2011年8月8日 ジャパン・レストラン・ウィーク 2011のサマープレミアム3日目です。東京日本橋 たいめいけん さんにて行われたジャパン・レストラン・ウィーク 2011 サマープレミアムの特別メニュー ブロガー限定試食会に招待していただきました。
たいめいけんさんは昭和6年創業 日本の洋食としてオムライス、ナポリタン、ポークカレーなど日本の人の舌に合う洋食を時代に合わせつくってきた有名店です。1階はテーブル席中心で、2階が小皿料理、3階と4階が宴会・パーティー会場になっています。
この日は夕食時とあって平日月曜日でも入店待ちのお客さんがいました。お昼もいつも行列しています。歴史を感じさせる押しボタンのエレベーターで3階へ行きました。
「ジャパン・レストラン・ウィーク」は、2010年夏から年2回の定期開催される外食を楽しむための特別な期間として、街を挙げて行われる食のイベントです。日本では、「外食機会の創出と外食文化の活性化」を目的としてジャパン・レストラン・ウィーク実行委員会、株式会社ぐるなびによる主催によって東京都内を中心に、関東、関西エリアの約200店が参加しています。特に「レストラン・ウィーク」発祥のニューヨークでは今年20周年を迎える歴史あるイベントです。
NYでは50ドルの均一料金ではじめたということもあり、日本でもレストランウィーク中は、参加の各レストランで特別メニューが提供され、ミシュラン掲載店を含む高級料理店の食事でも低価格(ランチ1050/2100円、ディナー3150/5250/7350円)で楽しむことができるようになっています。なお、ジャパン・レストラン・ウィーク 2011 サマープレミアムでは12歳以下のお子様向けにFamilyランチ:1050円、Familyディナー:2100円も設定されているので子供連れで楽しむにも良いかもしれません。
ジャパン・レストラン・ウィーク
旧URL http://www.jrw.jp/
今回のお食事会の「たいめいけん」さんは日本橋 架橋100周年ウィーク(旧URL http://www.jrw.jp/nihonbashi/ ) 参加店舗です。
・レストランウィークのメニューは、店舗によりランチ/ディナーいずれかのみの提供の場合があります。
・必ず事前に「レストランウィーク」でご予約の旨を店舗へ電話をして予約をしてください。
・メニューの詳細やご予約に関する情報は直接店舗へお問い合わせをしてください。
ジャパン・レストラン・ウィーク実行委員会の委員長、メンバーは大御所、凄い人たちが揃っています。もちろん、私もよく存じている人たちです。たいていの人は食関連のテレビ、新聞、雑誌などで目にしたことがあるはずです。こだわりの仕方が半端なく、一癖も二癖もある濃い人たちです。
主催者を代表してぐるなびさんからもご挨拶がありました。
ジャパン・レストラン・ウィーク 2011 サマープレミアムは、東京・横浜・大阪・京都・神戸の参加店で開催期間 2011年8月5日(金)~8月28日(日)<24日間> です。
そのほか、7月~8月 各エリア・各テーマで併催もされています。
ジャパン・レストラン・ウィーク2011 ミシュランガイド2011:ミシュランガイド2011 東京 横浜 鎌倉及びミシュランガイド2011 京都 大阪 神戸の一部掲載店舗
ジャパン・レストラン・ウィーク2011 ボンヌ・プテイット・ターブル・東京:2011年7月13日発売、ボンヌ・プテイット・ターブル・東京の掲載の一部店舗
ジャパン・レストラン・ウィーク 2011 日本橋 架橋100周年記念ウィーク:日本橋エリアの店舗
ジャパン・レストラン・ウィーク 2011 品川サマー: 品川駅徒歩5分圏内の飲食店
コースです。ドリンクはアルコールも可とは凄いです。
すっきりした味わいの生ビール、素材の麦芽、ホップを低温保存したり、仕込みの方法を工夫、長期熟成をして製造された特別なビールです。繊細な料理にも合いますね。
前菜は穴子のテリーヌ、稚鮎のベニエ (ソース:タルタルとカシス)、つぶ貝とエスカルゴのフリカッセ、新さんまの瞬間燻製炙り焼き、赤ピーマンのムースの5種類です。
<穴子のテリーヌ>
穴子とゴボウというと和の素材ですけれども、テリーヌに仕立てられていて、たいめいけんさんの目指している日本の洋食を感じました。
いわば稚鮎のてんぷらです。タルタルソースとカシスソースを一口ずつ別々につけて味わうと印象がかなりかわりました。
つぶ貝とエスカルゴの組合せで食感の違いを楽しみつつ、色合いや食材の入手のしやすさもバッチリですね。これはワインにとても合います。
赤ピーマンのムースというと、パリのヴォージュ広場にある3星レストラン「ランブロワジー」のオーナーシェフであるベルナール・パコさんと作ったスペシャリテですね。その後、多くのシェフがそのレシピをまねたそうです。ヴィヴァロア、ランブロワジーで料理人をしていた日本人シェフ 斉須政雄さんが1986年 東京・三田にオープンしたフランス料理店「コート・ドール」でもスペシャリテになっています。著書の「十皿の料理」という本の最後に書かれた料理でもあります。
たいめいけんさんの赤ピーマンのムースと名づけられたこの料理に違和感を感じ、お酒もなくなったままという状態がしばらく続いて私はなぜか猛烈に不機嫌になってしまいました。つまりは自分の期待していたものとは違っていたということです。
秋の味覚の新鮮な秋刀魚を和のテイストと洋のテイストを融合させた一品、前菜のプレートで私が特に気に入りました。
新さんまの瞬間燻製炙り焼きは表面は炙って香ばしさを引き出していて中はほとんどレアという絶妙な火加減と料理のタイミングで仕上げられています。肝のペーストもとてもお酒がすすむ味でした。
このレアさ加減は好み。
シンプルなスープでした。夏にはいいですね。
まだ、前菜とスープです。これから、お魚料理、メインディシュと続きます。
「ジャパン・レストラン・ウィーク 2011 たいめいけん特別メニュー ブロガー限定試食会レポ 2」へ続く。