★6月26日 REALTOKYO STAGE欄 更新★
宮田慶子先生のアプローチが観たい!
新国立劇場『永遠の一瞬』
リコメンド アップされました★
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ナショナル・シアター・ライヴ
『ザ・オーディエンス』
を 観に行ってきました。
・オーディエンス
では ないのだね!)

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過去の ナショナル・シアター・ライヴ
『フランケンシュタイン』(カンバーバッチさま クリーチャー版)
『フランケンシュタイン』(カンバーバッチさま 博士版)
『コリオレイナス』
も すべて よかったですが、
実は 今までの中で 
この『ザ・オーディエンス』が 一番観たいと思っていた演目。
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思ったとおり いえ 思った以上に
しみじみと・・・
良かったです。
すべてが 素敵な
ザ・お芝居!
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観る前に
ツイッターにて 
Aya様が 公開してくださった
簡単予習ノートの年表画像が 大変 役立ちました。
インターネットには ご自身で調べたことを共有してくださる
神 が いらっしゃるのですね・・・。
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ヘレン・ミレンさま演じる エリザベスⅡ世が 
毎週火曜日 首相と
30分程度 会談(オーディエンス)する。
(ひとりだけ おそれおおくも 火曜日の伝統をずらした首相が出てきましたが
退任後 即 直されてたヨ!)

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それは 非公式なので
どこにも 内容の記録は 残っていない
けれど
「きっとこんなことを話したのだろう」という 想像によって
書いた

ということも 幕間の
ピーター・モーガンさま(脚本家)インタビューで 語られて
いました。
その時、インタビュアーさまが
「女王や 首相が
お忍びで いらっしゃっていないか」を聞いたら
おひとり いらっしゃった
とか(名前は明かされず)
衣装の方が
かつらの重要性(ズラリ多数のかつら!)や 早替えのテクニック(ちょっとだけ)
を 明かしたり、
舞台上で着替えをすることで (衣装さんも舞台にあげちゃって)
逆に驚きを加え、演出スパイスになる というお話もしてくれて
演劇ファンには そこも 嬉しい!
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METライヴヴューイングでもそうなのですが
休憩時間のスタッフインタビューが、
ライヴヴューイング系の お楽しみです。
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エリザベスⅡ世が これまで 会った
首相は 12人。
そのうちの
チャーチル、イーデン、ウィルソン、
キャラハン、サッチャー、
メージャー、ブラウン、
そして現首相の キャメロンの8人が 舞台に
順不同で登場します。
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そのたびに 女王は 髪型のみならず
歩き方や 姿勢、
そのときどきの体型に見せる 衣装
早替え。
もちろん しゃべり方の くせや
抑揚や 高さが 年代によって 変わる
・・・しかも年代が 前後バラバラなのですが
その行き来が 見事なのです。
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戴冠式のときの ドレスとティアラ姿を
セシル・ビートンさまが 撮影している
という 史実
のシーンもありました。
「モデルもまっつぁおの スタイルのよさ」
と 呼ばれた エリザベスⅡ世そのもので、
目にも 美しい。
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首相役の方も
・・・わたくしは イギリスの首相って
映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でおなじみ
サッチャー元首相の 顔と名前くらいしか 出てこない程度、
ほとんど 知らないです。
(王室の方も
ダイアナ妃 くらいしか 知らないのですが)

ただ 女王も 忘れちゃっているくらいの存在感の歴代首相もいて
イギリスのお客さんは 存在感のなさ含め もちろん全員 わかるので
めっちゃ 爆笑してました。
現在のキャメロン首相の 弱弱しさなど 大ウケ・・・!
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首相は 女王に 
世間話や世情をまじえて 政治報告。
みんなが 社会情勢や 自分の政治生命やらを
迷ったり 
焦ったりしている。
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女王は
政治に口を出しては いけない。

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その中で 行なわれる この『オーディエンス』という 風習。
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では
女王は どうあるべきか?

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これを 描くにあたって
少女時代の 女王が出てくる
のが 素晴らしいのです。
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・・・最初は 誰だか わからなくって
無知ゆえ「エリザベスⅡ世の娘さま?」とも 思ってたのですが
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手の指を あわせて
えっへん
と かかとを 上げる
くせ

が 一致することで それがわかる、という演出が
「これ女王の子どもの頃なんだ!」と わかる 驚きと喜び!
(よく考えたら 髪型が完全に 女王
なんですけどね・・・)

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女王は 口出しもしないし
誰に対しても フラットでいなくてはならない。
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だけれども 今 現在の80代の女王に
「どなたか 印象に残っている人が
いるんじゃないですか?」
と 侍従に聞かれたときに
ふと 思い出されるのが
ウィルソン元首相。
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彼だけ 2期
首相をつとめたのですが
だから、というわけではない。
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ウィルソン元首相は 
登場のときから 自らのことを
粗野
だと 言って
でも なんだか 憎めない
愛嬌たっぷりで、
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女王の別荘に招かれたときも
犬に 横切られたり
雨に打たれて スコットランドチェックの 毛布を 渡されたりするところ

(女王は スコットランドびいき!)
のシーンの数々が なんだか かわいらしい。
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そんな 彼が
自分は引退しようと思う、ということを 2回言うのですが
1回目は
総選挙の敗北において。
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2回目は
「自分は、アルツハイマーなんです。
まだ 妻にも言っていない」

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あの 別荘で
女王の姉が書いた本(だったっけ?)を 一瞬で暗記していたのに。
映像記憶能力がある、という その能力に 感嘆していた女王は
アルツハイマーという告白を 信じられないけれど、
そのときの 彼の表情が すごく苦しそうで
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記憶力
が 衰える
という 恐怖、
とくに 記憶力が良い者にとって それはどれほど 自信をなくしてしまうか。
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わたくしも 記憶力は 良いほうなので
本当にその恐怖とかなしさが 胸に迫ってきてしまう。
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そのとき 女王が かける言葉が
「食事に招待してくださいね」
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女王を 食事に招待できる光栄にあずかった人は いままで本当に稀で
その名誉を 「妻も喜びます」と 答えるウィルソン。
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映画『ローマの休日』で
「どの場所が一番よかったですか?」
と 聞かれて
「全部です」
って 答えないといけないのに
「ローマです」と 答えてしまう 女王さまみたいに
ウィルソン元首相の愛嬌が 人として 好き
という 女王の 人間としての「普通」

が こんなふうに映し出される
ここまでの一連の場面。
ウィルソン元首相の 愛すべき人間性とあいまって
ぽろぽろと 泣いてしまいました。
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だって ここまでは
どの首相の場面も
基本 笑いいっぱいで
首相がきつい人格であれば 逆に女王のユーモアが ひきたって
ウィルソン元首相も お茶目で ずっと笑わせてくれて
なのに こうなってしまう 人生の無常さ
たまらなかったのです。
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政治手腕とかじゃなくって 
この お茶目なおじさんを ちょっと特別に 人として好き
だという 女王のかわいい贔屓目
わたくしは 大好き!
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外出もままならない
基本 お城の中に いなくてはならない
そんな生活を 少女時代から送ってきた 女王。
「同級生からも お辞儀
されるのよ」
と、嫌気がさして、
弟が生まれたら 自分が女王にならなくてもいい、と知って
全力で弟の誕生を祈った 少女時代。
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最後の 最後に
「女王は 政治に口を出してはいけないなら
どう接すればいいの」
という 疑問を
少女時代の自分から ぶつけられます。
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それに対して まず
「Simple」(ありのままで)
と 答えるところ。
・・・変化する社会や 変化する民に 左右されなければいけない首相にとって
ただ ありのままに そこにいること、
ただ ありのままに 存在する人がいる、ということが
安心や よりどころになる
ことを 伝えていくのです。
これから女王になってゆく 自分に。
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それを
「Slow down…」(ゆっくり喋って)
と 懸命にメモに書き留めてゆく 少女の自分に
あの 別荘の犬たちが わ~っと抱きついてきて
それを抱きとめる 少女時代の女王。

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その後ろに 8人(12人?)の首相が ずらっと並んで
そこに エリザベスⅡ世が 一緒に立つ。
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うわ~~~~!!!
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役者さんたちが そこに すくっと立つだけで
わたくしに 鳥肌が立つ。
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これを 舞台の魔法といわずして
何と言おう!
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もし、これを 生で観ていたら
字幕がなくたって もっと鳥肌ものだったでしょう。
演劇の力、それは役者さんの力。
ただそこに立つだけで 魅力的すぎる存在。

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女王は 80代の今
孫のいたずらで 携帯の着メロを
「カンナムスタイル」にされちゃう ←ここ 爆笑!
ひとりの 人間
ひとりの 「おばあちゃん」であり

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それでいて
この グレート・ブリテンの
女王である

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それを 少女時代から
現在まで こんなに 魅力的に 
楽しい演劇的手法で 描くなんて
・・・でも 基本は それこそ「Simple」
いろんな工夫はしているけれど みんな 
そこにいた人 そこにいる人
として 存在だけで 雄弁に物語っていた。
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はぁ~~~っ
歴史と重ねてくる イギリス演劇の 壮大な「Simple」
すごいな~~~~!
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帰りは その 余韻にひたりたくって
劇場の下の レストランで
ドリアを ゆっくり 食べながら
観た映像の数々を 噛み締めたのでした!
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