前回のメールマガジンでは横刺をすることの価値をお伝えしました。

今回は刺鍼をするときのポイントについてです。


1.効果が逆の経穴を組み合わせない

百会(交感神経優位を緩和)と顖会(副交感神経優位を緩和)、足三里(胃酸分泌を増加)と陽陵泉(胃酸分泌を減少)など効果が真逆の経穴を組み合わせないようにします。


2.切皮について

切皮はできるだけ皮膚面に平行にします。

斜めになっていると、横刺ではなく斜刺になってしまいます。


3.刺入について

刺入するときに皮膚面に水平に刺入したつもりでも斜刺になってしまうことがあります。

イメージとしては水平よりむしろ上に向けて刺入すると水平に入ります。


4.筋緊張の緩和について

筋緊張を緩和する目的で横刺をする場合には筋線維と垂直に鍼を刺入します。

斜めでも効果は出ますが、水平だと効果が出にくくなります。


5.効果を高めるために

筋緊張を緩和する目的の場合には同一の筋肉にもう1~2本水平に刺入してみて下さい。

この様な点に留意すると横刺は非常に効果的な刺鍼法だと思います。

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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。

興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。

http://5su.muto-shinkyu.com/




http://ameblo.jp/5su/

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最近感じることは、横刺は非常に有用な治療法であるということです。

私が横刺について感じている利点は4つです。

1つ目は2つ以上の経穴を同時に治療出来ることです(透刺)。

特に効果が類似している場合は増幅することが可能です。

2つ目は刺激量を加重できることです。

頭部や背部では深刺することが困難な場合も多いですが、透刺によって刺激量をアップさせて治療効果を出すことが可能となります。

3つ目は筋緊張を緩和できることです。

筋緊張を緩和する方法として、直刺をして筋膜の部位で雀啄をするのが一般的だと思います。

しかし、頭部や上背部など深刺をしにくい部位では横刺をすることは筋緊張を取るために有効です。

4つ目は治療過誤を防止出来ることです。

深刺することで気胸など臓器へのダメージが懸念される場合、透刺することによってその過誤を予防できます。

この様に横刺は非常に効果的かつ安全性の高い刺鍼法です。

次回は横刺をするときのポイントをお伝えします。 

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腹直筋が緊張して棒状になったものを腹証では腹裏拘急と言い、脾虚証の程度が強いタイプに見られます。

一方、腹筋を鍛えて腹直筋が隆起しているスポーツマンを見かけることがあります。

脾虚証の腹裏拘急とスポーツマンの腹直筋の隆起を間違えるはずがないと思いますか?


実は時々紛らわしい人がいます。

脾虚証で、頑張って腹筋を鍛えている人です。

腹筋が隆起しています。

今まで3人該当者がいましたが、口をそろえて「自分は腹筋を鍛えているために腹筋が隆起している。」と言っていました。

最初の1人目は相当前に見た人で、特に何もせずに終わりました。

他の2人に対し、陥谷を刺鍼したところ腹直筋の緊張が緩和しました。

その中の1人は長期継続治療をしており、腹直筋の隆起と緊張はほとんどなくなり、腹部に弾力性が出てきました。


そのことを伝えると、嬉しそうな反面がっかりしたようにも見えました。

体の状態が悪いにもかかわらず、無理にスポーツジムで鍛えて逆効果になっている方は少なくないと思います。
 
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八総穴を治療に用いていらっしゃいますか?

八総穴は奇経治療だけで使われると思っている方が比較的多いですが、正経治療で使うこともできます。

元々身体を八分割して使われていたものを奇経治療に応用するようになって来たと考えられています。


私は治療で八総穴を用いることが非常に多いです。

その理由は「治療効果が優れている」ということと、「応用範囲が広い」からです。


内関は精神不安・嘔気・動悸などに、公孫は嘔気・胃内停水に用いています。

外関は側頸部のこりに、足臨泣は頭痛に用いています。

後渓は首の痛み・咀嚼筋の緊張に、申脈は後頸部のこり・頭痛・腰痛に用いています。

照海は喉の痛みに用いています。

唯一列欠はほとんど使っていませんでした。

ただ、最近口内炎に使い始めました。


また、八総穴と四総穴を組み合わせると相乗効果がありますのでお勧めです。

腰痛に対して委中(四総穴)と申脈(八総穴)、脾虚証+痰飲に対して足三里(四総穴)と公孫(八総穴)の組み合わせは良いです。

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*五枢会治療セミナー

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医道の日本誌が2020年7月号を最後に休刊することになりました。

1938年創刊と非常に長い歴史がある雑誌なのでとても残念です。

もちろんこの先再開することもあると思いますので廃刊にならないように祈っております。


鍼灸の雑誌では2008年に緑書房から鍼灸ジャーナルが出ましたが2013年に廃刊になってしまいました。

一般的に出版業界は厳しくなっているのでどの業界誌も難しいのかもしれません。

今後どのように情報を収集していったら良いのか‥‥。


鍼灸関連の雑誌としては、鍼灸OSAKAがあります。

森ノ宮医療学園で出版しています。

毎回特定の疾患を特集して、読みごたえがあります。

また中医学関連では中医臨床があります。

どちらもバックナンバーで買うことが出来ます。


インターネット上ではあはきワールドというサイトがあります。

試しに登録してみました。

もし他にも良い情報源があるという先生や学生の方、情報提供をお待ちしています。
 
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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。

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「最近○○の治療が流行りですって。」

「それでは、私も…。」

そのような流れでセミナーに参加する。

実は私もそのような経験があります。

しかし、そのような方法でセミナーに出ても、結局成果が出なかったことが多いです。

流行の治療法をドンドン受講していく方法では成功することは難しいと思います。

それではどうしたら良いでしょうか?


やはりゴールを設定し、そこから逆算して何をするか決めることです。

「患者さんから選ばれる鍼灸師になりたい。」

「○○病なら○○先生と言われるようになりたい。」

など。


また、自分の興味だけではなく、患者さんは何を求めているのか知ることも重要です。

そこへ到達するには何をするべきか?


6/21(日)にZoomセミナーを行います。

アフターコロナの鍼灸院の衛生管理、リーマンショック時に売り上げを2倍にした経営5つのポイント、実力アップできる勉強法についてです。

興味のある先生は以下のホームページから確認をして下さい。

 

https://5su.muto-shinkyu.com/category/2098091.html

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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。

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コロナ関連の報道が毎日次から次へとなされています。

治療薬・ワクチンの開発に関する報道、医療関連の報道、行動の自粛に関する報道が中心です。

その中で、メンタルの変化―コロナうつ・コロナ疲れの報道―も目立つようになって来ました。


五枢会のコロナうつに対する治療では、鍼灸治療と認知行動療法を合わせていきます。

身体症状、例えば不眠・食欲不振・疲労感などに対しては鍼灸治療を行っていきます。

身体症状(特に不眠・食欲不振)が改善すると、精神症状も改善するためです。

うつ状態・うつ病になり易い考え方を治すためには認知行動療法を行います。


コロナの報道・自粛勧告などのストレスに対し、さほど不調にならない人とひどくなる人の差は何でしょうか?

それは物事のとらえ方によるものです。

そしてそれを変えていくのが認知行動療法です。

鍼灸治療と認知行動療法を合わせて行うことでコロナうつ・コロナ疲れの状態からの脱却を図ります。


6/14(日)と6/28(日)に「コロナうつ・コロナ疲れの鍼灸治療」のセミナーを行います。

会場とオンライン(Zoom)両方の参加が可能です。

したがってコロナ関連でセミナーの中止はありません。

興味がある方は下のホームページをご覧下さい。

https://5su.muto-shinkyu.com/category/2014712.html

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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。

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☑コロナの影響による患者さんの減少を食い止めるにはどうしたら良いのか?

☑これからの鍼灸院経営はどうなるのか?

☑もともと低価格で込み合った鍼灸院の場合は経営方法を見直す必要があるのか?

☑患者さん同士が密集せずに経営するにはどうしたら良いのか?

☑今、改善できることは何なのか?

☑非常事態宣言の時にも通院して下さる患者さんはどのようなタイプなのか?

☑そして、そのような患者さんをもっと集めるにはどうしたら良いのか?


今まで通用していたことが通用しなくなる転換期が訪れています。

成功者の手法をモデリングするのではなく、新たなことにチャレンジする必要があります。

この様な不透明な時期に今できる事をする!

決まった答えはないけれども、見えて来た事を実行する。

仮説→検証で。


今回新たなチャレンジとしてZoomでセミナーを行うことになりました。

6/7(日)と6/21(日)は「鍼灸院コロナ対策 患者離脱防止+スキルアップ法」というタイトルで、アフターコロナの鍼灸院経営やスキルアップについてお話しさせていただきます。

この時はZommのみのセミナーです。


6/14(日)と6/28(日)は「コロナうつ・コロナ疲れの鍼灸治療」というタイトルで、外出制限下のメンタル不調について扱います。

この時は会場とZomm両方で行う予定です。


興味のある方は以下のHPをご覧ください。

https://5su.muto-shinkyu.com/

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医道の日本5月号はもうお読みになったでしょうか?
中国鍼灸学会は2020年3月2日に「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン」を世界鍼灸連合会を通じて発表しました。
COVID-19(新型コロナウィルス)を「疫病」とし、肺と脾の機能を高める治療を主体に行ったとのことです。
COVID-19に対する鍼灸治療を3つの病期に分けています。
1つ目は医学観察期(疑い例)に対する鍼灸介入、2つ目は臨床治療期の鍼灸介入、3つ目は回復期の鍼灸介入です。
大椎・風門・尺沢・孔最など風邪・気管支炎に良く用いる経穴の他、中脘・気海・関元・足三里など脾胃を中心として元気を補う取穴が主体となっています。
治療は直接行うのではなく、インターネットや携帯電話のアプリなどを用いて患者に行ってもらったとのことです。
詳細は医道の日本5月号の記事を読んでみて下さい。
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新型コロナウィルスによる感染が拡大している中、緊急事態宣言が出され、鍼灸院の患者数が減少していると思います。
鍼灸は対面で施術を行うのでやむを得ない面はあると思います。
鍼灸院を休診にしている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この時期に体調不良に陥り、新規で来院する方もいらっしゃいます。
「鎮痛剤でも痛みが取れない」、「痛みで夜も眠れない」、「ギックリ腰で動けない」、「パーキンソン病を何とかしたい」などです。
また、外出制限が厳しくなっていることや経済的な不安感から、ストレスによる過食・運動不足・アルコール摂取過多・うつ状態などが問題となって来ています。
これらの状態が続くと、不眠症・うつ病・アルコール依存症・高血圧・糖尿病などの疾患を引き起こす可能性があります。
したがってこれらの重大な疾患を防ぐ目的で鍼灸治療を行う価値があると思います。

ただ、これはあくまで私の仮説です。
これを検証するには3~6ヶ月位かかりますので、賛同いただける場合は実践してみて下さい。
結果をお知らせいただけると幸いです。
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