時桑原茂一らによって創刊された版は3年ほどで廃刊になった。この頃、桑原と糸井重里が知り合っている。その後はさまざまな雑誌を通じてアメリカ版『ローリングストーン』の翻訳記事の一部が日本に届けられていた。

2007年、30年以上の歳月を経てILM(株式会社インターナショナル・ラグジュアリー・メディア)から『ローリングストーン』日本版復刊。同年3月10日に2007年4月号として、ニルヴァーナのカート・コバーンを表紙にした創刊号がリリース。 「買わずにいられない。読むこと自体がかっこいい。音楽・ファッション・カルチャーが融合した、知的好奇心たっぷりな、20代からの新ライフスタイル男性誌です」というキャッチコピーの元、月刊誌として展開された。編集発行人は大久保清彦。

2011年7月号(表紙:尾崎豊)より3代目『ローリングストーン』日本版としてリニューアル創刊される。株式会社パワートゥザピープル発行、セブン&アイ出版発売。日本人アーティスト、アイドル、タレントを中心に、本国アメリカ版、各国版の記事も翻訳掲載し、日本版としての体裁で発行している。ファッション記事が多く、アメリカ版とはかなりテイストの異なる雑誌になっている。WEBサイトもアメリカ版のレイアウトに合わせているが、日本版の記事を掲載した独自のものになっている。

2017年12月25日発売号(表紙:B'z)から4代目『ローリングストーン』日本版(題字は『Rolling Stone Japan』)としてニューアルされ、CCCミュージックラボ株式会社から季刊誌として出版されている。

 

ちなみに動画の最後で紹介した『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)の脚本家ローレンス・カスダンの記事は、『スターログ』日本版(ツルモトルーム刊/号数不明)に掲載された本国版の翻訳記事で、

  • メダルの争奪戦で酒場での銃撃戦があり、インディはバンドの銅鑼(どら)を盾(たて)代わりに身をかわし、マシンガンが銅鑼に弾丸を弾かれる音がリズムを刻む、名シーンになる予定だった。
  • インディは飛行機に乗っているが、敵の工作で飛行中の機内から脱出しなければならなくなる。ところが機内には脱出用のパラシュートが装備されていないため、やむなく機内にあったゴムボートで代用する。
——という展開がボツになったと読んでいたので、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)の冒頭数分を見た時の、「レイダースのボツ案の使い回しかよっ!」と言うガッカリ感は推して知るべし。
 
 
今回は以上です。