【予告編 シネマトゥデイ チャンネル 2022/12/8:1分23秒】
【作品紹介:「映画公式サイト」より引用。】
ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが共演を果たし、現代映画界を爽やかに皮肉った業界風刺エンターテイメントが日本上陸!誰もが憧れる華やかな映画業界の裏側で本当に繰り広げられているかもしれない、天才監督と人気俳優2人の三つ巴の戦いを描き、アイロニカルでスタイリッシュな傑作が誕生した。
『ル・コルビュジエの家』(09)、『笑う故郷』(16)など、スタイリッシュな映像とシニカルなユーモアで構築された独自の世界観を誇る映像作家ガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーンのふたりが監督を務め、知られざる映画製作の過程を臨場感あふれる手法で描く。個性的でわがままな女性監督には、アカデミー賞®助演女優賞を獲得した経験をもつペネロペ・クルス、うぬぼれたスター俳優には、ハリウッドを始め国際的に活躍しカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞したスペイン人俳優のアントニオ・バンデラス、老練な舞台俳優には、『笑う故郷』でベネチア国際映画祭最優秀男優賞を受賞したアルゼンチンの大御所俳優オスカル・マルティネスがそれぞれ扮する。世界中から評価を受ける演技派大物俳優陣が意地の悪い役柄をド直球に演じ、全力の小競り合いを華麗なドラマに仕立て上げる。
ウィットに富んだセリフと予想だにしない急展開が続く物語、そして上品なタッチで炙り出される人間の滑稽な本性が陽気な笑いを誘い、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは96%の高評価を獲得
。さらにローリングストーン誌が発表した2022年のベストムービー22にも選出されるなど、海外で軒並み賞賛されている話題作となっている。
【あらすじ:「Movie Walker Press」(⬆)より引用。 】
【結末までのネタバレありのあらすじ:「【徹底解説】ラストシーンの意味を紐解く〜コンペティション」をご参照下さい。】
【感想】
世界中で一番顔の濃ゆい国民というと、勝手な思い込みだとは思うが、インド·パキフタン·スリランカ·ネバールかスペイン系の人々だというイメージがある。この映画はそんな濃ゆいスペインの映画人、演じるのはペネロペ·クルス、アントニオ·バンデラス、オスカル·マルティネスの3名が繰り広げるちょっとブラックなコメディ風の物語。
日本人には、この濃ゆさはやや疲れるけれど、観ている分にはなかなか面白い作品ではある。ただこの3人のエゴの張合いには、決して巻き込まれたくないなぁと思う(笑)。映画ではなく、舞台でやっても面白い作品になるだろう。
【2023年公開映画「私のオススメ作品」(鑑賞順)】:「イニシェリン島の精霊」「エンドロールの続き」「エンパイア·オブ·ライト」「すべてうまくいきますように」「フェイブルマンズ」「ワース 命の値段」「BLUE GIANT」「Winny」「零落」「逆転のトライアングル」「ちひろさん」「ロストケア」「コンペティション」
【スタッフ·キャスト等:「映画.com」より引用。】
スタッフ
監督:ガストン·ドゥプラット&マリアノ·コーン
脚本:アンドレス·ドゥプラット、ガストン·ドゥプラット、マリアノ·コーン
撮影:アルナウ·バイス·コロメル
美術:アライン·バイネ
キャスト
ローラ·クエパス:ペネロペ·クルス
フェリックス·リベロ:アントニオ·バンデラス
イヴァン·トレス:オスカル·マルティネス
上映時間·公開日
上映時間:1時間54分
スペイン公開年🇪🇸:2021年
日本公開日🇯🇵:2023年3月17日
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鑑賞日:2023年4月6日
場所:ヒューマントラストシネマ有楽町
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