不登校 | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

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古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

 このブログに御訪問頂き、誠にありがとうございます。

 リンクを()らせて頂いております。紫色のブログタイトルをクリック(英語:click)(もしくはタップ[英語:tap])して頂きますと、過去のブログに移行します。(^O^)

 

 さて、去る12月9日(火)の「阿闍世太子あじゃせたいし」のブログ の中段、そして、去る4月5日(日)の「歴史のごう」のブログ の中段やや下に記させて頂きました、ボランティアで カウンセリング(英語:counseling)をおこなっている、男子大学4回生(当時)のクライエント(英語:client)から、過日の夜、長時間の電話がありました。このかたは、進学校である某・私立の中高一貫校に通っていました。しかしながら、高校生のときに、もう一人ひとりの生徒と共に、教師からのいじめにより不登校になったとのことでした。そして、高校を退学しました。別の方法(大学入学資格検定ではないとのことでした)で高校の資格を取り、大学に進学したとのことでありました。もう一人ひとりの生徒は北海道に行き、農業に携わっているだろうとのむねのことでした。

 高校生という思春期の大切な時期に、トラウマ(英語: psychological trauma)(心的外傷)を受けたとのこと、心よりぉ察し申し上げます。

 なお、ネガティブ(英語:negative)なことを記させて頂きましたが、お読み下さいます方々(かたがた)の御負担を考えさせて頂きまして、お伝えさせて頂きますことは、全体の一部で御座ございます。ちなみに、去る1月3日(土)の「カウンセリングの極意ごくい」のブログ に、カウンセリングのことにつきまして 記させて頂きました。

 ついながら、そのクライエントには、求められて ラジオ・カセット・テープ・レコーダーを 2台 進呈しました。さら に、そのレコーダーで再生することが出来る 貴重な ソースも あげました。

 しかも、哲学書も 求められて 何冊も 沢山たくさん 進呈致しました。

 そのうえ、数学を勉強したいとのことでありましたので、大切な数学の参考書も あげました。

 

 ところで、去る1月2日(金)の「古事記の物語にもとづいた医療」のブログ の中段に、

「(前略)後者の『主観的・相互交流的な事象』を対象とするのは、N.B.M.(英語: narrative-based medicine)です。放送用語にナレーション(英語:narration)(物語ること)という言葉がありますね。“narrative”は物語という意味です。物語にもとづいた医療です。クライエントが体験し、そして、(かた)る物語があります。

 一方いっぽう、心理療法では、脚本分析というのがあり、クライエントがどのような脚本を持っているか、どのようなシナリオを持っているか、これがその人の人生に重大な影響を与えるということが言われています。医療者とクライエントとの結びがあって、相互交流する中からまれて来る、かび上がって来る、え上がって来る、そして、き上がって来る、新しい物語をつくるように目指めざす医療です。

 このときに、古事記の物語を用いると、効果的です。一例を申しますと、社会的引き()もり(英語: social withdrawal)を深刻に考え過ぎている場合、天照大御神(あまてらすおおみかみ)天岩戸あまのいわとに神隠れなされた物語を話します。人が考えることは大切なことですが、考え過ぎることには気を付けなければなりません。この話しを致しますと、誠に有り難いことに、深刻に考え過ぎていることを回避出来るようです。某・講師から子息のことを相談されたときも、また、その事例を勉強会で伝えたときにも、誠に有り難いことに、感動して頂きました。天照大御神(あまてらすおおみかみ)のぉかげであると、去る11月3日(月)の『産土うぶすなの神社・参拝』 、そして、去る12月4日(木)の『神社参拝』のブログ で記させて頂きましたように、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をぉ(まつ)りしている産土うぶすなの神社に少なくても毎月一回、参拝して参りました。

 

 去る10月7日(火)の『日本人の心情』のブログ の冒頭で、『(前略)日本人同志は、大和民族の集合無意識で(つな)がっています。(後略)』とぉ伝え申し上げました。日本の神話である古事記は、今でも、日本人の心の深層に影響を及ぼしていると思われます。

 

 ときに、この新しい物語をつくるように目指めざすことは、身近な所でも応用出来ます。(たと)えば、家庭でも、会議でも、すなわち、様々な集団で仲良く交流されて、話し合って、(古来、日本では、『愛』のことを『産巣日むすび』とったのですが、)むすびの力が働いて、その集団の新しい物語をつくり上げていくのと同様で御座ございます。

 この新しい物語が、その後の個人、もしくは、集団の将来に影響を与えて参ります。勿論、その後の行動、そして、進路にも関わって来ると思われます。

 

 精神分析(心理学)はサイエンス(英語:science)では無いが、サイエンスで評価されるとされています。今後、『古事記の物語にもとづいた医療』を評価することが必要になって来ると思われます。唯々感謝。(^-^)」と記させて頂きました。

 

 本日も、最後(まで)ぉ読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)