↓eigasukiの読書忘備録↓

http://ameblo.jp/eigasuki2/


Google




Web を検索
ブログ内を検索


4K修復版平成ガメラ!


ラブ&ポップもBD化!
















1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2016年06月28日

モンタージュ 三億円事件奇譚(2016年)

テーマ:日本TVドラマ
モンタージュ 三億円事件奇譚

この間の土日にフジテレビで二夜連続放送したスペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」をエアチェックしておいたのでイッキに鑑賞…三億円事件をモチーフにした人気コミックの映像化で、存在は知っていたけれども原作未読。予告を見てキャストがやたら豪華だった…っていうか、エンケン、遠藤憲一が出てたので気になったというのが正直なところなんだが、部分的にはまぁまぁ面白かったです、フジテレビにしては…。Amazonでも見逃し配信していて、プライムビデオ対象なのでプライム会員だとタダで見れますよ…いや~太っ腹ですなぁ。

2009年の長崎、高校生の鳴海大和と幼馴染の小田切未来は下校途中に瀕死の男を発見。その男は大和の父・鉄也が“三億円事件の犯人だ!誰も信用するな”と言い残し息絶える。警察で事情聴取を受けた2人は、男が東京から来た東海林という名の元刑事だと知らされるが…東海から聞いた言葉は黙っていた。その直後、鉄也が失し、後日…東京で遺体で発見される!警察は事故と断定するが大和は信用できなかった。2016年、未来の両親に引き取られ成長した大和だったが…過去の事件に捕らわれ、フリーターとして無為な日々を過ごしていた。

とにかく始まって直ぐに、老けメイクした香川照之が出てきてあっという間に死ぬ…主人公に向かって、お前の父親が“三億円事件の犯人だ、誰も信用するな”と言い残し。2人に事情聴取する刑事がエンケン…一見、穏やかで優しそうな刑事を装っているが、なんか怪しい…だってエンケンだもん。やがて、警察に迎えに来る幼馴染のねーちゃんの両親、デビット伊藤と西尾まり(この夫婦も胡散臭い)から父親が失踪したという話を聞かされ、間髪を入れずに…その失踪した父親が東京で死んでしまう。父親の顔はわざと隠してあるが、唐沢寿明と一目瞭然。

警察は父親の死を事故と断定するが…もちろん信用できない。その後、主人公は幼馴染の家に引き取られ一緒に生活(幼馴染萌え要素確定)し成長するが…“父親が三億円事件の犯人”という見知らぬ男の言葉に捕らわれていて、うだつのあがらんフリーターになっている。そんな時、7年ぶりに事件が進展、それも悪い方向に…育ての親である、幼馴染の両親が失踪する。どうやら、主人公の親父の死について、何か気づいたらしい。警察に届けを出しても真剣に調べてくれない、じゃあ、自分たちで行方を探そうとなるが…そこで浮上する情報が軍艦島。

死んだ主人公の父親が軍艦島出身で…その資料が失踪した幼馴染の両親の持ち物から見つかる。じゃあ、行ってみるかと…幼馴染と一緒に軍艦島に忍び込み、そこで見つけてしまったのだ大量の札束を!わぁ、やっぱり親父が“三億円事件の犯人だった”のか?。札束を持って軍艦島から帰還…そこにタイミングよくエンケンが現れるが、チンピラを使って主人公たちを襲わせたり、目撃者をぶっ殺して主人公たちに罪を擦り付けたりする…やっぱりエンケン悪い奴。エンケンから逃げながら、日本各地を飛び回り事件の真相に迫るというのがその後の流れ。

主人公たちがピンチになるとどこからともなく颯爽と現れるのが、知人の塾講師・劇団ひとり。いや、コイツも明らかに胡散臭い(実は主人公もまったく信用していない)、なんせ劇団ひとりだもん。冒頭で香川照之の“誰も信用するな”という言葉通り…怪しい人間ばかりぞろぞろと出てくる。本当に父親が、あのモンタージュの男と同一人物なのか?だったらどういう経緯で事件に関わったのか?父親視点の過去なんかもオーバーラップさせながら物語は核心に迫っていく…なんと最初に死んだ香川照之は、過去シーンで出番がいっぱいあった!!

最初にも書いた通り、話は面白い部分もあったんだけど…原作コミックは全部で19巻もあるそうで、未読だからそれらの最初から最後までをきっちり描いたのかどうかはオイラにゃわからんのだが、さすがに2夜連続、合計3時間越えの本編でも一つ一つのエピソードが駆け足気味で、ダイジェストっぽさが否めなかった。あれだけ不気味で、陰惨な事件に巻き込まれたのであれば、もっと主人公たちがピンチに陥り、もがき苦しむ姿などが見たかったなと。テンポがよすぎて、スリルが足りなく思えた。フジテレビは、なんでコレを連続ドラマにしなかったんだろう?

また過去にも三億円事件をモチーフにした映画、ドラマ、小説は数限りなくあったので、それらで見聞きしたものと似ているものも少なからずあったりするのも事実。最近だとTBSでやった、やっぱりコミックものの映像化作品「クロコーチ」なんかとも似た雰囲気はあったよね。あっちの方が毎回興味を持続させなきゃいけない連ドラだった分、緩急のリズムは感じられたよね。本当に回を増すごとに薄気味の悪さが増殖していった。本作にはそういうものが足りなかった…全体的に駆け足だったのもあり、ミステリアスな導入部に比べると盛り上がりに欠けた。

とはいえ…エンケンさんは期待通りに暴走してくれた。NHKの朝ドラとか出て以降、渋いオジサマやちょと可愛らしいオヤジ萌えキャラの役が増えてきたが…本来の“日本一の飛び道具俳優”と呼ばれていた頃のエンケンに近い演技が楽しめた。途中から…“撃たれても死なない”ターミネーター状態のエンケン…どんどん変態的なヤバイ本性が出てきて、まぁ、最後のあの行動は必然かなと。あと、主人公の幼馴染を演じた女の子が意外と可愛かった…逃亡中なので、何度も変装したりするんだけど、中でも眼鏡をかけた姿にキュンとさせられたよ。

まだ見てないんだけど…ネットではTV放送された前後編の他に「モンタージュ 三億円事件奇譚 特別編 ―船に消えた三億円―」という50分強の別の映像が配信されており、もちろん本編同様、Amazonのプライムビデオ対象になっている(フジテレビオンデマンドの公式サイトでも月額会員は無料で見れるそうだ)…あとでFire TV Stickを使って見てみようかなって思ってる。ちなみに、TV放送版は二夜とも放送画質のDRモードで録画しましたが、余裕で25GBのディスク1枚に焼けました。こうなると配信用作品もアーカイヴしたくなるのが本音だよ(笑)


演出:水田成英
出演:福士蒼汰 芳根京子 劇団ひとり ムロツヨシ 杉咲花 香川照之 遠藤憲一 西田敏行 唐沢寿明


【Amazonでプライムビデオ対象】
モンタージュ 三億円事件奇譚(フジテレビオンデマンド)







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!










AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月28日

WOWOWライブで「手嶌葵 10th Anniversary Concert」を見たよ!

テーマ:その他、雑文…
手嶌葵 10th Anniversary Concert

日曜日にWOWOWで放送した「手嶌葵 10th Anniversary Concert」をエアチェックしておいたので鑑賞…WOWOW加入してても、そんなにライブの視聴は多くないオイラ。もっぱら映画とドラマ(あとアニメ)が中心なので、過去にも数えるほどしかなく…だいたいアニソン関係、または好きな映画主題歌なんかを唄った歌手の時にチラ見する程度なんだが…久しぶりに録画までしてガッツリと鑑賞した。一応、この人も…オイラの中では“アニソン”枠。いや、ちょっと“アニソン”枠で扱ったら失礼かなとも思うけどさ…なんせデビュー曲がジブリアニメの主題歌だし。

って、ぶっちゃけそれしか知らないし…でも、あの「ゲド戦記」の“テルーの唄”とか“時の歌”は印象に残ってるよなぁ~、映画はつまらなかったけど。今回デビュー10周年記念のコンサートということは、なんとまぁ「ゲド戦記」の公開からも10年経ってるってことか?あの頃は既にブログをはじめてて、ボロクソ貶したような記憶がかすかに残ってる…(ちょっと過去記事を調べ中)…って、やっぱり「ゲド戦記」の感想を書いてた。手嶌葵は、ヒロイン役の声優もやってたんだな…オイラの辛口感想には“歌だけにしておけば、良かったのにね~”って書いてある(笑)

なんと、10代の新人の女の子に向かって、そんな失礼なことをぶっこいてやがったか…まぁ、若気の至りってことで(いや、10年前じゃ、もうそこそこの年齢だっただろ)ご容赦を!でも、ナレーションの仕事はいくつかやってるみたいだけど、アニメのアフレコは「ゲド戦記」以外だと、同じ宮崎吾朗が監督した「コクリコ坂から」の“主人公の友達役”だけみたいだぞ(‎Wikipedia参照)。仕事の選び方は、自分でちゃんと解かっているみたいで…今は本職の“歌”に専念してるわけだ。ホラ、オイラの感想もそんなに的外れではなかったってことじゃないか?

そんなわけで久しぶりにご尊顔を拝見いたしましたが…まだ、オイラの中じゃあどけない少女のまんまだったんだけど、知らないうちに小雪系の清楚美女(というとちょっとほめ過ぎ?まぁ、年相応なお姉様)に成長なさってました。って、デビューから10年経ってるんだから当たり前か。でもね…トークは下手。もう、素人同然で…やたらモジモジしてるんだよ。普通、10年業界にいたら、もうちょっとなんとかなってるんじゃないか?まぁ、この人は…あの特徴的なか細い歌声が心地よく、魅力的なわけで、そういうトーク下手キャラも含めて、癒し系なのかなって感じ。

そんなわけで披露された曲目だけど…自分が歌手を目指すきっかけになったというベット・ミドラーの“THE RIVER”のカバーを皮切りに、やっぱり「ゲド戦記」の“テルーの唄”なども序盤に登場。有名洋楽や、竹内まり、松田聖子といった有名邦楽のカバーなども多いので、普段、手嶌葵を追いかけているわけではない、オイラみたいないちげんに近い客でもわりと聴きやすい選曲。本人の曲だと「西の魔女が死んだ」とか、先述のジブリ作品「コクリコ坂から」とかの主題歌も出てきて…どちらも映画を見てたので、そういえば、唄ってたなぁ~と思いだす。

フジテレビのノイタミナ作品「坂道のアポロン」のジャズ曲なんかもでてきて…見てたじゃん、あっ聴いたことあるじゃんって曲が意外と多い。さっきも書いたんだけど、あの特徴的なか細い歌声…もう、いい意味で眠気を誘ってくれる心地よさ。ガシャガシャ、ワサワサしたアイドルやロックバンドのライブと違って…夜、寝る前にBGVとして流しておくにもちょうど良さげな映像である。途中、彼女の歌声を聴いてて、それこそジブリアニメの元祖「風の谷のナウシカ」の“ナウシカ・レクイエム”“遠い日々”(ランランララ♪のヤツ)をカバーしてほしいなって思ったんだよ。

そうしたら…安田成美が唄った主題歌のカバーを披露してくれたわ(笑)それとね、合間のトークでナウシカの話題になって、“ランランララ♪”のフレーズをちょっと口ずさんだんだよ!やっぱ、そっちもフルでカバーしていただきたい。コンサート序盤で本人も言ってたけどおとなし目の曲が多いんです…でもね、最後のアンコール曲がマイケル・ジャクソンでぶったまげた。そうくるか(笑)あのおっとりとした喋りに騙されたらいかん、彼女…なかなかの策士ですぞ。でも、別にムーン・ウォークとか躍っちゃうわけではなく、あくまでそこは手嶌葵ですので、ご安心を。

最初は「ゲド戦記」しか知らねぇ~とか言ってたけど、フタを開ければ、あっちもこっちも知ってる曲ばかりで、なかなか楽しめましたぞ。映画、アニメが好きな人はぜひ…7月29日にリピート放送あります。あのなんちゃらライブの人気声優のAV出演疑惑でショックを受けたアニヲタのみなさん(あれ、話題古い?もう蒸し返すなって?)、ぜひ手嶌葵の歌声で癒されてください。 オイラは久々にコレクションの中にあった「ゲド戦記歌集」のCDを引っ張り出し、fireタブレットの中に入れてしまいましたよ。当分の間は“テルーの唄”がヘビロテかもしれんなぁ~。


【WOWOW見れない方はCDで!】
Aoi Works ~best collection 2011-2016~







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!











AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月27日

セクシー地帯(1961年)

テーマ:邦画
セクシー地帯

先週、WOWOWで録画した石井輝男の地帯シリーズ一挙放送がまだあと2作品残っているので、続きを見ることに…シリーズ4作目の「セクシー地帯」を鑑賞。前作「黄線地帯」でカラー作品になったのに、またモノクロ作品に戻ったね。今回は天地茂が出てこなかった…前作で売春組織の実態にせまりながら、失踪した恋人の行方も探すジャーナリストを演じていた吉田輝雄が、今度は恋人殺しの容疑者にされるサラリーマンとしてメイン主人公に。ヒロインは本シリーズ常連のぽっちゃり美女・三原葉子で、ひょんなことから主人公に協力する女スリ師に扮す。

上司・森川に頼まれた届け物をうっかり女スリ師に盗まれてしまった吉岡博司…それどころか警察にスリの仲間と疑われ捕まってしまった。容疑は晴れたのだが、失態を理由に、森川から大阪転勤を打診される。吉岡は滝川冷子という同僚と付き合っていて「大阪についてきてほしい」と告げるのだが、冷子はそれを拒否し、東京に残れるようもう一度森川に直訴するようにアドバイスする。なんと冷子はOLの傍ら秘密売春組織に属しており、森川とも逢瀬を重ねていたのだ!そして吉岡が森川との面会に手間取っているうちに、冷子が何者かに殺され…。

2作目の「黒線地帯」にちょっとタイプが似ているか?売春組織絡みで女が殺され、カタギの主人公が殺人の濡れ衣をきさせられ、ひょんなことで出会ったアンダーグラウンドなヒロインの協力を得て事件の真相に迫る…。ただ主人公を演じる俳優が持っている雰囲気が大きく影響するのか、わりとハードなタッチだった天地茂の「黒線地帯」と比べると、コミカルな要素も強い。っていうか、自分の恋人が、ジジイ相手に股を開いていたなんて、けっこう間抜けな主人公でツッコミ要素も大きかったり。会社の上司とも…なんとか兄弟だったってことじゃねーか?(笑)

どちらかというと、今回は全てのシリーズに大きな役で関わっているヒロイン・三原葉子の方が活躍が目立っており、主人公をグイグイと引っ張って物語を進めていく先導役のようにも感じた。ぽっちゃりの見た目同様、頼りになるお姉様って感じで…今までになく魅力的であった。度胸のある女スリ師なので、率先して売春組織にも潜入…あやうくジジイにやられそうになったりするも、得意の口八丁手八丁で見事に切り抜ける。おかげで主人公も“恋人が殺された、それどころか売春組織の一員だった”というショッキングな出来事もすぐに忘れる(笑)

お前ら付き合ってたんだろ?殺人事件の容疑者にされ大変なのはわかるけど…もうちょっと恋人が殺されたことで悲しんでもいいんじゃないか?まぁ、結局はあんな尻軽女と縁が切れて良かったとは思うけどな(笑)あからさまにそういう関係にはならなかったが…主人公とヒロインのコンビぶりがなかなかいい雰囲気でして、その後の進展も予感させるような…今までになく明るいラストはけっこう印象に残った。そう、今までの作品と比べて全体的にラブコメ度が増したような、そんな作品でしたね。ほんと、毎回のように作風がコロコロと変わるシリーズですね。


監督:石井輝男
出演:吉田輝雄 三原葉子 三条魔子 池内淳子 細川俊夫 沖竜次 鳴門洋二


【DVDソフトの購入】
DVD セクシー地帯







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!












AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月26日

RS計画 -Rebirth Storage-(2016年)

テーマ:アニメ(TV・OVA)/特撮
RS計画 -Rebirth Storage-

昨日は部屋の電球が切れたのを機に、ついでに掃除もはじめたら、なかなか片付かなくて…日付を超えてしまいました。結局、積読本と既読本を整理して本棚に収めたり、あとは録画済みのBDをダンボールにつめたりして、ちょっとだけ部屋が広く感じるようになったので…もうそこでやめた、キリがない。ああ、疲れた。で、風呂に入ったりいろいろしまして…夜中にフジテレビで放送していた単発アニメ「RS計画 -Rebirth Storage-」を録画しておいたのでさっそく鑑賞…“僕たちの⾒たいメカアニメをつくろう”という公募企画から誕生した作品だそうです。

西暦2025年…突如出現した未知の脅威“機巧”により多くの都市が破壊された。やがて人類は“機巧”の残骸を兵器利用することを考えつく。それから9年、“東京機巧研究所”…通称・東機研では主力機巧“むっつ”が開発され、実践投入間近だった。その“むっつ”のパイロット候補生の少年・佐神凛の前に、新しいパートナーである御堂結絃という少女がやって来る。メインパイロットの適正は結絃の方が上であり、凛はサポート役なのだが…訓練では結絃が凛の指示を無視するなど、どうもソリが合わない様子。このままで実戦に出る事ができるのか…?

ぶっちゃけ…エヴァ以降、無数に誕生した亜流のロボットアニメとそんなに変わらない、あまり新鮮味のない内容でしたね。メカのデザインは永野護っぽいのかな?まぁ、これもちょっと最近のリアルロボットものの傾向になりつつある武骨で重厚感のある…いかにも兵器然としたメカ。ただ、武骨なんだけど…動きはキビキビと。敵に飛び蹴りとかくらわしてたし(笑)でも、あれ…よく見ると「トップをねらえの!」のイナズマキックの影響をもろ受けてる。まぁ、コンセプトが“僕たちの⾒たいメカアニメ”だからなのか、あくまでオマージュってことなんだろう。

メカデザ、および原画、作監を担当してるのが重田智さんっていうガンダムSEEDとかやってた有名なアニメーターさんなんだけど…武器を構えるところは、ポーズがまんまソードストライクだったりもする。そして、冒頭の戦闘シーンで…いきなり4分割(ヒントでピントみたいな)になったり、縦画面の3分割になったりするのが妙に古臭い演出で…いや、逆にこれだけは新鮮に映ったりしたわ(笑)男主人公もヒロインも…必殺ワザをブチかます時は、ちゃんと“イメージ”で全裸になる…本当はパイロットスーツちゃんと着てるのに。こういうところもお約束なんでしょう。

主人公のタイプは…見た目はフツーだけど、やればできる子的な感じかな?そんな主人公のパートナーとしてやって来るのがなんか陰気な眼鏡っ娘なんだけど、笑ったりするとけっこう可愛い表情をするツンデレ系。で、ヒロインの方が主役機パイロットとしての適性があるんだけど…実は過酷な運命を背負っていると。ネタバレになるし、そこが一番の見どころなんで詳しくは言えないんですけど…さらに主人公とツンデレヒロインに隠された秘密の関係もあって…。まぁ、ぶっちゃけ●萌えってヤツ?(笑)恋愛関係が芽生えるのかなと思いきや、そっちか…的な。

たった20分ちょっとの本編時間の中に色々とてんこもりだし、映像のクオリティもTV作品としては悪くない、高い方だと思うけど、結局“エヴァもどきの第1話”であり…で、つづきは?みたいな印象しか残らないというかなんというか。そうそう、エヴァではよく“SOUND ONLY”という視覚表現(あれも作画枚数を減らす演出だよね)が使われてましたが、こちらでは“VOICE ONLY”っていう表示が出てました。どうせだったら、まんまでよかったんじゃない?って、ちょっと思うけど(笑)“僕たちの⾒たい”=オマージュアニメで良かったのかっていうのが一番の疑問?


監督:亀井治
出演:内山昂輝 上坂すみれ 日野聡 星野貴紀 中原麻衣 佐倉綾音


【フジテレビオンデマンドで配信してるそうです】
再生アプリ(フジテレビオンデマンド専用)







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!











いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月24日

クリーピー 偽りの隣人(2016年)

テーマ:16年06月の劇場鑑賞映画
クリーピー 偽りの隣人

【鑑賞日:2016年6月24日】

シネプレックスの会員デーだったので、「クリーピー 偽りの隣人」を見てきた…オイラも過去に読んでいる前川裕のミステリー「クリーピー」を、あの黒沢清が映像化!タイトルになっている“クリーピー”とは、原作小説の序文によると“creepy=(恐怖のために)ぞっと身の毛がよだつような;気味の悪い”という意味だそうで、文字通り得体のしれない恐怖を描いたスリラーだ。元刑事の犯罪心理学者に西島秀俊、その西島を苦しめる奇妙な隣人に香川照之。近作「MOZU」シリーズでのコンビぶりが記憶に新しいが、実は共に黒沢映画経験者という共通点もある。

犯人の説得に失敗し、自分も負傷してしまった高倉は刑事の仕事を辞し、現在は犯罪心理学者として大学で教鞭を執っていた。ある日、6年前の一家失踪事件に興味を抱き、研究の一環として事件の詳細を調べ始めた。その後、刑事時代の同僚、野上からの依頼で本格的に事件調査に乗り出し、唯一の生存者である長女・本多早紀にコンタクトをとる。同時期に引っ越しをした高倉は、妻の康子と近所にあいさつ回りをするのだが、近隣住民の奇抜な言動に困惑してしまう。特に隣家・西野家の主人とは頻繁に顔を合わすのだが、どこか様子が変で…。

冒頭、事件の容疑者らしき若者から聴取する取調室のシーンから、なんだか居心地の悪さを感じる。っていうか、主人公が元刑事という設定は原作にはなかったはずだ。その後…逃亡を図った容疑者を得意の心理学で説得しようとして失敗に終わり、そこで主人公は警察を辞め、学者に転職。ようやく原作に近づいた印象。現職刑事の知人の依頼で未解決事件に首をつっこみながら、自宅周辺で隣人を巻き込んだ些細なトラブルも起きるという…基本的な流れは似ている。ただし設定の変更、登場人物や展開の省略など映画独自のアレンジは一目瞭然。

原作では…不倫まではいかないまでも、若い女子生徒と密会を楽しんだりなんてこともしており、後にそれが事件に大きく関わったりもしていたのだが、密会どころか、そんな女子生徒も出てこなかった。原作の設定や展開を大幅に省いているにも関わらず、思いのほか展開はゆっくりである。かといって、決して退屈になるわけではなく…どのシーンをとっても、何かが起きそうな気持の悪さは感じられ、張り詰めた緊張感は最後までしっかりと持続。そういうところは原作が持つ雰囲気にそっくりだし、非常に映画らしさを味わえるリズムでもあったと自分は思う。

原作小説は中盤以降で色々な事件がこれでもかって起きて、最後にはアッと驚く大どんでん返しまであるんだけど…映画を見ている途中で“これは原作小説を最後まですべて描く、忠実に描く作品ではないな”と悟った。時間経過がとても、原作通りに話をすすめられるスピードではないんだよ。でもね、この大幅なアレンジが吉と出た。確かに小説としては色々な展開が盛り込んであって、原作も面白かったんだけど…荒唐無稽気味に思えてしまう部分も無きにしも非ずだった。黒沢清は余計な物を省くことで、原作に近づき、原作以上の悪意を描き出した。

ジューサー(ミキサー)や扇風機を回すだけで不穏な空気、不快な気分を演出できてしまう黒沢清はやっぱすげーです。そして、原作を知っているからこそ、クライマックスが余計に予想できなくなり、色々なことを想像してしまう。最後の不条理っぽい展開こそ、まさに黒沢節の真骨頂だ。もはや別物といっていいくらい原作から乖離しているのに、まぎれもなく「クリーピー」ではあるという不思議な余韻。これ黒沢監督の代表作「CURE」に匹敵する傑作ですよ…マジで。ラストカットの竹内結子の雄たけびが耳に残り、香川照之の空虚な眼が頭から離れないです。


監督:黒沢清
出演:西島秀俊 竹内結子 川口春奈 東出昌大 香川照之 藤野涼子 戸田昌宏 馬場徹 笹野高史


【ぜひ比べて!どっちが先でも、後でも楽しめます】
クリーピー (光文社文庫)







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!











2016年06月24日

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年)

テーマ:洋画
13 Hours

先週15日にイギリスのAmazonに注文した「13 Hours」の日本語入りBlu-rayが昨日到着…約1週間ってところでしょうか?マイケル・ベイ監督による実録ミリタリーアクション…オイラがイギリスに注文した時点では、日本での公開または発売情報は未定でしたが、その直後に情報が解禁になりまして、「13時間 ベンガジの秘密の兵士」(直訳かよ!)のタイトルで9月7日にソフトスルー作品で発売することが決定しました。製作国のアメリカではけっこうなメジャー大作扱いの作品だったので、せめて単館上映くらいはあるかなと思ったけど、劇場未公開でしたね。

カダフィ死去後のリビアのベンガジに、情報収集活動を行うCIAの秘密基地が存在。そして職員を護るためにGRSと呼ばれる警備兵たちが常駐していた。チームを束ねるロンに呼ばれて、新しくメンバーに加わったジャックもさっそく危険な任務を経験する。それから数週間が経過…2012年9月11日。その日は、在リビア大使のクリストファー・スティーヴンスがベンガジの領事館に滞在していたのだが、夜の10時過ぎにどこからともなく現れた武装集団が襲撃を始める!しかし存在を隠しているGRSは救助を求める大使たちを助けに行くこともできず…。

まず最初に簡単にソフトの仕様などを説明…イギリス盤ブルーレイですが、日本製プレーヤーでも問題なく再生が可能。ネット等の事前情報通り日本語字幕および日本語音声が収録されており、メニュー画面などももちろん日本語で表示。今後、日本で発売されるだろうソフトと同一の仕様でしょう。英語音声はATMOS7.1.4 SURROUND収録となっており、ドルビーアトモスに対応(ただし、オイラの再生環境は非対応のため未確認ですのであしからず)。まぁ、違いといえばイギリス盤はブルーレイ2枚組ですが、日本ではお馴染みのDVDもセットになってる模様。

ちなみにオイラが注文した時は、通常(一番遅い)配送料金と合わせて日本円で2246円ほどの出費…日本盤ソフトの定価は4309円、Amazonでは26%OFFの3205円で予約受付中。未公開になっちゃったので…映画館で上映前、上映中の作品を自宅でくつろいで見れるぜって優越感に浸る度合いは減ってしまいましたが、それでもまだ日本の発売日まで2か月以上あるわけでして、少しでも早く見たい人、少しでも安く買いたい人にはイギリス盤をお薦めする。ただ、例のEU離脱の国民投票の影響でレートが不安定なので、相場の動向には注意が必要かも?

そんなわけで、前置きが長くなりましたが映画の感想…あらすじのところにも書いたけど、カダフィ死去後のリビア、ベンガジで、CIAは諜報活動を極秘裏に継続していまして、そこに常駐している警護チームがメインに活躍するお話です。もちろん、この警護チームも存在しちゃいけない、存在を隠しておかなきゃいけないのは、他のCIA職員たちと一緒です。そういう状況下で、平和を願う在リビア大使がベンガジを訪問。予算削減で護衛も少なく、本人たちはあまり気にしてないが…お約束のように内緒で接触したCIAの護衛チームは心配を隠せない様子。

すると…その不安が的中してしまいまして、領事館襲撃事件が起きてしまったと。144分の本編時間…最初の40分少々は、CIAの警護チームに新入り(といっても現場復帰したベテラン)がやって来て、その新入りの初任務や、その後…メンバーに打ち解けて、表面上は平和な日常を過ごしていたりする様子が描かれる。それと同時に、だんだんと事件を予感をさせる不穏な空気もでてきて…といった感じ。襲撃が起きて以降は…戦闘中心の展開に。たま~に攻撃が止み、小康状態を保つこともあったが、緊張を強いられ、最後まで気が抜けない内容だ。

領事館襲撃事件が始まった直後…そして、CIAの救護チームが半ば命令を無視する形で救出に向かう(存在しちゃいけないから介入するなと言う上司の命令)ところは、得体のしれない敵が迫って来る恐ろしさなど、なんとなく「ブラックホーク・ダウン」を彷彿とさせる。そういえば、「ブラックホーク・ダウン」もアメリカ側が敵をなめてた結果の惨事であったが、本作にもそういうニュアンスを窺える部分があるのでは?「ブラックホーク・ダウン」の方は、それこそヘリが落ちたり、飛んだりという映画的な派手さもあったけど、そういうのはちょっと控え目かな?

「トランスフォーマー」や「バッドボーイズ」(特に2の方)のマイケル・ベイにしては、さすがに実録モノだけあって、アクションもリアル重視なんだろうなぁと。でもね、敵が撃ったRPGがいったんバウンドしてから着弾して爆発するなど、マニアを唸らせるシーンはいっぱい。狙撃された敵が、RPGを自分の足下にぶっ放してしまい、周りの仲間ともども自爆(自滅)したり…けっこう後半の重要シーンでは、敵が放った迫撃砲を発射から着弾までをワンカット風のカメラワークで見せたり。あとは負傷した人の描写もエグめでベイのホラー趣味もしっかり顔を覗かしている。

領事館襲撃、救出ミッションを経て…敵の攻撃はCIAの秘密基地にまで飛び火!いわんこっちゃない、といいたげな無能なCIAチーフがとにかく見ているだけで腹立たしい。警護チームが先頭に立って守備を固めるあたりは、さしずめ現代版「アラモ」であり、劇中でも登場人物が“アラモごっこ”などと自分たちの置かれている状況を茶化す場面があった。そして、ろくに戦闘訓練も受けていないCIA職員たちの大脱出劇には「アルゴ」のような要素もちょっと入っていた。犠牲も出してしまったが、主要メンバーたちのその後を綴ったテロップにほっとさせられる。


監督:マイケル・ベイ
出演:ジョン・クラシンスキー ジェームズ・バッジ・デール デヴィッド・デンマン マックス・マーティーニ


【Blu-rayソフトの購入】
Blu-ray 13 Hours ※リンク先は英Amazonです
13時間 ベンガジの秘密の兵士 ブルーレイ+DVD+ボーナスブルーレイ







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!












いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月23日

黄線地帯(1960年)

テーマ:洋画
黄線地帯

WOWOWで追いかけている、石井輝男の地帯シリーズ一挙放送から、昨晩放送の「黄線地帯」を鑑賞。本編欠落がある不完全な1作目、モノクロ作品だった2作目…そしてこの3作目ではカラー作品になりました。シリーズものですが、いまのところ個々のストーリーに関連はなく、それぞれ独立して楽しめる内容。結局、未鑑賞のまま放置してしまったんだけど…実は、この3作目のみ…過去に日本映画専門チャンネルの無料放送で録画したエアチェックディスクも所有しているんだよね。でも、やっぱりWOWOWで統一して残しておいた方がいいかな?

ある男を殺すように依頼された殺し屋の衆木一広…仕事を成功させるのだが、依頼主に裏切られ、報酬を得る代わりに警察に密告されてしまった!警察から逃れるため、たまたま電話ボックスで電話を掛けていた小月エミという女性を銃で脅し、同伴者のフリを強要。エミと共に神戸に向かいカスバ街へと潜り込む。そこで、自分を罠に嵌めた相手をみつけて、復讐しようとしていた。一方、エミの恋人で新聞記者の真山俊夫は“黄線地帯”と呼ばれる売春組織を追うため神戸へ。それと同時に突然、消息を絶ったエミの行方も探すつもりでいるのだが…。

前作で無実の罪を着せられて逃げ回っていた天地茂…今度は殺し屋の役で、初っ端から人を殺していた。そして殺しを依頼してきた人物に裏切られ、警察に密告されてしまい、やっぱり逃げ回る羽目に。その最中に前作でもメインヒロインだった三原葉子と出会い、彼女を人質にして、一緒に逃避行を繰り広げると…シュチエーションはなんとなく似てるんだけど、まったくストーリーは別物になっていて、意外性は感じられた。そして、ファンの間で“傑作”とまで言われていた前作と比べると、作品の方向性もだいぶ変わってきたなぁという印象を受ける。

若いねーちゃんを騙して、外国人やジジイの相手をさせる組織的な売春組織が登場するなど、性風俗を赤裸々に描くというシリーズのテーマみたいなものはちゃんと残っているのだが、それ以上に…殺し屋と堅気の女の逃避行の方が断然クローズアップされており、エンターティメント性がますます増した印象だ。ダンサーだという三原葉子がちょっとセクシーな格好をするシーンもあるし、カスバと呼ばれるスラム街には水商売の女や風俗嬢などもたくさん出てくるんだけど…過度な露出があるわけでもなく、なんとなく拍子抜けしてしまう部分がある。

幾度となく不敵な笑みを浮かべる殺し屋の天地茂はなかなかニヒルで見た目はかっこいいのだが…抵抗する人質の女の言動を真似て、女っぽい喋りをするなどというユーモラスな場面もあった。非情な殺し屋のくせに、女や堅気の人間にはそれなりの節度をもって対応…それどころか、人を殺してきたという自分の悪事を棚にあげ、女を騙す売春組織に怒りを爆発させるなど、“実はけっこういい奴”な面も持ち合わせる。ただし、最終的には自分勝手な悪党には変わりなくてですね…自業自得な末路が待っている。ラストはニューシネマっぽい余韻も。

前作「黒線地帯」も「逃亡者」っぽいなって思ったんだけど…アメリカのTVドラマ「逃亡者」の放送よりも全然前の作品であった。本作はニューシネマっぽいなぁなんて思ったんだけど…そのニューシネマなんて言葉が出てきたのも60年代後半の話で、この「黄線地帯」は1960年製作とかなり前である。そういう“っぽいな?”って思えるものよりも前に作られた映画であるって事に、やっぱり石井輝男という監督さんの凄さを実感しつつ、これらの作品をリアルタイムで鑑賞していた、人生の諸先輩方にとってはさぞかし刺激的な作品だったのだろうと思うのでした。

犯罪者と堅気の若い女の逃避行…よくあるストックホルム症候群ものなのかなって思ったのだが、そこまで二人の仲が進展するわけでもない、微妙な距離感が独特の雰囲気を醸し出す。また、人質の女が“助けて”と書いたお札が様々な人の手に渡り、最終的に恋人が入手する、または関係者同士がニアミスしまくるというご都合主義な展開も、見方によってはスリリングに受け止める事もでき、やっぱりこういうところはエンターテイメントなんだなって思うのでした。天地茂といえば、土曜ワイドの明智小五郎のイメージが強いが、こういう役も似合いますね。


監督:石井輝男
出演:天知茂 吉田輝雄 三原葉子 三条魔子 大友純 沼田曜一 吉田昌代


【DVDソフトの購入】
DVD 黄線地帯







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!











いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月22日

黒線地帯(1960年)

テーマ:邦画
黒線地帯

WOWOWでやっている石井輝男の地帯シリーズ一挙放送を追いかけている…今日は昨晩放送のシリーズ2作目「黒線地帯」を鑑賞。WOWOWの解説によると、この2作目がシリーズ屈指の傑作とのこと。初日に放送された第1作目「白線秘密地帯」は、完璧な状態のフィルムが現存しておらず、本編映像が15分も欠如した内容で、マスター起因によるノイズも目立ちまくるという状態。せっかくDRモードで録画したけど、保存をどうしようか迷っていたのだが…やっぱりDRモードで録画したこの2作目と1枚のディスクに焼けたので、そのまま保存することにした。

売春防止法の施工以降…地下に潜って活動を続ける売春組織の真相を探るため、トップ屋(スクープを狙うフリージャーナリスト)の町田広二は、目星をつけた1人の女を繁華街で追跡していたのだが、見失ってしまった。その時に、近くにいた女性易者とポン引きの男に誘われ、連れ込み宿へと足を向けるのだが、そこで不覚にも薬を盛られてしまい、意識を失う。目を覚ますと、自分の隣には女の死体が!組織の実態を探る町田を何者かが罠に嵌めたのだ!このままでは自分が犯人にされてしまうと考えた町田は…女易者たちの行方を探そうとする…。

今回は全編問題なく見れる完璧な状態でした…天地茂演じる主人公のジャーナリストが、深夜の繁華街で女を追いかけるというスリリングなシーンから幕開け。雰囲気のあるBGMと、斜めにスクロールするクレジットなんかの視覚効果も相まって、なかなか緊張感がある。作品の内容も…主人公が無実の罪を着せられ、警察から逃れながら真相に迫るという「逃亡者」(リチャード・キンブル)チックなノンストップサスペンスになっており、1作目よりも断然に面白くなっている。ちなみにアメリカで「逃亡者」の放送が始まったのは1963年、この映画よりも後だった。

行く先々で謎めいた美女が出てきて、一瞬、誰がどの女かわからなくなりそうになることもあったが(笑)順を追って整理すれば、なんとか理解できる。お色気度なんかも1作目より確実にアップしているよね(もしかしたら1作目も欠落部分にそういうシーンがあったのかもしれないが)…まぁ、まだほとんどが下着どまりではあったけど。この頃のお色気美女は、セクシーというよりは、グラマラスって言葉が似合うおねー様方が多かったですね。逃亡中の主人公といい関係になるメインヒロイン、三原葉子も丸顔のぽっちゃり系でしたよね…ってか、けっこう顔はデカい。

どちらかというと…オイラは三ツ矢歌子が演じていた事件に巻き込まれる快活な女学生の方がタイプだな。容疑者の1人が“シンガポールに逃げた”という情報が入るが、それがキャバレーで働く女のいわゆる源氏名なのが笑う。オイラの亡き父親も“今日はアメリカ出張だ”と言いながら、よく近所のパチンコ屋(フロリダって名前だった)へ行ってたのを懐かしく思い出した。このキャバレーが“海軍キャバレー”で、ねーちゃんたちが水夫の格好をしている。今も昔も男はコスプレプレイ好きなのは変わらないんだなぁ。傑作と言われてるだけに、確かに面白かった。


監督:石井輝男
出演:天知茂 三原葉子 細川俊夫 三ツ矢歌子 大友純 吉田昌代 魚住純子


【DVDソフトの購入】
DVD 黒線地帯







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!










いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月20日

白線秘密地帯(1958年)

テーマ:邦画
石井輝男 地帯シリーズ コンプリート

WOWOWで石井輝男の地帯シリーズ一挙放送が始まる…石井輝男作品はいくつか鑑賞経験があるけど、このシリーズは見たことがないので追いかけてみるつもり。初日は記念すべき第一作目の「白線秘密地帯」なんだけど、この作品は完璧な状態のフィルムが現存していないらしく、本来は72分ある本編時間のうち57分しかなく、15分の欠落があるそうだ。そのような理由から単品DVDも商品化されておらず、石井輝男 地帯 (ライン)シリーズ コンプリートボックスという商品の特典扱いのみ。このボックスが入手困難で、これまた価格が高騰している。

歓楽街にあるトルコ風呂(ソープランド)でトルコ嬢が客に殺されるという事件が発生!現場には…奇妙なナンバーが記されたチケットが落ちており、その店のものではないという話だった。後日、中年男性が2人組の殺し屋に殺される事件が発生!その被害者がトルコ嬢の事件現場で見つかったものと同じチケットを所有していたことから…犯人ではないかと考えられ、警察は背後に大規模な売春組織の存在を疑う。捜査を担当する刑事の田代は…トルコ嬢から商売を鞍替えしようとしているトミという女から情報を得て、組織の全貌に迫ろうとするが…。

注意が促されていたように…15分の欠落があるということなので、不自然にシーンがブツブツと切れたり、飛んだりを繰り返す。さらにフィルムの状態も悪いらしく、ノイズや音声の不調がかなり目立ち、見辛い。シリーズを全作、放送画質のDRモードでコンプしようと思っていたのだが、さすがにこんな状態だったら…画質を落とし、他の作品を焼いたディスクのあまり部分にでもついでに残しておけばいいかななんても思ったり。とりあえず、明日からの2作目以降の放送をチェックしてみて、ディスク残量との兼ね合いで、どうするか正式に決めることにしよう。

そんなわけで…15分も欠落シーンがあって、話なんて理解できるのだろうか?とそっちの部分も心配だったりしたのだが、ストーリーはいたってシンプルなんで、違和感はあったものの、話が理解できないという程でもなかった。まぁ、テレ東の午後のロードショーなんかで放送する洋画なんかも、バンバンとカットされまくってて、15分や20分のカットなんてザラだもんなぁ。地上波しか映画番組を見る手段がない頃はカットされてるのが当たり前、ノーカットで放送する方が特別だったんだから…このくらいどうってことないのかもしれないと、無理やり納得してみる。

映画の内容はどうってことなかったです…トルコ風呂、今で言うソープランドで風俗嬢のねーちゃんが客に殺されてしまう。サービス以上のことを要求して、ねーちゃんに拒まれ、殺しちゃったとか、そんな感じの事件なんですわ。ただし、その風俗店を使って、どうやら他の売春組織が商売していたらしいとなりまして、宇津井健扮する刑事が、地道に情報を集めて、事件の全貌に迫ります。情報を入手しようと近づいた風俗嬢に、逆に色仕掛けで迫られちゃったり。ただし、過度な露出もなく、その後のエログロがハードな石井作品と比べてもなにか物足りない。

思ったより人死には多く出るし、一応、最後に…“お前が黒幕だったか!”なオチもあったりするわけなんですけど、残念ながら大した驚きに繋がらないというか、なんというか…。あくまで監督や出演者(かなり豪華)のファン、またはその後のシリーズと比較検討してみたい通な映画マニア向けの資料映像みたいなもんかな?自分みたいな、“娯楽として気軽な気持ちで見てみたい”と思っている人間には、ちょっと敷居が高かったのかもしれない。こういう昭和な風俗を見て、昔を懐かしむのも、オイラよりもっと上の世代のオジサマたちだろうなぁ~。


監督:石井輝男
出演:宇津井健 三原葉子 筑紫あけみ 天知茂 菅原文太


【DVDソフトの購入】
石井輝男 地帯 (ライン)シリーズ コンプリートボックス







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!










いいね!した人  |  リブログ(0)
2016年06月19日

天空の蜂(2015年)

テーマ:邦画
天空の蜂

WOWOWでエアチェックした「天空の蜂」を鑑賞…今日もリピート放送してたけど、昨晩の初回放送にて録画したもの。人気作家・東野圭吾による同名小説の映像化ということだが、原作未読。ミステリー好きを公言しているくせに、東野作品って3冊しか読んだことがない!「マスカレード・ホテル」「白銀ジャック」「疾風ロンド」だったかな?どれも微妙な内容で、なんで東野圭吾があんなに人気があるのか理解できなかった。映像の方も「新参者」はTVと映画を見たけど、福山のヤツは映画しか見てない。あとは単発とかWOWOWドラマでボチボチと…。

1995年8月8日、自衛隊に納入する最新ヘリコプター“ビッグB”の設計者である湯原は、家族をつれてそのお披露目式典に出席するのだが…式典が始まる前の“ビッグB”が突如、動き出してしまった!中に湯原の幼い息子・高彦を乗せたまま…。その後、“天空の蜂”を名乗る謎の人物から政府に要求が!日本にある原発の稼働を全て止めないと、“ビッグB”をそのうちの一つ新陽発電所に墜落させるという。“ビッグBは“天空の蜂”により無線でコントロールされていたのだ!政府は犯人の要求を飲むのか?機上の高彦は無事に助かるのか?

なんだよ、監督が堤幸彦かよ…近作「イニシーション・ラブ」みたいなバカ映画の演出はピッタリとハマっていて良かったのだが…こういう大仰な作品は無理があるんじゃないかなと思ったら、案の定。きっとこれがハリウッド映画だったらそれなりに“見せ場”になりそうなスペクタクルなシーンも、まるっきりコメディになってしまってるので、もう笑うしかないという。やっぱり堤幸彦にはこれが限度なのかなぁと~。同じヘリコプターを題材にした作品なら、やっぱりオイラみたいな信者以外から失笑されたが、押井守の「パトレイバー 首都決戦」の方がまだリアルだろ。

入館証を所持している関係者があれだけ厳しくチェックを受ける(映画冒頭の主人公)のに、子供が遊んでいた拍子に、最新鋭の超機密なヘリコプターに乗り込んでしまうという最初の展開でもう無理があるでしょコレ…なんで誰も警備してない!そういう設定をいかに違和感なく見せるかが監督の力量だと思うのだが、やっつけ仕事なCGで妥協してるのもあり…とにかく映像もチープで締まりがない。せっかく有名俳優をこれでもかとキャスティングしてるのに…その役者たちの演技まで安っぽく見えてくるからたまらない。主役の江口洋介も暑苦しいだけだ。

読んでないからなんともいえないけど…もし映画版とストーリーが同じなのであれば、きっと二十年近く前に書かれた原作小説は、3.11、東日本大震災以降の日本を見事に予見していたのだなぁと、感心はできるのだけれども…ホント、褒められるのはそこくらいしか見つからない。緊張感のまったくない演出で、犯人も最初からマルバレだし、登場人物の行動も支離滅裂だし、とにかく見てて疲れた。あまりにもオバサン顔で誰だか分らなかったOL姿の仲間由紀恵…まぁ、あのヤツレ具合は役作りもあったのだが、なんだその顔色の悪さはそっちかよ!


監督:堤幸彦
出演:江口洋介 本木雅弘 仲間由紀恵 綾野剛 柄本明 國村隼 光石研 佐藤二朗


【DVDソフトの購入】
DVD 天空の蜂







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!









1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。