東京になくて、大阪にあるもの?
天ぷらでは、紅生姜らしいのですが、
大阪の天ぷら屋さんやスーパーの総菜売場の揚げものコーナーでは
ふつうに揚げられ並べられているポピュラーな定番食材です。
最近 秘密のケンミンショーではじめて知った
大阪の食文化としての紅生姜の天ぷら
あたり前に思っていても他県民から見れば不思議な天ぷらなんでしょうか?
それも漬物を揚げているのでそう思うのかもしれませんが、
赤く染められた紅生姜の漬物を薄くスライスし
他の素材とは何ら変わらない衣を付けて
カラっと揚げられた天ぷらです。
揚げやすく、また持って食べられるように串で刺されて売られているものが多いようで、
何もつけずにそのまま食べられ酸味に辛味がアクセントになった天ぷらです。
紅生姜こそ代謝をアップさせ肥りにくいカラダにづくりにはかかせない
温活の食べ物です。
大阪は粉もん文化 ソース文化
紅生姜 独特の酸味と辛味がたまらなく
お好み焼 たこ焼 焼そば 焼うどん 牛丼 チャーハンなどの
大阪人が好む食べ物のアクセントとなる紅生姜の漬物。
この紅生姜でカラダを冷す粉もん(小麦粉)を温めようとする大阪の知恵かもしれませんね。
玉子焼きにも入れるそうですが、大阪であってもウチではそこまでしませんが(笑)
大阪での消費量もかなりのようです・・・
このことからでもわかる気がします
大阪にあって東京にはない紅生姜の天ぷらです。
今日は、いつもとは違うコテコテ感ですが、
大阪名物 「紅生姜の天ぷら」と「天ぷらの盛りつけ方」を記事にします~♬
天ぷらの盛りつけは、
天ぷらを平然と置かれていては、衣ばかりが目立って美しさが阻害されるため
立体感を出させ、メリハリをつけることです。
大きなボリューム感ある食材のものから置いて、
手前になるほど小さな食材のものになるようにしますが、
食材の色が衣で隠れないようにすることを心掛けることが大切です。
まずお皿に白い敷き紙を使って敷きます
2枚の場合は、右側が上になるようにしますが
1枚の場合は、このように左上がりにして折り、折り山を手前にします。
天ぷら7種(海老 椎茸 獅子唐 さつまいも 茄子 かぼちゃ 紅生姜)を盛りつけていきます。
天ぷらの盛りつけ方の基本は
奥または下になるのはボリュームのある大きい食材で味の濃い天ぷらからで、
ここでは、紅生姜の天ぷらが味が濃くボリュームがあるので下になるでしょう。
紅生姜 かぼちゃ さつまいも そして茄子 れんこんの順に
上の中央に置くのは、海老
それは、海老の赤い尾がポイントになるからです。
2尾の場合はクロスしても、並べても立てかけるように置きます。
手前に置くのは、比較的小さい天ぷらや青みのある天ぷら
獅子唐 椎茸を置いて盛りつけの出来上がり。
上から見るとこの通り
これは中央 手前から奥へと天ぷらの食べるマナーとしての順番とも言われ
崩れなくまた味のタンパクなものから食べ
最後は味の濃いかぼちゃ さつまいもや紅生姜で締めるということです。
ただし紅生姜は大阪もしくは近畿エリアだけのようです。
大阪の食文化 紅生姜の天ぷらでも
海老の天ぷらにはかなわない
盛りつけると海老の天ぷらが主役で、紅生姜の天ぷらは脇役になってしまいます(苦笑)
天つゆで頂く時は、大根おろしや生姜おろしは手前に置いて・・・
また大根おろしや生姜おろし またここにはありませんがレモンなど
天ぷらにのせたり搾ったりして食べるのではなく
天つゆにそれらを混ぜてから食べるようにするというのもマナーのひとつです。
天ぷらはビールなどのアルコールと一緒に食べるのが良く、
大阪名物でもある紅生姜の天ぷらですが、
美味しい食べ方は、
うどんににトッピングするのが
一番おいしいかと思いますよ~♬
寒い冬などカラダを温まって良いですよ。
大阪の郷土料理でもある「うどん」
やはり「きつねうどん」が人気で
メジャーなうどんではありませんが、
他県民の方は、かきあげに紅生姜を加えてはいかがなものでしょう?
福岡に「ごぼう天うどん」があるように
大阪には「紅生姜の天ぷらうどん」。
ぽっかぽか代謝もよくなり、疲れも取れて
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