◎御休処◎ 「さなこてん」ご紹介/今年もまた。
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皆様こんにちは。佳(Kei)でございます。
いつも駄文にお付き合いいただき、有難う存じます。
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本日はまず、先日の通院前に寄らせていただいた、すてきな個展のご紹介。
いつもお世話になっている sanakoさん の、スタンプアートを中心にした個展「さなこてん」が、渋谷区神山町のギャラリー「mu」で開催中です。
たまたま病院から近かったことが幸いし、えっちらおっちら、お伺いすることができました。
イラストや油絵など、多彩な表現に挑戦中のsanakoさんですが、今回はスタンプアート、つまり「はんこ」をメインに、展示を行っておられます。
「子供のころから親しんだ消しゴムはんこ。子供のために作ったり、友達に頼まれて作っているうちに、いつのまにかたくさんたまっていました(笑)」とは、sanakoさんの弁。
木の板ともリノリウム板とも違う、消しゴム版のかろやかな色面。
たぶん、インクを適度に弾くからなんでしょう。
手で線や面を描くのとは違う、ほんとうにかろやかな印象が、なんとも心地よいのです。
(以上四つの画像はsanakoさんのところからお借りしました)
会場には、来場者が自由にスタンプを押せるボードも設置されています。みんなで作品を作っちゃおう!と、なんとも面白いしかけ☆
ほかにも、鉛筆やアクリルで描いた、かわいらしい作品が、バーカウンターや壁面にちりばめられておりました。
実は私、ブログ「ねこバナ。」をとおしてお知り合いになった方とじかにお会いするのは、これが始めて。
ひやひや、ドキドキでございました...。
ヨロヨロと会場を訪れた私を、温かく迎えてくだすったsanakoさん、そしてギャラリーのオーナーに、改めて感謝申し上げます<(_ _)>
おはなしも、とっても、楽しゅうございました☆
看板には、sanakoさんちの猫さん「まりにゃん」が。
そしてなんと、ギャラリー「mu」のオーナーも、しっかり猫好き!
カウンターには、かわいらしい猫の置物がありました。
写真を撮ってこなかったのが悔やまれます...。
sanakoさんのブログで、もっとすてきな作品画像がたんまり紹介されていますので、ぜひぜひ、ごらんになってください。
sanakoさんのブログ「sanako流」は、( ≧ω≦)σこちら!
ギャラリー「mu」のオーナーブログは、( ≧ω≦)σこちら!
会期は今月31日(水)まで。お近くのかた、ぜひぜひ、足をお運びください。
カフェ&ギャラリーですので、ワンオーダーをお忘れ無く☆
ジンジャーエール、おいしかったです(・ω・)b
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そして。
今年もこの日がやってまいりましたね。
昨年同様、今まで書き散らかしてきた戦争にまつわるおはなしを、ここでご紹介いたします。
お読みいただければ幸いです。
※ 太平洋戦争を含む、先の十五年戦争とその直後の日本が舞台になっている話に限りました。
それ以外の戦争を描いたおはなしは、他にもあります。
第十話 手紙(34歳 男 兵士・郵便局員)
...南京攻略戦に参加する舞台から、家族へ届いた手紙です。
登場する絵描きは、実在の人物がモデルです。
第二十九話 ハルの獲物(33歳 男 帰還兵)
...帰還兵の運命を、猫が握っていたとしたら。
か弱いもののあいだに在る絆は、何よりも強いと思うのです。
第四十五話 聞き書き(96歳 女)
...亡き祖母の昔話を脚色しました。
樺太から逃げて来た祖母の話は、ずっと記憶に残っています。
第五十話 ヒロシマ
...映像がはっきり見えたのです。ただ夢中で文字にしました。
第五十二話 手紙・ナガサキ
...不埒なことかと思いましたが、これは全て創作です。
ただ、こんなことがあっても不思議ではないかも知れません。
第六十五話 網小屋で(28歳 瞽女)
...瞽女(ごぜ)さんの哀しい物語です。
こんなところにも戦争が影を落としています。
第七十九話 <随筆>佐藤垢石『岡ふぐ談』を読んで
...戦後のエッセイから、いろいろなことを考えました。
第百二十七~九話 キヤツツ・アイ(三十二歳 女) 上 中 下
...描写がややグロテスクになりました。
猫目の大将のおはなし、いつか書きます
第百六十八話 <回想録風>キクと桜(72歳 女)
...読者の方々の中にも、犬猫の軍事供出に関して、似たような思い出話を聞かされた方があるそうです。
第二百二話 <童話風>ながぐつねこの おまもり
...やはり家族がいちばんなのだと、思います。
第二百八・九話 白猫伝説 其一 其二
...昔も今も、ひとはそう変わらないのだと実感します。
よろしければ、第二百七話 海と白猫 もどうぞ。
第二百十六話 入道雲
...もくもく立ち上るきのこ雲が、入道雲に見えた方もあったでしょう。
書きながら怖ろしさを禁じ得ませんでした。
第二百十七話 秘密の場所へ
...ただ怖い話を書くのが嫌で、こんな思い出話になりました。
まだ原爆について語りたくない方は、おおぜいいらっしゃるのだと思います。
第三百二話 ある少女の朝
...日常を一瞬のうちに奪い去る。怖ろしいことです。
第三百三話 トモさんの ねこ
...原爆は身体だけでなく、心にも大きな傷を残したのです。
決して忘れてはなりません。今だからこそ。
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今年もマルやんと、先代猫ゴン先生の気配を感じながら。
もやもやと、考えを巡らせてみようと存じます。
今日も来てくだすって、ありがとうございました。
<(_ _)>
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ぶん:佳(Kei)/え:海野ことり 絵本『ねこっとび』
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