口は○○の元 | 十把一絡

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-じっぱひとからげ-
好きなものとかスキビ二次とか日常とか、ごちゃ混ぜブログ
個人的趣味なので、作者・出版社等には関係ありません。文章・絵の転載はご遠慮くださいますようお願いします。

猫木 葵様宅にて開催されている企画


ぶるまん。
~ドキリ☆秋のコスプレ大会~

※企画参加作品以外への画像無断転用禁止※


ブルマリレー参加作となっております。




走る第一走者 猫木 葵様
  『大魔王とブルマ。

走る第二走者 隅っこ引きこもリン♪様
  『勘違い

走る第三走者 popipi様
  『安心してください、穿いてますよ。

走る第四走者 ロックロック

  『穿いて…?

走る第五走者 ゆるるく様
  『ポッケナイナイ

走る第六走者 猫木 葵様
  『譲れないものが、ここにある。

走る第七走者 隅っこ引きこもリン♪様
  『奥の手前

走る第八走者 popipi様
  『そのブルマ……実は……!

走る第九走者 ロックロック

  『時間切れ

走る第十走者 ゆるるく様
  『ヘタレをこじらせた男

走る第十一走者 猫木 葵様

  『その行方……

走る第十二走者 隅っこ引きこもりン♪様
  『朗報来る?

走る第十三走者 popipi様
  『ついに、ブルマが……!!



いやいや、どのような流れで回ってくるか全く分からないリレー…
恐ろしいですね!!( ゚д゚ )クワッ!!



++++++++++++++++++++++


『口は○○の元』




「お約束通り、身体で払ってもらいますーーーっ!!」


キョーコは意を決して口に出した。



「…いいよ、さっきの続き…する?」

蓮はゆっくりとキョーコに迫った。


腰を抜かしてその場にへたり込んだままのキョーコ。
俯瞰で見る蓮の姿はとんでもない破壊力を持っていた。



「きょえええええ!!!」


シュタタタ!バン!ゴン!


キョーコは仰向けのまま這ってものすごい速さで後ずさり、控室の扉に後頭部を激突させた。
その顔は真っ青だ。


「ぶっ…きょええって…。
頭痛くない?凄い音したけど…。」

蓮はキョーコの奇声に噴き出す。


「つつつつつ続きはいらないですから!しし下、穿いてください!!」


キョーコは蓮をまともに見られない。
蓮はまだブルマ姿だった。


「はい…ごめんね、怖かった?」

いそいそとズボンを身に着ける。


「い、いえ…ちょっと腰が抜けて…。」

蓮はキョーコの横にしゃがむと、そっと抱き上げた。


(ひえ!おおおお姫様抱っこ!)

「あ、あの…!」

キョーコは羞恥でもがいた。


「危ないから動かないで。」

蓮はゆっくりと、キョーコを椅子に降ろした。



「それで…?身体で払うって、何をすればいいかな?」


キョーコの横に跪きふわりと笑う蓮に、つい赤面しそうになったキョーコだったが、そのズボンの下にはキョーコのブルマが鎮座しているのだ。すっと冷静になる。


「そうですね……腰が抜けてしまったので今日は…送ってください!」


いつもなら絶対に言わないことだが、女子高生のブルマの対価なのだとキョーコは自分を誤魔化す。


「うん、もちろん。他には?もっと言って?」


「えっ?」

キョーコはとてつもない我儘を言ってしまったつもりだったが、蓮はキョーコがおねだりしてくれているようでうきうきとしていた。


「うん、女子高生のブルマは高いんでしょ?そのくらいじゃ足らないよ。」


「え、えーっと…そう!ご飯をきちんと食べて、また撮影して見せてください。」


「いいよ、直に食べてるとこも見てもらわないといけないな。他には…そうだね、都合が合う時は朝も迎えに行くよ。
ああ、その場合きちんと下宿先の方にもご挨拶しないとね。」


「え?」


「それから、休みの日は一緒に出掛けたり…あとは、うちにも招待するし…」


「あわわ…」


「うーん…全然足らないな。こうなったら、一生かけて支払いするよ。」


遠足に行くのが楽しみで仕方ない少年のような笑顔で微笑む蓮と、生まれたての小鹿のように震えるキョーコだった。





⇒第十五走者様!お願いしまっす!