MX4Dと4DXの違い『インフィニティ・ウォー/アベンジャーズ』 | 阿出意久人アーカイブ

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』MX4D

 

2018/5/3 TOHOシネマズ西新井 スクリーン8 C−6
11457

 

同館は6/18・19は改装で休館だが、

内装のリニューアルだけで、上映方式の変更ではないらしい。

 

MX4Dと4DXの違い

 

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、

人気作のため、とにかくどこでネタバレ記事を目にするか不安。

 

全編をIMAXデジタル2Dカメラでぜいたくに撮影された

『インフィニティ・ウォー』だけに、

ホントはIMAX(アイマックス)で見たかったが、

諸事情でかなわず、

近場のTOHOシネマズ西新井で観ることに。

 

とにかく通常2Dだけのショボさはなるべく避けたい。

 

となると、IMAXでなければ、

近場のイオンシネマ越谷の4DXか、

4dx

2016年4月23日の『ズートピア』から導入

 

西新井のMX4Dとなる。

2016年11月23日(?推定)の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」から導入。

これは『ジャスティス・リーグ』でも同じだったが、

MX4D/4DXどちらも、観客の五感に訴えるライド志向で、
知性に訴えないため(笑)、洋画は(ほぼ確実に)吹き替え。

しかし『フォースの覚醒』MX4Dは字幕版だったので、
すっかり油断しており、
劇場のメニューでも、
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(MX4D・3D・吹替版
と、長いタイトルの末尾に「吹替版」と添えられているので見のがし。

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』吹替版——

 

↓スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(左)=クリス・エヴァンス(中村悠一)

↑ニック・フューリー(右)= サミュエル・L・ジャクソン(竹中直人)

↓バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー=セバスチャン・スタン(白石充)

huyu

ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ=スカーレット・ヨハンソン(米倉涼子)

——「しまった」と感じたので、

気をつけたつもりだったのに…。

まあ、ブラック・ウィドウ役の米倉涼子も、

↑なぜか今回は金髪だが、

↓これまではずっと赤毛だった。

きびしい

↑『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
↓スカーレット・ウィッチの赤毛との差別化か?



シュリ役のももクロ百田夏菜子も、

明瞭なセリフ回しで、想像よりは悪くなかった。

4DXの3D眼鏡はリアルD社製だが、

MX4Dの3D眼鏡は、

いちおう別の形だった。

とはいえ、この方式の立体感はなかなかのもので、
『リアルプレイヤー1』の3D−IMAXより、効果が感じられた。


これまで、MX4Dを2回、
4DXを1回観ての違いを綴れば、
一つ一つの効果が確実でわかりやすいのが4DXで、

①モーション②煙③くすぐり④風⑤エアー⑥フラッシュ⑦顔や体に飛び散る水⑧雪⑨香り⑩嵐⑪バブル

各効果がかすかでビミョーなのがMX4D。

①背後②首元③香り④風⑤水しぶき⑥足元⑦噴射⑧突き上げ⑨地響き⑩霧⑪閃光・5色対応

同じタイトルを2つの方式で見比べたことはまだないが、
私としては4DXの方が気に入った。

MX4Dは日本では(ほぼ)東宝=TOHOシネマズ独自の方式で、

上映作品もMX4D限定のものもある

ネタバレなしの総評

①2008

『アイアンマン』/『インクレディブル・ハルク』
②2010

『アイアンマン2』
③2011

『マイティ・ソー』/『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

④2012

アベンジャーズ

sa

⑤2013

『アイアンマン3』/『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

⑥2014

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
sasa

⑦2015

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

『アントマン』

⑧2016

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
in

ドクター・ストレンジ
taitoru

⑨2017

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

スパイダーマン:ホームカミング

マイティ・ソー バトルロイヤル

⑩2018

ブラックパンサー

——の10年を経て、

10周年記念作品として公開されるだけに、

綿密で周到な計画にもとづく智力の結晶。

 

 

たとえば空前の大邸宅や神殿などの荘厳な建築物を築いたり、

未踏峰のエベレストの初登頂を目指すように、

よほどの準備を整えずには成し得ない緻密な作品。

 

 

このドラマを展開するには、

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と

『ドクター・ストレンジ』と

『ブラックパンサー』の

公開が前提でなくてはならないし、

同様のことは、本作以降のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)公開作にも関わって来る。

 

 

 

とにかく仕事がていねいで

ディズニーSW新作群のように、

雑で乱暴、テキトーでいいかげんなところが全くない。

 

『最後のジェダイ』の悪評以来、

表舞台から姿を消した、

プロデューサーのキャスリーン・ケネディ。

kenedexi

『インフィニティ・ウォー』の米国でのオープニング興行成績が最大で、

『フォースの覚醒』の記録を破ったことから、

以下の声明を発表。

ファンからは「ケネディ、生きてたか」

「アイアンマンは手渡されたライトセーバーをポイ捨てしろよ」と批判噴出。

 

MCUプロデューサーのケヴィン・ファイギは、

成功作の模範として、SWオリジナル三部作(1977・1980・1983)を据えており、

ルピタ・ニョンゴ、

アンディ・サーキス、

フォレスト・ウィテカー等の、

SW新作登場キャストに挽回のチャンスを与えてきたが、

本作でも、本家SWでうまくいかなかった戦闘シーンをやり直している。

 

ワカンダの草原で、シールド(吹替版では「バリア」)内の攻防は、

あきらかに『エピソード1 ファントム・メナス』(1999)になぞらえている。


迫力もスリルも臨場感も段違いで、

まさに勝負あった、参りましたという感じ。

 

最後にこっそりネタバレビュー

 

以下、赤字部分と関連画像(動画)は全てネタバレです。

必ず鑑賞後にお読み、閲覧下さい。

 

ここだけ日を改めて…とも思ったが、

忘れてしまいそうなので、あえて記せば、

最近は閲覧数ゲットのためにエンディングの説明動画なんかもあるが、

きちんと説明し切れていない。

 

ドクター・ストレンジ (字幕版)
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ドクター・ストレンジは時空を無限に行き来できるので、

勝ち目のない強敵にも無限回挑み続けて、

相手の根負けを勝ちとれる。

 

宇宙最強のサノスに対し、

時間を行き来して戦闘シミュレーションをくりかえし、

万に一つの勝機を探った。

 

その勝機とは完全勝利はあきらめながらも完全敗北を避け、

やむをえず相手に譲歩しながら、

先への勝機につなげるもの。

 

サノスがガントレット(手甲)を全てのインフィニティ・ストーンで満たすのは、

指をパチンと一鳴らしするだけで、

無作為に人口の半分を抹殺できるようになるため。

 

そこでドクター・ストレンジは、

殺される人と生き残る人を指定し、

半分抹殺のチャンスは1度かぎりで、

ガントレットの効力は失われるという譲歩案を、

自分の命を差し出して提示した。

サノスがこれを受け入れたのは、

子供時代のガモーラに「何を交換したの?」と問われ、

「何もかも」と答えたことで示されている。

 

無作為だろうが、意図的に生死を選り分けようが、

サノスの望みどおりに人口が半減することに違いはなく、

たとえドクター・ストレンジが「その先」の戦略を練っていたとて、

タイムストーンを奪ってたちまちこの世から彼を消し去れば、

アベンジャーズの他の仲間に、作戦が伝わりようがない。

 

エンドクレジット後のおまけ場面では、

地球の人口半分抹殺は実行され、

ニック・フューリー(声:竹中直人)もこの世を去り際、

希望を『インフィニティ・ウォー』に未参戦だったアベンジャーズに託している。

 

そのアベンジャーズメンバー(笑)は、

ホークアイ

アントマンとWASP(ワスプ)

キャプテン・マーベル

 

すでにポンコツ確定の『SW エピソード9』より、

来年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』続編が待ち遠しいです!