しばらくブログの更新をお休みしていました。担当している本の編集作業が忙しかったからです。


 今日も50ページくらいの原稿を整理して,ようやく一息つける状態になったところです。


 ちょっと英語から離れたいので,音楽の話をしようと思います。多感な時期,洋楽ではBeatlesとかを聴いていた自分ですが,日本語の音楽とは別物というか,そういう感じがしていました。家庭教師をしてくれていた隣のお兄さんが吉田拓郎さんの大ファンで,Beatlesに比べて音楽的に簡単だったこともあって,ギターの練習には役に立ちましたが,拓郎さんの節回し,歌い方は独特で,それをまねるとそれにしからならないものだったので,何か自分でもやれそうで,それでいて音楽的に高度なもの…そういったものを探していました。


 そこで出会ったのが,「はっぴいえんど」でした。


風街ろまん(紙)/avex io
¥2,415
Amazon.co.jp


 今はAbexが権利をもっているんですね…。もともとURCというアングラなレコード会社から出ていたものですが,このアルバムの,「夏なんです」という楽曲の雰囲気にちょっとびっくりしました。


 田舎の白いあぜ道で 埃っぽい風が立ち止まる

 地べたにペタンとしゃがみ込み 奴らがビー玉弾いてる


 この歌詞…新鮮でした。松本隆さん細野晴臣さんのコンビはここで始まったという感じです。


 また,今でもたまにCMに使われる「風を集めて」


 人気のない朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら

 ひび割れたガラス越しに 摩天楼の衣擦れが

 歩道を浸すのを 見たんです


 何だかよくわからないけど,全然直接的ではないわりに耳に残る表現が多用されていました。


 このアルバムは今でもよく聴きます。このアルバムを出した数年後,細野さんは「YMO」で世界を席巻し,大滝詠一さんは「A Long Vacation」を大ヒットさせ,松本隆さんは歌謡曲の世界に欠かせない人になってゆきました。鈴木茂さんも歌もののバックにはこの人しかいないという時代が続きました。


 才能のある4人が集まったバンドだったんですね。

 SVOOの文がSVOの文に書き換えられ,「to <人>」の形をとるgive型と,「for <人>」の形をとるbuy型に分類できると機械的に覚えるのは危険です。


 【問題1】次の英文のうち正しいものを選びなさい。

 1:Bring me that camera

 2:Bring that camera to me.

 3:Bring that camera for me.


 こういう問題が出ることはありませんが,正解は「全部正しい」です。意味は下の通りです。


 1:私にあのカメラを持ってきてくれ。

 2:私のところへあのカメラを持ってきてくれ。

 3:私のかわりにあのカメラを持ってきてくれ。


 また,


 4:I asked a question of Mary to Kate.(私はケイトに,メアリーに関する質問をした)


 という文は,SVOOの文にはできません。


 それと,次のように,SVOにはできないSVOOの文も存在します。


 It cost me ten thousand yen to have my television set repaired.(テレビを修理してもらったら,10000円かかった)


 初期段階ではこうした動詞は学習していないので,あまり何も考えずに指導される場合が多いのですが,機械的な書き換えはちょっと問題ありかな? と思われる例を書いてみました。


 次は,英語で一番大切なSVOCの文について説明していくことにしたいと思います。


 


 9月23日のチャリティーライブに参加したときの動画をyoutube上にupしました。


1:祈り

http://www.youtube.com/watch?v=KAGyjoGHQZU


2:木枯らしの季節

http://www.youtube.com/watch?v=03F1Ky13Ud8


3:ほうき星

http://www.youtube.com/watch?v=ZYSpOVdKsIU


4:Into the Light

http://www.youtube.com/watch?v=z6ScwkZ1weE


5:Eternally

http://www.youtube.com/watch?v=yguRe-2Incw


6:日曜日の憂鬱

http://www.youtube.com/watch?v=ZDseE010Ihc


7:夕凪

http://www.youtube.com/watch?v=WhJl-JC3svc


8:Shining

http://www.youtube.com/watch?v=7pOI9GkeZGA


9:Miss魔性

http://www.youtube.com/watch?v=ZHA3-E_c1GU


 ギターも歌も練習不足の感が否めないですが,それなりに頑張りました。


 このチャリティーイベントは毎月あるので,ぼちぼち参加してゆきたいと思います。名古屋近郊の皆さん,もしよかったら,足を運んでください。


 ちなみに,プロアマ混合です。参加費500円で誰でも演奏できます。参加費は全額,東日本大震災関連の復興費用に充てられます。

 第3文型と違い,目的語が2つあります。多くの場合「<人>に<物>を」という構造になりますが,必ずしもこれがあてはまるわけではありません。初期学習段階では,この覚え方で問題がないとは思います。


 1:I'll give you this watch.(君にこの時計をあげよう)

 2:Ill buy you a diamond ring.(君にダイアモンドの指輪を買ってあげよう)

 

 第4文型の文では,二つの目的語の間に,haveを入れても意味が通ります。


 3:You have tihs watch.

 4:You have a diamond ring.


 ただ,この後に続く,第4文型(SVOO)は第3文型(SVO)に書き換えられ,give型とbuy型,ask型に分類される…という一般的な進め方があまり好きになれません。


 5:I'll give this watch to you.

 6:I'll buy a diamond ring for you.


 そこでいきなり出てくるのが,


 7:May I ask a question of you?


 なぜこの分類の仕方に問題があると考えているのか,明後日書こうと思います。

 比較的どうでもいい話です。中学生の頃から作曲というものを始めました。いい時期に一緒に音楽について語れる人たち,バンドを組めたりする人たち,人前で演奏する機会にも恵まれ,それなりに評判もよく,向上心がわいていくうちにどんどん周囲の環境がレベルアップしてきて,気がついたら「プロの作曲家」という位置につくようになりました。


 私の職業はいったい何なのか…よく訊かれることがありますが,実は自分でもよくわかっていません。収入の割合が高いものから並べた場合,情熱のあるものから並べた場合,プライドをおいているものから並べた場合,それぞれに答えは違います。ただ一つ言えることは,ある時期に音楽をやっているだけで食べていけるような状況ではなくなりつつあるな…と感じたということです。それから映像関係に手を出したり,出版関係に手を出したり,色々なことをやってきました。


 気がつくとここにいた…。これからどこへ行くのかまったくわかりません。ですが,はっきりしていることは,「自分だけのものを,自分の形で,自分以外のために伝えたい」と考えてやってきたということです。


 昨日チャリティライブに参加してきました。アマチュアもいればプロもいる,とにかく東日本大震災復興活動の資金を集めたいという目的のライブです。全員ノーギャラで,逆に参加費500円を払うというライブです。お客さんたちからも500円ずつ集めました。そんな地味なライブなんですが,実はこの活動は震災直後からずっと続けていて,物資運搬のためのトラックを買ったりとか,そういうレベルでお金を動かせるところまで頑張ってきました。


 このライブで,ちょっと気になることがありました。私がプロの作家だということはそこにいる一部の人しか知らなかったのですが,参加してきたアマチュアの方が,明らかな嫉妬心を私に対して向けてきたことです。私は自分がどこの誰とも名乗らずに,ふつうに自分の曲を演奏していただけなのですが,コード進行を聴いた瞬間に,「これは素人じゃない」とわかったのでしょうか,自分より劣っているところを一生懸命探し始めるような聴き方をされてしまったのです。


 私は作曲には少しばかりの自信がありますが,楽器の演奏はどう考えてもプロレベルではなく,歌も下手です。土俵の違うところで比べても仕方がないと思うのですが,このいやな感じは演奏が終了するまで続きました。


 この会の名古屋地区の責任者とは共通の知り合いだったようですが,どうしてフィールドの違うところで争わないで,お互いのいいところを楽しもうよ…という感じになれないのか,不思議でなりません。


 まあ無難にまたよろしくといって笑ってきましたが,あまり気持ちのいいものではありませんでした。東京だとふつうにあることが,名古屋では珍しいというのはわかりますが…です。

 英語の文は,情報の原則というのによって,旧情報(お互いが認識している情報)から,新情報(相手に伝えたい,相手が知らない可能性の高い情報)へと流れる基本構造をもっています。


 また,英語の文には次の英文のように,旧情報(既知情報とも呼びます)の名詞について,形容詞などを用いて,新情報を追加していく構造も見られます。


 The people present there were unaware of the man hiding behind the curtain.(その場にいた人たちは,カーテンの後ろに隠れている男に気がつかなかった)


 これは,複雑に見えますが,実はS=C,S=Cの繰り返しでできているのです。


 The people were present there.(その人たちはその場所にいた)

 The people were unaware of the man.(その人たちはその男に気がつかなかった)

 The man was hiding behind the curtain.(その男はカーテンの後ろに隠れていた)


 V(be動詞)を挿入することで文意が成立するSCの関係を補文構造といいます。補文構造にbe動詞以外の動詞が入り込んだものもSVCの形を作ることができます。第2文型(SVC)の文は,こうした特徴をもっているということができるでしょう。


 一方,第3文型の文は,〈主語+動詞〉の形に,動詞が働きかける対象となる名詞を新情報として付加してゆくことによって成立しています。文法参考書などに載っている,「S=Cだけど,S≠O」という説明は,実はこのことを言っているのです。


 I bought a brand-new bag yesterday.(私は昨日新品のカバンを買った)


 be動詞を除く一般動詞は,多くの場合,他動詞にも自動詞にもなり得ます。ですから,他動詞,自動詞という区別があるのではなく,それぞれを動詞の用法ととらえた方がよいのだと思います。


 ちなみに,上記の進行形〈be動詞+現在分詞〉に関しては,be動詞を本動詞,現在分詞を補語ととらえることもできますし,〈be動詞+現在分詞〉を動詞句ととらえることもできます。大切なことは,文型という考え方は,あくまで文の形による分類ではなく,動詞が要求する情報の配列によって決まってくるものだと考えることだと思います。

 動詞の活用というのは,必要に応じて動詞が形を変えることをいいます。これは,英語に限ったことではなく,日本語でも起こっています。


 日本語を母国語にしている私たちは,動詞を活用させて使っているという認識はありません。日本語の口語文法というのがあります。


・未然形:「ない」などにつながる

・連用形:「ども」などにつながる

・終止形:言い切りの形

・連体形:「こと」などにつながる

・命令形:命令する時の言いかた


 日本語の動詞には,「五段活用」「上一段活用」「下一段活用」「サ行変格活用」「カ行変格活用」の5種類がありますが,ご存じでしょうか?


 そう言われて何のことだかわからなくても,ふつうに話しているし,おかしければ,「言い間違えた」と気がつきます。英語の場合,この活用というのが,日本語とはちょっと違います。


 まず,現在形と過去形,過去分詞形と現在分詞形…。


 英語で主語の格,単数・複数などを最初に教えるのは,日本語ではそれらが動詞の活用に影響を与えないからです。英語と日本語の違いということでしょうか,まずはそれを意識させるために,意地悪にもbe動詞から導入するのでしょう。


 問題は動詞が形を変えることにどんな意味があるのかに着目することです。be動詞+現在分詞=進行形,have動詞+過去分詞=完了形,be動詞+過去分詞=受動態…。こんなふうな仕組みになっているので,まずbe動詞から導入して,一般動詞に行って,現在形と過去形…。さらに,それをいじって進行形にしたり完了形にしたり,何が何だかよくわからないうちにこういうことが起こってきました。最初の段階で英語学習を放棄した人は,たぶんこの「××形」というのが苦手だったのでしょう。


 とにかく,まず覚えておくといいのは,実際の会話で現在形が使われることはほとんどないということです。

 今日は古いオーディオ機器の修理の話です。


 KENWOODのCDプレイヤーでDP-1100Dという,発売当時の定価が69800円というものを友人から譲り受けました。友人の話では,時々音飛びがして,あるランプがついたままになっているから,買い換えたということでした。


 私が古いオーディオ機器を集めているのは友人の間では有名なので,ハードオフやヤフオクを使わなくとも,なぜか集まってくるのです。最新のハードディスク系のものは直せないけど,この年代のものならまだ何とかなります。構造もそれほど複雑ではないですし…


 まず箱を開けてみました。



出版・音楽・映像など著作権ビジネスの末席から-DP-1100D:箱を開けた状態


 ピックアップの部分を無水アルコールで洗浄します。かなり汚れていました。音飛びの原因はここにあったと思われます。ただ,塵や埃の混入がないので,ほかの回路はほとんど痛んでいません。いい感じです。


 そして,問題になっていたランプの基板を取り外します。スイッチの故障なので,LEDを交換する必要もなさそうです。運良く手持ちの部品がありました。



出版・音楽・映像など著作権ビジネスの末席から-DP-1100D:壊れていたランプ


 いつものオーディオセットはA-10というとてつもなく馬力のある音で鳴らしていますが,このCDプレイヤーはそのセットとはあまり相性がよくなさそうです。ただ,音が悪いわけではなく,レンジ感は広く,奥行きがあります。この方向で音を出すアンプと組み合わせれば,かなり好結果に結びつきそうです。


 コンデンサーの一部をBGに交換したいと思っていますが,まずは音の特性を把握するところから始めたいと思います。むやみやたらにいじると,最初の目的がどこかへ飛んでしまって,何をやっているのかわからなくなるからです。


 こんな風にしてジャンクオーディオを再生しています。実はほかにも修理中の品があります。私の部屋は音楽に関するものが多すぎるので,本当は整理したいのですが,なかなかものが減りません。いい音で聞こうとすると,やはりそれなりに装置は大きくなりますし,いろいろな機器がほしくなったりもします。こうして横流ししてくれる機材類は自分で選んで手に入れるものではないのですが,それだけに次は何が来るのか…という楽しみもあります。

 70年代~80年代,オーディオというのは花形産業の一つでした。どこの家電メーカーも自社とは別ブランドで製品を出していました。


・松下→テクニクス

・東芝→オーレックス

・日立→ローディー

・三洋→オットー

・シャープ→オプトニカ


 そこにソニー,ヤマハ,ビクター,オンキヨー,パイオニア,サンスイ,トリオ(ケンウッド),アカイ,ティアック,アイワなどの音響専門系のメーカーが加わり,すごい競争が起こっていました。


 その中で,今でも伝説の名機として残っているものがあります。サンスイの技術者たちを大量に引き抜いて,オーディオ市場に華々しく登場したNECが出した「A-10」というアンプです。


 信じられないくらいいい音がします。やたらに重くて,よく故障するけど,きちんとメンテナンスをしているので,今でも現役でがんばってくれています。


 A-10はⅡ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅹとどんどん形を変えてゆきましたが,強力な電源部による安定した出力で,スピーカーの駆動能力が異様に高いことはシリーズに共通した特徴でした。


 私の家には,その派生系である,A-11,下位機種のA-7やA-700,モノラルアンプのM-10など,すべてのバリエーションが揃っています。そんなにたくさんスピーカを置くことはできないので,スピーカーセレクターを逆に使って,アンプを使い分けています。メインのシステムは初代A-10を使っていますが,サブシステムは自作のバックロードフォンという,潜望鏡のようなスピーカーに3台のA-10がつながって,聴く音楽によって使い分けることができるようにしてあります。


 今オーディオ製品はどんどん小型化して,ヘッドホンでi-Podに入れた音楽を聴くというスタイルが主流だと思いますが,やはり,いいシステムは重くて大きいものです。


 CDはさらに音質のよいSACDやDVD-Audioに移行せず,むしろ,CDよりも音質の悪いmp3系の音が主流になりつつあります。


 長い間聞いていても聞き疲れしないというのが,いいオーディオ製品の特徴だと思いますが,私は新幹線で2時間音楽を聞いていることができません。イヤフォンが苦手で,せめてヘッドフォンじゃないと,聞く気がしないのです。


 でかいスピーカーの前に鎮座して音楽を聴くという感覚は,今の若い人にはないんでしょうね。

 昨日のブログで,「A book is on the desk.」という英語は変だということを書きました。なぜ変なのか,ちょっと考えてみましょう。


 まず「冠詞」とは何かというところから始めます。


 冠詞とは名詞の前に置かれるもので,不定冠詞a[an]と,定冠詞theの2種類があります。


 不定冠詞a[an]は,単数名詞の前に置き,複数名詞の前には置かれません。a[an]はもともとは,one「1つの」の語強制が弱まったもので,意味は「任意の1つの~,ある~」を表します。それに対してtheは,that「あの,その」の語強制が弱まったもので,意味は「特定の~」を表します。はっきりとした違いは,a[an]は「他にもある」ことが前提なのに対して,theは「それしかない」ことが前提になっているところにあります。


 冠詞というものは,日本語にはありません。だからよくわからなくなるのですが,実は日本語の中にも,冠詞と同じ役割を果たす語があるのです。


 次の日本語の文章を読んでみましょう。


 昔々,あるところにおじいさんとおばあさんいました。おじいさん山へ芝刈りに,おばあさん川へ洗濯に行きました。


 ふつうに誰もが読める日本語なので,あまり考えたことがないかもしれませんが,この文章は次のような仕組みでできています。


 まず,頭の中で「おじいさんとおばあさん」というものをイメージしなさいと言っています。次に出てくるじいさんはもう別のおじいさんではなくて,あなたが頭の中に描いた特定のおじいさんなのです。英語では冠詞が果たしている機能の一部を,日本語では格助詞が受けもっているのです。


 「が」と「は」は,同じ格助詞ですが,はっきりと役割に違いがありますよね。それと同じように,不定冠詞と定冠詞も役割が違うのです。


 A book is on the desk.(ある本というものが,その特定された机の上にある)


 主語の位置にいきなり「任意の1つの~」がくる違和感を避けるために,


 There is a book on the desk.


 という存在構文と呼ばれるものが使われるのです。ここで,thereは「そこに」という明確な意味を表しているわけではなく,ただ単に違和感を与えないという役割のために,そこに置かれているのです。このような使われかたをする語のことを文法用語では「虚字詞」と呼びます。


 This is a pen.(これはペンというものです)がばかばかしいのは,「言われなくてもわかります」ということだからです。


 You are a girl.(あなたは女の子です)も同様に,かなり使わない言葉のはずです。


 a:Thank you. You are a very kind boy.

 b:No, I am a girl.


 こういう会話があれば,まだ使うこともあるでしょうが,中学校の時に,こういう訳のわからない文章を疑問文にしたり否定文にしたり,色々とやらされて,挙げ句の果てには,40人近くの生徒が一斉に「This is a pen.」と声を揃えて言うのは,英語しかわからない人にとっては,かなり滑稽なものに映ると思います。


 ちょっと話がそれましたが,大切なことは,英語の語順と日本語の語順は違うということを理解することです。


 お互いに知っていることから,知らないことへと情報は展開します。だから,相手が知らないと思うものを最初に話題にあげる時には定冠詞はふつう使われません。


 On the train I met a very charming girl. She got off the train at Shinagawa.(電車の中でとても可愛い女の子に会った。その子は品川で電車を降りた)


 これが,the girlだと,他にいない特定の女の子を指すことになるので,話している相手との間で,すでに話題にのぼっていなければならないことになります。


 A bird flies.(鳥というものは飛ぶものである)


 不特定なものが主語の位置に来て,動詞が現在形になっていると,なぜだか急に普遍性をもった意味になります。


 文法的には破綻していないようでも,表したい意味になっているかどうか,それによって冠詞を使い分けるようにすればいいと思います。


 無冠詞で使われるものもありますが,それについてはまた詳しく述べる機会があると思います。昨日のブログの中でちょっとだけ説明したことの補足でした。