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この地球は今大きく変わろうとしている。自国主義からコロナ禍を経て、調和・融和へとイノベーション(変革)し、人生100年時代へ向けて脱炭素の環境優先へとベクトル(地球的エネルギー動向)が動いた。
常に夢を持って波に乗ろう!

 文化の日を挟んでお届けして参りました20世紀デザイン切手シリーズ。

 おかげさまで、いよいよ最終回となりました。

 こうして紆余曲折20世紀の出来事を振り返って記事にしていると、どこかこころ安まる感さえありました。

それは日本人で良かった、と言う一種安堵感もあると思います。

 

 れではこのシリーズ有終の美を飾って、本日のラインナップをご紹介します。


1992年(平成4年)~1998年(平成10年) 「皇太子殿下御成婚」から世紀末までです。

関連する切手も貼ってありますので、どうぞ。

 

 

柄だけを見て、ははあ、これはあれだな。とお思いのあなた。

果たして解説文通りでしょうか?

 

 

れでは順番に観ていきます。

……なんだかワクワクするね。

 

①皇太子殿下御成婚

祝賀パレードで国民の祝賀にお応えになる皇太子、同妃両殿下

(解説)1993年(平成5年)6月9日、皇居賢所で、結婚の儀が執り行われた。

オープンカーを用いて行われた祝賀パレードの際には、19万人以上の人々が沿道を埋め尽くした。

 

②阪神・淡路大震災

復興のシンボル「火の鳥」と阪神・淡路地区の地図と被災した高速道路のイメージ

(解説)1995年(平成7年)1月17日、マグニチュード7.2の直下型大地震が阪神・淡路地区を襲った。死傷者・行方不明者5万人以上、住家被害は51万棟以上にのぼり、大都市を直撃したため、生活必需基盤(ライフライン)に壊滅的な打撃を与えた大災害となった。

 また、この震災を機にボランティア元年と言われるようになった。

 

 

③情報通信サービスの普及

携帯電話とパソコンのイメージ

(解説)携帯電話は、端末の小型・軽量化、低価格化等の進展により国民に広く普及していった。さらに1995年(平成7年)にPHSのサービスが開始されたこともあり、移動体通信の利用者は激増した。

 また、1993年の我が国のインターネット商用利用開始以降、パソコンの普及率は高まっていった。

 

*ではスマホが主流になっているようだが、1975年頃はまだ緑のダイヤル式公衆電話があった。

その前はこんな電話

横の取っ手をグルグル回し、交換手に言って相手に繋いでもらう。

 

して、1975年頃のパソコンは米国の大手建築会社でも何枚ものパンチカード式で厄介だったが、それから5.2インチの磁気シート式、そして、フロッピーディスクになって、今はSDカードやUSBなど多様なメモリーで便利になった。

 

 

④ ⑤ 日本人宇宙飛行士活躍

(左)日本人宇宙飛行士初搭乗のNASAスペースシャトル「エンデバー号」打ち上げ風景

(右)日本人宇宙飛行士の宇宙船船外活動風景

(解説)1992年(平成4年)宇宙飛行士毛利衛が、日本人として初めてスペースシャトル「エンデバー号」に搭乗し宇宙実験を実施した。

また、1997年(平成9年)には宇宙飛行士土井隆雄が、日本人として初めての船外活動を実施するなど日本人宇宙飛行士が相次いで活躍している。

 

 

 

 

⑥地球温暖化防止問題

地球温暖化防止京都会議記念切手(平成9.12.1発行)

(解説)人類の活動が、産業革命、特に1950年以降、著しく拡大したことによって、世界全体の人為的温室効果ガス排出量は増大する傾向にあり、それに伴う気候の変動、生態系や農業等への深刻な影響が懸念されている。このような中、1997年(平成9年)に、京都に於いて気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)が開催され、地球温暖化防止に向けた歴史的な一歩となる「京都議定書」が採択された。

 

 

⑦⑧⑨ 長野五輪

(左)公式エンブレム

(中)マスコット「スノーレッツ」

(右)公式ポスターのアレンジ

(解説)1998年(平成10年)第18回オリンピック冬季競技大会が長野で開催された。日本選手は、金メダル5個、銀メダル1個、銅メダル4個を獲得するなど大活躍した。

 

  

 

 

⑩日本サッカー世界へ飛躍

1998年 FIFAワールドカップの出場を決めたアジア地区最終予選での日本代表選手

(解説)1998年(平成10年)サッカー日本代表が、ワールドカップ・フランス本大会出場を果たした。日本の本大会出場は、1954年(昭和29年)のスイス大会アジア予選に初参加して以来、44年目に達成した快挙であり、日本サッカーが世界レベルに達したことのアピールとなった。

 

 

 

シート余白部分

NASAスペースシャトルから見た地球

 

 

20世紀デザイン切手は以上です。

これまで、辛抱強くご覧いただき、フォローや、また「いいね」クリックして戴きありがとうございました。

また、次は21世紀切手集が郵便局から発行されましたら、記事にする予定です。

それは22世紀になってからかも知れませんね。

それまで皆さんも、お健やかにおあそばしますよう祈念しております。

 寒さ厳しくなって来る折り、どうかご自愛のほどお願い致します。  (吟)