超「アート」展 と 友情か友喰いか友倒れか/BRACK OF DEATH の最終日 | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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以前紹介した超「アート」展(遠藤一郎)と、

開催中に記事にしたかったけど何故か面倒くさくて書かなかった

友情か友喰いか友倒れか/BRACK OF DEATH(chim↑pom)の事後報告。


○6人寄らば、文殊の知恵?

まずは、8月21日に訪れた時の後者の展覧会報告が未だだったので、

そちらからいきます。


chim↑pomは、つくづく凄いと思う。

最初は、「6人もいて、たったピカチューのパロディ剥製かよ。しかも残酷的」

等といった批判が多かったと思う。

しかし、その後の作品を見ていくと、クオリティが高く、奥深く、

インパクトの強い作品を次々と発表している。

でも彼らは「6人もいるから、やっとまともな水準に達してる」「こうまで体を張って、

やっとまともな水準に達してる」みたいな事を言い、あくまで謙虚。

そこが、尚更好感が持てる。


21日に訪れた時、本展覧会の目玉である「塀の中で水野君とカラスとネズミの同居生活」

を見たところ、カラスが見当たらないのに気づき、どうしたのか尋ねると、

2日程前に衰弱死?していたとのこと。

よく見ると、カラスの死骸があった。

つい2日ほど前に死んだばかりだという。

非常に残念だった。

最初は、カラスが暴れまわっていて大変だったけど、

最後にはとても仲良くしていたという。

モニターに、現在の映像の他に主だった過去の映像も流れていて、

その様子が映し出されていた。

その辺の状況とか感想とか詳しく書こうとすると、権利問題がうるさいと思うので、

これ以上は書かないけど、とにかく深く考えさせられる作品だった。

ネズミの方は、元気だったという。

夜行性なので、袋の中でうずくまっていた。


○「ダブル大塚」の夢

それよりもちょっと前、愛ちゃんから「大塚さんって、HIROMI YOSHII

展覧会やってたんですか?」と聞かれ、びっくりした。

そんな訳はない。美術界から事実上干されている(というか、元から自分が

現代美術家という意識も無い)私がこんないい画廊で発表できるわけがない。


実は、私と同じ漢字を書く名前の作家がいるのだ。

私は「さとる」だが、もう一人の方は「さとし」という。

しかも、「もう一人の大塚さん」も、私の事をとても意識しているという。

21日にHIROMI YOSHIIの従業員の一人から、私の事を噂していたという話を伺った。


更に、以前に高田冬彦君を紹介したけど、その彼の通っている学校の講師をして

いるのが「もう一人の大塚さん」なのだという。

で、やはり私の事を噂していたという。


私が「もう一人の大塚さん」の事を知ったのは、確か1995年頃の千葉県立美術館の

展覧会でだったと思う。

「田中一村展」を見に行った時に、千葉駅にあった看板広告を見て知ったのだと

記憶している。


もし、HIROMI YOSHII「時をみる」(大塚聡)のことを知っていたら、

絶対にオープニングに行っていました。

とても残念です。

私は、美術展情報を全くチェックしないので、知らなかったんですよ。


私は、「もう一人の大塚さん」と、肩を並べてツーショット写真を撮るのが夢です!!


○最終日

最終日(30日)は、オープニングと同様、どちらも同じ日だった。

申し合わせたのだろうか?

別に、クロージングイベントなどをやるとか全く告知していなかったと思うが、皆、

最終日には何かがあるのかも知れない、と思ったのか?凄い賑わいだった。

やはり、chim↑pomが相当人気者になっているという事の証左だろうし、

「水野くんが塀の中から出てくる瞬間」の感動を見ようという人がいっぱいいたわけだ。

でも、HIROMI YOSHIIの方で何故かお酒が会場のお客に振舞われたので、

画廊の方でもそれを意識していたという事なのだろうか?

それとも、予想外の賑わいに、急遽お酒を買ってきたのだろうか?


水野くんは、周知のように、「弄られキャラ」として、汚れ役を買って出るという

可哀想な役柄を演じている。

否、演じているのではなく、本当にそうなっている。

「コックリさん刺青ドローイング」なんか、一生ものでしょ。

そういうのを見ていて、神々しさを常に感じていた。

で、塀の中から出てきた瞬間は、遂にヒーローになった感じで、大きく盛り上がった。


超「アート」展も、大いに盛り上がった。

その前に、ゴーフォーフューチャーの斉藤君とか淺井君、

愛ちゃんなども壁に作品を形成していたので、「やってよかったのか」と思った。

一郎君の展覧会は、「極力自由」を掲げていると思う(?)ので、

それぐらい読めなきゃな、と反省。

壁に激突するというパフォーマンスは、いつ見ても凄い。

今回は、体と壁にペンキを塗っての一段と過激さを増したもので、

わたしの体にも少しペンキが付いた。

その事で、パフォーマンスを一緒に体感する気分が一層増した気がした。


○画像に関して

超「アート」展の画像に関しては、内容が内容だし、

一郎君も細かい事を言わないので大丈夫だと思うけど、

BRACK OF DEATHの場合は、結構管理が厳しいので、

勝手に撮影した画像を掲げる事が出来ない。

水野君が出てきた瞬間の画像もまずいのだと思うので出さないけど、

感覚的に「いくら何でもこれ位は大丈夫ではないか?」と主観的に判断した画像を

掲げる事にした。

それでも駄目だというのなら、メールでご連絡ください。

削除しますから。


超「アート」展最終日


BRACK OF DEATH最終日







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遠藤一郎「超アート展」

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