不倫をする男性に多い「うつ」の2つのパターン | 夫婦問題・不倫問題改善カウンセリング~明日へ架ける橋

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不倫に陥る心理とは?なぜ人は不倫をするのだろうか?どうしたら不倫を止めることができるのだろうか?
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不倫をする男性に多い「うつ」の2つのパターン(※不倫をしている方の全てが「うつ」とは限りません)


こんにちはお花

カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。


実は、うつ病でも2つのパターンに分かれことが多いんですね。


周りが見ても明らかに分かる、自尊心の低下や悲観、失望、不眠、食欲の減退、性欲減退などが症状として現れる「うつ病」。


この場合、本人が自覚していることも多いですし、過去に病院に通われている方もいます。


一番わかりにくく、本人も気がつかないのが前回の記事でもお伝えした「隠れうつ」です。


上記の症状と重なる部分もあるのですが、症状として4つのパターンが見受けられます。


・自分を責める・否定する


・周りを責める・否定する


・浮気・不倫を繰り返す、セック●依存、仕事中毒、怒り中毒、アルコールの乱用、ギャンブル依存など


・逃げる・避ける(他人を避ける、閉じこもる、黙り込むなど)


この場合、本人も自覚していないことが多いので、症状はどんどん悪化していくことがあります。


過度のストレスを抱えてしまうと、喜びや幸せを感じる機能が低下してくるんですね。(エンドルフィンの分泌が悪くなります)


普通の穏やかな幸せを感じにくくなりますので、そこで無理矢理に「過度の刺激」を求めてしまうようになります。(無意識的に)


それが浮気や不倫に繋がったり、無謀な行動へと走らせてしまうことが多々あります


周りを責めてばかりの人、何かの拍子にすぐに切れる人、すぐに怒りを爆発させる人は、怒りを表に出すことによって脳と身体にエネルギーを与えている可能性があります。(脳科学研究から)


それだけ、脳内の神経系の分泌が悪くなっているということなんですね。


怒ることで一時的にエネルギーが与えられるので、切れたり、怒ってばかりの人は、そうすることで自分の心を保っているといえます。


妻が何かをしたから、妻のことが嫌いだから、怒ったり切れたりしているということではなく、自分の中での精神状態を保つために、何かしらの理由をつけては切れることを繰り返します。


不倫をしている男性を見ていると、上記のような症状に当てはまっている方が多いと感じます。


不倫に至る前に、何かしら過度のストレスを抱えていて、感情のコントロールが利かなくなり、結果、無謀な行動に走ってしまう。


ですから、不倫をしている男性に「なぜ不倫をしたの?」と聞いても、「本人でさえもよくわかっていない」ことが多いんですね。


とりあえず、何かしらの理由をつけるのですが、実はよくわかっていません。


妻に対して納得のいく説明すらできないんですね・・。


不倫の再発を防ぐためには、夫自身が抱えているストレスの原因を見つけ、そこを改善していく必要があると思います。(夫自身が)


「穏やかな幸せ」をしっかりと感じられるようなるためにも。


結婚生活は、刺激はないですからね。


穏やかな幸せを感じられる正常なセンサーを取り戻すことが大切ですね。






妻側としては「あなたはうつかもしれないから病院に行った方がいいよ」とは言わないように気をつけて下さいね。


男性は、自分がうつかもしれない・・ということを認めません。認めたくないんですね。


うつ=弱い人間。ダメな人間という思考が強いのかもしれませんね。


「男は男らしくあるべきだ」という環境で育っていることも多いと思いますので、尚更、認めることはできないでしょう。


できるだけ、「過剰にストレスがかかっているんじゃないかな?」という表現をすることが大切です。(うつ→ストレスという表現に言い換えます)


弱っている自分、ダメだな・・と感じている自分を出すと、女々しいと思われる・・そんなことは絶対にしたくない・・と思っている男性も多いと思います。


でも、そんな弱い部分を正直に出せる方の方が、実際は「強い男性」なのではないかなと思います。


人間なんてみな弱い生き物だと思います。それでいいのではないでしょうか。


そんな自分を認められる、受け容れられる方こそ、本当の意味で強い方なのだろうな・・・と感じます。


実際、カウンセリングをしている中で、自分と向き合う努力をされている男性をみると、本当は「真の強さ」を持っている方なんだろうな・・と思います。


自分と向き合うことって、本当の意味での強さがないとできるものではありませんから。


恥ずかしいと思っている自分、ダメだな・・と思っている自分を直視しないとできませんからね。


でも、そこと向き合えたとき・・そんな自分も「大切な自分」と受け容れられるのかなと思います。


これは男女問わずですよね。


ありのままの自分を受け容れられたとき、全ての問題が解決できるときなのだと思います。(そこまでが大変なのですが。。)


今日もお読みいただき、ありがとうございましたtulip*