子どもの習い事って
やめるときすごく悩むよね。



私ね、
長女が生まれてからしばらく、
理想の母親像に押し潰されそうで
ずっと苦しかった。





数年前、
当時5歳の長女が
通信教育やってたのね。


タブレットで毎日
問題を解いていく系のやつ。



最初は自ら進んで
楽しそうにやってたんだけど、

だんだん私から声かけしないと
やらないようになって、


ごっこ遊びの中に取り入れたりすると
(例えば学校ごっことか)
嫌がらずにやるんだけど、

やってる最中にも
当時1歳の次女が
自分もやりたいと邪魔をし出したりして。


お姉ちゃんがするものはもれなく自分もやりたい次女


嫌がらずにさせるために
どうやって遊びの中に取り入れようか考えたり、

邪魔をしてくる次女を止めたり、

それによって泣く次女を
あやしたりするのがストレスになってきたから、

もうこれはやめようと何度も思うのに、
なかなかやめる踏ん切りがつかなかったの。



そうは言っても
勉強はできるにこしたことはないよなとか、

私自身、嫌々ながらでも
くもんや塾に行ってて、

それなりに身にはついたしなとか、


なんか色々と
やめない方がいいんじゃないか
っていうのが出てきちゃって笑



でもこれは表向きの理由。



私の心の奥底の本当の理由は、

もし今やめて、
将来、子どもが成績足りなくて困ったときに
やっとけばよかったと後悔したくない。



嫌々ながらでも続けてたら、
将来、成績足りなくて困っても、
やった結果これなんだから

私は悪くないと思える。



つまり、私は

免罪符が欲しくて
習い事をやめられないんだ

って気づいたの。





子育ての難しさは
こんな風に

子どもの人生に
子どもの意思とは別に

親である私自身の気持ちが
乗っかってしまうことにあると感じてる。



子どものためと見せかけた
私のエゴが。



しかも子どもが小さいときは特に、

子ども自身の意思表示もままならないのに
決定権が私にあるから

子どもの意思を誘導して
子どもの人生を支配してしまいそうになる。



子どもの人生は子どものものであって、
私のものではないのに。





私さ、自分が子ども産むまでは、
子どもの性格や行動って
親の育て方によるところが大きいんだと思ってたの。



でも実際、
女の子2人の母親になって思うのは、

子どもってほぼ持って生まれてくる。



長女と次女、
見た目は結構似てるんたけど、
性格が全然違う笑



それを無理やり親が変えることって
不可能なんだよね。



だから
親がすることは、

ご飯食べさせて
清潔な衣類を着せて
ぐっすり眠れる空間を与えることぐらいだ。





だからね、
習い事なんて
もうどっちでもいい笑


子どもが
自分からやりたいって言ったら
もちろんその環境は用意してあげたい。


だけど
自分の意思表示がままならない
幼少期の習い事は
そんなに深刻に考えなくてもいいと思う。



小さいうちに始めないと
耳は育たないやら、

小さいうちから体幹鍛えて
体力つけなきゃやら、

小さいうちから情操教育は大事やら、

あれやこれやで脅してくるから
不安になるけど、

私は、
楽しんでやってほしいなと思ってる。



しょっちゅう小競り合いするけど基本仲良し姉妹



私自身はね、子どもの頃
けっこうたくさん習い事してた。


水泳、ピアノ、くもん、書道。


私が「やりたい」と言って
始めたものは何一つなく、

全て親が先回りして
物心つく前に
すでに始めていたものばかりで、

どれも嫌々やってた笑


とはいえ、
嫌々ながらでもやってた習い事、

それなりに身についてるから
やっててよかったなって思う。


だけど同時に、

嫌々やってたその時間に
自分の好きなことしてたら
どんな人生だったんだろうとも思う。


だからもう、
親がどこまで干渉して
管理するかも含めて運命だと思ってる。


どんな経験も財産になるから。


楽しんでやる習い事も
嫌々やらされる習い事も

習い事はやらずに
その時間に好きなことするのも

どれも経験という財産だから。



だから子どもの習い事なんて
どうでもいい。


「どうでもいい」とは

「どうであってもいい」

ということ。



宇宙に委ねちゃえば、
どうせ大丈夫だから!!


3年前の七五三



あ!あとさ、
やめどきも難しいけど
始めるときも悩むよね。


始めても続かなかったらなーとか
続けてもできるようになるのかなーとか


でもそんなの
やってみなくちゃ分からないから、

とりあえずやってみて
別に1日だけでやめたっていいよね。


軽やかにいこう!!


どうであっても大丈夫。