NEW!! 高校演劇も2本ランクイン!
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NEW!! アニーになりたい歴29年目のわたくしがレポート!
エンタメ特化型情報メディア SPICE丸美屋食品ミュージカル『アニー』制作発表に野呂佳代アニーも乱入
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NEW!! アニーになりたい歴29年目のわたくしが 本物のアニーに聞きました!
エンタメ特化型情報メディア SPICE2016年アニー役の河内桃子(こうちももこ)さん・池田葵(いけだあおい)さんにインタビュー
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☆!ブログの無断転載・転用・お断りします!☆
☆☆文中 リンクがあるものは わたくしの当時の記事またはオフィシャル記事などに飛びます☆☆
☆!鑑賞レポートはすべてネタバレです!☆
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ナショナル・シアター・ライヴ
『夜中に犬に起こった奇妙な事件』

を 観に行ってきました。
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最初の 稽古場映像によると
自閉症の「特徴」を描く
という 字幕でしたが
ここ、たぶん
「difference(違い)」を描く
と 言っていたような・・・

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生まれつきのことなのに
「親の愛情や 努力が 足りないんじゃないか」
(または 甘やかしすぎ/わがまま なのではないか)
などと誤解される 
という「自閉症」。
こちらのmoroさまのブログ
でも
●赤ちゃんの頃からハグされるのを嫌がった
●一時は 色が白いものしか食べなかった
などと 描かれておりましたが
この主人公・クリストファーも
ピンクの食べ物は好きだけど
茶色は食べられない
ということで
カレーライスも 食紅で ピンクにして
アイスも「いちごなら
ピンクだから 食べます」
と 言っていました。
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お隣の家で 夜中に犬が殺された。
近所に聞きまわる 主人公・クリストファー。
おばあさんの家で 親し気にされ
お茶に誘われると
「知り合いじゃない人の家に あがれません」
「マジパンは 嫌いかも
しれません」
お菓子を用意してもらっているのに
「ちょっと待っててね」の 「ちょっと」が どれくらいかわからず
6分くらいで 帰っちゃって
後日「どうしちゃったの?」と 聞かれ
「ほかに行きました」
「そのようね」
・・・「ちょっと」じゃなく「何分」と 言ってもらわないと わからない クリストファー。
この聞き込みを「探偵ごっこ」と お父さんに言われてたけれど
その返答は「figure outしようとしていた」
・・・彼の特質は 自分で考えて 自分なりの答えを立証した上でじゃないと 理解できないんだ
ということが わかります。
メタファーだって 彼にとっては「嘘」なのだもの!
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お父さんと2人暮らしの クリストファー。
お母さんは 死んだと お父さんが言った。
「お母さんが死んだの 悲しい?」と 学校の先生に聞かれ
「いない人のことを 考えても
仕方ない」

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こ、この考え方
ある種 うらやましい。。。
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ただ 親御さんの立場からしてみたら
どれだけ愛情をそそいでも
いなくても いいんだ
と 思われてしまう辛さがあるんだと思います。
すべてが見えてしまう彼は
何かを特別視することができない。
親が特別でもないし 犬が死んだことは軽い事件でもない。
事実は事実で すべてが並列。
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クリストファーは 聞き込んだことを 本にしていて
それを怒ったお父さんに 本を隠されてしまった。
だけど あのおばあさんが 教えてくれた。
お母さんは 隣の家の夫と 「とても仲が良かった」ことを。
(比喩を嫌うクリストファーの「それってセックスしてたってことですか」よ!)
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自作の本を 家の中で探していたら
本を隠されていたところに
お母さんからの大量の手紙を見つけた。
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この 手紙のシーンの 美しさは 予告映像のとおりですが

読んだあと 嘔吐して 気絶しているクリストファー。
漏らしたり 嘔吐したり パニックを起こす 彼だけど
触られるのは いやだから
着替えを 声をかけながら そっと 手伝い
「吐いたのか ふいてやろうな」と言うお父さんに 涙。。。
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死んだ日よりも あとに 投函されていた お母さんからの手紙。
「i」の字の書き方は iの・を○で書く3人のうちから推測するに お母さん
だ。
だけど 誰かが お母さんになりすまして 出しているのかもしれない。
と 考えていた クリストファーですが
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お母さんは 実は 死んでいなかった。
隣の犬を殺したのは お父さんだった。
お母さんは 隣の家の夫と 不倫し
出て行った。
お父さんは 隣の家の妻と 仲良くしていたけれど
突然 ひどいことを言われた。とても言えないようなことを。
そして犬を殺してしまった・・・
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だけど
これを 知って
お父さんが 犬を殺した
=自分も殺されてしまうかもしれない

=誰か親戚と暮らさないといけない」
だから イギリスの田舎から お母さんが住んでいるロンドンまで 行くことに!
手紙に書かれてあった 住所と電話番号は
読んだ瞬間から記憶している クリストファー!
電車に乗ったことなど ないけれど!
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まず 家から 近くの駅まで
どう行ったらいいのか 地図を買おうとする。
「地図はいらない すぐそこ。
見えているでしょう」と 言われても そこへの行き方がわからない。
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「近くに行くには 右に曲がって 左に曲がって
を 繰り返せば たどり着ける」の法則で 駅に着き(え そうなんだ~)
だけど ATMでお金をおろして(暗証番号を大声で言っちゃって・・・)
「片道切符」を買えて(片道と往復の意味がわからず聞いて・・・)
ロンドン行きに 乗れたのに
警官に見つかってしまう!
言い合いをしているうちに 電車は発車~~
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窓からの景色が「全部」見えてしまう
クリストファー。
気づけば おもらししちゃってて
でも彼は 知っているところのトイレじゃないと無理なのに
きったない 電車内のトイレを がんばって使う クリストファー。
手を乾かすジェットで 股間をかわかす クリストファー。
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嘘をつくことができないクリストファーが
なんとか 警官の目をぬすんで 荷物置き場に 隠れるとき
ふつうの箱が みんなの荷物を表現していて
それがどんどん 取り除かれていき
最後 たった1つの箱の上に 乗っている状態になるまで
とか
パディントン駅映画『パディントン』 観ておいて よかった~)

情報量が多すぎて 何を選択していいか わからないクリストファー、
エスカレーター初体験の クリストファー、
ここの 上から映像を映す図とかの 絵面が 素晴らしい。
インフォメーションで お母さんの家の住所を言って
「それなら ●線か ▲線に乗れば行けるよ」と そっけなく言われるところ。。。
これ 逆方向の電車 とか ないの?!
ロンドンのインフォメーションめ・・・この案内だったら わたくしも
無理です!!
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ペットのねずみが 地下鉄の線路に 逃げちゃって
「ダメだろ~」って 線路に入っちゃう クリストファー。
触られるのが苦手な彼を 救出するまでの ハラハラはもちろん
この場面が本当に地下鉄のホームに見える不思議!
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そして 駅で地図を買って
お母さんの家で 待っているクリストファー。
「留守だったので 家の前で 待っていました」
と言う クリストファーに
お母さん、たまらず 抱きつこうとすると
イヤがる クリストファー・・・
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「どうして 手紙に返事をくれなかったのか」に
「お父さんが お母さんのこと 死んだって言ったから」
の 返事。
お母さんと一緒に逃げた 浮気相手も
はじめはクリストファーに 親切にしてくれるけれど
彼に 宇宙のふしぎなどの本を借りてきてくれても
「いらない、子ども向けの本だから」「この本の内容は もう 知っています」
と、事実は事実でしかない返答をする クリストファーに
浮気相手が
「お前は 人の気持ちを
考えたことがあるのか!!!」

って 激高しちゃうところ、
そして だんだん クリストファーの存在が
彼らの仲を壊していく描写に わたくしの胸が苦しい。。。
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「お母さんは死んだ」と クリストファーに嘘をついていたことについて
お母さんが怒って お父さんに
「(男と出て行ったから)
じゃあ 私の存在は 消していいの?!」って言ってて、
もちろん それもつらいけれど
だけど 残されたお父さんだって 近所の狭いコミュニティの中で
クリストファーとの逃げ場もなくなっていたはず。
そして 「死んだ」と思っていたから クリストファーは
「いない存在を考えなくていい」と 思ったのも事実だろうし
と 思っているところへの とどめ。
お母さんの ショッピングセンター回想エピソード。
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クリストファーが パニックを起こして ものをこわし
おもらししちゃって
お母さんは 弁償して
彼のパニックがおさまるまで 待って
おもらしをしているから バスにも乗れず
何時間も歩いて帰った

というのがあった。
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両親にとって
毎日 毎分 毎秒 すべてのことが こうなのだろう。
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また、お父さんが 犬を殺したことで
どう 信頼を取り戻していくか
「5分だけ 話をさせてくれ」で
本当に5分 タイマーをかける クリストファー。
5分たったら ほんとうに話は終わり。
だって5分と 約束したから。
自閉症の彼にとって 時間を決めないということは 不安だから。
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こういう演劇にありがちな
自閉症の子はピュアだ
天使のような存在だ
彼は素晴らしい存在だ
みたいな いい話だけの エピソードではなく
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クリストファーの両親は
彼に怒っても仕方ない
生まれつきだもの
自分たちの子どもだもの
という 足枷を 自分たちに つけなければならなかったのだろう

ことが 想像される。
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クリストファーの出現で 浮気相手とやっていけなくなったお母さんが
クリストファーとの暮らしのために 安アパートを借りる。
そこは共同トイレ。
知っているトイレかつ綺麗なトイレじゃないとNGな クリストファー
「お母さんが帰ってきて トイレを掃除してくれるまで
漏らすしかない

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Oh...
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お母さん、かけおちした浮気相手と買った家の ローン
どうなってるのかも 知りたいところです。
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クリストファーは 学校に戻りたがっていた。
数学の上級の試験を 受けさせてもらえることに なっていたから。
だけど お母さんが 「来年でいいじゃない」「学校に そう話をした」と 
彼に無断で 学校に話をつけたシーンの 彼のパニックと怒り。
だけど 結局 受けられることになって
ずっと疲れていた彼は 問題が読めなくなる。
ちなみに・・・彼が落ち着こうとするときに
数を ずっと倍数にしていったり
素数を あげていくという方法
わたくしも やってみましたが
寝つきの悪いわたくしが 速攻 寝ました。
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彼の大好きな証明問題が出たとき、
突然 先生が
「答えを 言わなくていいのよ」
「なぜです 大好きな問題だ」
「観客にとって 数学の答えは 面白くない。
カーテンコールのあとに 言ったら どうかしら?
帰りたい人は 帰れる」
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急な
演劇!

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っていうか クリストファーの書いた あの本を
このクラスで 演劇にしたのだよね という話が出てくるのだけど
彼はもともとお芝居は嫌いで(嘘をつくことができないから)
断ったはずだけど 
「みんなで やったわね」と ここで言われることで
あの チョコクッキーのシーンや
「警官はもっと 若いはずだ!」の メタっぽいところの 種明かしになるわけですね。
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こういう 演劇的な遊びを混ぜつつ
differentな特徴のクリストファーが どう 人との関係を 再構築していくか。
お父さんが クリストファーの信頼を得るために
犬を飼ってくれて
それを 彼が「サンディ」と名付けるところ。(『アニー』だ!)
お父さんと しゃべれる時間が 徐々に長くなり
手と手を あわせて いくところも 素晴らしいんですが
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何といっても ラスト。
彼は 上級試験で Aをとって
そして
ゆくゆくは 宇宙飛行士になりたい。
だって宇宙のことが大好きで ひとりで狭いところにいるのも大好きで
こんなに向いていることはない。
ぼくにはできる。

人は 表情が 必ずしも 言いたいことを表すとは限らない
と 言っていた彼が
さいご にっこりマークを 描きながら
「ロンドンに一人で行けた。
犬を誰が殺したのか、そのミステリーを解いた。
お母さんを探し出した。ぼくには勇気があった。
本も書いた。
これって何でもできるってことじゃないかな?

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これに対して 先生
「I hope so(そう願っているわ)」
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この時点で 相当 泣いている わたくしですが
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そして 観客に向かって 自分に向かって
「Does that mean I can do aniything?」
って もう一度 言うところで
ダメ押しの 涙腺決壊・・・
先生が
「できるわよ」
っていう 答えを出さないで
彼の問いかけで 終わる
その演劇的な かっこよさ!!!
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彼は宇宙が大好きで
だからこそ クリストファーのしたことが 宇宙から見たら小さいという
ことが 観客の心の中に 入ってきちゃう。
それなのに どうしようもなく 胸熱!!
彼にとっては 小さいも大きいも ないんだ!!!
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先週、わたくしの大好きなミュージカル『next to normal』
を ソウルで観てきたばかりの わたくし。
双極性障害のお母さんと その家族。
赤ちゃんの頃に死んだ息子が ずっと見えるお母さん。
対して 下の娘は 存在しているのに 透明な存在。
娘が
「本当は お母さんなんか 永遠に いなくなれと
ずっと思っていた。
だけど うちには normalなんて 遠すぎるから
next to normalで いいじゃない」
って 歌う瞬間に わたくしが毎回 泣いてしまい
さらに
「雨やグレーの日々も それがリアルなら どんな苦しみも与えてほしい。
いつか光がさすのだから」
という エンディングで 嗚咽してしまうのですが
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演劇のマジックって ここなんだよ。
文字で読むと 本当につらいストーリーも
演劇なら 不可能なことが できるんじゃないかと思わせる。

希望が 見える。
そして
素晴らしいものをみると 力がわく。
それこそが演劇を観る 最大の理由なんだ。

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そして
小さな小さな挑戦でさえ できない自分が
やっていないのに 起こってもいないことに怯えている自分が
「I can do anything!」
って 勝手にやる気がわいてしまう。
「Does that mean I can do aniything?(これってなんでもできるってことじゃないかな?)」
が わたくしのこととして 響いてしまうのです。
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演劇は 嘘の世界だけれど
どうしてリアルに 人の心を動かせるのか!
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そして、カーテンコール!
お待ちかねの 三角図形証明をやる 見事さに
わたくしが 猛烈に 涙しました。
数学の世界は 何と美しい。 ちょっと『ビルのゲーツ』を 連想!
「演劇のライトやら なにやらの 舞台機構を 全部使います」と 
演劇嫌いのクリストファーが ステージマネージャーに言う 遊び心と
マジに本気な 数学の証明。
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ああ・・・
またも「この作品に出会ってよかった」という演劇に
巡り合ってしまいました!!
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しかし『コリオレイナス』よりは マシだけど
微妙な 誤表記と 抜けが まだあるね。。。

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過去の ナショナル・シアター・ライヴ感想:
『フランケンシュタイン』(カンバーバッチさま クリーチャー版)
『フランケンシュタイン』(カンバーバッチさま 博士版)
『コリオレイナス』
『ザ・オーディエンス』
『二十日鼠と人間』
『スカイライト』
『欲望という名の電車』
『宝島』
ついでに ナショナル・シアター
『War Horse』

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☆WEBサイト REALTOKYO
CINEMA欄
●『友だちのパパが好き』
リコメンド 掲載中です。
2015年「私の10大イベント」 も 参加しています!
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イープラス Theatrix!
【ミュージカル『アニー』公開ゲネプロ見学レポート ~みなしごのピクニックのために~】掲載中です!

☆佐藤B作・銀平親子が舞台初共演!
エンタメ特化型情報メディア SPICE“東京No.1親子”『あぶくしゃくりのブリガンテ』初日レポ&B作さまがM谷先生に問題発言?!インタビュー記事が 掲載中です!