今頃になってなんですけど。田舎戻ってから一年ちょっと。バンド活動は変わらずやってますけどライブに行くのは少したいへんになってしまいました。都心で開催だと帰宅は夜中ですからね。ど平日のだとなかなか行けなくなりました。
そんなこんなでもブログ休み中でもぼちぼち行ってはいました。少々古い情報にはなってしまいましたが、備忘録的に記事にしていこうと思います。
今日は去年4月28日のドリームシアター、ラインキューブ渋谷公演で。一年近く前なので記憶も飛んでますけど簡単に感想を。一昨年の幕張メッセ以来のDT。しかも渋公というホールなので期待しかなかったです。
はい、座席は奮発してプレミアムにしちゃったんで下手の凄く前でした。DTを中規模ホールで前のほうで観るのは10年前のZEPP TOKYO公演以来か。僕はコンサートは真ん中ぐらいで俯瞰して観て全体の音が聴こえるほうがいいと思っていますが、たまには最前で観るのもいいですね。
ほぼ定刻の19時にスタート。1曲目は予想通りThe Alien。最近の若い子だったらイントロをすっ飛ばして聴くんじゃないかというくらい長いイントロの終盤にジェイムス・ラブリエが颯爽!?と登場。ダウンロードフェス幕張の時から太ったか。
相変わらずバキバキのマイク・マンジーニのドラム。隙のない楽器隊の演奏。
続いて僕が好きなセカンドアルバムから6:00。この曲はドラムから入って段々と他のパートが被さってくるのでイヤホンの試し聴きによく使っています。緊張感のあるイントロから各パート分離の良い音で聴けましたよ。
Sleeping GiantからBridges in the Skyが前半のハイライトですかね。
BITSは個人的に好きなんですよね。のシャーマンの声からわっと盛り上がり。中盤のソロから強引なリズムチェンジからサビに入るところは沸いてましたね。正に天空を翔るようで大好きな曲です。
1年近く前なので中盤は省略。
流石にこの位置だったのでメンバーの表情までよく見えました。マンジーニは俺が両手でも出来ないようなプレイを片手でにこにこしながら叩いてるし。ペトルーシは髭中顔だし。マイアンは無表情で時に顔を歪めながら淡々と弾いている。それで曲間はちょくちょく引っ込んでテックとなにやら話してる。
ルーデスおじさんはキーボードスタンドをくねくね傾けてよくオーディエンス見ながらにやにや。各人の動きがよく見えました。
本編終盤のAbout to Crash~Loosing Time/Grand Finaleの流れなんかほんとよくて聞き惚れていましいた。最高です!
そしてPull Me Under。お約束の大合唱。みんな好きなんですね。
最新作最後の大作曲A Biew from Top of the Worldで本編終了。
アンコールはカウント・オブ・タスカニー。これも大曲だけどあっという間に終わってしまいました。
セトリはこんな感じで。
1.The Alien
2.6:00
3.Sleeping Guant
4.Bridges in the Sky
5.Caught in a Web
6.Answering the Call
7.Solitary Shell
8.About to Crash (Reprise)
9.Loosing Time/Grand Finale
10.Pull Me Under
11.A Biew From the Top of the World
Encore
12.The Count of Tuscany
時間にして2時間10分ほど。ライブの時間として十分長いんですけどね。一時からする随分短くなりました。メンバーもそこそこ歳だしもう長いのはやらないのかな?
相変わらずの楽器隊の超絶アンサンブルは健在。ラブリエのボーカルは古い曲の高音がちょっときついのかなという印象。それでも一部ベテランHM勢のボーカルの衰えからすればマシなんですけどね。
例えば、ラッシュの終末期もそうだったんですけど、楽器隊の演奏はキレキレで衰え知らずなのにボーカルだけ衰えが目立って残念。これは仕方ないですよね。ラブリエの声は大好きで、彼の声のおかげでバンドの音が高尚に聴こえると思っています。
らぶたんはそういえば曲間の長いインストでは殆ど引っ込んでしまうようになりましたね。これも歳のせいか(笑)。
そういえば、マンジーニのセットが随分シンプルになってた。ダウンロード幕張からそうだったっけか?幕張はポジションの悪さと疲れと酔っぱらってたのでよく覚えてないんですよ。もう屋台セットはやらないのかな。
メッセの時は音がごっちゃんになって各太鼓の音がよく聴きとれなかったけど今回は硬めの音で分離良く聴こえました。やっぱりホールはよいね。
このコンサートからおよそ半年後、まさかのマイキー復帰、マンジーニ円満脱退には驚きました。マンジーニのことを思うとちょっと複雑ですけど、マイキーが今のDTにない毒気を注入してれるんじゃないかと期待しています。また面白いカバーはやるのかなあ?ライブでもファンサービスしてくれるのか。