There And Back/親日プロレス次期シリーズ予告のあの曲 | カルロスのブログ

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オリジナルのヘヴィメタルバンド、Hollywood Lippsでドラムを叩いています。KISSのカバーバンドKISS HORNET、Raise The DEVILでも活動しています。
バンドのこと、好きなロックについて語ります。

またプロレステーマ曲ネタです。昨日取り上げたロードウォーリアーズのアイアンマンにしろ入場テーマ曲はオリジナルで作られたものより既存曲のほうがウケていたように思えます。マスカラスのスカイハイやファンクスのスピニングトウホールド辺りは早くから知られていて自分でも知っていましたが、気になっていたのに長くアーティストも曲名もわからなかったのがあったのです。それは新日プロレスの次期シリーズ予告コーナーで古館アナや保坂アナがまくしたてながら紹介してワクワクしながら聴いていたあの曲でした。

 

第2回MSGタッグリーグ戦 予告

 

時は70年代終盤から80年代前半、テレビ朝日で今では考えられない金曜日の午後8時に放映されていました。中学生から高校生になった僕は金八先生よりこっちのほうでプロレス好きの祖母と一緒に見ていました。

 

かかっていた曲はギターインストでかっこいい曲だなと何時も思っていたのですが、当時は何ていう曲なのかテレビ画面にはないし知る方法もないし、周りに知っている友達もいませんでした。テレビ局に問い合わせるというやり方もありましたが、当時は思いつきもしませんでした。

ジェフ・ベックのThere and backに収録のスターサイクルという曲だと知ったのは少し後になってからでした。コージー・パウエルに憧れ遡ってジェフ・ベックも聴くようになってからのこと。大学生になった頃だと思うんですけど、その時は結構知ってる人がいてショックを受けてしまいました。

 

 

1980年リリースの"Blow By Blow"、"Wired"辺りに続くフュージョンギターインスト3部作みたいに世間で言われているアルバムですかね。

他にもフュージョンはちょこっと聴いていますけど、やはりこういうロック系の人のが聴いていてはまるしガツンときますね。

それでもヤン・ハマーがいたからこういう雰囲気になったんだろうなという感じがするし、レコーディングメンバーはモ・フォスターにサイモン・フィリップスだからやはりロック的なごつごつした音になってるんでしょうね。それにやっぱりジェフ・ベックのエッジのたってるギターはいいですねえ。音に骨があるし、音のバリエーションは多彩だし、今のぴろぴろ早いだけのギタリストとは違いますねえ。

 

最近知ったのですが、スターサイクルではヤン・ハマーがドラムを叩いているということ。よく聴いてみるとフィリップスのドラムとは違うか…。アルバムの数曲でハマーが叩いているようですね。

ハマーがあまりに細かくリズムを指定してくるのでフィリップスが嫌がったのだとか。本当なのかな?本当だとしたらやっぱりフィリップスやナラダ・マイケル・ウォルデンのドラムで聴きたかったですね。

 

昔の映像を探したらこんな凄いのが出てきましたね。1983年のでうかね?

 

Jeff Beck & Jan Hammer/Star cycle Live Arm's concert MSG N Y

 

やっぱりこうでないと。

ジェフ・ベックを初めて観たのは1989年の有明でその時のドラマーはテリー・ボジオで轟音でした。その時はスターサイクルはセトリにはなかったですかねえ。初めてこの曲を聴いたのは1999年の東京国際フォーラムで。ドラムスはスティーブ・アレクサンダーでした。