実は元々は今頃は夫婦で12日間の旅行に行くことになっていました。
でも諸事情により旅行キャンセル。
で、その代わりに夫の趣味のグルメが炸裂しており、こちらのレストランを行きまくっています。

第1弾はレ・ミゼラブルのあとの焼き鳥屋
第2弾は高級お寿司です。
銀座

高級クラブが入るビルの6階


カウンターだけのこじんまりしたお店

銀座では新しいお店です。
高級お寿司なんて初めてなので緊張していましたが、板前さんがフレンドリーで面白くて、リラックスさせてくださりスタートです。
ビールの泡は芸術品

夫は日本酒もおすすめで3種類飲んでました。
私は板前さんが厳選したお寿司に合う特別なお茶

初めて飲む味でした。
お茶なんだけど、ワインのような芳醇な味
本日のお品書き

前菜
蕪蒸し フワフワ 出汁旨〜〜

アワビ とんでもなク柔らかい

で、肝ソースにシャリIN!!

衝撃的な旨さ
白子はペーストにして、蟹とあえて、
カラスミかけて、これは日本酒のアテにチビチビ食べます。

そして、お話も面白くてお上手。
魚の説明は熱いです。
お寿司って新鮮なお刺身を使うことが常識だと思うのですが、ここではジョ兄さん(ジョニーさんと読む)というお魚ハンターみたいな仲買人さんがなかなか手に入らないお魚を仕入れてくれて、特別な方法で血抜きをし、魚によっては2週間熟成させたりしているそうです。
私のお寿司観を完全にぶち壊すお寿司たち


板前さん入魂の握りの数々。
生が基本ですが、時に炭火で炙ったり、石焼きにしたり、浅くづけになっていたり。
めちゃくちゃ立派な雲丹も白子同様ペーストにして、ご飯と混ぜています。
個人的には雲丹はそのまんま頂きたかったけど、それも板前さんのこだわり。
お寿司なんだけど、すごく科学的に研究して、フレンチのように複雑に調理して、でも素材の味は引き出しまくって、まるで何も手を加えていないかのように自然な状態で提供する。
板前さんの意気込みと執念を感じるお寿司でした。
ここまで心震える食体験させていただき、本当にありがとうございました。
ちなみに板前さん皆さん海外経験も長く、英語お上手なの。
外国人のお客様もいらしてました。
ニューヨークで回転寿しチェーンレベルのお寿司でも1人100ドル。
外国人からしたら、銀座の高級お寿司も安いもんなのかもしれませんね。
夜の銀座
