oppenheimer
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ桜の季節本当に綺麗ですよね・・・先週書かせていただいた時には全く咲いていなかった桜が水曜日には一気に花を咲かし始め、今日には先端まで花が咲き乱れました本当に綺麗です・・・時間を忘れてしまいます。あと、何日持つんでしょうかね?ゆっくり咲いた桜はゆっくり散っていっていた記憶はありますがこんなに一気に咲いた桜は今回が初めてで・・・一気に散るのでしょうか?ご存知ですか?桜の花は散る時期が来るまではどんなに強風が吹いてもどんなに激しい雨が降ろうが散ることはありませんしかし、散る時期が来た時はどんな優しい春かぜであろうがものすごく綺麗に風に運ばれていきます桜ってこんなに綺麗で可愛らしいのになぜこんなに悲しいんでしょうね・・・みていると幸せを感じるのですが、どこか寂し気じゃないですか?夜桜を見ると余計に思いますよね?どこからともなく光が当てられぼんやり姿を見せている桜光がないところでもなぜか桜はぼんやり明るく見えますそれを「花明かり」と呼ぶそうですもう少し、長く楽しめる時間をもらいたいですね例年、この時期には終了している「フレジエ」ですが今年はまだ販売を続けておりますが、今週をもって最後になりそうです。いちご自体の水分がかなり多くなってきました。当店のフレジエには塩分がかなり含まれているためいちごからの水分離水が激しく、形をキープできなくなるのでこの時期は終了していたのですが今年は比較的にしっかりしたイチゴを納品してもらえてたので今まで提供することができておりましたが限界が近づいてきました。今週とお伝えしましたが、イチゴの状態にもよりますので、突然、販売を止めることもございます今週の「フレジエ」のお取置き予約はご遠慮いただきます。誠に勝手ではございますが、ご協力お願いしますさて、突然の春に体は付いていけていますか?私は無理です! 笑いや、眠たい・・・春って本当になぜこんなに眠たいのでしょうか?花粉症の薬のせいでしょうか?いや、体が寝ろ!と指令を出しているんです! 笑「ほぉら、ええ気持ちやろ?ゆっくり寝たらええんやで!」と耳元で悪魔の囁きが・・・ 笑関西人の悪魔はみんなコテコテの関西弁で囁いてきます! 笑まぁ、寝れる時はゆっくり寝る体は正直です睡眠が本当に足りておらず、体が疲れているので、休ませるため寝るように指示を出してきます。無理のしすぎには十分に注意ください。ラジオのCMで言っていました。「まだ大丈夫」は休むサインです。「まだ」が付いた時点で無理をしているんです。心の声がダダ漏れです。十分にお気をつけください!そして、また水曜日に店頭でお待ちしております!追記先週、今話題の「オッペンハイマー」をみて来ました。ご覧になられた方!?かなりの物議を交わしておりますが・・・私個人的な意見をまず書かせていただきますと・・・日本人は見るべき映画なのかも知れませんただ、私は「広島」にも「長崎」にも行ったことがないものにこの映画を語る資格があるのかどうなのか・・・物語は1926年、ハーバード大学を最優秀の成績で卒業したオッペンハイマーは、イギリスのケンブリッジ大学に留学するが、そこでの環境や実験物理学に嫌気が差して、ドイツのゲッティンゲン大学に留学する。留学先で出会ったニールス・ボーアやヴェルナー・ハイゼンベルクの影響から理論物理学の道を歩み始める。1929年に博士号を取得した彼はアメリカに戻り、若く優秀な科学者としてカリフォルニア大学バークレー校で教鞭を取っていた。オッペンハイマーは自身の研究や活動を通して核分裂を応用した原子爆弾実現の可能性を感じており、1938年にはナチス・ドイツで核分裂が発見されるなど原爆開発は時間の問題と考えていた。第二次世界大戦が中盤に差し掛かった1942年10月、オッペンハイマーはアメリカ軍のレズリー・グローヴス准将から呼び出しを受ける。ナチス・ドイツの勢いに焦りを感じたグローヴスは原爆を開発・製造するための極秘プロジェクト「マンハッタン計画」を立ち上げ、優秀な科学者と聞きつけたオッペンハイマーを原爆開発チームのリーダーに抜擢した。1943年、オッペンハイマーはニューメキシコ州にロスアラモス国立研究所を設立して所長に就任、全米各地の優秀な科学者やヨーロッパから亡命してきたユダヤ人科学者たちとその家族数千人をロスアラモスに移住させて本格的な原爆開発に着手する。オッペンハイマーはリーダーシップを発揮して精力的に開発を主導、ユダヤ人でもある彼は何としてもナチス・ドイツより先に原爆を完成させる必要があった。一方で原爆開発に成功しても各国間の開発競争や更に強力な水素爆弾の登場を危惧していた。途中、オッペンハイマーは友達から「300年の物理学の歴史を人殺しの武器として利用するのか?」と問われる場面があります。好奇心で始めた研究が徐々に自分の思っていたものから外れていく恐怖何度も引き返すチャンスがあったのをオッペンハイマー自身は気づいていたのだと思います。トリニティー計画が実行され、自分が起こした行動の怖さを感じ冷静さを失い始める描写はなんとも言えませんでした。「怖さを理解するには経験しないとわからない」と言っていたオッペンハイマーはこの時に初めて経験して分かったのだと思う恐ろしいものを作ってしまったと・・・一発だけと聞いていた攻撃を実際は二発発射したアメリカにオッペンハイマーは頭を抱えます最後に彼はI am become Death, the Destroyer of Worlds.=我は死なり 世界の破壊者なりと残しています。この映画では冒頭部分に出てきます。この言葉はヒンドゥー教の聖典である「バガヴァッド・ギータ(神の詩)」です。ヒンドゥ教の神ヴィシュヌ神の化身がアルジュナ王子と交わした会話の中の一つクリストファーノーランはこの時期になぜこの映画を作ろうと思ったのかは分かりかねますがもう一度この悲劇をくりかえしてはいけないという啓示を込めたのでは・・・と私は信じたいです。いまだに続く戦争この映画で何度か出てくる「怖さを体感させる」という恐怖この映画の批判の一つに原爆が落とされた後の広島長崎が全く描かれていない!というのがありますが私は多分、クリストファーノーラン監督は現地に足を運べと伝えたかったのかもと思いました。もちろん、原爆の怖さは体感することはできませんがこの2県に足を運ぶことによって疑似体験ができるのではないでしょうか?それを監督は経験を・・・怖さを体験させたかったのであえて描かなかったのでは?と私は信じたいです。戦争を始める前にこの映画を見るべきではありますがただ、難しすぎます・・・物理の知識、言葉馬鹿な私にはチンプンカンプンナことだらけで・・・笑ただ、素晴らしい配役です!役者さんたちの顔ぶれ・・・凄まじいですよ! 笑あれ?これディズニー映画でしたっけ?と思えるぐらいの素晴らしい人たちが出ています!この映画のせい?で評価を下げてしまったロバート・ダウニー・Jrやエミリーブラント、マット・デイモン、ジョシュハートネット、ケイシーアフレックラミマレック、ケネスブラナー、ゲイリーオールドマン、デヴィッドダストマルチャンなどなど日本は唯一原爆を落とされた国、唯一の被爆国として、歴史は繰り返してはいけません。なので、日本は非核三原則を守らなければいけない持たず、作らず、持ち込ませずもちろん、それを上回る水爆やその他の武器を持ってはいけないその戒めとなる映画だと思います。どんどん戦争は他人事になっている日本。もちろん、わたしたちの世代、親世代もギリギリ戦後だと思います。戦争を知らない世代は怖さを分かっていません。現にいまだに戦争をしている国があっても、私たちはあまり被害がない。おあんじ地球で起こっていることなのにそれをこの映画はゆっくりじわじわ教えてくれる映画ではないでしょうか?隠すのではなく、見せることも必要なのかも知れません。すごく難しいですが・・・なので、この映画は意見が分かれるのかも知れませんねぜひ、観て感想を聞かせてください!