【予告編 ギャガ公式チャンネル 2022/12/22:1分33秒】
【作品紹介:「映画.com」より引用】
「フレンチアルプスで起きたこと」「ザ・スクエア 思いやりの聖域」など、人間に対する鋭い観察眼とブラックユーモアにあふれた作品で高い評価を受けてきたスウェーデンの鬼才リューベン・オストルンドが、ファッション業界とルッキズム、そして現代における階級社会をテーマに描いた人間ドラマ。オストルンド監督は本作で、前作「ザ・スクエア 思いやりの聖域」に続いて、2022年 第75回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、史上3人目となる2作品連続のパルムドール受賞という快挙を成し遂げた。第95回アカデミー賞でも作品、監督、脚本の3部門にノミネートされた。
【あらすじ:「Wikipedia」より引用 】
人気モデルでインフルエンサーのヤヤは、男性モデルのカールと交際しているが、平等の関係を求めるカールはレストランで奢られるのを当然とするヤヤと口論になった。美男子のカールと付き合うのはインスタのフォロワー数を増やすためで、セレブと結婚するまでの共同ビジネスだと悪びれもせず話すヤヤ。
SNSでの宣伝を条件に豪華客船のクルージングに招待され、カールと共に乗船するヤヤ。大富豪の乗客たちの理不尽な要求に笑顔で対応する男女スタッフ。大時化(おおしけ)の混乱の中、船が沈むというイタズラの館内放送で客たちはパニックに陥り、翌日には武装した海賊の襲撃を受けて船は爆発、沈没した。
数時間後に孤島に辿り着いたのは、ヤヤとカール、大富豪の老人が2人、スタッフ・リーダーのポーラ、トイレ清掃係のアビゲイル、足の不自由なテレーズ、海賊の生き残りのネルソンの8人だけだった。火を起こし、海でタコや魚を捕まえて調理もこなす中年女性のアビゲイル。唯一サバイバル能力を持つ自分をキャプテンにしろと主張するアビゲイルに、誰も逆らうことは出来なかった…。
【結末までのネタバレありのあらすじ:「Cinemarche」をご参照下さい。】
【感想】
さすがカンヌ国際映画祭パルムドール受賞だけのことはあって、滅茶滅茶面白い。階級/格差社会 (欧州🌍だから日本🇯🇵の比ではない) や人種差別が逆転するブラックユーモアが炸裂している。
ラストも観客に預けてあり、様々な解釈が可能になっている。ちょっと「電波少年」を思い出してしまったのは私がだけ❓(笑)
【2023年公開映画「私のオススメ作品」(鑑賞順)】:「イニシェリン島の精霊」「エンドロールの続き」「エンパイア·オブ·ライト」「すべてうまくいきますように」「フェイブルマンズ」「ワース 命の値段」「BLUE GIANT」「Winny」「零落」「逆転のトライアングル」
【スタッフ·キャスト等:「映画.com」(⬆)「Wikipedia」(⬆)より引用。】
スタッフ
監督·脚本:リューベン·オストルンド
撮影:フレドリック·ウェンツェル
美術:ヨセフィン·オースバリ
キャスト
カール:ハリス·ディキンソン
ヤヤ:チャールビ·ディーン
アビゲイル:ドリー·デ·レオン
スミス船長:ウディ·ハレルソン
上映時間·公開日
上映時間:2時間27分
カンヌ国際映画祭上映🇫🇷:2021年5月23日
日本公開日🇯🇵:2023年2月23日
---------------------------------------
鑑賞日:2023年4月4日
場所:新宿シネマカリテ
No.13107 Day 5460