新NISAが始まってひと月あまり。
先日の日経新聞によると、1月に新NISAで投資信託が1兆3700億円買付されたそうです。
課税口座での買付は500億円程度とのことなのでで、かなり利用する人は多いようですね。
最近では経済番組以外でも新NISAについて特集されてるのを見かけるので、
「なんかよくわからないけど、とりあえずNISA始めようかなー」
という人も増えてるかもしれません。
リスクを恐れていつまでたっても踏み出せないのはもったいないですが、とりあえず始めちゃう前におさえておきたいと個人的にポイントをまとめてみました。
投資信託など、値動きのあるものに投資して利益が出た場合、本来は約20%の税金を納めることになります。
でも、NISA口座で投資していると、非課税、つまり税金を払う必要がなくなります。
売るときには利益が出ないとそもそも税金はかからないので、利益が出そうなものに投資する、もしくは利益が出るまで持っておかないと、メリットはないということになります。
ただし、株式の配当金については、利益が出てるかどうか関係なく受け取るときに税金がかかるので、NISAで持つメリットがあります。
参考記事
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NISAなら(なんでもかんでも)オトク!というわけではないというのはおさえておきたいところです。
まったくの初心者さんが始めるなら、以前は「つみたてNISA」とよばれていた積み立て投資枠を使って、手数料の安い投資信託を毎月一定の金額で買っていくのが一番始めやすいです。
ここで知っておきたいのが、金融機関によって、投資信託のラインナップはかなーり異なりますし、手数料もバラバラということ。
何となくいつもの銀行で説明を受けて、そのまま何となく始めてしまうと、後になって
「もっと手数料の安いものを選べばよかった…!!」
と後悔しちゃうかもしれません。
参考記事
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途中で金融機関を変更することはできますが、それまでに買い付けた残高は移すことができないので、管理が面倒になります。
できれば最初から手数料の安いネット証券で始めるのがお勧めです。
ただし、ネット証券の場合は、口座開設や積み立ての設定などを全部自分ひとりでやらなければいけないので、いろいろ調べるのは結構大変かもしれません。
最近よくネットの発信などで見かけるのが、
「とりあえず、オルカンに投資しとけばOK!」
というもの。
オルカンとはオールカントリーの略で、全世界の株式に投資するファンドイーマクシススリム 全世界株式のことです。
最近は株式市場が好調なので、運用レポートを見るとこのファンドは過去1年で30.4%、過去3年で63.4%も基準価額が上がっているようです。
この数字だけ見ると、
「こんなに増えるなら良さそう」
と思ってしまうかもしれませんが、株式に投資する以上、常に上がり続けるわけではありません。
「よくわからないけど、みんな買ってそうだから大丈夫でしょ」
となんとなく始める前に、大きく下がることがあってもストレスなく続けられそうかどうか、考えてからスタートしてみてくださいねー
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