遅くなりましたが、日本海往復の模様を軽くレポート致します。
(何の事か分からない方は以前の日記をご覧ください)
【良かったこと】
・ガラスの膝が最後まで音をあげなかった。
・天気に恵まれた。(一回、夕立にやられたくらい・・・想定内)
・機材のトラブルが無かった。(一回パンクしたくらい・・・想定内)

標高1,020mのパンク修理は、これまた気持ちよいものがあります。
【ダメだったところ】
特に無し。
強いて挙げれば、暑くてボトル大小2本でも空になる時があって辛かった!

夏のツーリングの機会があれば、次はラージボトル2本にします。
【すごいお爺ちゃん】
長野・上田の宿で一緒だったお爺ちゃん(なかしんの右隣)、

なんと74歳という年齢で自転車でツーリング!
これにはたまげた。
しかも、チャリンコも年季が入ってます。

変速レバーなんか、こんなとこに付いてるタイプ!

なんか、スゲーよ。あっぱれだよ。
こういう年齢の重ね方ができたら最高です。
【長身フランス人】
同じく上田の宿で、フランスから来た核物理学のエンジニア。

身長2m近くありそうです。(なかしん:身長176cm)
彼は、反核を訴える活動をしているとの事です。
お互い、片言の英語でそれぞれの旅を語りました。
とても律儀な人でした。
【ここは標高何m?】
長野県の市町村境の看板にはよく標高が書いてあり、
チャリダーにはけっこう有益な情報だったりします。
(○○峠は標高△△mだから、あと◇◇m登ればいいのね、とか。)
富士見町 ここは標高 705m

塩尻市 ここは標高 1012m

白馬村 ここは標高 818m

小諸市 ここは標高 629m

佐久市 ここは標高 735m

佐久穂町 ここは標高 728m

南牧村 ここは標高 1020m

(さっきのパンク会場はここでした。)
ち・な・み・に
なかしんが住む茅ヶ崎市の看板には、

当然ながら書いてません。
ま、「標高○○m」より「海抜○○m」の方がお似合いですが。
【糸魚川街道】
白馬から糸魚川に抜ける道は、崖っぷちに道路がへばりついていて、

このような洞門(スノーシェッド)が延々と続いています。

向かい風が強い上に、道が凸凹でスピードが出ません。
おまけに交通量が多く道幅も狭いので、
なかしんのチャリンコがしばしば渋滞の先頭に。
す、すまぬ、ドライバーのみんな!
こ、これでも俺は全速力なんだ!
【ここは新潟】
日本海側を北上する、シーサイドロードとか、

どこまでも続く田園地帯の真っ直ぐな道とか。

ちょっと遠くに行った達成感を味わいました。
【坂・坂・坂】
本州の中の方は本当に坂道が多かったです。
篭坂峠を御殿場側から

大変度:★(初日なので余裕のよっちゃん)
富士見峠を山梨側から

大変度:★(距離は長いが斜度は緩い)
塩尻峠を諏訪湖側から

大変度:★★(短距離ながらしっかり峠。)
妙高高原を新潟側から

大変度:★★(元気だったのはこの頃までで、)
野辺山高原を佐久側から

大変度:★★★★(この頃から足に疲労が・・・)
御坂道を甲府側から

大変度:★★★★★(こ、この俺に神は一体どんな試練を・・・)
自転車を面白くしてくれるのは、いつも上り坂です。
【よくある質問】
ツーリングの荷物を積載したチャリンコに乗っていると、あちこちで
「どこから来たの?」
「どこまで行くの?」
とよく聞かれます。
特に、年配のおじちゃん・おばちゃんから。
(たぶん、20回くらい聞かれました)
出発地と目的地を背中に書いておきたくなります。
【参加賞】
JR糸魚川駅の切符

首都圏から糸魚川を目指すチャリダーの定番です。
ヨメから
「どうせ乗らないなら子供料金にすれば良かったじゃん」
と散々言われましたが、
いいじゃん、ボクはもう大人なんだ!
【最後に】
とりあえず、事故・怪我無く無事に帰ってこれて何よりです。
来年は1日で糸魚川か?と妄想しつつ、今年の夏にさようなら。
2011年8月25日 なかしん