長年の願いが叶って、いよいよ2017年8月15日に発売開始となる「クレイル」
![クレイル](https://stat.ameba.jp/user_images/20170727/20/ncbar/e8/a5/g/o0720040013991824849.gif?caw=800)
発売開始に至るまでを少しずつご紹介しています
これまでの道のりはこちら^^
「クレイル」誕生までの道のり① ークレイとの出会い
クレイと出会って、その魅力を伝えていきたい!
そう思ってクレイソムリエ®講座を開始した私が、「自社のクレイを販売したい」そう思うようになったのには、「ある理由」がありました
私自身はクレイをもともと「美容パック」
つまり、気軽なものとして知っていました
ところが、クレイセラピーとなると、「セラピー」
つまり、「治療」「療法」です
何かを「治す」となると、そこはクレイだけの話に留まらない
その人の体質や生活環境、性格などあらゆるものが関係して来ます
私自身は、手湿疹がたまたま1ヶ月で良くなったものの、
向き合う内容によっては何年かかるという事もあります
クレイを伝えるうちに感じるようになった事は、
この「美容パック」と「クレイセラピー」の間のハードルがとてつもなく高いという事です
そして、私はクレイにはセラピー(治療)の側面がある事も知って欲しいけど、
シンプルで楽しいクレイの魅力も知って欲しい!
そう、クレイは楽しいんです💕
そして、自宅で気軽に使える、そんな魅力こそ知って欲しい!そう感じていました
![クレイセラピー](https://stat.ameba.jp/user_images/20170728/01/ncbar/87/28/j/o2256150413992055298.jpg?caw=800)
ただ、「どんなふうに使いたいのか」は、人によって違います
伝える側の「私の価値観」ではなく、何を求めるかは相手によって違う
伝えているうちに、「受け取る側の価値観」が大きく関係してるよなぁ、そう感じるようになります
そして、人が何かに興味を持つには、段階があります
いきなり「ちょー知りたい!」とはならないんだよね
まずは、気軽に分からないなりに使ってみて、
↓
そこからだんだん魅力を感じるようになって、
↓
「知りたい!」そう感じて、
↓
初めてクレイそのものを知ろうとする
存在を知らないのに、使うわけがないし、
使った事が無いのに、興味を持つわけがない
だから、まずは、入り口として
「存在を知って欲しい」
「自由に使って欲しい」
という思いが以前よりますます強くなって来ます
これには私自身がクレイと出会った経緯も関係あります
私は何も分からずとにかく、好き勝手にクレイを使っていました
後でクレイを勉強してから、
「あちゃー」「ダメじゃん?」ってたくさんあったけど、
クレイセラピーを知らない私でも、手湿疹は良くなったんだよね
これは、「知らなくてもよい」という意味ではなく、
「本人が知りたいと思わない以上、どうしようもない」という事です
子供の勉強と一緒だね
漢字や公式はちっとも覚えなくても、ゲームやパソコンの使い方を覚えるのは、めっちゃ早い!^^;
(なんとかしてくれ!!)
それは、興味があるからです
実は、「クレイの事をよく知らずにテキトーに使った時期」
これこそが私にとっては欠かせない段階だったのです
おそらく、最初にややこしい事を言われてたら、使い始めてないと思うのです…
なんせ、当時、子供達もまだ小さくて、ちょっとでも手がかかる事は、後回しだったから
私に関して言うと、私自身が興味を持った時点で、「こうすればもっといいよ」と知ることが出来たから、クレイへの興味がどんどん深まりました
ここで、改めて、クレイソムリエ®講座を始めたばかりの「初心」を考え直すようになります
私が伝えたい相手は、クレイの存在を知らない人
クレイを知らない人に、クレイそのものの存在と魅力を知ってもらいたい!
なぜなら、「知らなければ選択肢すらない」から
「どうやってクレイに興味を持ってもらおう?」
この事は今も毎日考えています^^
同時に自分自身のあり方を考えるようにもなりました
シンプルで楽しいクレイでありながら、
セラピーの側面もあるクレイを伝えるからには、
私自身が、もっとクレイについて知る必要がある
伝える相手が何を知りたいかによって、きちんと答えられるようになりたい
「楽しいクレイ」を知って欲しいからこそ、「楽しければなんでもいいじゃーん!」じゃないなぁと思うようになってきました
今思えば、「クレイを知らないのに楽しい面だけ伝えようとしている」と思われるのが悔しかったのかもしれない(笑)
負けず嫌い・・・(爆)
これまでは、「知らない人に伝えたい!」その一念でしたが、そこに新たなものが加わったのです
それは、「覚悟」
私に足りなかったのは「覚悟」でした
そして、セラピストの名前に守られている以上、どの協会にも、当然、方針があります
「自由」に伝えると迷惑をかけることもあり得ます
私もいつまでもそこに頼ってしまいます
それ以来、私自身は、セラピストの名前に頼るのはやめようと思い、セラピストを名乗るのをやめました
これが、2013年の11月頃から2014年春にかけての事です
その頃の講座の写真
![クレイソムリエ講座](https://stat.ameba.jp/user_images/20140129/00/ncbar/40/00/j/o0400026712828375425.jpg?caw=800)
外部の会場を借りずに、等々力の事務所で講座を開催し始めた頃です
今だから言うけど、覚えている・・・色々悔しくて、この2階で一人で泣いていた事を(恥)
等々力、良かったよなぁ・・・懐かしいなぁ・・・
クレイソムリエ®講座を自分自身のものとして、しっかり確立しなければ!と強く思い、
人から受け取ったものだけでなく、自分自身でもクレイの知識を深めるように努力しなければと、これまで以上に考えるようになったのもこの頃
「クレイソムリエ®主宰」として、クレイを伝える覚悟を決めたのです
そして、同時に、自分のクレイが欲しいなぁと、漠然と考え始めました
自分のクレイが欲しいと思うようになった「ある理由」というのは、
「自由に伝えたいという想い」でした
自分自身がクレイソムリエ®講座を自分のものとして伝えていくには、
私が伝えているものが、メーカーの方針に縛られないようにしていきたいと感じるようになって来たのです
続きます↓↓
「クレイル」誕生までの道のり①ークレイとの出会い
「クレイル」誕生までの道のり②ー覚悟(この記事)
「クレイル」誕生までの道のり③ー世界のクレイ
「クレイル」誕生までの道のり④ー決意を決めた日
「クレイル」誕生までの道のり⑤ーフランスのドラッグストア
「クレイル」誕生までの道のり⑥ーフランスのサロンでクレイパック
「クレイル」誕生までの道のり⑦ーフランスマダムのお宅へ
「クレイル」誕生までの道のり⑧ークレイが採れる土地の歴史
「クレイル」誕生までの道のり⑨ークレイの山と工場
「クレイル」誕生までの道のり⑩ー産みの苦しみ
「クレイル」誕生までの道のり⑪ー「使いやすい」を形に
「クレイル」誕生までの道のり⑫ー「パケ買い」にも対応してます(笑)
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2018年8月1日 クレイ・トラスト・リンク協会を設立しました
クレイを学び、クレイを伝える、そしてクレイを通じて繋がる人と人のコミュニケーションの場サポート。
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『クレイル』誕生までの道のり
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