おいしいと感じるのは、基本の5つの味である
甘味、塩味、苦味、酸味、旨味から成り立ち
それぞれの食材を上手に調理することにより
うまい!と言えるかが決まります。
洋風料理にはかかせない旨味成分(イノシン酸)の
ベーコンを使っておいしく化学した!?串焼きを作りました。
【材料(各3本分)】
使う食材はミニばがり
ミニトマト(9個) ミニアスパラ(30~40本) ペコロス(9個)
スライスベーコン(長さ約10cm*18枚) とろけるスライスチーズ(長さ約9cm*9枚)
①ミニアスパラを軽く塩茹でし、ザルに受け水で冷します。
ベーコンに巻くのは、ミニトマトとミニアスパラ
②軽く水洗いしたミニトマトをスライスベーコンの上にのせ、巻いて串に3個刺します。
③茹でたミニアスパラは、ベーコンの上にスライスチーズをのせてから
3本を1つとして巻いて串に3つ刺します。
④皮剥き両端を切り取り、軽く水洗いしたペコロスを3個を串に刺します。
食材はそれぞれ焼き加減が異なるため、種類ごとに焼きます。
⑤熱したフライパンにオリーブオイル(大さじ1程度)を入れ、トマトのベーコン巻からのせます。
⑥次にアスパラのチーズベーコン巻をのせこちらも両面に焦げ目が付くまで焼きます。
⑦最後のペコロスは、塩胡椒(少々)して両面に焦げ目が付くまで焼きます。
*フライパンにベーコンの旨味や塩味がついているので できるだけ塩は少なめが理想です。
⑧お皿に盛りつけ、レモンとパセリを添えて出来上がりです。
ベーコンはベーコンエッグや野菜スープの旨味だしになるなど、何かと重宝する食材です。
しかし保存料や発色剤などの添加物が使われているものが多く、気になる食材です。
安心な食べ方として湯の中に15~20秒程度、しゃぶしゃぶのようにくぐらすだけでも
味に変化なくリン酸塩や亜硝酸塩を減らすことができ、
またレモンを搾ることにより含有されているシナピン酸という物質が
有害物質などの害から肝臓を守ってくれます。
ベーコンの特有の風味と塩味に旨味成分であるイノシン酸が
トマトの旨味成分のグルタミン酸との相乗効果で一層おいしくなり
このおいしさは7倍の旨味とも言われています。
トマトは加熱することにより、リコピンが2~3倍吸収されやすくなり
酸味 甘味に、しかもジュワっとジューシー。
トマトが見違えるほどのおいしい串焼になります~♬
ベーコンの旨味(イノシン酸)にチーズの旨味はグルタミン酸。
そしてアスパラ特有の旨味がアスパラギン酸というアミノ酸で
三重奏からなる旨味はまさに美味そのもの!
とろ~り酸味と塩味の効いたとろけるチーズがたまりません。
ペコロスを最後に焼いたのも、フライパンにベーコンの旨味成分が残されているからであり、
ペコロスがもつ旨味成分(グルタミン酸)との相乗効果は、
西洋料理のフォン(煮出し汁)に似たところがあるから、おいしさも引き立っているのです。
また少々焦すことによりペコロスはその苦味でより甘く感じられ
▶▶彩りミニトマト
▶▶ハゲ鍋
▶▶春の串かつ
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