こむらがえり | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

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足、つったことある? ブログネタ:足、つったことある? 参加中


昨日は、一昨日の真夏日から一転して、晩秋のような涼しさ…っていうより、寒さと言ってもいいくらいでした。気温差十数度。秋らしくなったのはいいけれど、ジェットコースターのような変化は、ちょっとしんどいですね。


急に涼しくなると、こむらがえりを起こしやすくなります。こむらがえりは、筋肉が「つった」状態。医学用語では「有痛性強直性筋痙攣」といいます。つまり、痛みを伴って、筋肉がひきつって痙攣しているってこと。


ふくらはぎに起こりやすいので、ふくらはぎを指す「腓(こむら)」が当てられていますが、足の裏や背中、うでなど、どの筋肉でも起こります。


私は、寝ている間に起こしたことはないんだけど、プールで泳いでるときになったときは、一瞬おぼれるかと怖かった思い出があります。最近では、仕事中に足の裏がつって、思わずうめいちゃいました。


1 どんなときに起こしやすいか?

① 冷えたとき

② 筋肉が疲労しているとき

③ 汗を大量にかいたとき

④ 激しい下痢や嘔吐をしたとき

⑤ お酒を飲み過ぎたとき

⑥ 妊娠中

⑦ 糖尿病、甲状腺機能低下症、副甲状腺機能亢進症、肝臓疾患などがあるとき

⑧ 脊柱管狭窄症、動脈硬化症、静脈瘤などがあるとき


2 こむらがえりの原因

① ミネラルバランスのくずれ(おもにマグネシウムとカルシウム)

② ビタミン不足(おもにビタミンB・E)

③ 水分不足

④ 血行不良

⑤ 末梢神経の過剰興奮


3 対処法

※ さすりながら、ゆっくりじんわりとストレッチする

ふくらはぎや足底の場合は、親指を足の甲側へそらすようにします。就寝中なら、かべに足の裏を押しつけて、アキレス腱のばしの要領でストレッチするのもいいかも。


4 予防法

① 汗をかいたとき、水を飲み過ぎたとき、ファーストフード・甘いもの・お酒を摂り過ぎたとき、妊娠中などは、ミネラル補給を。魚介類や海藻類、ミネラルウォーター 、スポーツドリンクなど上手に摂ってね。

② 食生活が乱れているとき、お酒をたくさん飲んだとき、疲れているとき、運動したとき、妊娠中などは、ビタミン補給を。

③ 暑さや運動で汗をたくさんかいたとき、お酒をたくさん飲んだとき、嘔吐や下痢をしたとき、お風呂上りには、水分補給を。

④ 足浴や半身浴、レッグウォーマー、腹巻、ストレッチなどで冷え予防を。

⑤ 運動するときは、必ずウォーミングアップとクールダウンのストレッチを。

⑥ 就寝中に起こしやすい人は、ひざ下に丸めたバスタオルを入れる、あるいは、足底にクッションを当てて、足が伸び過ぎないようにする。

⑦ 足底のアーチが弱い人も足がつりやすいので、外反母趾予防の足指体操つま先立ち歯磨き でアーチを鍛えてね。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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