ミュージカル『テニスの王子様』
3rd Season 青学vs氷帝
大阪公演千秋楽 8/21 13:00~ in 大阪メルパルクホール
※ネタバレ注意
気付いたことと日替わりネタ中心ざっくりレポ。(⇒楽の挨拶は別記事にて)
20日に気付いて21日もやってたことも一緒に書いてます。
★客入り
一般販売・当日引換券即時完売。当日券の最終当選番号が352、当選枠72、補欠当選30。
千秋楽も立ち見は2階のみだったようで、1階には立ち見や補助席の追加はなかった。
★開演前アナウンス
千石清純役・森田くん
「都大会の後、みんないっそうテニスに打ち込むようになったんだ。いい変化だよね~。でも、みんなズレてるというか…地味'sはスポットライト浴びようとしてるし、室町くんは人の技を真似しようとしてくるし…でも、団結力は上がってきてるんだよね。俺がもっと山吹を盛り上げて頑張っちゃうもんね!みんな、応援よろしくね~!」
森田くん、地声かっこいいのに千石の声は女子たちをいやらしい目で見ているような声を出す…
★オープニング
やあポーズではなく戦隊モノ風の決めポーズで登場する地味's。南の立ち位置が東方とかぶる。
南「まだオープニングというタイプじゃなかったようだな…」
東方「初心に帰ろう…」
そのあとは室町が虎砲成功して窓ガラス割る、1年のころは千石さんの背中見てた、先輩大好きかエヘヘパターン。
エヘヘ…は気持ち悪い笑い方ではなく照れ笑いだった。
★堀尾の補習
「『日本一高い高層ビルは神奈川のランドマークタワー…』うんうん、これは知ってるぞー。『でしたが、』でしたが!?『新たに日本一となった、2013年に開業した大阪の高層ビルの名前はなんでしょう。』」
「あ~~、……わかるんだけど、なんだっけ…あべの…」
「あべのカルピス!…ちがうか。」
「カル、カル…、カル……」
カルから離れろ!カルピスって言うくらいならカルピン出せばいいのに
「あべのカルピン!」
Σ(∵)
「…ってそれは越前ちの猫か~~。もう駄目だあ」
▽懐メロ
「めっちゃ好きやね~ん…♪やっぱ好きやね~~ん♪…めっちゃ好きやで、大阪」 やっぱ好きやねん / やしきたかじん 1986年
★校内ランキング戦
手塚、ボールをポケットから出すのが尋常じゃなく速い。
ポケットじゃなくてホルダーに入れてる?
センブロど真ん中から見ると零式サーブの照明効果の良さが際立つ。
インパクトの瞬間、舞台中央のサスがカッ!!と黄色に変わり
ボールがラケットから離れると黄色い光が一点に集まり、青色に変化して手前に向かって走ってきた。
今まで主に下手か上手だったので初めてこの感覚を味わった…(初日のセンブロも通路だったのでほぼ下手)
★部室
▽黄金ペアケンカ
大石が部室に入ってくると、あわてて頭を下げるトリオ。
アハハ…と愛想笑いをする堀尾に応えるように大石も微笑み、ロッカーに立てかけたラケットバッグから荷物を取り出そうとする。
そこへ菊丸が入ってきて、振り返った大石と目が合い、気まずく視線を落とす二人。
そのまま菊丸はベンチ下のラケバからタオルを取り出し、バン!とドアを閉めて出ていく。体をビクっとさせるトリオ。
バッグから取り出したノートを手に、大石は部室を出ていく。
「集合に遅れるなよ」
さみしげな笑顔でドアを閉めた。演出は20日昼から21日まですべて同じ。
★ストリートテニス場
▽桃城と山吹
喜多「天高く馬肥ゆ!」
喜多「今日は新渡米先輩の水やり当番の日なんだ……もしかして、桃城も新渡米先輩にお水あげたいのかな?もしそうだとしたら俺の仕事がなくなっちゃう…勇気を出して聞いてみよう」
喜多「桃城も新渡米先輩にお水を…」
桃城「いや、ぜんぜん!」
喜多「それはそれでショック~!」
桃城「…難しい性格だな」
★俺をレギュラーに~氷帝テニスコート
宍戸のジャンプ力もすごかった。跳べるキャストばっかりだ氷帝…
ここでのラケット立ては完全になくなっていて、ストリートテニス場が初披露になっている。
私がこれまでに観た公演では、「見苦しいぞ宍戸」の時の「跡部っ」と
「そこに居る奴はまだ負けてはいない」の「跡部!?」を同じテンションで言っていたが、
20日以降は「跡部!?」のほうの言い方が変わっていた。「跡部…!?」
★それぞれの思い
「ケンカしてたんじゃなかったっけ?」のタカさん、菊丸と大石の様子を見て困惑気味に「わからない…」と言っていたのが、笑顔で「わからない」になっていた。
▽桃城の乾モノマネ
「ペナル茶を飲んでもらう。チャリをこ~げ♪こぎまく~れ♪」 突っ走れ / 青学
★試合前(山吹)
新渡米が地面に伏せている。
喜多「…先輩、何してるんですか!?」
新渡米「だだ、だって、ききき、緊張しちゃって、いったん土に還ってみようかと思って…」
喜多「先輩!!」
地面に片膝をつく喜多。「俺たち、ダブルスの頂点を目指そうって誓ったじゃないですか!」
顔を見合わせてこくりとうなずく二人。
「「なんなんだこの二人…」」
喜多が手を貸すと、ぴょこんっと飛び跳ねるようにして起き上がる新渡米。
室町「まさか、お前も緊張してるのか?」
壇「だだだ、だだ、だーん…」
室町「緊張してる…!」
千石「み、みみみ、み…みんな、緊張しすぎじゃね?」
南「お前もだろ?」
そうかも、と言いながら靴下を片方だけあげる千石。カテコまで左右の高さ違ったままだったのが笑えた。
そのあとは東方が転ぶ20日と同じパターンだったが、東方が転んだのを間近で見た南が口に手をあてて驚いていたのがかわいかった。
★試合前
▽桃城とトリオ
桃城「早く巻け!」
カツオ「巻きました!」
堀尾「ま、まだ…」
カチロー「巻きました!」
俺より早く巻くなとカチローにつっかかる堀尾。
桃城「おいおい、揉め事はよしてくれよ!?」
▽カツオの大石モノマネ
大石帽をかぶっているのはカツオだが、堀尾も一緒に準備していたので、自信ありげに菊丸の方を見ていた。
菊丸に「ダメ」と言われてからは堀尾の顔から表情が消え、他人事のようにドンマイとカツオの肩を叩いて立ち去る。
「失敗作を持ってきてしまった!」
「カツオはカツオのペースで~♪いど~めば~いい♪イエスアイアムアチャレンジャー♪」
★新)氷帝校歌
床の上で回転ジャンプはすごい。ここは本当に氷のグラウンドなのか。
バレエには文句言ってるけどフィギュアスケートだったら跡部様やりそうなので許容範囲かも。
大阪初日付近は跡部様を見ていなかったのでいつからやるようになったのかわからないが、
「♪それが王者の脅威」部分でラケットを突きつけながら、こちらを見下すように首をかしげる仕草がとっても良かった。
ここ以外にも、あーん?と首をかしげる仕草が増えた気がする。
★菊丸・桃城vs忍足・向日
▽氷帝ベンチ
忍足の「攻めるん遅いわ」の後に原作を再現する演出が。
跡部が氷帝側コートに向かって拳を突き出し、忍足たちがそれに応える。
これを見たあとはしばらく何も頭に入ってこなかった。
★乾・海堂 vs 宍戸・鳳
▽氷帝ベンチ
岳人、忍足が汗を拭き終わるのを待ってからジャージを渡す。
鉛入りリスバンを投げるのを見てタオルで真似してみる岳人、よくわからずキャッチするジロー。
ベンチに座っている跡部と忍足の間に足をおろすようにしてベンチ上段に腰かける岳人。
何かあるたびに忍足にワーワー話しかけたり、跡部にワーワー話しかけたり。
樺地に連れ戻されてからずっと眠っているジロー。
樺地がジローのおなかに立てて置いたメガホンを握って一瞬飛び起きるが、また寝る。
乾がスマッシュのズレを申告するときになって起き上がるものの、寝ぼけていて状況が把握できず。岳人に説明されてガッツポーズ。
▽青学ベンチ
海堂がやけくそになってから、あきれたような、もどかしそうな表情の桃城。内心すっごく応援してるんだなというのは伝わってきた。
手塚が乾のスマッシュ跡をじっと見つめていた。それからスッと立ち上がり、大石に話しかけに行く。
やっぱりズレに気付いているのだろうか?よく見てるなぁ…
▽試合
乾のサーブに備える宍戸、コートに転がっている小石を蹴り飛ばし、転ばないように整えていた…。
細かいな!!こういうの大好き!!
▽ジローと山吹と樺地
新渡米「あいつ、亜久津くらい威圧感あるなぁ…。俺も威圧感を出すために、葉っぱをふたつ生やそう」
それによって芽生えるのは威圧感ではないと思うな
★新)燃えるぜバーニングVSバウ!
下手側通路の新渡米&喜多、河村が突進してくるのを見て喜多を置いて逃げる新渡米。(でもそのあとステージに上ってからは喜多を助けてくれる)
菊丸と睨みあう岳人を宍戸が止める。(ジローはメガホンを振って樺地の応援をしていたので駆けつけなかった)
曲終了後、千石がポーズつけたまま固まってしまう。壇や室町に脇腹をくすぐられて元に戻る。
★河村vs樺地
▽氷帝ベンチ
樺地の「フッ!」、ラケットを構えた後に氷帝ベンチを振り返ってからボールを打つという(私が)見た事のないパターンだったが、まったく笑わない跡部様。特訓したのか!?
★不二vs芥川
▽青学ベンチ
「どけどけおチビ」で動いてしまったベンチを菊丸・桃城たちとともに元の位置に戻すリョーマ。
そのまま座る3人だったが、手塚が戻ってきたため菊丸だけ座れず。
「♪こんなことも出来るんだぜ」で菊丸を止めるのは海堂、開脚ジャンプするリョーマを止めるのは桃城だった。リョーマのアレがOKなら菊丸も何かやってみてほしいな…
▽氷帝ベンチ
試合開始前、跡部の肩に手を置いて待機しているジロー。
そのあと、跡部の膝の上にちょこんと乗る。跡部様を椅子代わりにできるなんて…!
▽こっちが恥ずかしいぜ
宍戸&岳人
▽スマッシュをダイレクトに返すアレ
「なんだっけ!?」で宍戸の両腕をつかんで揺さぶる。
★手塚vs跡部
▽氷帝ベンチ
宍戸から受け取った跡部のジャージを樺地に投げ渡した後、ベンチに置いてあったタオルをどける岳人。(タオルはジャージのそばに置かれる)
「もう握ってるぜ」のチェンジコートの際、跡部の顔を覗き込むように、座ったまま横に移動する岳人。
跡部に声をかけるために立ち上がった忍足が戻ってくると、スーッと移動して忍足にぴったりくっつく。
▽青学ベンチ
カマをかけられた大石に対する不二の目が冷ややか…
▽試合
ランキング戦の時に使われた真正面から走ってくる零式の照明がここでも使われている。すごくかっこいい。
今日の「俺に勝っといて負けんな」は東京公演と同じ言い方に感じた。
試合後は拍手が鳴りやまず、跡部が手塚の手を取るシーンでいっそう大きくなる。
★Tomorrow For You & I
神里くんが泣いていた。財木くんは無事だった。
★Do your Best!
▽コール
手塚「♪俺達はまだ発展途上さ」
跡部「♪もっともっと みなぎれ俺のパワー」
千石「♪どんな試練もヒョイと乗り越えて」
越前「♪そうさやるぜ 追い詰められた俺はヤバイ程力 見せるぜ」
★カーテンコール
ジロー&樺地、ハイタッチ成功!
宍戸&鳳、走ってくる途中でお互いに拳を握る。
岳人、忍足に抱き着く。
桃城、腹に茶色いものが見えると思ったら、バラード用の衣装を履いてきてしまったらしい。(見えたのはたぶん革のベルト)
菊丸は側転+バク宙、大石は両手を上にあげた状態で握り、くねくねと体を揺らす。
出てくる途中でそれを目撃してしまった手塚、手に口を当てて吹き出す。そのあとも笑顔で走ってきて挨拶。
★千秋楽あいさつ
★シャカリキ・ファイト・ブンブン
▽青学ファイトブンブン:手塚
「今日は俺がレクチャーする日だ。」と言いながら手塚がステージ中央に歩いてくる。
「規律を乱す奴は許さん。」この台詞、原作通り「規律を乱す事は…」だと思っていたが「奴」って言ってた。こわい
振り付けに関しては「こうだ。」と雑にまとめる。
「こうだ。こうとしか…」首をかしげている部員に気付いて、「わかるか?」と尋ねる手塚。
▽山吹ファイトブンブン:南
▽氷帝ファイトブンブン:忍足
「やっぱ大阪はええなぁ。」
▽客席降り
1階昼:大石、不二、河村、宍戸、鳳、忍足、向日、千石、南、東方
2階:乾、海堂、芥川、室町
久々に見た。15分で終わらせて来いの跡部様。その後客席に向かってCOOLに投げキッス!
最後、跡部と忍足が肩を組んで手を振る。そこに千石も加わる。
幕が下りる間際、跡部をしゃがませようとする忍足だったが
お前がしゃがめという感じに頭を上から押されてしゃがまされる。
★終演後アナウンス
菊丸&喜多
喜多「今日の青学…氷帝に勝っちゃうなんてすごいなぁ。俺ももっと新渡米先輩とのコンビネーションを鍛えて、頑張らないとな!」
菊丸「おっお~お~!」
喜多「あっ、菊丸さん」
菊丸「あー!あ~…?…やっほ!」
喜多「喜多です!」
菊丸「ああ!喜多くん!俺はキミに言いたいことがある!」
喜多「えっ…なんですか。」
菊丸「まず、髪型。俺とかぶってんだよね」
喜多「……」
菊丸「なんかほっぺもぐるぐるだし。」
喜多「それは、菊丸さんだって絆創膏つけてるじゃないですか」
菊丸「あと、アクロバット…。あんなにやられると俺がすごく見えない…そもそもアクロバットやる必要…」
喜多「あー!あー!!それは言っちゃダメです!」
菊丸「よーし今から勝負しようぜ!」
喜多「…今日は新渡米先輩に棒棒鶏作ってあげる日なんで…」
菊丸「伴爺をつくる?」
喜多「バンバンジーです。」
菊丸「なんだぁ、噛んだのかと思った」
喜多「作ってきまーす!」
菊丸「いってらっしゃ~い。」
菊丸「!おーい、逃げるなよ~!…ったく、いるんだよなー、ああいうマイペースなやつ。」
菊丸「大阪のみんな、今までありがとね!最後まで俺たちの応援よろしくね。ブイブイっ」