あなたの周りに

『えっ?!なんで?』

って思う人いませんか?

 

なんでちゃんとしないんだろう?

どうして何度言ってもわからないんだろう?

何度も教えているのに

どうしてできないんだろう?

 

今回の寺地はるなさんの作品を通して

思ったこと。それは、

 

世の中には色んな人がいる。

その中には、自分には理解できない人もいる。

でもその人にも

『きっとそうするには何か理由があるのかも』

という視点をもつことが大事だなぁ。

と感じました。

 

 

こんにちわ。

小説のいいところは

登場人物の立場になって

感じることができること

だと思います。

 

この作品の登場人物の中には

LD(学習障害)、

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

の人がいます。

 

知識としての理解はありましたが、

その人の立場になってみると

こんな風に感じるんだなぁって

少し実感できたような気がします。

 

心に残ったセリフを紹介します。

 

誰もが同じことを同じように

できるわけではないのに、

『ちゃんと』しているか、

していないか、

どうして言い切れるのか。

 

できることが増えるのは、

ええことかもしれんけど、

努力ってたしかに尊いけど、

努力だけが正解なんかな。

近眼の人はメガネをかける。

努力して視力をあげなさいなんて

誰も言わん。

足を怪我したら杖を使う。

でも、いっちゃん(LDの友達)は

努力を求められる。

 

私も仕事上でLDの子に関わることがあります。

本人は一生懸命書いているだろうに、

(でもふざけているようにも見える態度だからか)

先生には『先生にも読めるように書いて』などと言われています。

確かに本人でさえも読めないような字というか、

薄い線でミミズのような文字だったりしてます。

 

でもその子にとっては

それでちゃんとしているかもしれない。

 

やる気がないような態度に見えるのは

人の何倍もの労力がいるので

ほんとにやる気がでないのかも。

 

タブレットを使うとか

何か違った方法で学習できたらいいのに

と思います。

 

その子に合った方法で

自然でいられるような。

 

人は誰でも何かしらいいものを持っている

と思います。

 

そのいいものを生かせるような

そして誰にでも寛容な社会であってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生って思っているほど長くない。

何も変化がなければ

今日のような明日が続いていく

それで満足ですか?

 

 

こんにちわ。

沖縄地方、台風が猛威を振るっています。

この台風が居座って今日で6日目

うちも2日ほど停電しました。

電気のない生活は本当に不便を感じ

生活を回すのに精一杯でした💦

 

日頃いかに電気に頼っているか。

色々と考えさせられました。

 

さて、

電気が復活したところで

読書もはかどりました^^

 

図書館の新刊コーナーで出会った本

『もしも、人生を今日からやり直すとしたら』

 

美容外科を経営し

広く成功を収めている著者

でも今に至るまでには

多くの挫折や苦労、

失意のどん底に落ちたことも何度も。。。

 

でも、強い精神力と

哲学を持っていたから

今があるんだなぁと。

 

頭では分かっていることでも

体験談として聞くと

腑に落ちるし、わかりやすいです。

 

私が印象に残ったというか、

今の自分に響いたところを

紹介したいと思います。

 

 

目次

1.人は変えられない、自分が変わるしかない

2.時間こそ人生における最も大事なリソース

 

 

1.人は変えられない、自分が変わるしかない

人はなかなか変わらない

頭では分かっているけど、

ついついこうしてほしい、

こうなってほしいって思いがち。

 

例えば、子どものこと。

ゲームや動画ばかり見ないで

勉強やお手伝いをしてほしい。

せめてそれらが終わってから

見てほしい。

 

夏休みになると

子どもが家で過ごす時間が多くなり

色々と目につき気になるものです。

 

うちの娘は勉強が得意な方ではないので、

なかなか宿題にとりかかろとしません。

 

やるべきことはやってから遊ぶ

という約束もいつも守れず、

一緒に勉強をすれば

分からない!と怒り出すし。。。

 

上の兄たちとは違った人種で

ほんとに手を焼いているのです。

 

子どもにこうあってほしいと思うのは

やっぱり親のエゴなのかな?

でも、ここでつまづいていたら

この先が思いやられる。。。

という親としての心配心もある。

でも言うこと聞かないしなぁ。

 

という葛藤。。。

 

でも、そうだ。人は変わらない!

この子はこれでいいのかな。

いいところもあるし。。。

と娘のいいところを色々と思い浮かべてみる。

 

そして、こうあってほしいと思うことについては

もうあきらめよう。

と言っても、放任や見放す訳ではなく

目は配っておく。

必要な時には手を貸せれるように

準備はしておく。

そんなスタンスでいようかなと思いました。

 

人生には限りがあるのです。

変えられない人を変えようといくらがんばっても

時間のムダです。

 

変えられないことをクヨクヨ悩む時間が

一番もったいない。

 

相手を非難するのではなくて、

じぶんの器を大きくしていけば、

問題は問題でなくなる。

 

 

2.時間こそ人生における最も大事なリソース

筆者は、

人生遅すぎるなんてない!

やりたいことを全部やっていこう!

と興味があったマリンスポーツを

本格的にやってみたり、

46歳で音大に入学したり。

 

『音楽と言葉だけは神様が人間にくれたプレゼント』

という一文に出合い、

今までは自分のことはすべて後回しにしていたけど、

これからは人生のプレゼントをしっかりと受け取ろう

と決めたそうです。

 

私もやりたいことややってみたいこと

がたくさんあります。

そして、

元気で楽しめるという意味での人生は

思ったより短い!

ということをこの歳になって

そして親世代を見て感じています。

 

自分のやりたいことをするためには

時間が必要です。

 

そこで、

『自分がしなくていいこと』

『他人に託せること』

を切り離すことが必要になってきます。

 

自分にしかできないこと以外は

できるだけ他の人に任せる。

 

主婦にとっては、

家事が多大な時間を占めています。

なんで、私だけが。。。と思うこともしばしば。

 

何かやることある?

手伝いすることある?

と家族が気を利かせてくることは

あまりありません(うちだけですか?)

 

自分からどんどん頼んでいかないと!

と深く刻み込んだつもりでも

気が付くと自分でパッパとやってしまっています💦

(自分でやった方が頼むより早いのでついつい)

 

でも、自分の時間を作り出すためには

人に頼ったり、任せないと

物理的に厳しいのです。

 

『人に任せる』

いつも頭において

やっていこうと強く思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは普段

言いたいことが言えてますか?

 

 

思ったことをすぐ口にする人

相手の顔色を伺って

なかなか自分の思ったことを言えない人

遠慮して自分からしゃべれない人

などなど色んな人がいると思います。

 

私はどうだろう。。。

 

 

こんにちわ。

最近読んだ本『質問は人生を変える~マツダミヒロ』

 

 

自分自身にいろんな質問をすることで

自分の可能性が広がっていく

というような内容が書かれていました。

 

その中で私は

『最近だなぁ意識してできるようになったのは』

と思ったものがありました。

 

 

目次

1.家族との関係

2.小言は小出しにする

3.言いにくいことでも言える関係

 

1.家族との関係

家族は触れ合う機会が多いからこそ、

イヤだなぁ、直してほしいなぁと

思う場面が多いことでしょう。

 

それがずっと繰り返されると

伝えるのも面倒になり、

いつしか注意すらしなくなります。

 

言いにくいことは言わない

そうすれば、今と何も変わらないので、

問題も起きにくい。

 

でも言いたいことを我慢していると

いつかそれが爆発して

突然トラブルになりかねない。

 

小さなことでもきちんと口に出し、

対話をしていれば

大きなトラブルにはなりません。

 

言いにくいことを伝え合えば

相手との関係もよくなり

本気で関わりあえる関係になれるのです。

 

言いにくいから言わない。

というのは面倒なことを避けているだけで

真摯に向き合っているとは言えません。

 

私自身、言いたいことを我慢してしまうことが

よくありました(というか、今でも多少はあります)

 

言い方が優しすぎるのか

不満を言っても伝わっていない様子だったり

相手は良かれと思ってやっているので

言いにくかったりしたり。

 

結婚当初、相手の親の言動がイヤでたまらず

でもきつくイヤだということができず、

かなりのストレスが溜まっていました。

 

そして、ある日爆発して。。。

結果、必要最低限以外は会わなくなりました。

 

私にとって他人なので

彼らとの関係はそれでいいのですが、

大切な人、縁があって一緒になった

夫や子どもたちとの関係は

なるべくいいものであって欲しい。

 

そう思うので、

日々の生活の中で

思ったことはその都度口に出す

言い方も色々ですが

そうしようと心がけています。

 

それで、その時は険悪な雰囲気になったとしても

金輪際会いたくない!

という風になるよりはいいかなと。

 

それに大抵のことは

1~2日もすれば落ち着き

元に戻るものです。

 

言いたいことを我慢しているより

お互い思っていることを

言い合った方が

長い目でみていい関係になれると思います。

 

 

2.小言は小出しにする

食器の洗い方が甘い(角にギトギトが残っている…)

洗濯物の干し方が…(間隔が狭すぎ)

使ったもの、食べた後の片づけ(そのままここに置かないでよ)

食べるときにそんな音たてないで。。。などなど

 

自分でやった方が早いし

いちいち言うのもなんだな

と思うこともありますが、

敢えて言わせてもらってます!

 

イヤだなぁと思ったことを

心の中にとどめておくと

積もり積もった時に大爆発するし

不満を感じると心がモヤモヤして

自分がなんだか気持ち悪くなるし。

 

 

3.言いにくいことでも言える関係

長い時間一緒に過ごす家族

できれば心からくつろげる関係でいたい

それは理想論かもしれませんが、

心にモヤモヤを溜めるのは

自分にとって良くない!

 

なので最近は

言いたいことは言うようにしています^^

 

 

 

 

 

 

 

人生リセットできるボタンがあったら。。。

押してみたいですか?

 

あの時○○していたらどうなっていただろう?

やり直せるなら絶対○○はしない!

あきらめずに○○すればよかった。。などなど

 

 

 

こんにちわ。

大好きな作家、垣谷美雨さんの『リセット』

だいぶ前に書かれた本ですが、

今読みました!

 

物語の3人の女性は47歳

今の自分と同年代なので

今読むのが私にとってタイムリーだったのかな?

 

 

目次

1.当時は気付かなかったこと

2.いつからでも遅くない

 

1.当時は気付かなかったこと

18歳の女子高生の頃に戻るという設定ですが、

中身は47歳のおばさん

 

人生の酸いも甘いもある程度経験しているので、

ちょっとやそっとじゃ動じないし怯まない

 

自分の年齢より年下の母親や

その働きぶりを見て

こんなに必死だったんだ

なんでもっと手伝ってあげたりしなかったんだろう。。。

と落胆する気持ちがリアルに想像できました。

 

今、自分が経験したからこそ

分かることってたくさんあるんだなぁって

 

当時は幼いし

自分のことで精一杯

 

もっと気遣ってあげればよかった

という言葉に共感すると同時に

今息子たちや娘が

親の心、子知らずだとしても

仕方ないな(笑)と思いました。

 

また、当時は気付かなかった

母と祖母の嫁姑関係

 

47歳の自分は気付くことがたくさんあって

ちがった角度から眺めることができる。

 

年を重ねると

色んなことが見えてくるし

分かってくることもたくさんある。

 

年を重ねた自分の勘みたいなものに

もっと自信を持ってもいいのかなと

最近は思うこともあります。

 

 

2.いつからでも遅くない

人生は一度きりで

しかも思ったより短い

 

だから誰にも遠慮せず

自分の人生を思いっきり

生きたらいいと思います!

 

いつからでも遅くない!

そう思える作品でした^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こんにちわ。

今日も読んでくれて

どうもありがとうございます!
 

最近は本屋さんや図書館などでも

HSPについて書かれた本を

目にすることが多くなりました。

 

私も色んな本を読んで、
最近やっと
『HSP(繊細さん)でよかったー!』と
心から思えるようになりました。
(というか、気付いた感じかな)

今までは
何かあると、
どう対処するか
色々試しながら
適応してきたような感じです。


でも、
『繊細さんだからこそ
深く感じられたり、
味わえたりしたことが
たくさんあったんだ』と気付いた時に
『繊細さんでよかったとしか思えない(^^)!!』
と世界が一気に好転したような
ワクワクを感じました。

『もっと自分の感覚を大事にしてもいい』

そう思えました^^

たくさん読んだ繊細さんの本の中で
好きなところを紹介します。

私は繊細さんたちが好きです。

たとえ悩んでいても、

その背景には相手を思う心があり、

深く考えていく気質があります。
私にはその姿が、人間そのもののように思えます。


『繊細さん』の知恵袋~武田有紀著


そうなんです。
『繊細さん』には
相手を思いやる優しい心があります。

でもそれがゆえに
悩んだり生きづらさを感じたりしているのです。

なんとも人間らしい姿だなぁって思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、うちの子が学校に行き渋り

私もどうしたもんだかと

頭を悩ませていたころ
HSP、HSCという概念を知り

少し気持ちが落ち着いたことがあります。

 

今日はそのころの話をしたいと思います。

 

 

こんにちわ。

今日も読んでくれてありがとうございます!

 


目次
1.HSP(Highly sensetive person)について
2.HSC(Highly sensetive child)について
3.子どもの笑顔が見たいだけ

 


1.HSP(Highly sensetive person)について

HSPは『繊細さん』と呼ばれ
少しずつ認知されるようになってきました。

私自身、

自分も繊細さんな部分があると思っていて
うちの子もちょっと似てるなと感じていました。

学校生活の話をすると、
家族の間では、
『気にしすぎ』『真面目』で
片付けられてしまうことが多く、
『もっと気楽にやったら?』と言われてしまいます。

私もそれは性格だろうと思っていたので、
性格は変えられる
慣れればどうにかなる
と思いながらも、
行き詰まっている様子を見て
このままでいいのかなと不安に思っていました。

繊細さんに必要なのは、

『気にしない』という言葉ではなく、

気づいたことにどう対処したらいいのかという

具体的な対処法なのです。

『繊細さん』の本ー武田有紀著

 


それで色々と調べていると
HSCという概念もあるんだと知り、
大人はまだしも
子どもはその何倍も

生きづらさを感じているんだろなぁと気付きました。

大人はある程度、
自分で自分の属するコミュニティーを選べますが、
子どもは学校や先生、親など選ぶことはできません。

なので、私たち大人が思うより
過酷な学校生活や家庭生活を

送っている可能性があると思います。



2.HSC(Highly sensetive child)について
HSCとは、Highly sensitive child(ひといちばい敏感な子)のことです。

ひといちばい敏感な子には4つの性質があります。

◆深く考える
◆過剰に刺激を受けやすい(疲れやすい)
◆共感力が高く、感情の反応が強い
◆ささいな刺激を察知する(音・におい・肌ざわり・光)


学校という場所はHSCにとっては
相当『過酷』な所なのです。

自己肯定感や自己価値が削がれ、
不登校になってしまいがちと書かれています。

HSCについて書かれた本には、
HSCの10個の特徴や
学校との相性を知る20のチェックリストもあります。


3.子どもの笑顔が見たいだけ
生きづらさを抱えているように思えるHSC

でも、HSCはその子に合った対処をすれば
特に問題はなく、
その長所を生かして
すごく幸せに生きることができると思います。

どうやったらこの子がハッピーでいられるか。。。

まだまだ私も勉強中です!

 

 

 

 

 

 

 

『自分勝手で生きなさい』

えっ⁈自分勝手でいいの⁈

できるならそうしたい!

 

 

 

図書館でたまたま目に入った本

 

 

『自分勝手』

なんだかマイナスのイメージでよく使われる言葉

でも自分勝手ができたらいいですよね。

だって自分の人生なんだから。。。

 

 

 

おはようございます。

まだ家族が起きてこない静かな朝ニコニコ

遠くでセミが大合唱しています。

今日も一日暑くなりそうです。

 

さて、今日は読み終えたばかりの本の感想です。

 

 

目次

1.孤独に強い

2.自分を知る

3.自分の頭で考える

4.自分の人生なんだから

 

 

1.孤独に強い

幼い頃、結核を患い

孤独を強いられた作者

 

自宅療養で学校や外にも行けず

社会といえば、家と限られた家族や医者のみ

傍から見ると、かわいそうな子どもだったと思います。

 

でも、本人は本を読み物語の世界にうっとりし

空想の世界を楽しんだり

ちっともかわいそうではなかったと言います。

 

幼い頃から自分と向き合い

自分の世界を楽しむことに時間を費やしていた作者

 

今はなかなかそうはいきませんよね。

スマホやSNS、見たい動画やゲーム。。。

 

暇が耐えられない

次から次へと刺激を求めてしまう

(わが娘を見てると中毒かなと心配になったりします泣き笑い

 

 

2.自分を知る

自分勝手に生きるためには

まず自分を知ることからです。

 

自分はどんな人間で

何が好きで、

何が強みで、

何をしていると夢中になれるか、

どんなときに喜びを感じるか。

 

そして、ドロドロと醜い、

できれば蓋をしておきたい部分にも

目をそらさずに直視して把握する。

 

自分にはどんな癖があり、

何を怖がり、

何に嫉妬し、

何に執着しているか、

自分の醜さや弱さを知る。

 

自分がやりたいことをして、

やりたくないことはしない。

 

そこには自分を律する強さと

起きたことに対して

自分で責任をとる強さが必要です。

 

自分勝手はいいけど、

人に迷惑はかけたくないですよね。

 

 

3.自分の頭で考える

 

小学校の通知表にいつも

『協調性がない』と書かれていた作者

でも、まるで気にしなかったそうです。

 

嫌いな人は嫌いだし、

興味がない人には興味がない。

どうでもいい人はどうでもよく、

そういった人に合わせるのはまっぴらだった。

 

それは今でも変わらないし、

学校教育の方がおかしいと思っている。

 

みんながやっていることが正しいことに見えたり、

親や先生は正しいと思いがちですが、

そうではありませんよね。

 

それをおかしいと思って

自分を突き通せる強さ

私もそういう強さを持ちたい!

と心を打たれました。

 

自分の頭で考え、判断する。

 

そういう主体性を持った生き方っていいなって思いました。

 

 

4.自分の人生なんだから

私ももうすぐ50歳

家でのお母さんという役割、

嫁や娘としての役割や枠、

年齢に囚われず、

人に迷惑をかけなければ

多少の自分勝手は許されるだろう

と思いました。

 

人生100年時代

残り半分です。

 

やりたいことはたくさんあるし、

行ってみたいところもたくさんあります。

 

気の合うひととの時間も大切にしたいし、

家族と過ごす時間も味わいたい。

 

自分の人生なんだから、

今日も『明日死んでもいい』ように生きよう照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『サイコロジー・オブ・マネー』
お金との賢い付き合い方は、『人間心理』から学べる

以前紹介した『DIE WITH ZERO』は、
今しかできない経験のために使えるお金を、
無駄に?ため込んでいる人に向けて書かれた本という感じでした。


で、今回は
『目的のない貯金』ほど、価値が高いという内容の
『サイコロジー・オブ・マネー』

 



本書では、投資のことや複利の力など

お金に関する知識はもちろん、
お金にまつわる人の心理にも触れています。

目先の情報や感情に振り回されず
うまくお金と付き合っていく術が書かれています。

その中でも今回は
『DIE WITH ZERO』と主張していることが

違っているように思える
目的のない貯金について
本当のところはどうなんだろう?

という視点から書いてみます。


こんにちわ。
今日も読んでくれてありがとうございます。

少しずつ読み進めていた

『サイコロジー・オブ・マネー』
結論から言うと
貯めるも使うもバランスが大事

なんだなと思いました。

目次

1.お金が人生にもたらす最大の価値は『自由』
2.『目的のない貯金』が最大の価値を生む
3.まとめ

 


1.お金が人生にもたらす最大の価値は『自由』
朝起きた時に
『今日も好きなことをしよう』と思えたら、
そしてそれが可能だったら。。。

幸せだな~と思いませんか?

人は、『幸せになりたい』から

経済的に豊かになろうとする。

だが、何をもって幸せとするかは

人それぞれで、定義するのは難しい。


とはいえ、誰にとっても共通の要素はある。

それは、『思い通りの人生を送れること』だ。
好きなときに、好きな人と、好きなだけ、好きなことができる。
それは、何物にも代えがたい価値がある。
そしてこれこそが、お金から得られる最高の配当なのだ。


蓄えが増えるごとに
人生の選択肢が増えます。

例えば、仕事を選ぶ時に
少々の蓄えがあれば
切羽詰まって自分の意に合わない仕事に就くのではなく、
良い仕事に就くチャンスを待つ余裕ができます。

給料は安くても時間の融通が利く仕事に就いたり、
やりがいのある仕事、
通勤時間の短い仕事を選ぶこともできます。

周りの都合に左右されるのではなく
自分主体で決めることができます。

自分で決めることができる
それがお金がもたらしてくれる自由です。

2.『目的のない貯金』が最大の価値を生む
目的もないのにただお金を貯めるなんて、
お金を有効活用していなくてもったいない!と思っていました。

でも、この本を読んだ後は
なるほど、確かに蓄えがあれば、人生に柔軟性が持てるし
安心感もある、選択肢も増える。
目的のない貯金も大事だなと納得しました。

特定の目的がなくても貯金はすべきだ。
貯金自体が目的であってもいい。

むしろ、そうすべきだ。

特定の目的のためにだけ貯蓄するのは、

すべてが予測可能な世界では意味があるかもしれない。

しかし、私たちの世界はそうではない。

人生では、最悪のタイミングで予期せぬ出来事が起こり得る。

貯蓄はそのリスクに対する備えなのだ。

目的のない貯金をすれば、選択肢と柔軟性が手に入る。

貯金があれば、待つべきときにはじっと待てる。

チャンスがきたら飛びつくこともできる。

考える時間もつくれる。

自分の意志で人生を軌道修正できるようになる。

目的のない貯金(蓄え)がもたらす価値は大きいですね。

3.まとめ
人生に多くの選択肢と柔軟性をもたらしてくれる
目的のない貯金

蓄えがあるということも
日々の生活に安心感をもたらしてくれます。

安心があるから
心穏やかに毎日を過ごせるのも事実です。

今を楽しむためにお金を使いつつも
目的はないけど、貯めることも大事

結局、

心が満たされていることが

すべてに繋がっている。
お金を無駄に使うこともなく
本当に大切なことに使って満足できる
それが一番大事なことなのかなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

自分の弱さと向き合い
強さを持って生きていく

罪を背負うということ
許してもらうということ
覚悟をもつということ

色々と深く考えさせられる
作品でした。


こんにちわ。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます!

町田そのこさんは
私の好きな作家さんのひとりです。

心に『闇』まではいかなくても、
何か辛さのようなものを抱えて
生きている人の心を
上手く描いていると思います。

この作品も
とても読み応えのあるものでした。

 



ところどころ
印象に残った言葉があります。

自分のことを振り返ったり
母親と重ねてみたり。。。

そのいくつかを紹介したいと思います。



目次

1.自分の人生、親や周りのせいにしていいのは十代まで
2.謝るのは許すことを強要している



1.自分の人生、親や周りのせいにしていいのは十代まで
人生がうまくいかないことを
すべて母に捨てられたせいにして
悲劇のヒロインのように
生きてきた主人公

母親に捨てられた寂しさは
とてつもなく大きなものだったに違いありません。

『自分の人生
親や周りのせいにしていいのは十代まで。
それ以降は自分で責任をとる』
という言葉も厳しいけれど、
当たっているなと思いました。

いつまでも
人のせいにしていては
自分の人生を生きることはできない。



2.謝るのは許すことを強要している
ごめんなさい。と
素直に謝ることは
とても大事なことだと思っていました。

でも、時と場合によっては
そうでないこともあるのかなと
考えさせられました。

自分を許してほしくて、
自分が楽になりたくて謝る。
そこで終わりだと
単に無責任に思えます。

謝って許してもらうのではなく、
罪を背負って生きていくことで
自分の人生に責任をとるという覚悟

悪かったなという思いを持って
生きていくこと。
それは辛さを伴います。

でもだからこそ、
今その人との関係を
大事にしていけるのかな
とも思います。

謝らないということ
そこにはそんな強さがあるのかな
とも感じました。


内容が深く
また読みたいな~と思える作品でした。

 

 

 

 

 

 

『自分って役に立っているのかなぁ』

成果が目に見えないから

自分のやっていることがこれでいいのか

よくわからない。。。

 

昨年初めて今の仕事(特別支援員)をした時

毎日モヤモヤした気持ちを抱えていました。

今でもそういう時ありますが。。。

 

 

こんにちわ。

今日は先日読み終わったばかりの小説から

元気や安心感をもらったので

それをシェアしたいと思います。

 

 

『月の立つ林で』 青山美智子著

 

目次

1.竹林のように私たちも繋がっている

2.きっと誰かの役に立っている

3.気持ちを込めたことは伝わる

4.私におきかえて

 

 

1.竹林のように私たちも繋がっている

竹は一本一本独立しているように見えますが、

根っこの部分では繋がっていて

大きなひとつの集合体になっているそうです。

 

この小説も短編集なのかなと思いきや

すべての話がどこかで繋がっています。

なにかしらそれぞれの登場人物になって出てきているという風に。

 

小説なので現実にはそこまで繋がらないかも知れませんが、

見えないところで大きくひとつに繋がっている

お互いに影響しあっている

私たちの社会を表しているかのような構成に

なんだか安心感が持てました。

 

 

2.きっと誰かの役に立っている

自分では大したことだとは思っていなくても

相手からしたらその行為が

心からありがとうを言うほどのこと

ってあると思います。

 

誰かの笑顔で元気になったり

声をかけてもらえてうれしい気持ちになったり。。。

 

相手は何気なくしたことでも

それが元気をくれることだってあります。

 

 

3.気持ちを込めたことは伝わる

どうやったら相手のためになるのか

喜んでもらえるか

あれこれ考えてやったこと

心を込めてやったことは

ちょっとしたことでも誰かには伝わっていると思います。

 

その気持ちを受け取ってくれる人は

必ずいると思います。

 

 

4.私におきかえて

冒頭のように

私が今やっている特別支援員という仕事は

目の前にいる生徒の困り感をサポートするというもので、

自分のやったことが成果として

見えるのはごくわずか。

 

今日はここからここまで終わらせようとか

いつまでに○○を仕上げるなど

期限や量が決まっている仕事は

やることがはっきりしているし

終わった後の達成感もあります。

 

でも自分のやっていることの成果が

目に見えない、見えにくい

成果が出るまでには時間がかかる

そういったことをやり続けるのは

不安になったり

これでいいのかなぁと

自信が持てなくなることもしばしば

なんかやりがいみたいなのも感じられず

モヤモヤした気持ちになったりもします。

 

でも子育てと一緒で

成果はすぐには表れない

思いが伝わるのは何十年あとかもしれない

そういう仕事なんだろなぁって最近は思います。

 

先日、数学の授業で

先生が『どこが分からないの?』と

一生懸命に言葉を変えながら教えているのを見て

自分が高校生の時の先生を思い出しました。

 

あの先生あまりにも力説しすぎて

字を書きながらよくチョーク折ってたなぁ

分かってほしいって気持ちで

一生懸命だったんだなぁって

今は手に取るようにわかります。

 

あの頃は数学苦手であきらめていたし

そんな力説されてもわからんわーって感じでした大あくび

 

今になって(30年たってあせる

先生の熱意が伝わったような気がしました(申し訳ない泣き笑い

 

 

自分がやっていることが

誰のためになるかなんてわからないし、

それは見えないところでなのかもしれない。

 

だけどきっと自分、そして誰かのためになっていると

願い、祈り、行動することで救われる人は必ずいるんだ

と自分を信じる力をくれた作品でした。

 

この作品に出会えたことに感謝です!