こんにちは！
恋愛・パートナーシップ
カウンセラー宮城 綾です！
あなたには許せない人はいますか？
憎んでいる人はいますか？
もちろん世の中には
心ないことを言う人もいますよね。
でも、
もしその人の行動の裏に
愛があったとしたら
あなたはどうしますか？
以前こんなことがありました。
私のカウンセリングに来てくださった
そのクライアントさんのお父さんは
家族が大変な時も
何もせずただ見ているだけの
人だったそうです。
そのお父さんのせいで
家族が大変な思いをしている時も
何もしてくれなかったそうです。
「お父さんは何もしない」
「お父さんは何も考えていない」
と家族みんながお父さんに対して
思っていました。
そのクライアントさんも
お父さんに対して
そう思っていたそうです。
そんなクライアントさんに
私はこんな話をしました。
人は罪悪感を感じると
何もできなくなってしまう。
という話です。
私たちは、
大切な人を傷つけてしまった
何もしてやれなかった
自分がいるせいで嫌な思いをさせてしまった
こう感じた時に
大切な人と距離を取ろうとするんです。
自分はいない方がいい。
自分がいない方がみんなが幸せになれる。
こう思い込んで大切な人と
距離をとることで
大切な人を守ろうとするんです。
そして、一人で罪を背負って
孤独に生きる道を選択するんですね。
不器用な愛し方ですよね笑
でも、その人にとっては
それが精一杯の愛なんです。
あなたも経験ありませんか？
人を傷つけてしまったと感じた時に
あまりにも申し訳なくて
「なんて謝ったらいいんだろう？」
「そもそも謝る資格が
自分にはあるのだろうか？」
と考え込んで
時間ばかりすぎてしまったこと。
大切な人を幸せにできなかった
傷つけてしまった
と本気で思った時ほど
私たちは何もできなります。
身動きひとつ取れなくなります。
でも、その裏側にあるのは
その人を大切に思う愛なはずです
本当は、
大切だからこそ、
自分の手で幸せにしたかったからこそ、
笑顔にしかったからこそ、
つらいんです。
苦しいんです。
悲しいんです。
そのクライアントさんのお父さんは、
お母さんと喧嘩をすると
数日部屋から出てこないことが
あったそうです。
ご飯を食べてる様子も
なかったそうです。
喧嘩したのに謝りもせず
部屋にこもるって
事実だけ見ると腹が立ちますよね笑
でも、もしかすると、
自分は家族に合わせる顔がない。
謝罪する資格もない。
それくらい自分は大切な人を
傷つけてしまったんだ。
自分はここに居る資格がない。
幸せになる資格もない。
お父さんはそう感じるほどに
自分を責めていたのかもしれません。
それくらい家族を愛していたのかもしれません。
あなたには許せない人はいますか？
怒っている人はいますか？
なんであんなことをするのだろう。
なんてひどいのだろう。
と思いますよね。
でも、その裏側には、
もしかするとあなたへの
愛があったのかもしれません。
その人は本当はあなたのことを
守りたかったのかもしれません。
あなたが愛する人の愛に気付けますように＾＾
では、今日はこの辺で！
大好きだよ♡
