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卵巣嚢腫の発覚〜手術〜術後の記事一覧です










手術当日の話です。
※ちょっと汚いお話もあるので、お食事時や見たくない方はやめといて下さい。。
なかなか深く眠れず、1時とか3時とか、何度か目を覚ましてしまいました。
起きるたびにちょこちょこ経口補水液を飲んでて、3時に起きた時に全部飲み切りました。
6時から浣腸だと言われていて。
基礎体温を測るため、5時55分にスマホのアラームをかけといたんです。
5時50分頃に目が覚めたので、そこから測り始めたんですが。
看護師さんもアラームより早く来た

途中でやめると基礎体温計がピーピーなり続けるしで大変

速攻で、入院中に基礎体温測ることを諦めました。
そして問題の浣腸。
これも初めてで、どんなものかわからないんですが…
失敗したんだと思います

まず横になってやってもらっている最中から、パジャマがビシャビシャになりました…
こんなに
お腹にまでお湯が伝ってくるもの
でしょうか?
ベッドも濡れてます。
私の体内に入ってませんよね…?
お腹はまったく痛くなく(そういうものなの?)
終わったようで
パジャマのズボンと下着を上げていいですよ
と言われたけど
これ履いたらパジャマも下着もビシャビシャになるよね?
って状態…
でもトイレに行くには履かないと行けない…
起床時間(6時)になっているので、お尻丸出しで行くわけにはいかん…
履いて起き上がろうとすると、入れたと思われるお湯が漏れ出てる感が。。
ていうか…
どこに入ったの?
どこに入っているのかわからないので、どこを締めて歩いたら良いのかわからないけど、ともかくこぼれないように何とかトイレに行き
5分くらい我慢して下さいね
って言われたのも忘れて、ともかく体内から出そうとしたら体感的には尿を出したような感じ…
出てきたものも透明な液体。
浣腸って…こんなものなの…?
違う気がする…
まったく便意ないし…
昨日出し切ってて今日は出ないのか…?
いやいや、夕飯しっかり食べたし…?
と釈然としない。
ともかくパジャマは上下ともにびっしょり。
手術した日は術着のまま寝るはずだし、たった5日間の入院だから、パジャマは3着あれば十分だと思ったんですが…
足りなくなるかもしれない

すでに1着が戦線離脱しおった…
情けないが、母に持って帰って洗ってもらおう

ベットもビシャビシャになっているので、防水シートを敷かれました。
ベッドのシーツも後で変えますって言ってたけど
結局私は退院まで防水シートの上で寝ていました…
まぁ良いんですけど…
私の体内に入る前の、ただのお湯であると信じているので…
体内に入ったものだったら嫌だー

ていうか、このままで良いのか?
お腹の中のもの、出切っているんだろうか…
それが怖い。
出切ってなかったら、手術中に大惨事になるんじゃ?
そしてこのビシャビシャが、汚くないなら良いんだけど…
身体が汚れてる気がしてシャワー浴びたい

大判のウェットティッシュとか持ってきとけば良かった…
母と姉が近くのホテルに泊まっていて早目に来てくれることになっていたので
(手術日は面会時間外も入れる)
朝早くからLINEしたら悪いかなぁと思いつつ…
我慢出来ず、6時半頃、事の詳細を伝えて
ウェットティッシュ買ってきて

って頼んじゃいました…
でもその到着を待つ間、ずっと濡れたまま立ち尽くすわけにもいかず…
しょうがないので、新しいパジャマに着替えちゃいました…
汚れてないと良いなぁ…

この時学びました…
入院時には大判の除菌ウェットティッシュ必須!←イマサラ…
次に入院することになったら、必ず持って行こうと思います…
いや、入院しないで済んだ方が良いんでしょうけど。
7時過ぎ。
母と姉がウェットティッシュを買ってきてくれました。
気休め程度に体を拭いて、びっしょりのパジャマは持って帰ってもらうことに。
ついでに、この時着ていたパジャマ(濡れたからしょうがなく着替えたパジャマ)も、身体が汚れた?と疑ってる状態で着たからこのパジャマも汚れた気がするので、術着に着替えたら持って帰って洗ってもらうことにしました。
そしてパジャマは残り1着なので、翌日、もう1着持ってきてもらうことに。
手術前は母に来なくても良いよって言っていたけれど
来てくれてありがたかった…

ちなみに、この後もまったく便意はナシ。
心配した母が看護婦さんに聞いてくれたけど
(多分この看護婦さん、浣腸失敗した当本人だった気がします。暗いし寝起きだったんで、誰だったのかよくわからないけど)
前日下剤で出てるから、大丈夫だと思いますよ
と言われて終了。
8時。
手術着が渡されました、
素っ裸になって、T字帯をつける…が、つけたことがないんで、どうするのが正解かわからず、姉にググってもらう始末。
看護婦さん、術着置いたらすぐいなくなっちゃうんだもん…

T字帯、多分入院とか手術した人が身近にいないとわからないものだと思うので、ネットより画像をお借りして載せます。
まぁ、ふんどしですよね

術後、尿の管とかも入れるため、普通の下着ではなく、こういうのをつけるようです。
自分で歩いてトイレに行けるようになったら管は外れるので、そしたらT字帯も外して普通の下着に戻りました。
術後、何度か出血してないかの確認もされたので
(傷ではなく、下から出血することがあるようです)
そのためもあるのかな。
うちは母が数年前に手術して、その時に使ったからT字帯の存在は知ってたんですが、付け方は当時見てなくて。
母に聞いたら忘れたの一言でした

そんなこんなで、何とかT字帯を無事に装着したのを見届けて 

姉は職場へと向かいました。
その後、前日にも来た麻酔科の看護婦さんが来て
(私の体質?喉の形?的に)喉に呼吸の機械が入れにくいかもしれないから、少し麻酔でぼんやりしている状態で、記憶があるうちに機械が入れられるかのテストをするかもしれない
と言われました。
前日にこの人が来た時、喉の奥を見たり、上を向いたりして喉の様子を見られていました。
え?苦しくなるの?

確かに昔から喉が狭いのは自覚があったんですが。。
そうなの?
やっぱり狭いの?
と思っていたら
そんなに心配しないで!
安全にやるためにテストするだけだから!
苦しくないように、喉にシュシュッて吹きかける麻酔するから!
それを飲み込まないようにしてもらう必要はあるけど!
と言われました。
8時25分。
お迎えが来たので、手術室へ歩いて移動。
手術室前は、手術を受ける人とその家族でかなり混んでる

こんなに今から手術する人いるの!?
ってくらい人がいる。
何かお店の開店待ち?って感じ。
数える余裕はなかったけど、10人くらい手術着の人いたかも。
そして寒い

ひんやりした空気が漂ってます…
そんな中、名前を呼ばれるのを待ちます。
私は先に来ていた人より先に呼ばれちゃいました

ここで、母とはお別れ。
入口で名前を言わされ、私の目の前で手術室の看護婦さんが2人で書類チェック。
前日に署名した輸血の同意書とかを確認してました。
そしてリストバンドに書かれている患者番号?と、カルテの番号を2人が同時に読み上げていて息ピッタリ

そして、11番の手術室へ。
てことは少なくとも同時に11人は手術出来るのか…?
こんなに手術室があるとは驚き。
入ってすぐ気になったのはベッドの傾斜!
斜めってない!

麻酔かけてから斜めになるのか?
だからどのくらいの傾斜になるのかわかりませんでした

それが1番知りたかったのに!
それかよって感じだけど(笑)
手術用のベッドにはなんか白い…
何ていうんだろう…
ガーゼじゃないんだけど、そういう素材のもので
そこに空気が入って膨らんでいるような…
そんなものが敷かれていたのです。
何か不思議なベッドでした。
でもとても温かい。
ベッド温めておきましたよー

って言ってくれて、手術室前〜手術室が寒かったので、ベッドが温かくて嬉しかった

右腕には血圧計、左手には点滴をつけるとのこと。
やたらと左の手の甲をペシペシしてると思ったら、点滴って手の甲にするのね!
なんとなく肘の内側(採血するとこ)かと思ってました。
手の甲って痛そうで怖い!

そして起きているうちに、手術着の前面が剥がされ、布の下ではT字帯一丁に。
手術着って前面と後面で取れるようになってるのね…
麻酔で意識ない人に脱ぎ着させるの大変だもんね…
よく考えられていますわ。
そうこうしていると、研修医が近付いてきました。
色々話してくれたけど…記憶ない

唯一覚えているのが
確認のため、今日どんなことをする手術なのか簡単に説明してください
と言われたこと。
え?どんなことをするのか?
…私は麻酔かけられて寝るだけですけど?
でも答えはそれじゃないよね?
え?どこまで詳しく言うの?
と、頭の中で色々考えましたが…
…卵巣から腫瘍を取り出す?
と言ったらそれでオッケーでした。
口元に酸素のやつをつけられて左手の甲に点滴が入り…
ぼんやりする薬を入れられたようだけど…
全然ぼんやりしてないんですけど?
大丈夫?
麻酔効く??
と不安になりました。
ぼんやりしてきました?
と聞かれたけれど、ぼんやりしてる気がしないので
特に変わらないです

と答え、意識しっかりしてるよ!とアピるため目をパッチリ開けときました

しばらくして頭の上で
このままで行きましょう
的な会話をしているのが聞こえる。
どうやら、ぼんやりしてる時に機械を入れるテストはしないことにした様子。
今、ブログを書いてて気付いたんですが…
ぼんやりする薬が効かなかったからやめたのかしら?
こ…こわっ

じゃあ眠くなる麻酔を点滴から入れますねー。
そのため、左手のところ少し痛くなりますよー
と言われ
痛むのかー
どのくらい痛いのかなぁ…
って考えたのを最後に
記憶がありません。
早すぎじゃない?
普通、カウントダウンとかカウントアップして行くんじゃないの?
…って流産手術の時にも思ったような?
次に気付いた時には
○○さーん、手術無事に終わりましたよー
って何度も声をかけられていた。
うるさいくらい声をかけられる。
でも私はそれどころじゃない。
呼吸器を入れる際に、がっつり喉を傷付けられたようで、呼吸が苦しく、咳が出そうで出ないというか、痰が絡んでいるような感じというか。
意識が戻った時には涙ボロボロ。
多分、無意識の時から泣いていた。
息を吸おうとすると、痰が絡んでゲホッとなるというか。
大丈夫ですよ〜落ち着いて〜
って言われるけど、こっちは苦しい。
泣きながら必死で呼吸をしようとしてました。
このときは、手術が終わったとかそういうのもわからず、ともかく苦しかった。
お腹も痛かった。
しばらくして頼りない担当医がやってきて
これが取れたものですよ
と、ジップロックみたいな入れ物に入ったものを前触れもなく見せてきました。
今こんな状態の時に見せるのかよ
って感じ。

しかも全然よく見えなかった。
涙目であぁそうですかって感じで終了。
そして少し呼吸が落ち着き、病室に戻されることに。
手術室から出る時、手術室の看護婦さんが
無事に終わったからね〜大丈夫だからね〜
って感じのことを言いながら見送ってくれて、お礼を言おうとしたけど、声がまともに出なくてちゃんと言えなかった。
多分手術室の方や麻酔科の方にはもう会えないだろうから、ちゃんと言いたかったな…
病室に戻り、しばらくすると母が来たんですが。
母がなんか泣いた後のように涙声だし、鼻もグスグスしているし…
先生から何か悪性を疑うようなことを言われたの?

と不安に。
そんな私の気持ちにまったく気付いていない母。
あんた、1番早く出てきたみたいよ。
先生も「すごく順調に終わりました」って言ってた。
この時、11時20分頃。
手術自体は10時半頃には終わっていたらしい。
大体2時間と言われていたので、予定より早く終わったようなので、確かに順調に終わったようで。
写真もらったよ〜
もっと血まみれとかだと思ったから見たくないって言ったけど、これなら実物見ても大丈夫だったかも〜
と言う母。
写真を見ると、髪の毛みたいなものがいっぱい…
中身は髪の毛と脂肪と水だったようです。
骨はなし。
でも最後に取り出す時に、穴を少し広げたとかで
臍の右下のところだけ、15mmになったそうです。
他2ヶ所(臍と、臍左下)は5mm。
ちなみにこの写真…
載せようかどうしようか悩みました。。
これから手術の人とかいたら見たいのかなぁ…とか思ったり。
でもやっぱ、ちょっと気持ち悪いかなぁ?
と思ったので…
今のところは載せないでおきます。。
写真見る限りでは癌っぽくないな…
と思ったので
癌っぽい感じはないね?
って言ったら
そうそう、先生もそう言ってた。
一応検査はするけど、悪性ではないだろうって
じゃあ泣いた後みたいな感じで入ってきたのは何だったの??

後々聞いたら、アレルギー反応でくしゃみと鼻水がひどかったようです…


ちなみにこの時、私の声はガラガラでした。
呼吸器でがっつり喉を傷付けられたため、声はガラガラだし、喉はヒリヒリ。
そしてまだ酸素マスクしてました。
泣いて顔がベタベタだったので、母にウエットティッシュで吹いてもらうと
鼻血が出てる
と言われました。
確かに左の鼻が、鼻水が乾いたような感じでカピカピなのは気付いていたんですが、どうやら鼻血が固まっていたようです。
手術中、鼻からも管を入れたそうで、多分その時に鼻血が出たようです。
ヒドイ

長くなるので入院2日目②に続きます。。