レ・ミゼラブルに圧倒された
レ・ミゼラブル見てきました。前に見たのは2021年? 3年前?2019年?5年前???確か2枚ずつチケット取れて私はティガーと2人で夫とマリリン2人で行くはずがマリリン行けなかったような。で、とにかくその時にティガーが大感動して「今まで見たエンタメの中で最高の最高だった!」と涙していたんです。今回もチケット争奪戦頑張りました。どんだけ抽選応募してどんだけ外れたかわかんないくらいトライして、やっと取れたのがぴあのA席専用の抽選。SでもAでもBでもどこでもいいわ見れれば。13時からの昼公演。夫とティガーは赤坂で軽くランチ食べてから行くということで先に出発。一時、夫は赤坂で働いていたので、赤坂のお気に入りランチが色々ある中、今回行ったのは「金舌」夜はかなりお高い牛肉のお店ですが、ランチの牛丼が安くて美味しいらしい。アプリ登録すると無料でいただける牛肉寿司牛丼夫いわく、昔は醤油ベースで肉がこれでもかってくらい載ってたけど、今は塩味で肉少なめでちょっと残念感あったそうです。もちろんそれでも美味しいしおなかいっぱいになり、夫は地下鉄で有楽町まで来ました。ティガーは散歩がてら赤坂から帝国劇場まで歩いて来ました。(東京って、街によって景色や空気や雰囲気がガラッと変わるから歩いてると楽しいよね)レ・ミゼラブル会場が暗くなるといきなり船のシーン。その後にドーーンと出る「Le Miserable」 のタイトル。この時点でジーーーーーン私個人的には「One day more」が1番好きで。ジャン・バルジャンコゼット&マリウス学生宿屋夫婦この4組の運命が錯綜してそれぞれが違うメロディで歌っているのに全てが調和していて戦っていて、最後は1つになるあの瞬間。もうね、全身が痺れるよね。その他の感想は後ほど述べるとして、A席についてですがピンクがS席、グリーンがA席、ブルーがB席我々は2階席のG列の右の方2階席はA~EまでがS席。つまり、2列前までがSで17,500円。A席は11,000円。よく見えたしめっちゃお得感ありました。16時頃終演。17時半に中目黒の焼き鳥屋さんを予約してあります。夫はレストラン探しが大好きで、こういう本が大好物ここに掲載されていた焼き鳥屋さんです。昨年5月にオープンしたばかりですが、すでに東京の焼き鳥好きを虜にしているという名店。お店はウッディなモダンな造りで中目黒の洒落た雰囲気にぴったり。また新しいから木の香りがします。おまかせコース私は6本でよいと思ったけど、9本と1100円の違いだしってことで9本に。アミューズとしてポテトサラダに卵黄載った1品。卵黄なの?プチトマトかと思ったわ1口で食べます。ヤバ!うまっ!!地鶏の団子のお吸い物で、こちらがこの店のイチオシ鶏のたたきこの鶏のたたきが「後世に残したい東京最高の名物料理」に選ばれていたんです。うん、わかる。鶏のたたきなんて、とんでもなく新鮮じゃなきゃダメだし、信頼出来る店じゃないと心配だし。これは素晴らしい。この鶏のたたきはコースには入ってなくて、追加しました。串が9種類合間に小鉢も出てきます。これはお口直しの鬼おろしとキュウリ。鬼おろしは爽やかな柚風味でお代わりできます。ねっとり濃厚白和え鶏チャーシューご飯ください!と言いたくなるここに夫は皮ティガーはハツを追加私個人的にナンバーワンはつくね見たことない濃いオレンジ色の卵黄をあえて食します。その後はなんと白米IN!ほんの1口サイズのご飯で、濃厚卵黄とお皿に残ったつくねのタレと炭火の香ばしさが渾然一体となるのです。デザートはプリンあの卵使ってるんだから美味しくないわけないじゃん?カラメルソースが物凄く苦くて甘い。絶妙なプリンです。どの串もとにかく美味しい。鶏肉が踊ってる感じ。肉の味がしっかりしてるし、焼き方も絶妙でパリっと香ばしく、中身はジューシー。炭の風味も加わって、薄い塩味で鶏肉旨みを存分に味わえます。これでこの値段?居酒屋とそんなに変わらない料金でこんなに美味しいもの食べれるの?嬉しいような申し訳ないような…。こんな美味しい焼き鳥を食べながら、家族でレ・ミゼラブルについて語り合いました。感想としては、当然のことながら感動に次ぐ感動。キングオブミュージカル。なんと言っても合唱の凄み。ソロも良いんだけど、舞台全員で歌い上げる迫力は凄まじい力があります。同じ曲を使い回す(言い方おかしい)のも良い。同じ曲なのにキャストやシーンによって違う曲のようになるのも面白いし。キャストについては好みもありますが、家族の総意としてはジャン・バルジャンはもっともっと圧倒的感が欲しかった。ジャベールの存在感がすごかった。(ミス・サイゴンではエンジニアを見させていただいた伊礼さん)宿屋夫婦最高特に宿屋の旦那。染谷さんは他の3人のテナルディエよりお若くてとても身体能力高い方。宙返りや逆立ちなんかもあって楽しませる要素多め。そして小狡い感じも好き!アンジョルラスが演出のせいか、今ひとつ目立たないというか「若きカリスマ」「学生革命のリーダー」って感じがなくてもったいない。(私は映画のアンジョルラスが大好き)そのかわりといってはなんだが、マリウスがより前面に押し出されていて、マリウス役の中桐聖弥さんに釘付けになりました。どんな人なの?とプログラムを見てみたら2023年に洗足のミュージカル学科を首席卒業。え?卒業して1年目? 23歳?もちろん在学中から様々なミュージカルにご出演なさっていますが、卒業してすぐにマリウスとはすごくない?これからのミュージカル界を引っ張っていく若い才能なのね。で、1つ家族全員が感じた違和感があって最後ジャン・バルジャンが天に召されるシーンで、ファンテーヌが歌って登場するんだけど、その声がなぜかエコーというかなんか加工してある声なの。リバーブというらしい。あれって前から?明らかにおかしい。ミュージカルは生の声聞きに来てるんだから、そんな加工いらんのよ。ファンテーヌに加えてエポニーヌまでホワホワした声。死の世界にいるから何かに包まれたような声にしてるのかもしれないけど、会場全員エポニーヌ死んでるのしってるから、そんなことしなくていいのに。ティガーは前回はここで号泣したから、今回も泣く気満々ていたら、「なんでリバーブ?」って涙引っ込んだらしい。などということも熱く語りあえて、とても良い焼き鳥屋での夕食となりました。次にレ・ミゼラブル見られるのは、帝国劇場が戻ってきた時かしら?2030年?また素晴らし舞台を楽しみにしています。ありがとうございました。この焼鳥屋さんも含めて、1月27日から特別な企画が始まります。後世に残したい東京最高の名物料理レストランウィーク東京で最も歴史あるレストランガイド『東京最高のレストラン』が、数ある東京のレストランの中から“いつまでも存在し続けてほしいほど美味しい料理”として認定した「後世に残したい東京最高の名物料理」。その名物料理を特別に20日間だけ楽しめるコースをご用意いたしました。美味しいお料理とともに、とびきり素敵なひとときをご堪能ください。tokyo-saikou.jp各店の名物料理を含む特別コースが期間限定で提供されるそうです。夫、張り切って何店か予約してくれてます。