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2017年07月22日

日本で一番悪い奴ら(2016年)

テーマ:邦画
日本で一番悪い奴ら

先週、WOWOWでエアチェックした「日本で一番悪い奴ら」をようやく鑑賞…佐々木譲が人気警察小説“道警シリーズ”を執筆するきっかけになったことでも有名な…本当にあった北海道警のとんでもない不祥事、通称“稲葉事件”をモチーフに(原作になったノンフィクション本もちゃんとある)、綾野剛主演で映像化した問題作。監督は「凶悪」の白石和彌だそうだが、そういえば「凶悪」も前にWOWOWで録画したけど、見ないでそのまま放置してしまっていることを思い出す。ディスクに焼いて、どこかにあるはずなんだけど…あとで探してみようと思った次第。

学生時代に柔道で腕を鳴らした諸星要一…縁あって北海道警に奉職する。やがて機動捜査隊に配属された諸星。正義感は人一倍強いのだが、それが空回りしてしまい、先輩にどやされる毎日…そんな時、エースのベテラン刑事・村井定夫の誘いを受け、飲みに連れ出される。そこで刑事の“イロハ”を叩きこまれ、とにかく“S”を作れと教わる。それを実践した諸星は、破天荒な捜査方法で、どんどんと手柄を立て、一目を置かれる存在になるのだが、ある日…ヤクザの黒岩勝典から呼び出しが!恐る恐る対峙する諸星に、黒岩は驚きの提案をしてきて…。

評判通り…すごく面白かった、まずこの一言につきる。最初は本編が2時間超えてるし…ちょっと長いかなって思ったけど、綾野剛扮する主人公刑事が、先輩にどやされながら犯人を追いかける初っ端部分から、もうテンションアゲアゲで…グイグイと惹きこまれてしまう。腕っぷしの強さだけを買われて、道警入りしてしまった主人公…実際に柔道大会の優勝に貢献、期待の新人だったんだけど、それを妬む同僚や先輩が周りにはいっぱいいて…けっこうキツクあたられていた。そんな主人公を見るに見かねて手を差し伸べてきたのがベテラン刑事のピエール瀧。

瀧さんは検挙率も抜群のそれこそエース刑事で、夜の世界や裏社会なんかにも顔が利く…おねーちゃんがいっぱいいる店に連れていかれた主人公は、そこで瀧さんが実践している“仕事術”を色々とアドバイスされ、そして自分なりに解釈…即実行に移す。とりあえずはS(情報提供者)の確保…ホステスでもヤクザでも、誰でも彼でも自分の名刺を配りまくり…言うことを聞かない奴は拳で物を言わせ顔を売る。そうすると、向こうから“情報”が転がり込んでくる。点数稼ぎにタレコミのあったシャブ中をパクろうとするけど…手順(捜査令状)なんても考えない。

強引な捜査でどんどんと頭角を現す主人公…そこにすり寄ってくるのがヤクザの中村獅童…いくら役作りがあるとはいえ、本職にしか見えない“顔面凶器”ぶりが相変わらずハンパない。獅童による飴と鞭で馬鹿だからすっかり“その気”になった主人公…持ちつ持たれつの関係ができあがっていく。まぁ、この辺までは、“警察”ではまだよくある話だろう…特に映画の中で描いている時代なら。刑事になって数年…出世も順調、女も金も不自由しない生活になっていたんだけど、その後、どうあがいても抜け出せない、泥沼のような人生が、口を開けて待っていた。

出世のためには犯人の逮捕、拳銃や麻薬の押収…これ必須。だから事件がなければ、自分で用意すればいいんだと、悪い仲間とツルんでどんどん“デッチあげる”。拳銃だってなければ“金”で調達すればいい…それがどんどんエスカレートしていく。事件を取り締まるために、事件を起こすなんて、冷静に考えれば本末転倒なんだけど…まったくそういうことに気づかない間抜けな主人公。それどころか、道警のため、そして道民のため、自分が行っていることは一切間違っていないと信じ込んでいるのが、とてつもなくおめでたいなって思うのである。

そして彼がここまで暴走してしまったのには…“北海道警”の中にもともとそういう体質があたっということなんですけどね。実話なので、結末はある程度予想がつくものの…どのような形で、“悪事”が露見していくのかというのを、時にスリリングに、そして面白おかしく笑いも振りまきながら一気に描き切る。やってることは北野武の「その男、凶暴につき」なんかにもちょっと似てるかなという気がしないでもないが、“静”の北野映画に対し、こちらは明らかに“動”のイメージ。署内で婦警とヤリまくりなんて…まるでAVじゃねーかと、妙にうらやましくもなった。

拳銃を押収するために、シャブの密輸を見逃せ…シャブが出回るのが北海道じゃなければ問題なし。あきらかに“悪い奴ら”なんだけど…綾野剛の演技も手伝い、終わってみれば“なんだか憎めない奴”だったと思えてしまう、不思議な魅力が主人公にはあった。シャブの運び屋や、盗難車の密輸を行ってる不良外国人から“オヤジ”なんか呼ばれて、慕われちゃってね…その目をかけている“舎弟”の結婚式では、感動的なスピーチまで披露。東京の刑事に馬鹿にされ、ヤクザに殺されかけ、そして身内の“道警”にも裏切られ、可哀そうな人でもあった。


監督:白石和彌
出演:綾野剛 YOUNG DAIS 植野行雄 矢吹春奈 瀧内公美 青木崇高 ピエール瀧 中村獅童


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2017年07月21日

すばらしき映画音楽たち(2016年)

テーマ:洋画
Score: A Film Music Documentary

劇場未公開の作品をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミアにてエアチェックしておいた「すばらしき映画音楽たち(原題:Score: A Film Music Documentary)」を鑑賞…映画音楽にスポットを当てたドキュメンタリー映画なんだけど、あれ、劇場未公開かと思ったら…ネット情報によると、劇場公開が決定したらしいですよ。本作の公式Twitter公式サイトが既に存在していて…情報も解禁になっております。本邦初放送だったことには違いないんだけど、ジャパンプレミア扱いの作品でも、劇場公開することもあるんですね…めずらしい。

なもんで…もちろん、日本でのDVDリリース日は現時点では未定、Amazonでも検索できず。“Score: A Film Music Documentary”という原題で検索するとOriginal Soundtrackペーパーバック(Kindle Unlimitedだと電子書籍がタダで読める…ただし洋書です )がヒットするのみだった。念のため、米Amazonで同じように検索してみたところ一応DVDがヒットしましたが、日本で見つかったペーパーバックと同じ画像が載っかってるだけで、予約もまだ開始していませんでした(冒頭の画像はそのページから拝借)。米国でのリリース予定日は2017年9月5日とのこと。

ドキュメンタリーなので、いつものように詳細なあらすじを書けるわけではなく…とりあえず、さっくりとした内容の説明をしておきます。“無声映画の時代には、映画館に音楽を奏でるミュージシャンがいた。映画と音楽は切っても切れない存在だ。本格的に映画音楽というものが意識されたのは1933年製作の「キング・コング」から…その後、「007」「ロッキー」「E.T.」「スター・ウォーズ」「バットマン」「グラディエーター」など数々の名曲が誕生。本作では有名なミュージシャンや映画クリエイターが数多く登場し…映画音楽の魅力を再確認させる”…こんな感じかな?

WOWOWや、それこそ劇場公開用の公式サイトなんかにはもっと詳細かつ分かりやすい説明が載ってるんだけど…それをそのまま“コピペするのは邪道”だと思いますので、あえて自分の言葉で説明してみた。オイラの拙い文章ではよく内容がわからないって方は…上記のサイト等で、ご自分で確認してください。えっとですね…本編の内容は、主に映画音楽の作曲家、映画監督、そして評論家などのインタビューで構成。有名作曲家たちが、嬉々とした表情で先人や同業者の音楽や映画そのものを語る姿は、オイラたちと同じただのひとりの映画ファンだ。

登場する作品は新旧の有名・人気作ばかりであり…BGMが鳴ると自然と内容を思い出す。中には、あっ、この曲は、この映画で使われたものだったかなんて、長年の疑問が解消することもあるかもしれない。作曲家や映画監督も名前を聞いたことがある人ばかり出てきます…映画と音楽、そして名前も知ってるんだけど、中には初めて顔を見る人もいて、こんな顔をしてるんだって、新たな発見もあった。007好きのオイラとしてはジョン・バリーについての詳細な解説、そしてデヴィッド・アーノルドのインタビュー、「カジノ・ロワイヤル」のレコーディング風景にニヤリ。

ある映画監督が、自分で思い描いたイメージを言葉で伝え、それを聞いた作曲家が、実際に音楽をつくっていく様子なんかも写し出されていたが、そのシーンを見て、“ちょっとネタは古い”が佐村河内守のゴースト、新垣隆の姿が頭によぎった。佐村河内も、新垣さんに変な指示書を渡して音楽を作らせてたよな。あれも、音楽の作り方としては、特に間違った方法ではなかったんだなって、思った(笑)ただし、やっぱりあれを自分で作ったというのはおかしい、実際にその指示を汲み取って、音楽にした人が“作曲家”と呼ばれるべきなんだろう(笑)

この映画の中で、かなりの時間を割いてクローズアップされていたのが、やっぱり映画音楽界の巨匠ジョン・ウィリアムズだ。まだまだ若かった頃のスピルバーグと並んで「ジョーズ」のテーマ曲の誕生秘話を披露するような映像もあり、他にも「E.T.」やら「スター・ウォーズ」やらを音楽面から詳しく解説している。最後、エンディングロール中にもインタビュー映像が続くのだが、そこではジェームズ・キャメロンが2015年に飛行機事故で他界したジェームズ・ホーナーを偲びながら、「タイタニック」にまつわる、仰天秘話を語っているので、忘れずに見てくださいね!


監督:マット・シュレイダー
出演:ジョン・ウィリアムズ デヴィッド・アーノルド スティーヴン・スピルバーグ ジェームズ・キャメロン ほか


【WOWOWオンデマンドで配信中】
WOWOWメンバーズオンデマンド




【日本のAmazonではサントラを扱ってました】
Original Soundtrack







YouTubeに予告がありました









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2017年07月21日

ネオン・デーモン(2016年)

テーマ:洋画
ネオン・デーモン

★最初はmusic.jpを使い続けるかどうか、迷ってるって話です…★

タダで貰った3000ポイントを有効活用するため、music.jpに登録して、せっせと配信で映画を鑑賞…本当は1か月で解約するつもりだったのだが、先月、解約するのが遅れて、勝手に次月の更新をされてしまい、1か月延長して利用してるところ。またもたもたしてると更新されちゃうわけですけど…ようやくポイント消化の目途も立つ。でもね、なんか最近…使い勝手がよくなってきて、もう少し利用し続けてもいいかななんて思い始めてる。なんか、今だと500円コースの登録をすると、ボーナス分が加算されて合計1500円分のポイントが毎月貰えるんですよ。

新作のレンタル利用料金がだいたい432円~540円(中にはそれ以上のものもある)なんで、うまくやりくりすれば、500円の出費で新作が3本見れる計算。リアル店舗のレンタル店で借りる機会が少なくなり(近所のツタヤが潰れたし)、新作レンタルがあまり見れず、劇場で見逃したものや、気になる未公開作品などはWOWOWやAmazonプライム頼りになってるのが現状。昔はGEOで5本セットで1000円ポッキリっていうのを利用してて、それを月に2~3回繰り返してる時期もあったのに。新作を3本見れれば、だいぶ人並みに近づけるかなと思った次第。

1000円分のポイントが増量されるキャンペーンは、特にまだ終了のアナウンスが書かれてないし…当分の間続くのだと思われる。せっかくなんで、もう1か月くらい使って見るかな…(完全に相手の術中にハマってるな、こりゃ)。そんなわけで、music.jpで気になっていた「ネオン・デーモン」の配信を視聴…「ドライブ」「オンリーゴッド」のニコラス・ウィンディング・レフンが、ダコタちゃんの妹、エル・ファニングを主演に迎えて、エロスと狂気に満ちたファッション業界の内幕を鮮烈に描いた官能サスペンス。すげーちょい役ですけどキアヌ・リーヴスも出ています。

★前フリが長かったですが、ここから「ネオン・デーモン」の話です…★

モデルになるため田舎からやって来た16歳の少女ジェシー…ネットで知り合ったカメラマン、ディーンに面接用の写真を撮ってもらい、そこでメイクのルビーとも知り合う。ジェシーの境遇を知ったルビーは親身に世話を焼いてくれる。翌日…モデル事務所の面接を受けたジェシー…担当者にも気に入られて契約書にサイン。その後、業界で名の知れたカメラマンやデザイナーにも認められたジェシーは、他のライバルモデルたちから激しい嫉妬を抱かれる!また滞在先のモーテルでもトラブルに遭い、そんな時にルビーが優しく手を差し伸べてくれるのだが…。

けっこう色々なところで言われてるけど(Amazonのソフト紹介とかにも書かれてる)…ファッション業界版、ウィンディング・レフン版「ブラック・スワン」といった感じの作品。16歳の女の子が、年齢の鯖読みをしてモデルの世界に飛び込むんだけど、まだ初心な少女なので…モデル業界の仕来りなんか全く知らないわけで、色々な如何わしい連中が寄ってきたりする。やっぱり若さが一番の武器…そして“持って生まれた美貌の持ち主”はその辺の“整形美女”なんて足元にも及ばないから、とんとん拍子で大躍進…嫉妬と羨望の眼差しが容赦なく突き刺さる。

なんだかよくわからない展開もあるんだけど…ウィンディング・レフンらしい期待感を煽るスタイリッシュな映像、そして個性的、魅力的なキャラクターにグイグイと惹きこまれていく。終わってみれば、誰が敵で、誰が味方なのかっていう単純なお話でもあるんだけどね…とにかくファッション業界、モデル業界っていうのは、実際に“こんなようなキ●ガイ”が多いんじゃないかなって、変な説得力もある作品に仕上がってました。とりあえずは、そんな世界で主人公が毒牙にかからないか、まるで彼女の父親にでもなった気持ちで、目を光らせてしまう自分がいる。

見た目からして、絶対に下心があるんじゃないかって思ってしまうカメラマンやデザイナーのオッサン…初対面で“全裸要求”とかもするし(笑)そして、般若の形相でにらみをきかせる先輩モデルたち…そんな中、優しく手を差し伸べるメイクのおねーちゃん(死体に化粧を施すエンバーマーと兼業)とかも出てくるんだけど、絶対に何か裏がありそうな予感。女優さんたちのレズシーンや自慰シーンが出てくるところも、やっぱり「ブラック・スワン」と酷似。さらにあるキャラが死体相手にもヤってしまうところは…20年くらい前に見た「キスト」という映画を思い出した。

ただ、死体でもちゃんと相手は“異性”だった「キスト」と違い…こちらの映画では同性の死体で欲情するという。ぶっちゃけちゃうと…一番、ヤバイのはレズ女だったってことですよね。そして、まさかそんな展開に…という衝撃展開。っていうか、予想以上におぞましい結末でして、唖然としてしまった。最初の方で書いたけど…ヒロインの“父親になったつもりで見てました”からね、ショックは三倍増しでしたよ。やっぱりみんな“キチ●イだ、狂ってるぜ”。さすがに全裸はカメラワークで誤魔化し、下着どまりだったが、エル・ファニング嬢の大胆演技に魅了された。


監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:エル・ファニング キアヌ・リーヴス クリスティナ・ヘンドリックス ジェナ・マローン アビー・リー


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2017年07月20日

G-SAVIOUR Gセイバー(1999年)

テーマ:洋画
G-SAVIOUR

昨日、ハリウッドの実写版「攻殻機動隊」…「ゴースト・イン・ザ・シェル」をネット配信で再鑑賞している最中に、ふと、こんな作品のことを思い出し、思わずDVDラックを探って、引っ張り出してきてしまった「G-SAVIOUR」。実は今から18年も前に作られていた実写版“ガンダム”…ハリウッド製を謳った日米合作ということだったが、厳密に言うと“カナダ製”らしいTVムービー…日本でもスペシャル番組としてTV放送された後に、DVD化されています。現在、劇場でヒットしてる「銀魂」と“サンライズアニメ”の実写化という無理やりな繋がり強調してみたりする(笑)

宇宙世紀223年、地球…元地球議会軍のパイロット、マーク・カランは深海農業研究施設“リグ”で警備主任を担当していた。ある日、かつての上官ジャック・ヘイル中佐が現れ、“リグ”に潜入した不審者を制圧すると、威圧的な行動に出る。そして、マークはヘイル中佐とその部下によって、不審者の1人が射殺され、もう1人が問答無用に連行されていく場面に遭遇。その後、自分が目撃した一部始終とはまったく異なる報道がされていて訝しがる。知り合いのガーノー総監からの依頼で不審者の尋問をすることになったマーク…そこで意外な真実を知る羽目に!

ガンダムっぽいモビルスーツが登場するけど、どのガンダムアニメ作品ともいっさい関連のないストーリーであるということだけは断っておきます。主役機Gセイバーは年代的に…F91あたりのデザインに近いかななんても思うけどね、本編中では決してガンダムとは呼ばれない。かえって…正式にガンダムと呼ばれている最近ものよりも、ガンダムっぽいデザインだったりもするんだけどな(笑)まぁ、そのあたりは色々と大人の事情なんかもあるんでしょうね。実写作品だけど、もちろんモビルスーツはCGで描かれており、今見るとプレステのゲームっぽい感じ。

地球と、ガイアと呼ばれる“スペースコロニー”…つまりスペースノイドとの確執が根底にあるあたりは、ガンダムのお約束ともいえるストーリー、設定だろう。地球は食糧危機に瀕していて、地球とガイアの研究者が…協力し合って解決策を研究してるんだけど、地球の軍部が、自分たちの力を誇示するため、権力を牛耳るために、そういった動きを封じようとしてまして…最初は地球軍側だった主人公は、ひょんなことから陰謀に巻き込まれ、真実を知ってしまい、結果的にコロニー側に加担する。そしてコロニー側の切り札が、ガンダムもどきのモビルスーツだった。

地球軍の方が…ジオンっぽい感じの悪役として描かれていて、軍服やモビルスーツのデザインも同じく。主人公が最初に付き合っている恋人のクソビッチぶりが、あらためて見るとVガンのカテジナさんや、0083のニナさんを彷彿とさせる(ちなみに、別の女性キャラの吹替えをニナさん役の佐久間レイが担当していた)…これもガンダムのお約束なのか?彼女のあっけない哀れな末路は、けっこう笑いどころだったり。最終的に“白人”主人公が惹かれあうヒロインが黒人女性というのは、ララァへのオマージュなのかなとか、ちょっと深読みもしたくなるよね。

全体的にB級SF映画な味わいだけど…ガノタを自負するようなファンの方だったら1回くらいは見ておいていいかもしれない。そして“黒歴史”として後世に語り継いでいかなければいけない(笑)ガンダム実写の黒歴史と言えば、もう1つ思い浮かべるのが…プレステ最初期のガンダムゲーム「GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH」だろう。外国人キャストのコスプレ演技に、ファーストガンダムのオリジナルキャストが声をあててるんだけど、これがとにかくカオス。かなりぽっちゃりのシャア・アズナブルに衝撃…ついでにゲーム自体も噴飯もののクソゲーだった。


監督:グラム・キャンベル
出演:ブエナン・エリオット エヌカ・オクマ ブルー・マンクマ デビッド・ラブグレン カタリナ・コンティ


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2017年07月20日

リーサル・ミッション(2015年)

テーマ:洋画
W.M.D.

Rakuten TVの“無料シネマシアター”、先着50名のオンライン試写会にて「リーサル・ミッション(原題:W.M.D.)」を鑑賞…イラクの基地に慰問に訪れた米合衆国大統領が、特殊部隊員たちに拉致されてしまい、武器と毒薬、そして拷問で脅されながら、“自分の過ち”を認めるように強要されるという内容。日本の各配信サイトでは製作年が2015年と表記されていたが、映画データベースサイトのIMDbでは2013年という情報も。現在はネット配信とレンタルDVDでのみリリース…ジャケ画像の拝借とタイトルのリンク先はAmazonで見つけた海外盤DVDです。

感謝祭の日…イラクの米軍基地に、米合衆国大統領が兵士のための慰問に訪れる。兵士やマスコミの前でスピーチを終えた大統領は、自らナイフとフォークを持ち、用意されたターキーを切り分けようとするのだが…その時、突然、特殊部隊員のギャリソン大尉がターキーの中に隠していた銃を取り出し大統領に突きつける。部下のダウニー軍曹とリッグスもギャリソン大尉の行動に同調…そのまま大統領を厨房へと連れ込み監禁してしまう!大統領を助け出そうとシークレットサービスが交渉を開始。ギャリソン大尉はリポーターとカメラマンを要求してきた!

映画の基本スタイルは…「レザボア・ドッグス」のような密室劇で、そこにミリタリー、ポリティカルな内容をぶち込みましたな印象。本筋の前後に、外の風景なども出てくるが…ほとんどは立て籠もった厨房の中で展開され、兵士と人質が言い合いをしているようなシーンばかりである。戦闘シーンなんかも、一部を除いて、そのほとんどが音響とカメラワークで誤魔化し、実際に見せないような演出が目立つ。謀反を起こした特殊部隊員は3人…そこそこ冷静だけどやたら尊大なリーダー格の大尉、そして手も早い・口も悪いキレキャラの軍曹とナヨってる下っ端。

もう1人、立て籠もった厨房に居合わせてしまった女性兵士も…上官(大尉)の命令だと脅されて、渋々と犯行に加担していく羽目に。あとは人質の大統領と、途中から交渉の道具として送り込まれたテレビクルーが話を転がしていく感じだが、案の定、クルーの1人はカメラマンに化けたシークレットサービスで、あっけなく軍曹たちに見破られてぶっ殺されてしまう。巻き込まれただけだと最初はおびえていたオッパイのでかい美人レポーターは…次第に、本来の上昇志向を取り戻していき、なんとかスクープをモノにしようという欲も出てくるんだけど…。

イラク戦争に派遣されていた兵士(と呼ばれると余計に怒り、わざわざ特殊舞台だといい直す)が…壮絶な現状を目の当たりにしてしまってブチキレ、これはすべて国や大統領の責任だと、大統領を拉致って、過ちを認めさせようと…自分たちが戦場で実際に行ってきた“拷問技術”で大統領を追い詰めるが…なかなかすんなりと白状はしない。この大統領は、明らかに“ブッシュ”をモデルにしてるわけだが“登場人物はすべて架空のものです、大統領は実在する架空の人物を基にしています”という意味深かつ、とっても皮肉なテロップが最後に表示された。

銃や薬で脅され、拷問まで受けた権力者が自分の悪事を認めて、無様な姿をさらけ出すという…“爽快なシーン”が拝めるのかなと思いきや、なかなか“過ち”を認めない往生際の悪さ。結局、国や政治家が“やっぱり腹黒だった”と痛感させられるようなオチになっているのだが…視聴者・観客にとっては、それこそ“過ち”を認めた結果に写るということですよね。派手なドンパチが楽しめるミリタリーアクションではまったくなく、期待していたような内容ではなかったので万人受けはしなそうだが、シニカルでブラックな社会派ドラマが好き人なら楽しめるかも?


監督:リチャード・ハルパーン
出演:トム・キーシェ ジョン・ポージー ウィータス・クレン レイア・バーチ ジョン・ブリックナー


【Amazonで見つけた海外盤DVD】
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まだ間に合うかも? Rakuten TV 試写会はこちら  https://tv.rakuten.co.jp/content/224033/




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2017年07月19日

クリミナル 2人の記憶を持つ男(2016年)

テーマ:洋画
クリミナル 2人の記憶を持つ男

先行配信されていた「クリミナル 2人の記憶を持つ男」が、ソフトリリースを機に値下がり…ポイントが余ってるmusic.jpでも、756円から一気に432円になったので、さっそく視聴の手続きをする。極秘任務中のCIAエージェントが死亡してしまい、記憶を囚人に移し替えて情報を取り出そうという…B級感あふれるお馬鹿設定な内容を、豪華キャストを起用し、お金をかけて作ったら一級のエンターテイメントに仕上がったという典型的な作品。主役のケヴィン・コスナーほか、「デッドプール」のライアン・レイノルズと「ワンダーウーマン」のガル・ガドットも夫婦役で登場。

CIAロンドン支局のエージェント、ビル・ポープは、米軍のあらゆる兵器を遠隔操作し、核ミサイルさえも発射できるプログラムを持つハッカー“ダッチマン”と接触…プログラムの回収を目的としていたが、作戦中に、プログラムを狙う悪党ハイムダールに捕まった挙句、拷問を受け、殺されてしまう!なんとしても潜伏する“ダッチマン”の居所を知りたいCIAの支局長クウェイカーは、脳外科医の権威フランクス医師の力を借り、ポープの記憶を別人に移して、情報を得ようと考える。そこで記憶を移す相手として選ばれたのが死刑囚ジェリコ・スチュワートだったが…。

冒頭、CIAエージェントのライアン・レイノルズが、嫁さんに電話で他愛もない話をしながらロンドンの街を歩き回っている…その嫁さんを演じているのが前述の通りガル・ガドットで、デップーとワンダーウーマンが夫婦じゃんなんてひとり盛り上がっていたんだけど、何かを発見したレイノルズが表情を一変させる。実は任務中だったレイノルズは、上司ゲイリー・オールドマンの指示で尾行を撒こうとするんだけど失敗、敵に捕まって、あっけなく殺されてしまう。なんてこった、せっかくデップーとワンダーウーマン、夫婦役なのに直接の共演シーンはほとんどない。

実は重要な情報を隠し持ったまま死んでしまったレイノルズ…そこでゲイリー・オールドマンは考えたのだ、情報の移植しかないと。そして呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャジャ~ンとやって来たのが脳外科の権威トミー・リー・ジョーンズ。まだ実験段階なんだけど…ワシの技能があれば“移植”は可能ですよと、安請け合い(笑)とんとん拍子にその方向で話がまとまり…肝心の情報を移す器となる、相手の人間として…死刑囚のケヴィン・コスナーが選ばれた。“何しやがる”と暴れるコスナーを薬漬けにして、ちゃちゃちゃっと手術は成功…したかに見えたが…。

ぜんぜん移植した記憶なんか思い出せないじゃん…今まで通り、粗暴な死刑囚じゃないかと。これはアカンとゲイリー・オールドマンはすぐに“始末”を決定…なかったことにしようとするんだけど、ようやくその段階になってコスナーに“変調の兆し”が!フラッシュバックするレイノルズの記憶に悩まされ、いつの間にか身についていたスパイ術を駆使してCIAから逃亡…いったい自分の身に何が起きているのか?というのを探りながら(喪失と移植の違いはあるけど、ジェイソン・ボーンだな)…徐々に目ざめた“正義感”で、最終的にはCIAに協力するって感じの展開。

捜査のために、やたら理不尽な目に遭ってしまうんだけど…そこに“夫婦の愛情や絆”が絡んだことで、話がうまく転がり、逆に足かせになってしまうこともなんて展開は…ジョン・ウーの「フェイス/オフ」にも通じるかなって思った。ハッタリのきいた設定を、役者の存在感や魅力でカバーして、リアルっぽく見せてしまうという強引なところもよく似ており、さしずめ1人“フェイス/オフ”状態。最初は似ても似つかないと思ったんだけど…記憶を取り戻し始めたコスナーが、なんとなくレイノルズの風貌に似て見えたりもするので、キャスティングも絶妙だったなと感心。

ケヴィン・コスナーももう62歳だけど、50代後半を過ぎた頃から、いい役が増えてきた。ただ、色々と勿体ないところもある…脇役まで有名な俳優で固めすぎてるので、各々の見せ場が少ないと感じてしまうこともしばし。特に、ゲイリー・オールドマンの部下を演じていたスコット・アドキンスとかもっとアクションに絡ませろよとか。他にもCIAの下っ端局員で「プリズン・ブレイク」のスクレ役アマウリー・ノラスコとか、「メン・イン・ブラック3」の金髪美女アリス・イヴとか出てるんだけど扱いが雑過ぎて勿体ない。その辺に目をつぶれはあとは問題なく、非常に楽しめた。


監督:アリエル・ヴロメン
出演:ケヴィン・コスナー ゲイリー・オールドマン トミー・リー・ジョーンズ ガル・ガドット ライアン・レイノルズ


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クリミナル 2人の記憶を持つ男 ブルーレイ&DVDセット







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2017年07月19日

ゴースト・イン・ザ・シェル 日本語吹替版(2017年):Rakuten TV

テーマ:BS/CS/配信(再鑑賞)
ゴースト・イン・ザ・シェル (吹替版)

本日、7月19日よりネットのセル配信限定で「ゴースト・イン・ザ・シェル」がリリース開始されている…言わずと知れた「攻殻機動隊」のハリウッド実写化作品だ。オイラが劇場で見た初日が4月7日だったから、たった3か月半くらいで、自宅で見れるようになってしまうんですね。でですね、通常、新作のセル配信って…レンタル利用に比べるとお値段もそこそこ高めに設定してあり、AmazonでもSD画質で2000円、HD画質で2500円となっている。Blu-rayよりは安いし、1度購入しちゃえば…期限がなく、運営会社が潰れない限りは、半永久的に繰り返し視聴できる。

このデジタル配信版の「ゴースト・イン・ザ・シェル」ですが…実は、楽天SHOWTIMEからRakuten TVにブランド名が変更された楽天の動画配信サイトで、リニューアルキャンペーンの一環として、今なら“たった500円で購入”できてしまえるのです。これ、かなり驚異的な金額…だってAmazonだと2500円するんだよ。この金額は期間限定で7月31日(月)23:59までとなっているので、気になる方はお早めに!画像拝借の便宜上…冒頭タイトルのリンク先はAmazonになっていますが、今、購入を考えている方は、迷わず下記の楽天のリンクの方がお薦めです。

Rakuten TV「ゴースト・イン・ザ・シェル」配信購入→https://tv.rakuten.co.jp/content/227237/

8月に発売になるBlu-rayを購入するかどうか、今はまだ迷っているところなんだけど…劇場公開時は、結局、字幕スーパー版しか鑑賞できず…アニメ版の声優が再集結した話題の日本語吹替版が見れなかったので、気になって、気になって、しょうがなかった。500円で購入しておけば、字幕版、吹替版の選択も自由…タブレット端末だとダウンロード後のオフライン再生も可能。そんなわけで、さっそくオイラも購入の手続きを…楽天が配布しているクーポンを所有してると、500円からさらに割引になり、オイラは20%OFFで400円になった(支払いはポイントで)。


★劇場鑑賞時の“字幕版”感想を抜粋、再掲載してます★

人と機械の教会が消えゆく未来、2069年…軍需企業のハンカ・ロボテックスは政府の資金援助で重宝部隊を開発。はじめて義体化に成功する。ミラと呼ばれるその女性は…テロに巻き込まれ、助かるには脳以外をすべて義体化するしかなかった。彼女は後に…公安9課に所属し“少佐”と呼ばれるように。1年後…ハンカ・ロボテックスの技術者が芸者ロボに電脳ハックされる事件が発生。情報を事前に察知していた公安9課の“少佐”が現場に介入するが…多くの犠牲を出し、現場にはクゼと名乗る犯人から挑発的なメッセージが残されていた!

特報の後の、ちょっと長目の予告編が解禁になった時…アニメ実写特有の“モヤモヤ感”を抱きながらも、意外とアニメのリスペクトは入っているなという期待も半分という感じだった。事前情報では…士郎正宗の原作漫画ではなく押井守の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」であり、その後のTVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」をベースにして、実写ならではの独自アレンジを施していると伝えられていたが、けっこう「イノセンス」の要素も入ってるし、S.A.Cもどちらかというと押井色を強めに出した「2nd GIG」からのネタが入っていたりする。

そう、本作は攻殻リスペクトである前に…押井守リスペクトでもあったという、なかなかマニア好みの1作となった。劇中セリフの“ガブリエル”(押井さんが飼ってた犬の名前)“アヴァロン”といった固有名詞に思わずニヤリ…劇場でも、クスクスという笑い声がところどころから聞こえて、あ~オイラと同じような“押井信者”がちゃんと初日に見に来ているんだなぁと嬉しくなった。あそこで笑わない人は、それこそモグリだろ(笑)オイラなんか、猫の鳴き声にまで過剰反応し…まさか「紅い眼鏡」じゃないだろうなぁって深読みしたくなってしまったくらいだし(笑)

予告でも流れているアクションシーンだけ見ると「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」のコピーって感じですけど、“少佐”が事件の捜査をしているあたりは、それこそ「イノセンス」のバトーとトグサのようだった。ジュリエット・ビノシュ演じるオウレイ博士が「イノセンス」に出てきたハラウェイみたいな役割なのかなと思ったら、他の女性博士(破壊された義体の検視を担当する)で、ハラウェイそのものが出てくる(名前は違ったけど)…ああ、やっぱり「イノセンス」だったと。バトーの犬好きというキャラ設定なんかも「イノセンス」の影響が強いよね。

もちろん、もっとわかりやすい攻殻機動隊“愛”もたっぷりでして…光学迷彩を使った水上アクションや多脚戦車、ヘリコプターなどメカニックの再現度もなかなかだった。さらに、まさかのサイトーさん大活躍で押井版よりも攻殻“愛”を感じるのでした。その一方で…実写ならではのアレンジも意外とうまく成功しているとオイラは感じた。賛否両論あったスカヨハ“素子”だけど…そのあたりも、設定と物語でうまい落としどころを作っている。なぜ最初は“ミラ”と呼ばれているのか?不自然なくらい“少佐”とだけ呼ばれ続ける理由などもちゃんとあるんですねぇ。

あとは、最後の最後にきて押井守と全然違う解釈をぶち込んでくるのにも驚き…押井守の「攻殻機動隊」であり、「イノセンス」って、SF映画、警察ドラマの前に…ちょっと解りづらい“ラブストーリー”だったりするんですけど、そこはハリウッド映画らしいわかりやすい“ラブストーリー”になったなと…これはこれで納得できる結末であった。充分に続編イケるんじゃないか?一層の事…実写化第2弾は押井守監督でどうよなんて妄想まで膨らんでしまう。そして、エンディングにもちゃんとリスペクトがあった!音楽が川井さんじゃないのも、必要な演出だったなと。


★ここからは7月19日追記分、再鑑賞“吹替版”の感想です★

少佐の田中敦子姐さん、バトーの大塚明夫アニキ、そしてトグサのやまちゃん…この3人の起用は事前情報で知ってたけど、他にもイシカワ役がちゃんと仲野裕さんだったり、クゼがりきちゃん、小山力也だったりと…思わずニンマリしてしまう吹替えキャスト。字幕版では違和感のあった人も多いと思うけど、ビートたけし演じる荒巻の日本語セリフも、わりと自然に馴染んでくる(日本語の時に表示されていた英語字幕は、吹替えでは消されていた)。前半に出てくる9課のブリーフィングシーンなども、よりアニメ版の雰囲気に近づいたかなという印象だった。

これだけ拘ったキャスティングなら…どこかで榊原良子さんと、千葉繁さんも出して欲しかったなと。特に良子さんだったらオウレイ博士か、ダーリン博士…ああいう女性博士キャラが似合ったはず。ちなみにジュリエット・ビノシュ(オウレイ博士)の声は…過去にもビノシュの声を吹き替えてきたベテランの方なので、これはこれでスタッフの拘りでもあるのだろう。だったら…もう1人の博士キャラこそ、良子さんだよなぁ。ポジション的にも「イノセンス」のハラウェイ女史みたいだったし。まぁ、アニメ版キャスト以外の人も、キャラに馴染んでたので、悪くないんですけど。

ただ1人…字幕版、オリジナル言語ではちゃんと本人が喋っていた桃井かおりが、別人による吹き替えになっていたのが残念で仕方がない。やっぱり、ここはあの特徴的な喋り方で吹替えをして欲しかったよね。もし、何らかの事情で本人による吹き替えがダメだったのなら、せめて“清水ミチコ”をキャスティングしろよ(笑)士郎正宗の「攻殻機動隊」を期待した人たちからは手厳しい評価が多かったが…押井守リスペクト映画として見るとけっこう面白いよというのが、オイラの判断。そして今回、吹替えで見たことで、なんか違う感がまた少し軽減されたのでした。

吹替え嫌いのオイラでも意外と楽しめた“日本語吹替版”…吹替で印象が変わるなら、一層の事、音楽も日本独自に全編“川井憲次さん”に差し替えたら、もっと“らしく”なるんじゃないかと思ったり。劇場で見て…“これは攻殻機動隊じゃない!”って思った人も、もう1度、吹替え版で再挑戦してみたらいかがだろうか?500円だったので、オイラも充分に満足…楽天なので、さすがにAmazonのFire TV Stickには対応してないし、楽天推奨のChromcastも持ってないんだけど、母親が今年買ったノートPCがHDMI端子付きだったので、TVに繋げて視聴できた。


監督:ルパート・サンダーズ
出演:スカーレット・ヨハンソン ピルー・アスベック ビートたけし ジュリエット・ビノシュ マイケル・ピット
吹替:田中敦子 大塚明夫 山寺宏一 仲野裕 小山力也 山像かおり 山賀晴代 てらそままさき 加納千秋


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2017年07月18日

アバンダンド 太平洋ディザスター119日(2015年)

テーマ:洋画
アバンダンド 太平洋ディザスター119日

WOWOWでエアチェックしておいた「アバンダンド 太平洋ディザスター119日」を鑑賞…パっと見、どんな内容か想像しにくい、ダサ目のタイトルで、録画するかどうするか迷ったんだけど、出演者の中に「プリズン・ブレイク」のお兄ちゃん、ドミニク・パーセルの名前が入っていたので少しだけ興味がわいてきた。太平洋上を航海中のヨットが転覆してしまい、119日間漂流生活を送る羽目になった4人のクルーの奇跡の生還劇を描いた…ニュージーランド映画。先日鑑賞したロシアの「アイスブレイカー 超巨大氷山崩落」に続き、これまた実録海難事故ものだ…。

コックのジムは、クルー募集の張り紙を見た友人のリックと共に…ジョンが所有するヨットで、冒険旅行に出かけることに。家庭で色々とゴタゴタがあったジムは、いい気晴らしになると思い、この誘いに乗ったのだ。旅にはもう1人、フィルという男が同行…4人は、地元のニュージーランドからトンガに向けて出発するのだが、太平洋の真っただ中で嵐に遭遇。実は嵐を利用してスピードアップしようとしたジョンの目論見が失敗したのが原因で、結局…ヨットは転覆してしまう。そのうち救助がくるだろうと最初は楽観視した4人だったが、そのまま漂流することになり…。

本編が始まって3分程度で、大波がやって来て転覆するヨット…お決まりの人物説明を兼ねた出航前のドラマもない。最初はどんな人間が、何人くらい乗ってるのかもよくわからず、クルーたちがパニックに陥る様子が、手に汗握る緊張感と共に描かれていく。と、思ったら…その後に回想形式で、出航までの準備の様子などが紐解かれた。過去シーンによれば、ヨットの持ち主が地元の顔見知り連中を誘って気晴らしの小旅行としゃれこんだようで、船長以下、クルーは全部で4人。中でもドミニク・パーセル演じるコックは“泳ぐこともできない素人”という設定。

出発地はニュージーランド、目的地はトンガ…アウトドアとか地理的なものもあまり詳しくないので、まったく距離の検討とかつかないんだけど、試しにグーグルマップで2つの地名を入力してみると…“飛行機で5時間25分以上”と表示される…そんな距離。って、それでもわかんねーよ。グーグルマップ上の直線距離だと、“北海道の先端から石垣島”くらい離れた場所だろうか?地図の上では確かに何もない…つーか、目的地のトンガが、相当マップをズームしないと島自体が表示されない。何を好き好んで、そんなところへ出かけようと思ったのかねぇ(笑)

航海慣れしてる人には…そんなに危険なコースってわけでもなかったようなのだが、その傲りがどうやら仇となった模様。ヨットの持ち主である船長は…他のクルーに内緒で、“風に乗ろう”とわざと嵐にツッコミまして、それが失敗。さらに、金が勿体ないと、無線の免許も持ってなかったり…だから無線はあるけど、近距離専用…助けが呼べない。ただ、最初は船長も…どこかトラブルを楽しんでる様子で、余裕をぶっこいてる。大丈夫だ、助けはくる…ジっとしてろって。でも、待っても、待っても助けなんか来ない…狭い船内に閉じ込められ、イライラが募っていく。

船長は自分の船をこれ以上、壊したくないので…最初は穴を開けるのも嫌がってたんだけど、クルーの1人が“我慢の限界”でブチ切れまして、ノコギリでギコギコ…出口を勝手に作ってしまう。で、外に出て、そこでまた絶望…周囲にはダダっ広い海が広がるだけで、他に何もない…これじゃ助けなんか来ないと。その時点でまだ転覆から1週間くらい…タイトルから推測すると、漂流はその後も100日以上続くのだろう。最初こそ“泳げない”パーセルは一番オドオド、ゲーゲーやってて情なかったんだけど、漂流生活を続けていくうちに一番冷静で、タフな男へと成長。

一方、パーセルを誘った友人の方がトラブルメーカーで、何かあるごとに船長や一番年寄りのオッサンにつっかかり…それを諫めようとするパーセルまで、“お前まで船長の味方か!”とキレまくると。なんで、こんなに情緒不安定なのかというのも理由があって…それは生還した後に、ちゃんと明かされる。捜索活動を始めるクルーの身内なども並行して描かれるが、ほとんどは転覆して、浸水した狭苦しい船内で、オッサンたちが罵り合うシーンが多いんだけど…この手の遭難もののお約束、“伊東家の食卓”的裏技アイデアも披露され、意外と飽きない。

この間見た「アイスブレイカー 超巨大氷山崩落」に比べると…船の大きさも、乗組員の数も圧倒的に少なく、そもそも映画の規模だって本作の方が全然小さいと思うのだが、テンポ重視のハラハラドキドキが詰まっていて、明らかにこちらの方が面白く鑑賞できた。導入部からそうだったけど、漂流中の話に重点を置いており、作り手も、それ以外の部分はあまり興味がない様子。きっと他の“似た映画”だったら…生還後にも待ち受ける“災難”や“真実”を、もっとドラマチックに、時間をかけて描くのだろうが…そこはもうダイジェスト展開とナレーションで締め。


監督:ジョン・レイング
出演:ドミニク・パーセル ピーター・フィーニー オーウェン・ブラック シボーン・マーシャル グレッグ・ジョンソン


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2017年07月17日

映画『咲-Saki-』(2017年)

テーマ:邦画
映画『咲-Saki-』

先週、試写会で話題の“キミスイ”こと「君の膵臓をたべたい」を見てきたんだけど…40代のオジサン的には、一昔前に流行った“ケーター小説、またはその映像化作品”と大差ないよなって印象でしかなく、若手の演技もなんだか拙いなぁって思ってしまったんだけど…ヒロインを演じている女の子だけは、意外と可愛らしく…ツッコミどころもまぁ、許してあげようかなと寛大な気持ちになった。そこで“キミスイ”でヒロインを演じていた浜辺美波をAmazonのプライムビデオで検索…するとこんな作品がヒット“映画『咲-Saki-』”…この前ソフトでたばっかじゃない?

世界の麻雀人口は一億人を突破…プロの直結する成績を残すべく、高校麻雀部員たちが覇を競っていた。清澄高校麻雀部の宮永咲、原村和、片岡優希、染谷まこ、竹井久の5人も合宿を経て、全国高校麻雀大会・長野県予選へ挑む。予選にはライバル校も数多く参加…順調に勝ち進んだ清澄高校、龍門渕高校、風越女子高校、鶴賀学園が全国大会をかけて決勝戦を戦うことに。先鋒・優希、 次鋒・まこ、 中堅・久、副将・和と接戦が続き…いよいよ大将・咲の出番となるが…前年度MVPの龍門渕・天江衣が立ち塞がり、他の高校も苦戦を強いられ…。

もともとは同名の人気コミックで、アニメ化もされている作品…劇場公開前にはTVシリーズなんかも作られており、同じくAmazonのプライムビデオで配信もされている。オイラは原作本とアニメをちょっとだけかじったけど途中で挫折…もう、ろくに内容も覚えていない。ドラマ版も放送していたのは知ってたけど、まったく見なかったし…面倒なのでいまさら配信で見たいとは思わないかな。だけど冒頭の文章通り…浜辺美波目当てで、この映画版のみ鑑賞してみることに。彼女は本作でもタイトルになっている主人公の宮永咲を演じており、主演ということらしい。

なんだけど…アニメからそのまま飛び出してきたような、まるでコスプレ大会な個性の強い女の子たちが、次から次へと出てきてしまうので(めちゃアニメ声のヤツもいるし…コイツだけマジでくぎみー、釘宮理恵が吹替えしてるんじゃないかって疑いたくなった)…肝心の浜辺美波嬢、宮永咲があまり目立っていないという(特に前半)しかも“キミスイ”とは髪型もぜんぜん違うので…“あまりオイラのタイプ”じゃなかったという(笑)なんだけど…さすがAmazonのレビュー平均点が★5つ(あくまで7/17現在)だけあって…全体の内容はそんなに悪くないって思った。

多少なりとも漫画やアニメをかじっていたというのも良かったのかもしれないけど…TVシリーズをスルーして、いきなり映画だけ見ても、それなりに話についていける。明らかに女の子たちのコスプレ大会なんだけど…逆に、変に実写によろうとしてない姿勢、コスプレ上等…どうせ漫画・アニメが元ネタだもんという作り手の開き直った姿勢に好感が持てる。ぜんぶのコミック、アニメの実写化作品で同じことをやっても映画が成立するとは限らず…“駄作”が連発され続けているのが、現在の邦画界の現状だが…意外と本作はそういう難題をクリアしてるかなと。

原作を読んだときなんかは…いくら“美少女”ものだとはいえ、けっこう本格的な麻雀漫画な内容に、ついていけないような部分もあったり。ファミコン世代なので、ゲームのおかげで簡単な役くらいは覚えているけど…オイラは点数計算とかできないし、麻雀自体にそんなに興味があるわけでもないんだ。そんなオイラでも、適度に対戦の緊張感が伝わってきて、それぞれのキャラを活かした見せ場もあって…見終わった時には、それなりに麻雀を理解した気分になれるという、この手の競技もの青春映画の王道として、しっかりと楽しめたんだよね。

浜辺美波演じる咲が突出していなかった分(さすがに、最後はもっていくけど)…他の各キャラクターそれぞれの見せ場が適度に分散してあり、麻雀以外でも百合要素があったり、ホラーになったり(天江衣が怖いっす)、Sっ気、Mっ気があったりと色々と楽しめた。個人的には各高校のリーダー的女の子たちが、容姿的にも気になったかな?清澄高校の竹井久を演じた古畑星夏と、鶴賀学園の加治木ゆみを演じた岡本夏美がけっこうタイプでした。好みの若手女優を探すにもちょうどいい作品かも。やっぱり浜辺美波は“キミスイ”の方が可愛かったですね。


監督:小沼雄一
出演:浜辺美波 浅川梨奈 廣田あいか 古畑星夏 山田杏奈 武田玲奈 岡本夏美 佐野ひなこ 夏菜


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プライムビデオ 映画『咲-Saki-』







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2017年07月17日

アイスブレイカー 超巨大氷山崩落(2016年)

テーマ:洋画
Ice Breaker, The

劇場未公開の作品をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミアにてエアチェックしておいた「アイスブレイカー 超巨大氷山崩落(原題:Ledokol 英題:THE ICEBREAKER)」を鑑賞…ソビエト時代に南極海で実際に起きたソ連船の遭難事故の顛末を描いたロシア映画。日本でのソフトリリースは、現段階では不明…Amazonで原題を検索してもロシア語の原作小説くらいしか見つからなかった。英Amazonで検索したらようやくDVDを発見したのでジャケ画像の拝借とタイトリンクはそちらを利用。本国ロシアでもDVDくらいは出ているかもしれない。

1985年、南極海を航行中のミハイル・グロモフ号は…氷山の崩落に巻き込まれ、船員の1人が溺れ死ぬという悲劇的な事故に見舞われたが、ペトロフ船長の機転により、被害を最小限に食い止める。しかし、普段から船長と確執のあった航海長エレメーエフは…当局に“ペトロフがミスをした”と報告、ペトロフは船長の任を解かれてしまう。しばらく経って…当局から新船長のセフチェンコが送り込まれてきた!ペトロフは本国に帰還する予定だったが、ヘリの故障で足止めをくらい…その後、ミハイル・グロモフ号は氷に阻まれて立ち往生してしまうのだが…。

氷上・水上ロケなど撮影も大変そう、VFXなんかもそこそこ凝っていて…きっとロシア映画の中ではかなりの大作なんだと思われるが…さすがにハリウッド映画と比べてしまうと、えらく地味な作品だなと。もちろん実話だし、当事者である船の乗員たちは死ぬほど恐ろしい目にあったには違いないんだと思うけど…まず、最初の犠牲者が犬を追いかけていたのが原因で死んでいるという間抜けさ。直接の原因は確かに“氷山の崩落”という惨事なのだが…躾の悪いバカ犬を追い回してて、出なくてもいい甲板上にいたから、落っこちてしまったというのがね…。

それでね、普段から船長と意見の対立なんかが生じていた航海長が、憎たらしい船長を失脚させようと…謀反を起こし、大げさに報告しちゃうんですね。ホラ、まだソ連時代の話なんで…色々と自由が制限されてたりもしてて、案の定…船長は更迭されちゃう。そして、新しい船長が送り込まれてくるんだけど、これが航海長の目論見とまったく違ってまして、ものすげー堅物で、融通の利かないオッサンがやってきちゃったから、他の船員たちから不満続出。規律を正せ、娯楽は駄目だと…船員たちがやることなすことことごとく否定していく。

前船長は航海長以外の船員たちからは信頼され、慕われていたから…意見を求めるんだけど、新艦長はそういうのも嫌がり、前艦長のカラーを一掃しようとする。まるでオバマさんの決めたことをすべてひっくり返すトランプみたいな…って、そういえば新船長を演じてた俳優、やたら恰幅が良くて…トランプそっくりだな。って、アメリカ人じゃなくて…ロシア人だっつーの(笑)だから前艦長が現場の経験から“氷山が追いかけてくる”って注意を促すんだけど…新艦長は聞く耳持たず。結果的に船は…氷に阻まれ身動きが取れなくなり立ち往生する羽目に。

前艦長の“他国に救助を求めては?”なんて意見は言語道断…なんとか自力脱出、または味方の救出を待つしかないとなり、食料や燃料がどんどん減る中、100日以上もその場にとどまる羽目に。さすがに気が狂い始めた船員たちが、新艦長のことなんか言うこと聞けるかと…再び謀反を起こしたりするんだけど、前艦長が色々と冷静に行動。次第に新艦長と絆を深め…みんなで手を取り合って脱出の道を探そうとなる。ただ、脱出しても“丘の上”では前艦長に…漂流や事故(遭難中にも間抜けな事故で死者が)の責任をとらせようと手ぐすね引いて待ってる。

前艦長の責任問題に関しては1985年という時代背景がかなりミソであると言っておこう。歴史が得意な人だったらなんとなく予想がつくのではないだろうか?この年にどういう出来事かあったか。まぁ、こんな感じの話で、感動要素なんかもあったりするんだけど…“船の実録遭難もの”という点で見ましても、昨年劇場公開されたアメリカ映画の「ザ・ブリザード」あたりと比べてしまうと、次から次へと災難に見舞われて、“この後どうなっちゃうの?みんな生きて帰れるの?”という緊迫感がほとんどない。やっぱり船体が真っ二つに割れたり、沈んだりしなきゃな…。


監督:ニコライ・ホメリキ
出演:ピョートル・フョードロフ セルゲイ・プスケパリス アレクセイ・バラバシュ オルガ・スミルノーヴァ


【英国Amazonで見つけたDVDです】
DVD Ice Breaker, The ※PAL仕様、日本語収録なし






YouTubeに予告がありました









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