大阪の郷土料理に「昆布の煮物」があるのをご存知でしょうか?
大阪は他県民から見ればたこ焼 うどんなど粉もんのイメージがあるようですが、
古くから大阪名物は「粟おこしと昆布」と言われるぐらい
昆布取り扱い業者が全国の2割を占め、
デパートや専門店で店を構えているのも たいてい大阪の昆布屋さんなのです。
昆布の産地でないのにちょっと不思議な気もしますが、
昆布の煮物は大阪の郷土料理とされています。
今日は、食物繊維たっぷりの野菜を中心に昆布で旨みたっぷり
結び昆布と根菜の煮物を作りました。
結び昆布(30g) にんじん(1本) ごぼう (150g) れんこん(150g) こんにゃく (1丁)
さといも (5~6個) 干し椎茸 (5~6枚) だし汁(削りかつお25g+水5カップ)
砂糖(大さじ1) 酒(大さじ1) みりん(大さじ1) 醤油(大さじ3)
*だし汁はあらかじめ多めに作っておきます。
グルタミン酸の昆布とイノシン酸の鰹でだしをとることは、旨みを引き出す相乗効果で
美味しさを感じる脳波が7倍になると言われています。
【下準備】
■だし汁(鰹)
■ごぼう・・・・・皮をこそげて厚さ6~8mmほどの斜め切りにして、よく洗ってから茹でます。
■れんこん・・皮を剥き厚さ8mmほどの厚めの輪切りにし酢水にしばらく浸します。
■さといも・・・・皮を剥き横半分切りし、塩をふり軽くもんで洗い茹でます。
■こんにゃく・・・6~8mmほどの厚さに切り、中央に2cmほどの切り込みを入れねじり、塩茹でします。
■干し椎茸・・・水で戻し、鍋に椎茸とひたひたの戻し汁を入れ、砂糖(小さじ2杯)醤油(小さじ2杯)で
煮立て椎茸煮を作ります。
下準備した食材はこのようになります。
①深鍋に にんじん ごぼう れんこん こんにゃく 里芋を入れ
ひたひたの「だし汁」を加え その上に結び昆布をのせ中火で煮立て
②沸騰したら、砂糖・酒・みりんを加え鍋フタもしくは落としブタをし12分ほど煮込みます。
③フタを開け醤油を加え味を調えます。
④食材がやわらかく煮汁が染み込むまで煮込んで出来上がりです。
色合いよく山椒の葉を添えました。
シャキシャキっと食感に、だしの旨みが染み込んだ
食物繊維がたっぷりの美味しい煮物です。
それも昆布と鰹からのコンビネーションのだしだからこそ美味しいのです~!
▶▶春の串かつ
▶▶おじやうどん
▶▶大阪ほんま産弁当
▶▶大阪ラムネ
ご覧頂きましてありがとうございます
↓ポチっと応援クリック よろしくお願い致します!
食生活・食育 ブログランキングへ