(8)観光と食事
飛行機がバンクーバーに到着するのは5月4日の午前10時25分。それから入国手続きを終えたあと、空港からホテルまでの送りまではツアーに入っています。ホテルに到着するのは昼過ぎくらいになるでしょうか。
お金については、日本でカナダドルに両替するよりもカナダで両替した方がレートもよさそうなので、日本円で持ち込み両替所を利用しようと思いました。でもバンクーバーはクレジットカードの利用率が高く、たいていの場合はカードが使えるため現金はさほど必要がないのと、キャッシングも利用できることからカードだけで十分というアドバイスを受けました。そのアドバイス通り、カード主体で乗り切ろうと思います。
ホテルに到着してからはチェックインをして(時間的にチェックインできないなら、荷物を預かってもらって)、まずはゼッケンのピックアップにEXPOへ向かいたいと思います。EXPOの会場はバンクーバーコンベンションセンターイースト(Canada Place)です。EXPO会場をいろいろ見て回ったあと、いよいよ観光の開始です。
観光の場所、そして食事の場所、事前にだいたい決めていきたいと思います。さすがに予備知識もなく飛び込みというのはちょっと・・・。ということで、いろいろリストアップしてみました。
まず観光ですが、ゼッケンピックアップ、前日の講習会、レース後のフィニッシャーズミニパーティなど、ベイエリア周辺に行く機会が多くなっています。ですからベイエリア周辺のスポットと、隣接するギャスタウンは外すわけにいかないでしょうね。
あと行ってみたいところというと、スタンレーパークとイングリッシュベイです。でもスタンレーパークは当日にシーウォールを走りますから、そのときに目に焼き付けることもできるかもしれません。
グランビルアイランドもいいというけどはどうしようかなぁ・・・。それよりも行ってみたいのはキャピラノ吊橋とグラウスマウンテンです。高所恐怖症で橋嫌いの私には、キャピラノ吊橋は罰ゲームみたいなものですけどね(笑)。キャピラノ吊橋だけにすれば短時間でもいいかもしれませんが、どうせならグラウスマウンテンも行ってみたいし・・・。
一方、Ogakunが大学の先生から勧められたというのが、クイーンエリザベスパークとバンデューセン植物園のようです。クイーンエリザベスパークはマラソンのスタート地点にもなります。ダウンタウンからはスカイトレインで移動しなければならないので、下見がてらちょうどいいかもしれません。バンデューセン植物園はそこから徒歩圏内のようですし。
これらの中から、絞り込んでいこうと思います。
観光以上に悩ましいのが食事です。食事の際に悩ましいものの一つにチップというのもありますが・・・まあこれはガイドブックにもいろいろ書いてありますから、その通りにやっていくしかありませんね。
バンクーバーは様々な国の人が集まっているということで、各国料理の店が出ているそうです。もちろん、和食の店だってたくさんあります。となると、海外経験がほとんどない私としては、和食がもっとも安心できるのですが・・・でもOgakunは「せっかくカナダに行くのに和食は食べたくない」そうです。うん、これはお前の方が正しい(笑)。
でも私の目につくのは、ジャパドッグとかゼロワン寿司とか居酒屋金魚とか・・・。ジャパニーズテイストな店ばかりですね。
BC州観光局の公式サイトを見ると、ここで紹介されている店は多すぎて絞れません。これとガイドブックで紹介されている店の中から選ぼうと思っていたら、ゆかえむさんからもお勧めの店情報が届きました。ありがたいです。
紹介された店の中でぜひ行ってみたいのは、ギリシャ料理のStepho's、イングリッシュベイ近くのRain City GrillとThe BoatHouse、ロブソン通りにあるCactus Club Cafeなどはチェックしました。
あとは泊まるホテルの42階にある回転レストランCloud Nine Revolving Restaurantはダウンタウンの風景を360度満喫できるということですし、近くのリステルホテルの中にあるO'Doul's Restaurant & Barは毎晩8時からジャズライブもあり、日本語メニューもあるようです。
さて、どこにいきましょうか・・・。
こうして考えているうちに、出発の日はどんどん近づいてきました。(第1部終)
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第1部 感激記(当選に 喜びよりも 狼狽し)