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2018年01月19日

バッド・トラップ(2013年)

テーマ:洋画
Abstraction

劇場未公開の新作をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックした「バッド・トラップ(原題:Abstraction)」を鑑賞…強盗が失敗して仲間も捕まってしまったにーちゃんたちが、知り合った美女からの情報で絵画泥棒に挑戦、一発逆転の再起を図る…というクライムサスペンス。WOWOWの解説には“「ダークナイト」のエリック・ロバーツも出演”と仰々しく書いてあったが、本当に出演しているだけって感じの扱いです。2013年製作とちょっと古めだけど正真正銘日本初登場…Amazonで日本語なしの輸入盤Blu-rayなら購入可能。

トミー、ゲイリー、ショーンは泥棒を生業としており、仲介人から情報を仕入れ、ある事務所に押し入る。しかし、情報ミスがあり、相手が銃を持ち出したことから銃撃戦に!さらに逃げる際にショーンが警察に捕まってしまった!しばらく地元の寂れた町に潜伏することにしたトミーとゲイリー…ゲイリーはそこでスカーレットという美女と出会い恋に落ちる。トミーはスカーレットに自分の過去を正直に告白。ゲイリーはそんな2人の関係が気になってしょうがない。そんな時、スカーレットが50万ドルの絵画の情報を偶然仕入れ、それを盗み出そうとトミーに持ち掛ける!

仲良し3人組のあんちゃんたちが強盗を計画…バックにはその筋の悪党がいて、そいつの情報と指示に従い、とある事務所に押し入って、金庫の中にあった宝石を奪うはずだったんだけど、1人しかいないと聞いていた事務所内に、2人の人間がいて、しかも1人は武器を持って抵抗してきたことから計画が狂う。エリック・ロバーツはこの強盗に押し入られた事務所のオーナーらしい人物で、銃を持って抵抗したものの、あっけなくぶっ殺されてしまい、出番は終了。あんちゃんたちはすぐに逃げ出すが、警察に見つかり銃撃戦、仲間の1人がパクられてしまう。

逃げ切った残りの2人は…パクられた仲間が密告しないことを祈りながら、しばらくおとなしくしていようという話になったんだけど、言ってるそばから、片っ方の男は、食堂に居合わせた美女が気になるらしく、ナンパ!強盗はたらいて、人を殺し、仲間がパクられた直後だっていうのに…どういう神経してるんだよって感じ。ナンパは成功して付き合うことになった2人、もう1人の男がそれを快く思っていない様子で邪魔をしようとするんだけど…2人は意に介さずラブラブに。あろうことか、自分が強盗だってことまで出会ったばかりの女に告白する始末だ。

彼女のために“カタギ”になろうとする男…しかし、不景気でまともな職がなく、ようやく就いた職場でも上司と険悪な関係に!こんな仕事をやってられるかと…そんな時に、例のラブラブの彼女が“いい話”を持ってくる。通勤途中に出会った男がどこぞの会社の役員で、その男は50万ドルもする絵画を所有してるらしい。それを盗んで、人生をやり直しましょうと。明らかに怪しいけど…ほぼ彼女のいいなりになってる男。2人を別れさせようとしていた強盗仲間も散々“だいじょうぶなのか?”と疑いながらも…最終的に押し切られて、絵画泥棒の計画にのってしまう。

やたら“時間がない”とせかす彼女…下調べも不十分なまま、計画実行に踏み切る!真昼間にターゲットの会社に押し入って、役員男性を脅して“絵の在処”かをはかせるって、どんだけ杜撰な計画なんだよ。お前ら…よくそんなんで、今まで泥棒なんてやってたなぁって感じ。案の定…計画通りに進まず、グダグダになる。WOWOWの解説でも“展開が後半で二転三転する”とどんでん返しな展開を予測させる記述があったが…“黒幕の存在”“真の目的”などが発覚する!でも、ありがちで、ほぼ予想通りだったので、そんなに驚きはなかったですね。

前半の強盗シーンで殺された被害者やパクられた仲間の関係者の復讐だったりという展開でもあれば少しは面白かったのかもしれないけど…物語的には、ほとんどどうでもいい扱いで、殺され損、パクられ損だったよね。DVDスルーの未公開映画には、もっとひどい作品がいくらでもあるので、そこまで貶すほどの内容ではないんだけど、良くも悪くも凡庸な内容。5年も寝かされて、やっと日本に入ってくるような作品だと、こんなもんじゃないでしょうかね?気になる方は、1月31日と2月23日にWOWOWでリピート予定がありますの鑑賞してみてください。


監督:プリンス・バグダサリアン
出演:ハンター・アイヴス エリック・ロバーツ コリーナ・リコ リチャード・マンリケス サム・プエフア


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DVD Abstraction ※日本語収録なし







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2018年01月18日

バーティカル・ターゲット/大統領狙撃計画(2000年)

テーマ:洋画
FIRST TARGET

朝、新聞のテレビ欄をチェックしていたら、テレビ東京の午後のロードショーで「バーティカル・ターゲット/大統領狙撃計画(原題:FIRST TARGET)」なる作品の放送があるのを知る…見るからにB級っぽいし、地上波放送だから吹替えだし、ノーカットでもないだろうけど、出演者の中にダリル・ハンナの名前を見つけて興味がわく。ちょうど午後は、オカンの検査日で、市民病院へ付き添わなければならず…リアルタイムで見れなそうだったので、エアチェックしておき、家に帰ってきて鑑賞する。日本では未DVD化のようで…日本語なしの海外盤なら入手可能。

シークレットサービス大統領警護チームの女性チーフ、アレックスは…日々、部下たちに厳しい訓練を課していた。そんなある日、大統領がシアトルで行われるロープウェーの落成式に出席することになったのだが、大統領を狙う脅迫文が届いていた。追い打ちをかけるように、シアトル支局の責任者が不審死を遂げ、アレックスは警戒を強める。アレックスにはリバーガイドをしているグラントという恋人がおり、彼は大統領とも懇意にしていた。大統領の勧めで、シアトルに同行することになったグラントは、アレックスへのプロポーズのタイミングをはかるが…。

映画が始まって3分ほどで…大統領を狙った襲撃、派手な銃撃戦が拝めると…明らかにオイラ好みな内容(笑)ただし、この襲撃はシークレットサービスの訓練だった。そのシークレットサービスの指揮をしている女チーフを演じているのがダリル・ハンナ。部下には“失敗は命取り”と厳しく指導しているプロフェッショナルなんだけど、なぜか大統領の警護に…“恋人同伴”というのがツッコミどころ。いや、この恋人が大統領とも知り合いで、大統領が“ぜひに”と…同行を促した経緯もあるんだけど、だからといって、任務の最中にイチャイチャするなんて。

しかも…合同で警護にあたる支局の責任者は元カレだったりもする…こんなんだから、裏で“大統領暗殺計画”が進んでいても、なかなか察知できないでピンチに陥るんだよ(笑)視聴者的には前半から、実行犯や黒幕の正体がバレている…シアトル支局の責任者がハニートラップに引っかかってぶっ殺され、その女殺し屋のバックにいるのは、実は大統領の知り合い。後にダリル・ハンナの腹心の部下が女殺し屋の情報を察知したりするんだけど、容疑者を追跡中に、同僚に撃たれて死亡。なんと犯人一味はシークレットサービス内にも潜んでいたのだ!

そんな状態で落成式の当日を迎えてしまう…犯人は大統領が乗り込んだロープウェーを遠隔操作し、山の山頂から、着弾すると大爆発を起こす手製の狙撃銃で狙う計画だ。異変を察知したダリル・ハンナのもとへ、女殺し屋の情報が届くんだけれども…今から18年も前の作品だというのがミソでして、PDA(携帯情報端末)に届く画像がやたら遅くて、もどかしいという(笑)果たして、大統領暗殺は食い止められるのか?って感じなんだけど…ものすごく“偶然”にですね、リバーガイドをやってるアウトドア派のダリル・ハンナの彼氏が山頂付近にいたんです(笑)

ネット情報によると…本作はシリーズものらしく、3本あるうちの2作目なんですよね。でもって、ダリル・ハンナが演じたシークレットサービスのチーフは他の2本では別の女優さんが演じてるらしいです。単独で鑑賞しても特にストーリーが理解できないようなところはないんだけど…例の“大統領と彼氏が知り合い”なんていう設定は、前の作品を踏襲したもののようですね。これまたネットで調べたことなんですけど、大統領や彼氏を演じた俳優は共通してるみたい。今回は2作目のみの放送だったが、もしかしたら過去に他のシリーズも放送された可能性があるな。


監督:アーマンド・マストロヤンニ
出演:ダリル・ハンナ ダグ・サバント グレゴリー・ハリソン ブランディ・レッドフォード ピーター・フレミング


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DVD FIRST TARGET ※日本語収録なし







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2018年01月17日

眠らない街 新宿鮫(1993年):WOWOW録画

テーマ:BS/CS/配信(再鑑賞)
眠らない街 新宿鮫

先週の土曜日に「新宿スワンⅡ」のWOWOW初放送に合わせて、“新宿に縁のある作品”の特集があり、その中の1本「眠らない街 新宿鮫」をエアチェック(肝心の「新宿スワン」は1、2とも録画してない…1は前に放送した時に録ったけど見てない)。なんと本作もWOWOW初登場であった…約25年前の超傑作!オイラもこのブログを始めた当初に“LDソフト”で本作を紹介、その後、DVD化の際にも感想をアップしており3度目の投稿となる。以前、スカパーのお試し視聴中に日本映画専門チャンネルで放送したものも所持しているが、やっぱWOWOW版がいい。

新宿署、防犯課の刑事・鮫島は…歌舞伎町界隈で“新宿鮫”と呼ばれ、ヤクザたちから恐れられていた。さらに、組織内のトラブルに巻き込まれ、キャリアの道を閉ざされた鮫島は、警察内部でも疎まわれる存在だった。彼は発砲事件で使われた改造銃に目をつけ、単身で銃の密造をしているホモセクシャルな男、木津要を追い始めるのだが、同時期に、警察官が銃で殺される事件が発生した。どうやらその事件で使われた銃も改造銃らしい…。特捜部が開設され、本庁から公安一課の香田警視が乗り込んでくるが、鮫島と香田警視は犬猿の仲だった!

何度見ても面白い…原作小説を読んだのは高校に入学した頃だったなぁ。当時は綾辻行人などの新本格ミステリにハマってる頃だったんだけど、読書好きの親戚のおばちゃんに“今は新宿鮫が流行ってて面白い”と教えられ…インパクトのあるタイトルだったのでなんか覚えていて、通っていた古本屋で“カッパノベルス版”の新書を見つけて手に取ったのが最初だった。既に2作目の「毒猿」、3作目の「屍蘭」まで出ていて、イッキに読んだよ。ちょうどその頃に原作1作目の映画化が決まって…当時は劇場では鑑賞できなくて、ソフト発売後にLDで鑑賞した。

何がすごいって…真田広之と浅野忠信、メインキャストの2人が今ではすっかりハリウッドスターであるという現実だよね。まぁ、真田広之は当時も既にかなりのキャリアがあったけど…浅野くんがとにかく若い!最初の頃は、浅野くんが他の作品に出てるのを見つける度に“砂上じゃん”って、本人の名前じゃなくて、本作での役名の方で覚えてたもん…。前半の、歌舞伎町でチンピラにボコられて、鮫島に助けられるところが好きでさ、あの制服警官にビビったチンピラを見て、浅野くんが態度を上から目線に豹変させ“じゃあ”ってやる喋り方をよくモノマネしてた。

監督も世間一般的には“「おくりびと」の人”で通っている滝田洋二郎だけど…オイラ的には今でも“鮫の人”である。「おくりびと」で思い出したけど…25年も経っていると、出演者の中で“鬼籍に入られた”方も多く…“まんじゅう”こと鮫島の上司、桃井課長を演じた室田日出男はともかく、鮫島の宿敵、香田警視役の今井雅之ももういないなんて、なんか信じられないよなぁ~。登場シーンは少ないものの…捜査情報を流す同僚の塩見三省、ホモ警官の六平直政、実銃を隠し持つモデルガンショップのオヤジ・大杉漣あたりは印象に残る…好きな脇役キャラだな。

あらためて見直してみると…“新宿感”もよく画面から伝わってくる作品である。最近は東京が舞台の作品でも、まったく関係のない地方都市で撮影していることもざらだったりするけど、バックに写っている建物や看板にけっこう見覚えがあったりして、ちゃんと新宿で撮ってるんだなって。派手なアクションが多いわけではないものの、さすがJAC出身の真田広之だけあり、殺陣が美しく…鉄砲玉としてやって来た日本人ヤクザ・真壁(高杉亘)をチャイニーズから守るため、特殊警棒を振るうシーンがとにかく好き。「太陽にほえろ」並みのダッシュシーンも多いよね。

このクオリティで、「毒猿」を映像化して欲しかった…新宿御苑で大暴れする鮫島の姿が見たかった。「新宿鮫」の映像化作品といえば、NHKが舘ひろしでドラマ化しており(ドラマで「毒猿」も映像化されてる)…鮫ファンの中には、そっちを推す人も多いみたいだけど、やっぱりオイラはこの真田広之版の映画の方が好きだな。舘ひろしの鮫島って、スーツをばっちり着こなしちゃって、“あぶ刑事”のタカさんとイメージが一緒なんだもん。本作の鮫島のように、もうちょっと“ラフに着崩す”感じの方が…歌舞伎町を舞台にした作品世界に合っていると思うんだよね。

現在、ブルーレイソフト化されていないので、WOWOWのハイビジョン放送をBD-Rでコレクションできるのは嬉しい限り。ちなみに2008年にリリースされたDVDも、現在は廃盤扱いになってるらしく、Amazonのマケプレで中古ソフトが高額になっているので、よっぽどのファンではないと手を出しにくい状況だ。オイラのDVD鑑賞時の感想でも記述してるんだけど、2008年のDVD化は原作者の大沢在昌先生が当時のフジテレビの社長・亀山さんと会った際に“DVDが出ていない”と愚痴ったのが発端とされており、ぜひ在昌先生にはブルーレイ化も働きかけてほしい。


監督:滝田洋二郎
出演:真田広之 奥田瑛二 田中美奈子 浅野忠信 室田日出男 松尾貴史 高杉恒 余貴美子 塩見三省


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2018年01月16日

劇場版 黒執事 Book of the Atlantic(2017年)

テーマ:アニメ映画
劇場版 黒執事 Book of the Atlantic

WOWOWでエアチェックしたアニメ映画「劇場版 黒執事 Book of the Atlantic」を鑑賞…人気コミック、それを原作にしたテレビアニメの待望の劇場版ということですが、今まで一度も作品に触れたことがなく、知識として“剛力彩芽が実写でやったヤツ”だなっていうのがあったくらい。今回、鑑賞意欲が湧いたのは予告で見た“美麗作画”と、声で坂本真綾が出てるという点だろう。WOWOWではこの劇場版の初放送に合わせて、過去のテレビ版やOVA版も一緒に放送されたのでそちらもエアチェック…劇場版の前にテレビ版で世界観の予習もしたんだけど…。

19世紀の英国…名門ファントムハイヴ伯爵家の若き当主シエルは、執事のセバスチャン・ミカエリスと共に“女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負っていた。ある日、非合法な人体実験の末、死者を蘇生せているという噂が流れ、シエルとセバスチャンは調査を始める。やがて“死者の蘇生”に関わっているとされる秘密結社“アウローラ学会”が豪華客船カンパニア号の船上で集会を開くという情報を入手。シエルとセバスチャンも従僕のスネークを従え船に乗りこむことに。そこにはシエルの婚約者エリザベスとその両親の侯爵一家も乗り合わせていた。

まず、劇場版を楽しむ前に…世界観を知ろうと思って、テレビ版「黒執事 Book of Circus」全10話を見たんですけど、ぜんぜん主要キャラの関係性が掴めない。新しいキャラクターが出てきても、“知ってて当然”の体でどんどんと物語が進んでいく。おかしいなぁ~って思って、途中で再生をストップ、ネットで調べてみたら、この「黒執事」のアニメ版はテレビシリーズだけでも第3期まであるそうで、「Book of Circus」はその3期目にあたる作品なんだそうだ…どうりで説明が不充分なわけだ。ただ、推理で補う必要はあるけど、設定が理解できないほどではない。

イケメンと美少年があれこれする感じなど、女子ウケしそうなネタとかも多いけど…ミステリーやアクション、エログロな内容も多く含まれ、男が楽しめる要素もちゃんとあったので…意外と、飽きずに全10本見きりました。シエルっていう眼帯の少年(主人公)が、「コードギアス 反逆のルルーシュ」のルルーシュみたいだなとか、両手にライフルを携えているメイドさんが「ブラックラグーン」のロベルタみたいだなぁとか。このテレビ版と劇場版の間にOVA版もあったんだけど、なんとなく設定を理解したので、とりあえずスルー…先に当初の目的の劇場版を見てしまう。

って…やっぱり順番を守った方が良かったのかな?キャラクターの立ち位置とわからないところがあった。「Book of Circus」に出ていた“蛇使い”の人が執事と伯爵の仲間になって船旅に同行してたな。あとは、見たことがないキャラも出てきたけど、だいたい作中の説明でなんとなく設定は把握できた。確かにシリーズを追いかけている人に比べると、キャラクターの魅力で楽しむ部分っていうのは少ないかもしれないけど、物語の内容がまんま「ゾンビ」+「タイタニック」なので、オイラのような“にわか”でもエンターテイメントとして充分に楽しめる仕上がり。

っていうか…テレビ版を見た時も、容赦なく脇役やザコキャラをぶっ殺す作品だなって思ったんだけど…劇場版ではさらにそういう傾向が強くなっていた。まぁ、やってることが「ゾンビ」と「タイタニック」ですから、必然とそういう展開になるよな。テレビ版よりも繊細な作画で、ど派手なアクションも楽しめる…メインキャラは血だらけになり、ゾンビの頭が吹っ飛びまくる!あと、先に見た「Book of Circus」だけでは把握し辛かった、シエルとセバスチャンの関係も…しっかり過去を紐解く回想のような演出があるので、そこはちゃんと“いちげん客”への配慮を感じた。

特に、この作品に“のめりこむ”って程の中毒性は感じなかったけど…残っているOVA版もしっかり見ちゃおうと思っています。それにしても、最初(テレビ版の方を見た時)は主人公の少年の声が坂本真綾だってわからなかったよ。別にあの少年、“男装してる女子”ってわけじゃないんでしょ?今回、一連のアニメ版を見て…これのどこをどうすれば、実写で剛力彩芽になるんだろうという疑問が、今さらながらにわく。そりゃ~原作ファンやアニメファンからお叱りを受けるのは当たり前だよな。でも怖いもの見たさで実写版に興味を抱く自分もいたりするわけで…。


監督:阿部記之
出演:小野大輔 坂本真綾 田村ゆかり 諏訪部順一 福山潤 KENN 杉山紀彰 寺島拓篤 東地宏樹


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2018年01月15日

バッドガイズ!!(2016年)

テーマ:洋画
バッドガイズ!!

ちょっと前にWOWOWのアクション映画特集でエアチェックした「バッドガイズ!!」をまだ見ていなかったので鑑賞…数多くの作品で脇役としていい味を出しまくっているマイケル・ペーニャと「ターザン:REBORN」でターザンを演じていたアレクサンダー・スカルスガルド(WOWOWではアレキサンダー・スカルスゲールドと表記)が共演した悪徳刑事コンビが活躍するアクションコメディ。ニューメキシコ州アルバカーキを舞台にした、いかにもアメリカ版“あぶない刑事”といった内容の作品なんだけど、製作国がなぜかイギリスという、なんか不思議な作品だった。

ニューメキシコ州アルバカーキ…酒と音楽が好きなテリーと、おしゃべりで皮肉屋のボブは悪徳警官コンビ…街の悪党ども脅かしては、ドラッグや金をくすねてやりたい放題。上司も手を焼いており、謹慎処分を受けても、本人たちは“休暇”気分だった。ある日、悪党たちが100万ドルの大金を強奪するという計画を嗅ぎつけ、いつものように上前を撥ねようと捜査を開始するのだが、悪党たちのバックに謎のイギリス人が関与していると判明。裏をかかれてしまった2人は、金を入手するため執拗にイギリス人を追い回すが、お互いに行動がエスカレートしていき…。

映画の情報を調べようと“バッドガイズ”でググると…過去にWOWOWでも放送されたことがある韓国ドラマの「バッドガイズ」の情報ばかり出てきてしまうのだが、一応…“未体験ゾーンの映画たち2017”という特集上映で、劇場公開もされている作品である。“未体験ゾーンの映画たち2017”のサイト内に、ちゃんと作品紹介が残っている。だいたいこの記事の冒頭部分で語った通り、アメリカ版の“あぶない刑事”だよねで済んじゃう内容…見た目がカッコイイ“ターザン俳優”が舘ひろしのタカ、三枚目キャラのマイケル・ペーニャが柴田恭兵のユージポジションかな?

マイケル・ペーニャの方は妻子持ちという設定…このあたりはわざわざアメリカ版“あぶない刑事”なんて言わなくても、「バッドボーイズ」にも似ているか?そんな2人が…いつもは下っ端の悪党を小突き回していい思いしてるんだけど、警察上層部にも“顔が利いちゃう”謎のイギリス人を相手にしたことから、いつも以上に暴走。さらに“ターザン俳優”の方が、捜査中に出会った娼婦のねーちゃんにマジ惚れし、犯罪に巻き込まれてしまった少年に“父性のようなもの”を感じ…疑似家族ごっこにのめり込んでいく…娼婦も少年もイギリス人と因縁があるのもミソ。

差別とジョークのギリギリのラインを狙ったギャグも多く…雑学が豊富な人ほど作品をより楽しめるんじゃないかな?“ターザン俳優”演じるテリーは“運転が下手”という設定でやたらと車をぶつけまくったりする。“無駄な繰り返しの積み重ね”が次第に面白くなってくるというオフビート感はアメリカが舞台の本当は“イギリス映画”という部分だろう。監督が「ザ・ガード~西部の相棒~」というアイルランド映画を撮ったイギリス人監督のジョン・マイケル・マクドナーだったので納得…あの映画でもアイルランドが舞台で、ドン・チードル演じるFBI捜査官が活躍してた。

テリーが惚れる娼婦のおねーちゃんが、“ヤリマン”なんだけど…実はインテリな面もあったりして、男が惚れるよなって感じの、魅力的な女を演じてるんだけど…この顔、最近、どこかで見たなぁ~ってずっと考えていたら「マイティ・ソー バトルロイヤル」でヴァルキリーを演じていたテッサ・トンプソンだった。なるほど“イイ女”なわけだな。スカっとするアクションというよりは、“バイオレンス”の方が近く、後半は予想外にハードな展開だったが…しっかり途中の伏線を活かし、ラストシーンでコメディに引き戻す。こういう緩急、落差も本作の魅力だと思うな。


監督:ジョン・マイケル・マクドナー
出演:マイケル・ペーニャ アレキサンダー・スカルスゲールド テオ・ジェームズ テッサ・トンプソン


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2018年01月14日

刑事モース ~オックスフォード事件簿~ Case 17 不吉な収穫祭(2017年)

テーマ:海外TVドラマ
Masterpiece Mystery: Endeavour - Season 4

今日の昼間…買い物で外出すると、家から徒歩数分の“とある場所”に“黒山の人だかり”が!いったい何事か?新しいラーメン屋でもオープンしたのだろうかと訝しがっていたら…どうやら放送中の某連続ドラマの撮影で、人気若手女優をはじめ…キャストが来てたらしい。そういえば、1か月くらい前から“近所でドラマ撮影している”という噂があったけど本当だったんだ。まぁ、オイラは遠巻きに見物人の頭しか見なかったけどね。そんなわけで、WOWOWでエアチェックした「刑事モース~オックスフォード事件簿~」の続き、“Case 17 不吉な収穫祭”を鑑賞する。

ブラムフォード・ミアで白骨死体が見つかったという知らせが入る。サーズデイ警部補は、5年前に失踪した植物学者のラックスマン博士の事件を思い出す。当時、捜査が中途半端で、結局…博士は発見されていなかった。そのため、白骨死体が、もしかしてその博士の死体ではないかと淡い期待を抱く。結局…白骨死体はまったく事件に関係のない“古代人”のものと判明するが、同じ場所から博士のものと見られる“眼鏡”が一緒に見つかった!サーズデイ警部補は捜査の再開を決め…部下のエンデバー・モースに現場付近での聞き込みを命じるのだが…。

前エピソードで倒れ、そのままお亡くなりになってしまうんではないか、助かっても職務への復帰に時間がかかるのではないだろうかと心配していた、ブライト警視正はあっさり戻ってきました…元気になって良かったです(笑)メイン事件は未解決の“失踪事件”を追いかけるというもの…たまたま見つかった古代人の骨の近くに、失踪した人物の眼鏡が埋まってまして、やっぱり何らかの事件に巻き込まれたのではないかという話になりまして…当時の捜査に不満があったサーズデイ警部補が俄然やる気を出す。でも、実際に調べるのはモースのお仕事だ。

失踪現場付近の村で聞き込み捜査を開始…“あの~5年前の事件について”と訊ねてまわるんだけど、よそ者嫌いの村人たちは案の定、非協力的でして、ほとんどは“覚えてない”とそっけない態度。それでもめげないモースは…やがて村の近くにある“原発”施設に着目!調べてみると、当時もどうやら“スルー”されていたらしく、何か新しい手掛かりがつかめるかもしれないと。でも、そこは警備が厳重な“原発”…警察手帳をチラつかせたくらいじゃ、入れない。そして、ちゃんと手続きを踏もうとしても…関係部署をたらい回しにされ埒が明かない、困った。

そんな愚痴を知り合いのジャーナリストにこぼすと…“ちょうど取材に行くから、カメラマンにならない?”と助け舟。こうして、身分を偽り、“原発”への潜入に成功…でも、直ぐに正体がバレる!ただ、中に入っちゃえば…関係者は意外と友好的で、捜査には進んで協力をしてくれる。失踪事件の“原発”には何か関係があるのか?捜査の過程で…“原発”の“危機”にも直面してしまうモースと警部補。とにかくモースがグッジョブ!最後には“物凄い人”からお褒めの言葉をいただいちゃったりするんだけど…失踪事件の真相は、思いのほか単純でショボかった。

ただ…事件の結末はけっこうハードでして、途中、怪しげな“村人の婆さん”に占ってもらったタロットカードの不吉な結果、“死”が暗示していたのは“ああいうこと”だったのかと…。そして…最近のエピソードで引っ張って描いていた“警部補の娘の家出”の方でもようやく大きな進展が!ただ、またまた思わせぶりなフリで、次回へ続くとなることを覚悟しておこう。「主任警部モース」の前日談、主人公の若かりし日を描くということで始まった本シリーズ、劇中でモースが“オックスフォード”からの旅立ちを示唆するセリフも出てきて、そろそろ終幕かなという雰囲気。

データサイト“IMDb”で調べると、本国イギリスでは2018年にシーズン5の放送予定は入っているようなので、WOWOWでもそのうち続きは見れそうな感じですけどね。そういえば、NHKのBSプレミアムでも「刑事モース ~オックスフォード事件簿~」の放送が決定したようで、2月10日から始まるそうです。NHKのホームページによると担当声優さんも同じだったので、WOWOWと同じ吹替え音声をそのまま使うんじゃないですかね?あと、現段階でNHKでの放送は全9回とのこと…WOWOWでは「新米刑事モース」と題されていた初期シーズンのものでしょうね。


監督:ジム・ローチ
出演:ショーン・エヴァンス ロジャー・アラム アントン・レッサー ショーン・リグビー ジェームズ・ブラッドショー


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2018年01月14日

刑事モース ~オックスフォード事件簿~ Case 16 呪われたベッド(2017年)

テーマ:海外TVドラマ
Masterpiece Mystery: Endeavour - Season 4

海外ドラマ、ミニシリーズの新作をオンエアするWOWOWのWOWOWプレミアにて昨日放送された「刑事モース~オックスフォード事件簿~」をエアチェックしたので鑑賞…前回“Case15”の放送から約半年ぶりの登場となる。今回放送分も、前回同様本国イギリスで“Season 4”として放送されたエピソード、日本未放映分だった残りの2本だと思われる。とりあえず両エピソード共、放送画質のDRモードで録画、気に入った方をそのままの画質、残りをHGモードに落として1枚のBD-Rに焼くつもり。そんなわけで、まずは“Case16 呪われたベッド”から鑑賞した。

自宅で突然死した老女の事件を調べることになった刑事のエンデバー・モース…検死の結果は特に不審な点はないというのだが、現場に残された遺留物から、老女の死の直前に来客があったのではないかとモースは考えていた。一方、服役中の犯罪者ベイクウェルが病気治療のため病院に移送されることになった。彼はマフィアに命が狙われており、モースたちも見張りを担当する羽目に。そんな中、上司であるブライト警視正が倒れ、ベイクウェルと同じ病院に入院することに!その病院では患者の急死が相次いでおり…他の患者から妙な噂を聞かされる。

前回“Case15”の捜査中に…薬を盛られて、ラリラリしていたモース…もしかしたら、何らかの後遺症が残るのではないかと、心配していたが…特になんともなく、その件はスルーでした。そして、もう一つの心配事と言えば、サーズデイ警部補の娘の家出…両親にも内緒で行方をくらませてしまったんだけど、どうやらその娘らしき人物から、確か、やっぱり“Case15”でモース宛に電話がありまして、それをきっかけに、住所を突き止めたモースが、警部補の娘を探しに行くというサブストーリーも、メイン事件以外に展開。娘の変身ぶりにビックリさせられる。

本筋の方はですね…同じ病室の同じ場所にいた入院患者が次々に不審死するというなかなかミステリアスな事件に遭遇する。よりによって、その場所にモースに関係ある人が続けて移されてしまうと。まずは…病気治療にやって来ていた囚人。この囚人はマフィアから命を狙われており、モースたち警察が身辺警護も担当していたのだが、殺し屋に狙われ、一度は撃退するんだけど…その後、不審死してしまう。モースは、同じ場所に入院していた患者が相次いで死んでいるという噂話が気になってしょうがないが、他の刑事は“マフィア犯人説”を強く推す。

やがて、同じ病室に“卒中”で倒れたモースやサーズデイ警部補の上司であるブライト警視正が入院していたんだけど、病院側の事情で、よりによって“例の不吉な場所”…囚人が死んだのと同じ場所に移されてしまう!もし、囚人がマフィアに殺されたのではないとしたら、警視正も命を狙われてしまうのではないか?いったい、誰が、どんな方法で殺しているのか?やがて病院内の権力闘争から…医師による犯行ではないかという疑惑も浮上する。死んだ患者はすべて同じ医師が受け持っていたのだ!さらに医師やナースの人間関係にもモースは着目し…。

「白い巨塔」や「ドクターX」でもお馴染みの病院内でのドロドロ人間関係がドラマを盛りあげ…さらにはモースの元カノが看護師として働いていたり、かつての婚約者の親が入院患者の中にいたり…なんだか凄いことになっていた。囚人のガードと警視正の看病が重なる(しかも同じ病室)というだけでもとんでもない偶然なのに、モースにとって病院はまさに“カオス”であった。最終的には冒頭の老女不審死も含め、事件は一本に繋がる!日本でも実際にあった“点滴異物混入事件”を想起させるような部分もあり病院は怖いななんて思いながら犯人を推理。


監督:ボクァ・シグソーソン
出演:ショーン・エヴァンス ロジャー・アラム アントン・レッサー ショーン・リグビー ジェームズ・ブラッドショー


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2018年01月13日

NO EXIT/ノー・イグジット(2015年)

テーマ:洋画
CRUSH THE SKULL

劇場未公開の新作をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックした「NO EXIT/ノー・イグジット(原題:CRUSH THE SKULL)」を鑑賞…泥棒が侵入した家は“殺人鬼”の住処で、そこに“監禁されている女性”もいてびっくり…というシュチエーションを文章だけで説明すると、なんとなく「ドント・ブリーズ」のパクリっぽいイメージもあるんだけど、だいぶ独自展開も盛り込まれている。そもそも、「ドント・ブリーズ」は2016年製作の作品だったが、本作はその前、2015年製作であったことにも注目(WOWOWの解説でも指摘されてた)!

ブレアとオリーのカップルは清掃業者に化けて、留守宅に侵入する強盗だったのだが…たまたま仕事中に“別の事件”に巻き込まれてしまい、オリーが逮捕されてしまった。大金を払って、なんとかオリーを留置場から助け出すことに成功するも、借金を抱え込んでしまったブレア。そんな時、やっぱり犯罪者のブレアの兄、コナーが狙いをつけていた豪邸へ忍び込む手伝いをさせられることに。ブレア、オリー、コナー…コナーの手下のライリーの4人は、計画通りにその豪邸へと忍び込んだのだが…屋敷内の様子がなんだかおかしく、脱出できなくなってしまった!

忘れてたけど、ちょっとネタバレ気味の感想を書くので、近いうちに作品を鑑賞する予定の方、ネタバレ勘弁という方は、以降の文章は読まないようにお願いします。決して自慢げに結末を語ろうってわけじゃないんです…“上で書いたあらすじ”の中で“別の事件”と表現した導入部から、“サプライズ”な展開がありまして…“この作品、なかなか面白いじゃん”って思わせてくれたので、そこを紹介したいんだけれども、やっぱり“初見”の方には予備知識なしで驚いてほしいなという葛藤もありまして…念のため注意を促しました。

では冒頭のネタバレを含む感想を語っていきます…泥棒なんだけど“ちょっと人が好さそう”なアジア系のあんちゃんと、その恋人の女性が清掃業者に化けて…ターゲットの家に侵入。家主が外出したのを確認、行動パターンなんかもしっかり把握していたんですけど、なぜかその日に限って、予定よりも早く帰ってきてしまって慌てる。そして、逃げ出す暇もなく…とりあえずクローゼットに隠れるんだけど、なんとその家の嫁さんが浮気相手を引っ張り込んでいて、目の前で“アレをおっ始めて”しまう。そうこうしてるうちに、今度は家主の旦那の方も帰宅しちゃう!

慌てる嫁と浮気相手…とりあえず“間男”はパンツ一丁で泥棒カップルが隠れているクローゼットの中に隠れようとする。と、まぁ、ここまではコミカルな展開なんだけれども…家主の旦那は最初から嫁の浮気を疑っていたようで、拳銃を持って現れたからさぁ大変…。巻き込まれちゃいけないと…泥棒カップルは部屋から飛び出す!そして逃げ出すことに成功するんだけど…泥棒=アジア系の兄ちゃんは、やっぱりお人好しでして、嫁さんと浮気相手を助けようとしちゃうんですね。でも、2人とも既に殺されてて、旦那も自殺…本人は逃げ遅れて警察に捕まる!

まずは…こういうプロローグのようなお話があって、カップル強盗のカノジョの方がですね、恋人を助けようと悪い奴に借金しちゃいまして、強盗のあんちゃんは無事にシャバに戻れたんだけど、借金返済が重くのしかかる。そんな時に同じように強盗を生業にしているカノジョの兄貴から仕事のお誘いを受けまして、普段から両者の関係はあまりよくないみたいなんだけど、渋々、協力し合うことになると。で、兄貴とその手下が狙っていたとある豪邸へ忍び込むことになったんだけど最初から言ってるように、そこが“殺人鬼”の住処だったという展開。

いくら次の仕事は“別の人間が立てた計画のお手伝い”だったといっても…連続して“殺人犯”の家に押し入ってしまうとは、どんだけ間抜けな強盗なんだと。もし、無事に脱出できても…二度あることは三度ありそうだよな、なんて思いながら見てました。見た目は普通の屋敷だったんだけど…一度入ると、外に出られない仕掛けが!さらに妨害装置も設置してあるようで、電話や無線も使えない。一応、主人公らしいアジア系のあんちゃんは、当初は“見張り係”だったんですけど…悲鳴が聞こえたり、連絡が取れなくなったりで、天窓から中へ侵入。

そうしたら、最初に侵入した3人が脱出できなくなって右往左往していた。それどころか、家の中は盗み出すものなどほとんどなく、あんちゃんが助けるために入ってきた天窓も…高すぎて部屋の中からは届かない!いったいなんなんだこの家は…と、色々と探ってるうちに、地下室で“やばいビデオ”とか見つけて…さすが“裏稼業”の人間だけあり、ピンときたようだ。なんとか脱出しようとするのだが…地下室に閉じ込められちゃったり、“家主である殺人鬼”が襲ってきたり、そして殺人鬼に監禁されているという女性が急に目の前に現れたりすると。

登場人物は少ないが犠牲者も出る…油断していると、殺人鬼に首チョンパにされちゃうヤツなんかも!ゴロリと転がる生首が生々しい。強盗カップルのカノジョの方は“女の勘”で監禁女性を怪しむが、お人好しのあんちゃんの方は…信用しない。監禁女性の正体はいったい何者なのか?無事に殺人鬼が跋扈するこの家から逃げ出すことはできるのか?全体的に“ベタ”なところもあるけれど、最初の“浮気の修羅場”のように“サプライズ”や“おどかし”は巧く、意外性を味わえる場面もいくつかあった。サスペンススリラー、ホラーとして充分、及第点だった。


監督:ヴィエ・グエン
出演:ケイティ・サヴォイ クリス・ディン クリス・レィーデル ティム・チョウ ウォルター・マイケル・ボスト


【Amazonで見つけた輸入盤DVD(日本語なし)】
DVD CRUSH THE SKULL ※日本語収録なし





YouTubeに予告がありました!









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2018年01月12日

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年)

テーマ:18年01月の劇場鑑賞映画
ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!

【鑑賞日:2018年1月12日】

最近、金曜日に封切りを迎える作品が増えてきたので…シネプレックス(ユナイテッドシネマグループのクラブスパイス)の会員デーと重なり、初日に1000円で見れるのはありがたいんだけど…その反面、なかなか“6ポイントで映画1本無料”の特典を使う機会がなく…ポイントだけが貯まっていく。だって、1000円で見れる日に、“無料”を使うのはもったいないじゃん。今後鑑賞予定の作品で、土曜日公開の作品もあるので…まぁ、もうしばらく温存かな?そんなわけで、今日も1000円で「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」を鑑賞してきたよん♪

1995年、紛争が続くサラエボ…マット・バーンズ率いるシールズ隊員たちは、秘密裏に敵の将軍を拉致するという作戦を展開していたが、脱出に手間取り、派手な戦闘を繰り広げる羽目に。なんとか無事に帰還したが上官から謹慎を言い渡される。そんな中、チーム一番の色男、スタントンが恋に落ちた現地ウェイトレスのララから“ナチスが隠した3億ドル相当の金塊”が湖に沈んでいるという話を聞かされる。そして、ララは金塊を引き上げ、難民の救済に使いたいと…。全員で山分けするという条件で、マットや他の隊員も計画に参加することになったが…。

タイトルから明らかのように、アメリカの“実在する超有名な特殊部隊”が活躍するアクション映画、ミリタリーものです。映画でクローズアップされるようになったのは、やっぱりチャーリー・シーンやマイケル・ビーンがシールズ隊員を演じた、1990年公開「ネイビー・シールズ」あたりからだろうか?(そのあと、ロブ・ロウ主演の「シールズ 栄光の戦士たち」なんかもあったな)。最近では(といっても、もう5、6年前の話)実際のシールズ隊員が出演しているということで話題になった「ネイビーシールズ」(昔の映画との区別は真ん中の“・”)なんて作品もありましたよね。

どちらも作風の違いはあれど…ミリタリーアクションとしてはよく出来ていて、オイラも大好き…今でも繰り返し見返すことがある。そこへきて本作「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」である。予告を見た時に“また面白そうなシールズものだな”と期待が高まった反面…脚本、製作がリュック・ベッソンだって知った時のショックといったら…。そんなわけで、つまらないわけじゃないんだけど、「ネイビー・シールズ」や「「ネイビーシールズ」と比べてしまうと、ミリタリーアクションとしてはちょっと肩透かしをくらうというか…ベッソンだから底が知れてるというか。

ノリで“金塊を奪っちゃおうぜ”な展開は…フセインの隠し財産を盗もうとする「スリー・キングス」のようなコメディ感覚。実際に、金塊を見つけ出して、大胆な方法で運び出そうとする後半部分は「ルパン三世」といった印象だ。ミリタリーチックな展開がなくもないんですよ…一番、“ネイビーシールズ”というタイトルに相応しいのは、“敵の将軍を拉致するというミッション”を描いた冒頭部分。先発隊が将軍を拉致した後、本体と合流して、こそっと脱出する予定だったのに…敵に見つかって大銃撃戦!お約束の“RPG”の掛け声とともに対戦車ロケット弾が飛来する。

どうしようってことで…敵の戦車を盗んで強行突破!こちらは複数の隊員が一緒に行動をしていたが、「007/ゴールデンアイ」のサンクトペテルブルグでの“戦車チェイス”を思い出す。心なしか、バックにかかってる音楽もボンドチックに聴こえるのは…なんでも007と比較したくなるオイラの悪い癖、単なる気のせい、深読みしすぎか?いやいや、音楽がエリック・セラなんでやっぱり一緒じゃん(ゴールデンアイと)…これはパクリ、いや意識してる、狙ってるのかもしれないぞ(笑)そんなこと言ってると、最後の水中でのアレやコレも…007シリーズの水中アクション的。

所詮、ベッソンなんで…ツッコミどころも含めて、肩の力を抜いて見るのがベター。シールズのリーダーを演じているのは、WOWOW放送の海外ドラマ「ストライクバック:極秘ミッション」や「ブラインドスポット タトゥーの女」でお馴染みサリヴァン・ステイプルトン…銃を持たせればかなり様になるマッチョなおっさんなんだが、この貫禄で、実はオイラなんかよりも年下なんだよ…おっさんは失礼か(笑)。さすがに上官役のJ・K・シモンズが出てくると、作品がピシリとしまる。相変わらず惚けた間抜けキャラだったユエン・ブレムナーの登場には、素直に笑わせてもらった。


監督:スティーヴン・クエイル
出演:サリヴァン・ステイプルトン チャーリー・ビューリー シルヴィア・フークス J・K・シモンズ


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ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入りA4







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2018年01月12日

ザ・サークル(2017年)

テーマ:洋画
ザ・サークル(字幕版)

昨年末、Google Playのキャンペーンで…映画の配信レンタルが1回だけ200円になるクーポンを配布していたんだけど、その期限が迫っていたので利用。Google Playのレンタルは、だいたい新作だと400~500円なんだけど、作品によっては700円とか、1000円なんて金額のものもあり、このクーポンが優れているのは、そういった高額レンタルにも適用できるという点だ。そんなわけで、見たいものよりもお得感を優先…ソフト発売は約3か月後、デジタル先行配信で通常価格1000円の「サ・サークル」をチョイスした。なお、同作はAmazonビデオでも有料配信中。

多発性硬化症の父親を心配しながら、派遣社員として働くメイ・ホランドは、友人アニーの紹介で、世界ナンバーワンのSNS企業“サークル”の面接を受けられることになり、見事採用される。新しい職場に戸惑いながらも、仕事に励むメイだったが、ある時、創始者でありカリスマ経営者のベイリーの目に留まり、新サービス“シーチェンジ”の実験モデルに選ばれる。それは、至るところに設置された小型カメラにより、24時間プライベートをさらけ出すというものだった。メイは瞬く間に1000万人以上フォロワーを獲得し、アイドル的存在になっていくのだが…。

見た人のほとんどが思い浮かべるのが…劇中に登場する“サークル”なる企業が、“Google”とか、有名なIT企業がモデルになってるんだろうなと。そんな作品を“Google Play"で視聴しているのも不思議な感じ。簡単に言うと今風、でも内容的には“後発感”もちょっとあるんじゃねと。結局、ネットやSNSというものに依存する現代社会の風刺であり、危険性の警鐘めいたメッセージをテーマにした作品でして…やってることは、この間WOWOWで見た危険なネットゲームに加熱する若者の姿を描いた「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」と一緒じゃん。

そもそも、IT企業なんかで働いたことがないオイラなんかが見ると…有名一流企業に“簡単に転職”できてしまった主人公が、“ただ単に遊び呆けているだけ”にしか見えず、社員同士が交わしている言葉とかまったく頭に入ってこない。本当に、今時の有名IT企業で働いている人たちってこんな日常を送っているのだろうか?“インスタ映え”とか気にする最近の若者の風潮以上についていけない…。可愛い女の子がネットで瞬く間にアイドル的存在になっていくところも、前述のように「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」みたいで、ありきたりだった。

確かに相変わらず“ハーマイオニー”のようにキュートなエマ・ワトソンを愛でるだけだったら、満足度は高い作品なんだけど…そのくらいしか見どころがなかったか。ああ、そうそう…主人公の病気の父親を演じていたのが、昨年、急逝してしまったビル・パクストンだと思うんだけど、病気で弱々しい役なので、余計に見ていて辛くなった。本作が正確な遺作かどうかはわからないんだけど…もうちょっと従来のような活動的な役柄で偲びたかったな…。IT業界で実際に働いてる人なんかは、また違った見方ができるでしょうが…オイラ的にはイマイチな内容でした。


監督:ジェームズ・ポンソルト
出演:エマ・ワトソン トム・ハンクス ジョン・ボイエガ カレン・ギラン エラー・コルトレーン ビル・パクストン


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