カウンセリングの極意 | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

 来談者(クライエント)中心療法(client-centered therapy)を取り入れている臨床心理士のかたが実践しているように、カウンセリングのときは、約1時間位傾聴するとされています。

 沢山たくさんのことを背負っているクライエント(英語:client)が話すことによって、部分的に重荷を降ろすときに、一時的にでも頭が(から)っぽになります。この頭が(から)っぽになることが大切で、そのときに、クライエントにアイデア(英語:idea)が浮かんだり、インスピレーション(英語:inspiration)が湧いたりします。

 ちなみに、この(から)っぽということは、老荘思想で云えば、「虚」のことです。(から)っぽであることによって、様々な可能性を呼び込むことが出来るということで御座ございますね。(^O^)


 成長して、自我のあるクライエントでしたら、治療者が聴いた内容に対してあれこれ指示しても、更に、その通りにクライエントが行動することを期待しても、なかなかかなわないことで御座ございます。

 自我のあるクライエントは、自分の頭に浮かんだアイデアで行動します。


 よく言われていますように、カウンセリングは、やはり、クライエントの半歩後から付いて山登りをするような気持ちでなされるもので、相手に気付いてもらうようにはからうので御座ございますね。


 以上は、10数年前に着想致しました内容で御座ございます。

 そして、去る10月7日(火)の「ボランティア・地域医療」のブログ で、「数年前(平成19年12月)、心身医学の某・医療系の学生サークルに委託されて、分科会を開催致しましたとき・・・」と記させて頂きましたように、このときを初めと致しまして、数回開かせて頂きました。これらの機会に参加者の方々(かたがた)、心療内科の現場でスタッフの方々(かたがた)、某・男性看護師、そして、男性の友人達に話して参りました内容のサマリー(summary)(要約)御座ございまして、誠に有り難いことに、皆、納得してくれました。


 本日も、最後(まで)ぉ読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)