「クレイル」誕生までの道のり⑨ークレイの山と工場

大谷です

長年の願いが叶って、いよいよ8月15日に発売開始となる「クレイル」

発売開始に至るまでを少しずつご紹介しています

これまでの道のりはこちら＾＾

「クレイル」誕生までの道のり①ークレイとの出会い
「クレイル」誕生までの道のり②ー覚悟
「クレイル」誕生までの道のり③ー世界のクレイ
「クレイル」誕生までの道のり④ー決意を決めた日
「クレイル」誕生までの道のり⑤ーフランスのドラッグストア
「クレイル」誕生までの道のり⑥ーフランスのサロンでクレイパック
「クレイル」誕生までの道のり⑦ーフランスマダムのお宅へ
「クレイル」誕生までの道のり⑧ークレイが採れる土地の歴史

ル・ピュイの観光という名の現地視察から一夜明けて、

いよいよ採掘地に「本当に」向かいます！

これまで、サヤカさんを通して、ずっと話を進めてきたクレイ輸入の話

「私も実際に採掘地を見たい！」とサヤカさんにお願いして実現して、こうして山奥までやって来ました・・・

いよいよ、ごたーいめーん、です！

ドキドキ！！

（めっちゃ気持ちを盛り上げまくっております）

山道を車で行く途中、ちょこちょこ小さい集落があったりする

例えば、この遠くに見えるのがポリニャックという街

ポリニャック？

聞き覚えあるぞ！

マリーアントワネットのご寵愛を受けたポリニャック夫人だ！！

…と、ベルバラ好きな私はなぜか興奮

なんか、こういうのって歴史を感じるというか、

あー、本当にあった話だなぁ、とフランス革命にまで想いを馳せてみたり
↑歴史苦手なクセに・・・さらに、漫画情報のクセに（笑）

そしていよいよ、クレイの山に到着！

一部、撮影禁止の場所があったのですが、撮影許可をいただいたところのみ紹介させていただきますねー＾＾
（無断転載はご遠慮くださいませ＾＾）

曇り空だったので、色が鮮明ではないのだけれど、この真ん中のあたりがグリーンイライトを採掘している場所

見て！この嬉しそうな顔！！

子供か！！

くるりと振り返って、クレイの山側から眺める景色はこんな感じ

この後方にポリニャックが・・・
↑全然重要じゃない情報（笑）

クレイと出会って約６年！

クレイに囲まれる私・・・想いが叶った瞬間でもあります

ここで採掘されたクレイは、製造元にある工場へと運ばれます

これは、クレイの山にあるショベルカー

工場は、ここから車で１０分〜１５分ほど

クレイは、工場の隣にある一時保管場所っていうの？そこに運ばれます

この保管場所は、工場の建物に隣接しているんだよね

そして、このすぐ横にあるベルトコンベアーを使って、工場内へと運ばれます

そして、工場の中で、乾燥させて、分類して、検査を通して、製品化していくわけです
（それぞれ目的別の部屋があります）

あ！製品化というのは、「クレイル」は粉のクレイだから、そのまま充填したものが輸出されるわけだけど、

クレイを使った製品が世の中にはたくさん出ているのです＾＾

↑この写真、見せる意味あんの？（笑）
携帯からの超手抜き簡単ボカシ加工で、すいません

まぁ、いろんな社名が出ているので・・・雰囲気だけ

チューブ式のペーストや、化粧品、歯磨き粉、シャンプー、などなど

世界中にクレイが形を変えて、輸出されて販売されています

たとえば、これは「練り物」の機械

どの工程でも、品質管理がしっかりされています

ここで面白かったのが、「グリーンイライトのシェアが大きいのよね？」と聞いてみたら、
「中国ではイエローイライトが人気よ！」と＾＾

これ、私の勝手な見解だけど、中国って黄河があって、黄土高原があるじゃない？

アジア人って「黄色」が合う人が多いんじゃないかなぁ

クレイソムリエ®講座の受講者さんでも、「私、イエローイライトがお気に入りです」って方、けっこう多いんだよ

実際、私、イエローイライト好きだし
↑めっちゃ個人レベルの話になっている

日本って水が豊富な国じゃない？

性格もわりとウェットだと思うし

水と相性の良いイエローイライトは、日本人とも相性が良いのではないのかなぁ

他にも色々思うところあったけど、全くもって根拠ないから、もうちょっと考えまとまったら書きます

とにかく、人種によっても好みや合うクレイって違う。。。のかもしれない！（笑）

そんな私の個人的な意見はどーでもいいね（笑）

新しく「クレイル」を出すにあたって、これまでに世界で出されているクレイや、
どんな製品が人気があるのか、などなども製造元に聞いてきました

フランス国内で販売されているクレイは、ドラッグストアーである程度見ていたけど、
製造元がどういう製品をフランスだけでなく、世界に送り出しているのか詳しく説明してくださいました

それぞれのクレイについての分析内容なども、きちんと説明してくださいます

私が実際に見たのは、グリーンイライトとイエローイライトが採れる場所

レッドイライトや、モンモリオナイトは、また少し離れた土地に採掘地があり、

ホワイトカオリンは、さらに離れたところにあるという事で、地図で場所を教えてもらった！

この地図・・・でかいのよ！（上の写真のテーブルの上でテーブルの上に広げてる）

大きさがわかるように、ボールペンを置いてあります^^

これまでクレイの勉強を続けて来たけど、やっぱり、「百聞は一見に如かず」

実際に、現地に行って、直接質問をする事でかなりの疑問が解消しました！

ここで採掘されているクレイは、『エコサート』と言って、ヨーロッパでは非常に厳しいオーガニック認証を唯一受けているクレイ

エコサートは、オーガニックの世界基準ともされています

つまり、地球に優しい、安心して使えるという事を、世界的に認めてもらっているクレイという事です

もうね、ここでは書ききれないくらい色んな話をしたので、シェアしたい！！

ただ、今回は、

「クレイル」がどんなところで採られているクレイなのか、
安心して使えるクレイなのか

そのあたりをお伝えしたいので、ここで書ききれない話は、またゆっくりお伝えしますね^^

フランスレポはここまでで、次は製品化するまでのお話に進みます

続きます↓↓

「クレイル」誕生までの道の【最終回】ーいちばん苦労した事

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