３月４日は仕事明けだったのですが、帰宅途中に突然「たまには
ミズマアートギャラリーに顔見せしないと・・・」という考えが頭に浮かび、
中目黒へ赴くことになりました。
「きゅぴんッ」展（加藤愛）
2009.3.11（水）～4.11（土）11：00～19：00
Opening Reception（18:00～20:00）
（MIZUMA ART GALLERY）藤屋ビル５Ｆ
http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1232351677.php
そういえば、友人の加藤愛ちゃんが展覧会をやる予定だったんだなと、
着いてから気づきました。
ミヅマさんは、ニューヨークに飛んでいるとのこと。
繁盛していてなによりですね（って、他人事みたいに言ってはいけない）。
周知の様に、愛ちゃんはマジックインキで美少女を描くのが主体で、
たまに立体（美少女フィギュア）も作ったりします。
が、今回は、新たな挑戦をします。
新しい技法に挑戦します。
でも、ネタバレは絶対いけませんので秘密です!!
初めての試みの上に孤独な作業なんで（友人がちょっと来ただけだとのこと）、
中々進まなかったようですが、私が応援に訪れた事で、
テンションが上がったようです。
何よりですね。
勿論、いつもの美少女画も出します。
４月４日に、ライブペインティングをやります。
「遠藤一郎」「コバルト爆弾」も勿論出ます（定番だし）。
その日、私も別件ですが、何かやる事になっています。
これは、私が愛ちゃんを訪れた時に、
勝手に２人で後付けで決めてしまったことなんですけどね。
まあ、請うご期待!!!
同日、青山悟さんの作品展も開かれます（２F）。
こちらも、刺繍による細かい作業という物凄い気合いの入った様な作品のようで、
期待したいですね。
私はこの後、神保町の「美學校」と高円寺の「無人島プロ」に顔見せにいくと
勝手に決めていたので、その様に言うと、「ＤＭお願いします」って事で、
ＤＭ数十枚持ってミズマアートを後にしました。
BIGAKKO ANNUAL REPORT 2009
2009.3.17（火）～29（日）
入場料：1500円
定員：40名
（The Artcomplex Center of Tokyo）
http://www.bigakko.jp/news/ex2009.htm
次に「美學校」に行った理由は、南千住の「UNLIMITED」展（2009.3.1～15）の
オープニングの時に、その参加作家の一人である齋藤祐平くんから、
「美學校」でchim↑pomメンバーが何かやるとか聞いたからで、
詳しく知りたいなと思ったのだった。
まあ、サイトでの告知を見れば良かったのかも知れないが、
「美學校」に行くのは本当に久々であり、是非顔見せしなければと思ったのだった。
校長に合って「きゅぴんッ展」DMを数十枚手渡し、その後、色々と歓談しました。
問題のイベントは、
＞出席者（予定）：
＞岩渕貞哉（美術手帖編集長）
＞卯城竜太（Ｃｈｉｍ↑Pｏｍ）
＞遠藤一郎（未来美術家）
＞兼平彦太郎キュレーター）
＞河野円（音楽家）
＞竹本真紀（美術家）
＞松下学（評論・翻訳）
＞日時：3月29日（日）
＞開場：17:30，開演：18:00～20:00
＞入場料：1500円
＞定員：40名
だそうです。
その後、校長から頂いた「BIGAKKO ANNUAL REPORT 2009」のチラシ数十枚を携え、
「美學校」を後にし、いざ「無人島」へ!!
「広島!」展（chim↑pom）
2009.3.20（金・祝）～22（日）13:00～20:00
（Vacant 渋谷区神宮前3-20-13）
入場料：500円
関連イベント
坪井直氏（日本被団協、広島県被団協）によるトークショー
2009.3.20（金・祝）16:00～17:00
会場：同上
書籍「なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか」
出版記念パーティー!!!!!!!
2009.3.19（木）19:00～21:00
会場：同上
参加費1000円
http://www.mujin-to.com/cphiroshimainfo.html
http://www.n0idea.com/vacant/top.html
噂の本が、とうとう出版されますね。
絶対買います!!
ちょっと高めですが、その分頁数が多いので。
私はこの問題、「原爆」「被爆」の問題が、騒動が起こらなかった時よりも皆が
真剣に考えるきっかけが出来たと前向きに考えています。
chim↑pomを叩く行為についてですが、身内やご本人が「原爆」体験なさっている方
からの批判の場合は、もうひたすら「御免なさい!!」と言うしか無いのかも知れませんが、
そうでない場合、叩く権利があるのかどうか？
叩く事で「自分はいい人」みたいな偽善者になってはいやしないか？
「原爆」ではないですけど、私の伯母や祖父、祖母等は、空襲の中を
皆で手を繋いで初台の辺りを逃げ回ったそうです。
私の父は、京都に疎開させられたそうです。
戦争中は、皆大変だったのです。
「ずっと許さない!!」みたいな考えの人がもしいたら、そういった「不寛容さ」こそ
危険な感覚で、戦争賛美者とそんなに感覚が違わない気がする。
そもそも、被爆者団体からの理解を得られた時点で、
叩くのはストップしないといけないのでは？
chim↑pomを叩くのであれば、そのエネルギーを、
平和問題について真剣に考える方向に振り向けたいですね。
何もしなくても、この平和がずっと永遠に続いていくかのような錯覚。
この思考停止状態は、恐ろしい事です。
日本の直ぐ側には、日本を憎む教育を自国民に施し、
軍事力を増強させている危険な国がある事を考えましょう。
真面目に、平和が続いて欲しいから・・・。
話は変わります。
高円寺駅の改札口に差し掛かろうとした時、
藤城さんとchim↑pomのメンバーと偶然に出会いました。
同じ電車に乗っていたようです。
ここ最近、やたらと電車に乗って座席に座ると、
奇遇にも知り合いの美術関係者が目の前に座っているという事とかよくあるんです。
しかも、皆「総武線」という偶然!!
「無人島」に行って、早速「きゅぴんッ展」DMと「BIGAKKO ANNUAL REPORT 2009」のチラシ数十枚を手渡しました。
chim↑pom一行はリトアニアに行っていたそうで、とても羨ましいと思いました。
私は、バルト３国のファンなので。
ブラジルからも表彰状を戴いたそうなのですが、「チムポム」ではなく「チンポン」とカタカナ表記されていました。
まあ、子音の「m」「n」は、一般的には「ン」と表記されますから。
いずれにしても、凄い方向に進んでいっているchim↑pom。
結局、広島市現代美術館で中止になった展覧会が、
原宿で開催される運びとなってしまった。
シンボルが失われてからの、chim↑pomはどこへ行くのだろう？
交流のある者の一人として暖かく見守っていくしかない!!
（以前と全く同じ言葉で締めくくります）
書籍「なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか」
編集：Chim↑pom、阿部謙一
発行：無人島プロダクション
発売：河出書房新社 2009.3下旬
定価：2400円
昨秋の「ピカッ」騒動を改めて検証し、美術関係者やジャーナリスト、被爆者団体などが、Ｃhim↑pomへの批判を含め、さまざまな視点から考察する。
「ヒロシマ（原爆、平和）」「美術と行政、市民」「表現の自由」など、美術の問題にとどまらない社会的命題に多角的に迫る１冊。
筆者・話者は、Ｃhim↑pom被爆者団体など、約20名。
（チラシより）
※藤城さんより、直々に「宣伝して」と言われましたので、心おきなく紹介させていただきました。
【追伸】
家に帰り着いたのが22:00過ぎでした。
結構歩き回っていたなあ・・・。
充実した１日でした。
【記事訂正：2009.3.21】
エリィちゃんがchim↑pomを脱退したというのは誤りです。
気分で言う事が変わるらしい。
ここにお詫びして訂正します。
【関連記事】
愛☆まどんな 秋葉原ライブペインティングの手伝いに行く その2 2008.2.24
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続々・例のchim↑pomの問題について
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例のchim↑pomの問題について
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chim↑pom「オーマイゴッド～気分はマイアミビーチ」
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「超アート展」と
「友情か友喰いか友倒れか/BRACK OF DEATH」の最終日
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chim↑pom「アイムボカン」展