今回も数あるブログの中から
こちらにお越し下さいまして、
誠にありがとうございます。
今回は
「親として生きる知恵と覚悟」
というお話です。
親子関係のことを中心に書いていますが
それ以外の他人とのコミュニケーション
あるいは
自分自身とのコミュニケーションにも
お役に立てるお話だと思いますので
楽しみにお読み頂けましたら幸いです。
これも、前回の記事同様、
懇親会で幸田先生がお話しされたことが基になっています。
前回「楽しむ視点が大事」とお話ししましたが
たとえば、
「いっぱいいっぱいになっている自分を楽しむ」
ということも大切なんです。
そういう時に
「わたし、何でこれくらいのことでいっぱいいっぱいになるんだろう?」
と客観的に観てみる。
たとえば、朝の時間、いつも、10分、20分、
お子さんのことでいろいろ予想外の時間を費やしてしまって、
いっぱいいっぱいになっているとしますよね。
そういう時に、
「何でいつも、10分、20分、ってわかってるのに、
早く起きたりとかしないんだろう?そうしないのは何で?」
と、自分を責めるのではなく、俯瞰して観てみる。
そうするとまた、違ったものが観えてきて、今までとは違った発想も出てくる。
また、お子さんとの直接の関わりでいうと
たとえば、お子さんが「何か面白くない」という様子をしているとする。
不機嫌な様子で、突拍子もないことをしたりとか。
そういう時、どうして面白くないのか?どうなれば面白くなるのかを
聞いてあげる。
そうすると、
「あ、この子はこういう面白さを求めてるんだな」
というのがわかる。
それは、
「この子のモチベーションが上がるような、知恵をつけさせてもらえる」
ということ。
そういう、知恵と手間をかけられるかどうかで、
お子さんのクオリティも変わってくる、というお話でした。
たとえば、お子さんが「遊ぶ」でも「ふざける」でも
Aという状況では許されるけど、Bという状況だと許されない、
なんていう場面がありますよね。
たとえば公共の場とか。
で、許されない状況でお子さんがそれをやって、叱ったとします。
そして、お子さんがふてくされたとします。
たとえばですが、そういう場合、
許される状況と同じものをお子さんなりに求めているから
それがもらえなかった時に、ふてくされる、となる。
そういう時に、頭ごなしに、感情的に怒るのではなくて
価値観を変えてあげる必要がある。
状況が違うんだということを教えてあげる必要がある。
そこを行うのが親の役目なんです、と
幸田先生はお話しされていました。
その中で、子供の考える力をつけられたら強い、
ともおっしゃっていました。
お子さん自身で考えられるようになって
「これはいいこと」
「これはいけないこと」
と自分で適切な判断が下せるようになる。
そういう力をつけられたら、すごくいいですよね。
そして、
「子供が産まれたから、あれもできなくなった、これもできなくなった」
と嘆いているような親御さんについてのお話もありました。
そもそもそういう思いが出てくるというのは
前提として、
「子供を作るということは、こういうことだよ」
という考え方がないから、そういう思いが湧きでてきてしまうんです、
というお話でした。
言い換えると
「『今までと(お子さんが産まれる前と)同じことをしていればいい』
というのが違う」
ということなんですね。
「確かに違うんだよね。子供を持つってそういうことだよね」
と気づいていく。
「変わって当たり前なんだ」というところに自分を置けるようになると
変わってくる、というお話でした。
日常のことで追われていて、いろいろ考えられないというのもわかるけど
視点や前提を変えるって、すごく大事。
子供を作る責任、作った責任を考えることがとても大切で、
そういう責任を心のどこかで持っていないと、
いろいろ不都合なことが起きてくる。
そして、こういうことを聞いた時に
「それはそうですけど・・・」と言ったり、
言いたい気持ちになったりするとしたら、それは
「変わりたくない宣言」なんだと思った方が良いです、というお話でした。
ひとつひとつ、本当に納得することばかりで
前回のテーマもあわせて、私自身、すごくためになりました。
子育てをする環境にはないのですが
「尊敬する」ですとか
「最初から想定できることなのだから、そういう前提で行動する」ですとか、
一般的な人間関係や日常生活でもとても大切なことだと思うので
ぜひ、大いに活用させて頂きたいと思いました。
そして、お役立て頂けたらと思います。
最後までお読み下さいまして本当にありがとうございました。
あなた様の、益々の自己実現とご多幸を
心よりお祈りしております!