↓eigasukiの読書忘備録↓

http://ameblo.jp/eigasuki2/


Google




Web を検索
ブログ内を検索






ようやくきた!
















1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017年03月26日

楽園追放-Expelled from Paradise-(2014年)

テーマ:アニメ映画
楽園追放-Expelled from Paradise-

今日もアニメ作品が続く…いつの間にか、Amazonのプライムビデオに追加されていた「楽園追放-Expelled from Paradise-」を鑑賞。ニトロプラスと東映アニメーションがタッグを組んだ、3DCGによる劇場長編アニメ。監督は「機動戦士ガンダム00」の水島精二、脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄。これ、前からレンタルしたかったんだけど、リリース直後はいつもレンタル中で、そのうち借りるのを忘れてしまっていた。Blu-rayやDVDが出てから、もう2年くらい経ってるよね?つーか、今日…MXで地上波放送もやってたらしい、しっ知らなかった(泣)

ナノハザードによって廃墟化した地球…人類の多くは地上から離れ、電脳世界ディーヴァで生活するようになっていた。西暦2400年、ディーヴァが地上からハッキングを受けるという異常事態が発生!システム保安要員のアンジェラ・バルザックは、犯人のフロンティアセッターの正体を突き止めるため、捜査官として生身の体“マテリアルボディ”を身にまとい地球に降下。地球側のオブザーバーとして、地上調査員ディンゴと契約。彼の協力のもとフロンティアセッターの情報を集めだすのだが…アンジェラは慣れないリアル世界での活動に戸惑いも多く…。

電脳世界のヒロインが、仮の姿として生身の肉体を手に入れるなんていう基本設定は「攻殻機動隊」の影響が大きそうだななんて思うし…全体的に既存アニメの寄せ集めっぽい感じがしないでもないが、悔しいかな…作り手の術中にまんまとハマって、そういうところが琴線に触れまくる。ヒロインが自分のデータから、地球で活動するためのクローンボディを作るんだけど、時間がもったいないからと、生成時間を短縮。そうすると、見た目が実年齢よりも若くなってしまった…ハイ、これでくぎみー演じる萌えキャラのいっちょうあがり。自然に萌えを成立させる設定。

3DCGということで、まだまだ2Dアニメにかなわない部分もあるが…類似の作品に比べると、キャラクターの動きもそんなに不自然ではない。この手の技術は日に日に進歩しておりますなぁと、素直に感心した。メカ描写に関しては、文句のつけようがなく…板野サーカスまでやってのける(もちろんスタッフとして板野さんご本人も参加)大盤振る舞い。前半はくぎみー演じるヒロインと、三木眞一郎演じる渋い男性キャラによる掛け合い、会話劇が多かったものの…後半のアクションシーンで急に登場する女性キャラ3人組の声に大興奮…知ってる人ばかり!

いい意味で“ズルい”なこのアニメと思った。あの女性キャラは…もっと前半からちゃんと物語に絡ませてくれればよかったのに、もったいない。まぁ、インパクトを与えるという点では十分すぎる働きだ。神谷浩史が、とっても人間らしい“人間じゃないもの”を演じていて…自然と「ガンダム00」を思い出したりもするのだが、あれの容姿は、どちらかというと、やっぱり「攻殻機動隊」のタチコマだよね(爆)ロケットの発射を死守するというクライマックスはなんか「オネアミスの翼」っぽい?終わってみれば“ネットは広大だわ”な「攻殻機動隊」とは真逆なメッセージか?


監督:水島精二
出演:釘宮理恵 三木眞一郎 神谷浩史 林原めぐみ 高山みなみ 三石琴乃 稲葉実 三宅健太 古谷徹


【プライム会員なら無料です!】
プライムビデオ 楽園追放-Expelled from Paradise-







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月25日

EVANGELION:DEATH(TRUE)2(1997年)

テーマ:アニメ映画
劇場版 NEON GENESIS EVANGELION

なんだか、めずらしくアニメ作品の鑑賞が続く…新作のスペシャルアニメ「龍の歯医者」のプロモーションの一環でもあったのだろうと推測するが、NHKのBSプレミアムで、毎週のようにTV版の「新世紀エヴァンゲリオン」を放送してて、オイラもBDレコで録画コンプしたんですけど…最終回の翌週からは、なんと劇場版の放送が始まると、かなりの入れ込みようだった。そんなわけで、金曜の深夜に録画しておいた「EVANGELION:DEATH (TRUE)2」を鑑賞…劇エヴァのTV放送では慣例となってる通り“BSプレミアム版”という、放送媒体に合わせた修正版で。

人類の半数をしに至らしめた“セカンドインパクト”から15年…14歳の少年・碇シンジは、巨大生物“使途”に対抗できる唯一の汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットになるため、父親である特務機関ネルフの碇ゲンドウに呼ばれ…第3新東京市にやってきた…。いきなりの実戦を経験するシンジ、激闘の末、なんとか生還する。その後、ネルフの上司にあたる葛城ミサトのマンションで同居。学生生活を送りながら、エヴァンゲリオン零号機パイロットの綾波レイ、弐号機パイロットの惣流・アスカ・ラングレーとともに人類の存亡をかけて“使途”と戦う!

一応、TVシリーズの総集編映画なんだけど…放送されたエピソードの時系列で、ただ単にツギハギした内容ではなく、時間軸が飛びまくる、独特の構成になっている。アニメの総集編映画で、こういう斬新な手法を取り入れた作品の先駆けではないだろうか?いわゆる“いちげん客無視”…最近、見た別のアニメ映画で、こういう作品って嫌いなんだよって文句をブーブーたれたのが記憶に新しいのだが(笑)、そこは“エヴァだから”という贔屓目もあり、あまり気にならない(笑)本作で監督を務めている摩砂雪さんの、“有り物”で再構成するセンスの良さも光る。

ただ、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」をリアルタイムで劇場鑑賞した身としては…不完全だった新作部分“REBIRTH”も続けて見ちゃいたいと…。いやね、来週になれば「Air/まごころを、君に」の放送もあるんだけど、それとこれとは別という…。あの中途半端なところで終わったけれども、アスカの復活を見れたという満足感、量産型が降臨する次回への煽り、そして高橋洋子姐さんによる“魂のルフラン”という神曲アニソンのおかげで、しっかりとカタルシスを味わえる映画になっていたと思うんだよね。やっぱ“DEATH&REBIRTH”で一つだよ。

むか~し、WOWOWで劇場公開と同じ(DEATHは既に修正版だったけど)形態で放送したことがあるんだよね。その頃はWOWOWに加入してなくて、知り合いにVHSで録画してもらったんだけど…今はテープがどこかへ行ってしまった。その後は、作り手の拘りで、“REBIRTH”ってなかったことにされてましたもんね(笑)オイラは一番最初に出た、やたらゴツイBOXに入っているDVD-BOXを持っているので、Blu-rayは買い直さなかったんだけど…それを買えば、ようやくソフトでも見れるようになったらしい。だからNHKの放送も期待してたのになぁ~。

BSプレミアム版と銘打たれていた今回の放送について…今までのバージョンとどこが違うのか?前述の通りWOWOW版のVHSテープは行方不明、数年前にやった日テレ地上波版は録画し忘れ、ようやくソフト化されたBlu-rayやDVDのBOXも所持していないので…オイラにゃ細かい部分を比べるすべがない。そのあたりは、今に詳しい人がWikipediaとかで列記してくれるだろう。とりあえず、過去に「スター・ウォーズ」の一挙放送なんかでも指摘されていた、明滅の激しいシーンはいつものように軽減処理されてましたよ(最近のTVアニメはみんなコレ)。


総監督:庵野秀明 監督:摩砂雪
出演:緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 宮村優子 石田彰 山口由里子 立木文彦 清川元夢 山寺宏一


【DVDソフトの購入】
DVD 劇場版 NEON GENESIS EVANGELION







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月24日

機動戦士ガンダム サンダーボルト 第5話(2017年)

テーマ:アニメ(TV・OVA)/特撮
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第5話(セル版)

原作の途中までで放り投げて、終わっちゃうのかなと落胆しつつも…あそこでとめたラストに、一応、納得もしていたアニメ版の「機動戦士ガンダム サンダーボルト」。結局、第2シーズンスタートということで、原作の続きもアニメ化されることになり、今回も配信先行でリリースが始まる。そんなわけで、オイラは今まで同様、Amazonビデオにて「機動戦士ガンダム サンダーボルト 第5話」をさっそく購入…すぐにTV+Fire TV Stickで視聴したかったんだけど、午後から外出する予定があり、Fireタブレットにダウンロードして持ち出し、外出先の待ち時間で鑑賞した。

宇宙世紀0079年12月31日、ジオン軍の最終防衛拠点である宇宙要塞“ア・バオア・クー”への攻略作戦を開始した地球連邦軍…激しい攻防の末、地球連邦政府とジオン共和国との間で終戦協定が結ばれた。戦闘中にジオンの捕虜になっていたイオ・フレミング少尉とムーア同胞団の仲間も無事に脱出するが…。それから7か月後の地球…ジオン公国軍の残党は、共和国とされた本国を公国として復権するため戦いを続けていた。リビング・デッド師団の生き残りダリル・ローレンツは連邦内部の軍閥である南洋同盟を探る諜報任務に就いていた。

原作コミック4巻~5巻までを映像化…ただし、尺の関係で時系列などのアレンジがあり、イオが地元のムーアコロニーに帰るところはエピソードをまるまるカット。また、地球に降りたダリルが、アッガイの小隊を率いて作戦に赴くところは…出撃シーンまでで、実際に作戦を遂行する様子は次回に繰り越しになった模様。原作ではアッガイ小隊の活躍を描いた後に出てきた…ジオン残党の捨て身の特攻作戦を、アトラスガンダムが阻止するエピソードが前倒しになって描かれる。やっぱり作品に“ガンダム”と名の付く以上、主役機を出しておこうという計らいでは?

冒頭の“ア・バオア・クー”から…モビルスーツ(メカ)戦の見せ場は豊富…本話から登場する連邦、ジオン双方の新キャラが激しい戦闘を繰り広げる。本作独自のモビルスーツはもちろんのこと、ビグロ、Gアーマー(ガンダムではなく、中身はジムだったけど)、サイコミュ高機動試験用ザク(MSV)などファースト世代の琴線に触れること間違いなしのマニアックなメカも大活躍。ただ、原作には登場したザクレロが出てこなかったのは残念…同じモビルアーマー仲間のビグロがなかなかかっこよく描かれてたので、もしや、ザクレロもと期待したのにな(笑)

原作にもあったけど、ガンタンクで“ア・バオア・クー”に乗り込み、中から兵士が出てきて、白兵戦を始めるところは…映像で見ると、「機動戦士ガンダムUC」に出てきたECOASのロトをちょっと思い出したりしたよね。また、話が地球に移ってからの、コアファイター発進時のギミックが、動いているアニメ映像で見るとよりカッコよくなっている。輸送機ミデアから、離脱して…発進していくってアイデアだけで素晴らしかったのに。これは第6話で描かれるだろう、ダリルの駆るアッガイの活躍に期待が高まる(つーか、オミットされないことを祈るばかりだ!)。

本編は予告を入れて22分40秒ほどでした…巻末には、第1シーズン同様、映像特典がついていますが、毎回、スタッフのインタビューを中心としてなかなか見ごたえがあった第1シーズンのドキュメンタリーとは違い、“MS FILS”というモビルスーツの紹介、戦闘シーンのダイジェスト映像となっているので…今までもセル版配信を購入してきたオイラなんかからすると、ちょっと物足りない内容でしたね。やっぱりスタッフやキャストの声を聞きたい。ちなみに、ナレーションはイオ・フレミング役の中村悠一が担当…声優目当ての女子なんかは嬉しいかもね?


監督:松尾衡
出演:中村悠一 木村良平 平川大輔 古川由利奈 逢坂良太 杉田友和 小山剛志 上田燿司


【Amazonビデオで視聴】
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第5話(セル版)







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月24日

コミック 進撃の巨人8巻無料キャンペーンに当選…本当に漫画本が8冊届いた!

テーマ:その他、雑文…
コミック 進撃の巨人8巻無料キャンペーンに当選

昨晩、メールをチェックしていたらヤマト運輸から“宅急便お届けのお知らせ”が届いていた…特に、ネットショッピングで注文している商品はないけど、なんだろう?慌ててメールを開き、内容を確認。“品名:コミック ご依頼主:(株)講談社㈹講談社ビジネスパートナーズ様”…“講談社?コミック?”と、最初はまったく心当たりがなかったのだが、途中で思い出す。そういえば…ネットで見つけた“コミック 進撃の巨人8巻無料キャンペーン”に応募した…もしかしてアレか?ええ、コミックが8冊も当たったのか?確かに1冊だったらクロネコDM便か郵便だよな。

そして今日の午前中…待っていたら、10時前にいつもの、ヤマトの配達員のおにーちゃんが自宅のチャイムを鳴らす。最近、何かと話題になってるけど…心なしか、前より早いじゃん(笑)たまたま、荷物が少なかったのかな?受け取った荷物を確認…中身を開封する前から、18×12×13cm(充分にサイズ60の範囲内)のダンボールの横っ腹に“進撃の巨人 8巻セット 講談社”の文字がデカデカと見える…送り状の品名も同様の内容。そして開封したときの様子が…冒頭掲載の写真というわけです。中はコミック本だけで当選通知の類は入ってなかった。

応募したキャンペーンの概要は…4月からスタート予定のアニメSeason2のプロモーションの一環で、発売済みのコミック1~8巻の電子書籍版を無料で公開するというもの(すでに終了)。その時に…通常の“紙版”コミックも、確か5000名に当たるという大盤振る舞いのプレゼントを行っていた。5000名という当選人数の多さにつられて、何も考えずに応募しておいたが…まさか、本当に当たるとは。アニメと映画は見たけど、原作コミックはまったく読んでなかったので、当たって良かった。人気作だけあり、すでに持ってる人が多いから、当たったんだろうなぁ。

漫画本8冊…箱を開けたときは、なかなか壮観な眺めであったが、現時点の最新刊は22巻だそうで、あと14冊も買わなきゃいけないというのを考えると…当選人数減らしてもいいから、どうせなら全巻セットのプレゼントをやってくれればよかったのにと、ちょっと思ったり(笑)でも、1冊あたり新品定価463円(税込)×8冊で3704円、たとえ全部ブックオフの100円コーナーで揃えたとしても108円×8冊で864円もかかるわけだし…それだけのものがタダで当たったということは大変、嬉しいものです。先月も講談社で別の懸賞が当たっており…講談社はよく当たる。

そういえば…2014年にも相次いで、「進撃の巨人」関連のプレゼントが当たったことがあったけど、そのうちの一つも、講談社のプレゼント企画だった。実は、オイラの懸賞オタク歴はけっこう長くてですね、小学生の時に、コミックボンボンの読者アンケートで、「1/48 太陽の牙ダグラム デロイア7 フィギュアセット」(キャラクターのプラモデル)が当たって以来、雑誌の当選発表に名前が載るのに快感を覚えて、ハガキ(今はネットでタダで応募できる時代)を書きまくったのがきっかけ。その後も、よくボンボンでは懸賞に当たった…もちろん、ボンボンも講談社です。

えっと、今日はもう一つ…佐川急便でも、ある企業さんのプレゼント企画で当選した、某人気アニメのグッズが届いたんですけど、諸般の事情(あくまで私的な理由)でここでは語れません。けっこう貴重なグッズで、自慢したいんだけど…ゴメンナサイ、内緒です。今、クライマックスを迎えているTVアニメで…オイラの好みの作品傾向で、だいたい予想はつくかもしれないけど、ヒントはここまで。いや、なんか今日はやたらと気分がいいですぞ…そのうち貰った漫画本も読みたいと思います。講談社さんありがとう…また何かプレゼントを見つけて応募しよっと!


【コミックの購入はこちらから】
進撃の巨人(22) (講談社コミックス)
進撃の巨人 コミック 1-8巻 セット (講談社コミックス)







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月23日

ひるね姫 ~知らないワタシの物語~(2017年)

テーマ:17年03月の劇場鑑賞映画
ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜

【鑑賞日:2017年3月23日】

今日の夕方は、車検でディーラーに預けてある車を引き取りに行かなきゃならないので…とりあえず、連絡待ちで、午後からは自宅待機なんですけど…午前中はわりかし暇だったので、先週から始まっていた「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」を見てきた。明日の1000円ポッキリ会員デーまで待つのも手だったんだけど、明日以降は上映スケジュールの変更もあったし、もう一つ見たい「パッセンジャー」なんかも始まっちゃうし…だから貯まっていたポイント利用で無料鑑賞してきちゃいました。「攻殻機動隊 S.A.C.」の神山健治監督の最新長編アニメです。

岡山県倉敷市…自動車の修理工場を営む不愛想な父親モモタローと暮らしている高校生の森川ココネ。母親は小さい時に亡くなっていて、ほとんど記憶にない。そんなココネは、気がつくと居眠りばかりしてしまう毎日で、このところ、同じ内容の不思議な夢を見ていた。東京オリンピックの開催が目前に迫っていたある日、モモタローが突然、警察に捕まってしまい、途方に暮れるココネ。そんな時、母親の墓前でモモタローが隠したらしいタブレットを発見!その直後、タブレットを狙う怪しげな男たちが現れ、ココネは、幼馴染の大学生モリオに協力を求める!

一時期は、ポスト押井守かななんて思われていた神山監督だけあり、今回も現実と虚構が混在する不思議な物語構成で、らしいっちゃ、らしい。ついでに、「攻殻機動隊」の世界観をさらに現実に近づけたような近未来が舞台である。冒頭は、奇妙なファンタジー世界から幕開けするが、事前情報などから“主人公の夢”だろうと推測するのは簡単だった。作りこまれたファンタジー世界のアイデアは設定、ビジュアルともに奇抜で面白いんだけど…なかなか本筋(現実世界の話)が始まらないのが、けっこうもどかしくもあったり。いつまで続くんだ、この夢はと…。

案の定、主人公が目を覚まし…現実の物語が始まるんだけど、その後も、居眠りをするたびに、ファンタジーに話がスイッチ。やがて、そのファンタジーと、現実が連動しているのではないかという展開にもなる。主人公は“現実でも魔法が使える”なんてはしゃいでるが…いったいどういうことなのか?そのあたりの仕掛けが、後半に向かって、徐々に明かされていく。ダラダラと関係ない話が退屈だなと思っていたら、ちゃんと全体のフリになっていたという点では“早合点”してゴメンナサイだが、だからといって手放しで面白いわけではなかったのも事実だ。

アニメ的な派手な見せ場を演出するため、“ファンタジー”な話が独り歩きしすぎかな?居眠りしながら夢を見ている間に、実際に現実ではどんなことが起きていたのか?そのあたりをもう少しバランスよく、丁寧にわかりやすく描いてほしかった。「君の名は。」なんかでもそうだったけど、後半で種明かしをしなきゃいけない都合上…どうしても、同時進行している片側の話がおろそかになってしまい、天邪鬼な意見だけど、そっちも見たい、知りたいという。制作プロダクションはシグナル・エムディという新参スタジオだが、実際はIGグループの一員だ。

メインスタッフは、神山監督以下、今までのIG作品で名前を見ていたベテランのアニメーター、クリエイターさんたちばかりが参加。ちょっとした脇役の細かいキャラの表情まで豊かで、特にオジサンキャラの描きこみがやたらとうまいのもIGカラー(笑)原画担当の西尾鉄也さんあたりが、頑張ってるのではないかと想像してしまう。現実に近い世界観に、SF描写を落とし込む近未来ビジュアルなんかも慣れたもので、スタッフの中に、同じような近未来設定が印象的だった「電脳コイル」の監督、磯光雄さんの名前なんかも見つけて、ちょっと嬉しくなった。

作画のクオリティなども一定基準に達しており、アニメ映画としての面目は充分に保っていると思うが…物語の全体的なバランスは疑問に残る部分も。アニメでは多重構造というのもそんなに目新しいアイデアでもないし、普通に、東京オリンピックが開催される3年後の近未来を舞台に、女子高生がトラブルに巻き込まれ、PCやタブレットを駆使して対処していくようなサスペンスっぽい話でも良かったんじゃないかなって思うのはオイラだけか?神山監督って、アニメ演出家としては優秀なんだと思うけど、映画よりも…TVシリーズ向きなんじゃないかなって感じ。


監督:神山健治
出演:高畑充希 満島真之介 古田新太 釘宮理恵 高木渉 前野朋哉 清水理沙 高橋英樹 江口洋介


【主題歌が話題になってるらしい】
デイ・ドリーム・ビリーバー







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月22日

シン・ゴジラ Blu-ray 特別版3枚組の特典ディスクを鑑賞したよ!

テーマ:その他、雑文…
シン・ゴジラ Blu-ray 特別版3枚組の特典ディスクを鑑賞

一日早くフラゲして本編を鑑賞した「シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組」(劇場で見ているので再鑑賞)…早めに予約しておいてよかった、Amazonでは案の定、品切れ中(他のネットショップなんかでは普通に在庫はある)で、今現在3月26日入荷予定との表示だ。さて、昨日あたりは…オイラのチェックしている映画系ブログのブロガーさんや、映像業界系の人のブログでは、「シン・ゴジラ」の購入報告や鑑賞レビューなどが相次いでアップされていた。みんなお仲間だ、大抵は劇場で1回以上鑑賞済みの人ばかり…それでもやっぱりソフト買っちゃったんだよね。

オイラは表題通り…3枚組のBlu-ray特別版をチョイスしたので、本編ディスク(こちらにも特報、予告編映像が収録されている)のほかに、特典ディスクが2枚付く。公式サイトの情報によると…特典の総収録時間は332分とのこと。特典ディスク1には本編ディスクに入っていた予告・特報とは異なる様々なバージョンの宣伝映像“プロモーション映像集”と、舞台挨拶を中心とした“イベント記録映像集”を収録。もう1枚の特典ディスク2のほうは…各種メイキングと、NG、未使用のアウトテイク集、実制作前の簡易的な仮映像プリヴィズリール集などが収められている。

それこそ映画制作、映像制作に興味がある人などは、プリヴィズなんてもかなり面白く、ためになる資料だと思うけど、普通の人にはちょっとマニアックすぎかなと。簡単に言うと動いている画コンテみたいなものです。仮に作ったそういう映像を見て、本編撮影の構図やカメラワークをいろいろと試行錯誤すると。特典ディスク2はディスク1に比べるとちょっと全体的にマニアックな傾向が強い。オイラもさすがに全部見きれないのでプリヴィズ以外をかいつまんで鑑賞。ディスク2で一番おもしろかったのが“現場メイキング”で収録時間は約30分程度…。

本編では出番が少ない役者さんたちの…撮影時の様子なんかもしっかり描かれていて、消防士役の小出恵介が、実は地下鉄の職員も演じていた、最初は地下鉄職員だったのに、出番がカットされて本編にほとんど顔が映ってないから、もう一度、消防士という新しい役をもらったなんていうのを…このメイキングを見て初めて知った(映画本なんかもたくさん出ているので、オイラが知らないだけで、既出の情報なのかもしれないが)。ご本人も映画監督である、間邦夫役の塚本晋也さんが、自分視点のハンディカムを任されてるところなども、なるほどと納得。

他にも、劇中小道具の手描き文字を、塚本さんが自分で書いたりするんだけど…すかさず庵野総監督が、手直しを加えて、キャラクターに深みを出すという演出をするところなんかも、ファンは思わずニヤりです。エヴァンゲリオンの第1話で、シンジが持ってるミサトの写真に“シンジくん江(ハートマーク)”など文字がたくさん書き込まれているんだけど、あの手書き文字も、庵野さんが書き足したというのは有名な話。他の作品でも、よく同じようなことをしてるので、そういうところが、やっぱり庵野演出だと嬉しくなる。現場の一体感がよく伝わってくる特典だった。

各種アウトテイク集もなかなかおもしろく…同じシーンを何バージョン撮ってるんだよという、現場の拘りがひしひしと伝わってくる。ちなみに、その何度も同じシーンを見せられるのは、劇中人気キャラの1人である尾頭ヒロミ役の市川実日子と、別の作品の影響で最近やたら注目されている安田龍彦役の高橋一生。たぶん、劇中で、ほとんどの人が印象に残ったであろう、2人の活躍シーンが、しつこいくらいにアングルを変えて撮影されていた。実際の本編採用映像と比べるのも楽しいかも?この2人が特典映像で目立ってるって、東宝さんもよくわかってる(笑)

っていうか、庵野秀明は…絶対に石原さとみより、市川実日子を撮ることに拘っていると思う。確かに、庵野版「キューティーハニー」にもメインキャラの1人で出ていたし、気心が知れているというのもあるんだと思うけど、本編映像以外でも、やたらと市川実日子の、ちょっと不思議ちゃん入ったオフショットなんかを捉えていて、それがやたらとキュートなんだよね。特典ディスク1の“イベント記録映像集”にも市川実日子の魅力的な映像がいくつもあるので…ファンの人は本編以上に萌えること間違いないと思いますよ。ディスク1の感想はまたのちほど…。

アウトテイク、NGテイク集もかなり面白かった…特に大河内清次首相役の大杉漣以下、錚々たるメンバーがそろった会議室のシーン…で、ワンカットでカメラが動きながら、キャストがどんどんとセリフをスイッチしていくんだけど、必ず誰かがトチってしまうという、あの連続NG。でも、みんな怒れない…ベテランばかりだから(笑)次はいったい誰がトチるのか?本編以上に緊迫…実際の撮影現場の雰囲気とか、いったいどんなだったんだろうか?そして、前述のシーンとは別だけど、NGテイクのオオトリを飾るのは、いかつい顔して、本当はお茶目な國村隼だ!

だらだらと書きすぎたので…そろそろ特典ディスク1の感想を簡単に。“プロモーション映像集”は見てないんだけど、“イベント記録映像集”の方は一通り全部見終わった。その中でも、見ごたえ、聴きごたえがあったのは“初日舞台挨拶”“発生可能上映”“女性限定鑑賞会議”“全国一斉!発生可能上映”の4イベント。噂に聞いていた“発生可能上映”…見てるだけなら楽しそうだなって思うけど、あの中には入る勇気が、オイラにはない。本当にまぁ、キ○ガイの集団だよな。1回目の“発生可能上映”…島本和彦センセイが相変わらず熱かった!

そして、完成報告会見やレッドカーペットセレモニーでは決して見れなかった、庵野さんの心からの笑顔。映像特典の中で、一番、いい顔してたな…壇上で島本先生と対面してる時が(笑)あとさ、あの島本先生が登場した“発生可能上映”の最前列にいた人(客)が、出渕裕さんに似てるんだけど、オイラの気のせいか?今までも庵野さんと親交があるし、「シン・ゴジラ」でも特殊建機小隊エンブレムデザインとしてクレジットされてるので、あの場にいてもおかしくない。ただ、ネットなどでまったくそういう情報はないので、本当にオイラの勘違いかもしれません。

そして、2回目、3回目の“発生可能上映”である“女性限定鑑賞会議”“全国一斉!発生可能上映”には、出演者による舞台挨拶もあり、泉修一役の松尾諭、市川実日子などが登壇、“全国一斉!発生可能上映”の方のみ高橋一生も参加している(“女性限定鑑賞会議”の方には片桐はいり、“全国一斉!発生可能上映には庵野監督ともう1人サプライズな出演者が登場)。会場の変な熱気に感化されたのか、役になり切ったり、急に素になったりする俳優陣のギャップ…特に、ここでも市川実日子が超絶に可愛いすぎるのだ!特典ディスクもぜひ楽しみましょう!


【Blu-rayソフトの購入】
シン・ゴジラ Blu-ray 特別版 3枚組







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月21日

Blu‐ray Disc シン・ゴジラ 特別版3枚組(2017年3月22日発売)

テーマ:Blu-ray(再鑑賞)
シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組

遅ればせながら、「シン・ゴジラ」の日本アカデミー賞7冠おめでとうございます…俳優関連は最初から駄目だろうと思っていたけれども(個人的には尾頭役の市川実日子には獲ってほしかったけど)、予想通り、それ以外の技術系は軒並み最優秀賞をかっさらったよね。まぁ、あれで俳優も最優秀を獲っちゃったら、毎度のことながら“出来レース”を疑われちゃうので、ちょうどいいところだったのではないでしょうかね?そして、これまたやっぱり…授賞式は樋口監督にお任せで、庵野総監督は欠席でした(樋口さんがスピーチの時に、仕事だってフォローしてたね)。

そんな「シン・ゴジラ」のソフト発売日がいよいよ明日に迫りましたが…今回はわりと早い段階で予約をしていて、さらにAmazonのプライム会員特権であるお急ぎ便もチョイスしてあったので、無事に1日前にフラゲすることができました!ソフトの発売形態ですが…メディア別、通常版、特別版、さらには各ショップごとの特典が付いたものなど、劇中ゴジラの進化形態のごとく様々なバージョンが存在。もちろん商品によって金額なんかも異なってくるので…オイラは無難に、特典ディスク以外余計なオマケが付かない「Blu-ray 特別版 3枚組」をチョイスしました。

東京湾アクアトンネル内で浸水事故が発生…報せを受けた矢口蘭堂内閣官房副長官は、首相官邸・地下危機管理センターで情報収集に奔走する。その後、総理大臣ら閣僚が集まり対策の協議が始まり、原因について様々な意見が交わされる。その場で矢口は巨大生物の可能性も示唆するのだが…閣僚たちには一蹴されてしまった。その直後…海面から巨大な尻尾が出現したのを映像で目の当たりにした閣僚たちは、巨大生物生存を認識。政府は対処方法を検討しはじめ、総理が国民に向かって怪物上陸の可能性を否定する会見を開くのだが…。

というわけで…上記のあらすじは、昨年の劇場公開初日に鑑賞した後、自分で書いたレビューからそのまま転載しております。あれからもう8ヶ月ですか…夏休みに公開だったから、てっきり年末にはブルーレイが出るかな?って思ってたけど、予想外のヒット、ロングラン(「君の名は。」に比べればまだまだだけど)でしたからね。リピーターが多かったのも話題で、オイラももう1回くらい劇場で見たかったんだけど…金銭的な余裕とか、体調不良なんかも重なって、結局は、初日鑑賞1回のみで終わってしまった。IMAX版ではちょっと見てみたかったよね…。

さて、久しぶりの再鑑賞…やっぱり自宅で見ると、劇場よりも短く感じたな。あっという間だった。二度目でも、最初のつかみからグイグイと惹きこまれ、気づいたらヤシオリ作戦始まってた(笑)今回は…せっかくなんでセリフ字幕を表示して鑑賞…見逃していた細かい言葉などを補完しつつ、いや、字で追っても…理解できないところがいっぱいある(笑)ただ、セリフが理解できなくても、映画のストーリーにまったく影響がでないというのはやっぱり凄いな。ってか、他の文字情報と重なって…耳で聴く以上に忙しい。「シン・ゴジラ」はやっぱりハートで感じる映画だ。

あの人がモデルになっているといわれている余貴美子扮する花森防衛大臣を見て、今だと、現リアル防衛大臣のダメダメっぷりが余計に際立つな(笑)大杉漣さんも放送中のドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」で“総理大臣やったけどゴジラに殺された”とネタにしてたけど…森友学園問題にゴジラ級の破壊力があって、内閣総辞職とかになったら、ちょっと面白いよね。「シン・ゴジラ」が安倍内閣の行く末を予見してたみたいな(劇中ではゴジラにやられて、総理を含む主要な閣僚が安否不明になる!)。

そういう見方をしても、なんだか楽しいですよ「シン・ゴジラ」って話です、ハイ。政治家やお役人が、「シン・ゴジラ」で後半まで生き残った人たちみたいに立派な人ばかりだったら、ちょっとは日本も住みやすい国になりそうですけどね…。劇場鑑賞時にも気になった、ゴジラの鎌倉上陸シーンで、逃げ惑う人の中に“鳩サブレー”の紙袋を持った人がいたという点についてだが…ブルーレイの高画質で、スロー再生するとさらによくわかります。って、学生服姿の兄ちゃんと眼鏡のオバチャン、2人も同じ袋を持ってる人がいた!やっぱり“鳩サブレー”強しだな。

最新の特撮映画なのに…監督の拘りで、音声が昔のステレオ上映っぽくなってる。一部のAVファンなんかからは落胆の声も漏れ聞こえ、雑誌に掲載された評論で、押井守もその部分には苦言を呈している。そして、発売されたBlu-rayなどの音声も、やっぱり5.1ch化はされておらず、dts-HD Master Audio 3.1chまたは2ch音声の二択のみとなっていた。オイラは3.1chで再生、視聴してみたが…3.1chでも、要所要所ではそれなりにサラウンド感は得られ、特にゴジラの咆哮や劇伴BGMの数々は低音がしっかりと響き、迫力は充分あると思ったけどね。

咆哮といえば…ヤシオリ作戦の後、エンディングロールの前か後あたりに、お約束のように“ゴジラの声(復活の予兆)を入れても良かったんじゃないかな?”って最初は思ったんですけど…改めて見直すと、庵野さんの“安易に続編は作らない”という逆の意味が込められているようにも受け止められ(ほら、庵野さんはエヴァの呪縛から逃れるために、「シン・ゴジラ」への参加を決意したわけだし…同じような過ちを犯したくないんじゃないか?)、これはこれで納得した。「ゴジラ」の新作はOKだけど、この「シン・ゴジラ」の世界観では続編は見たくないかな?


総監督:庵野秀明 監督:樋口真嗣
出演:長谷川博己 竹野内豊 石原さとみ 高良健吾 大杉漣 柄本明 國村準 余貴美子 市川実日子 


【Blu-rayソフトの購入】
シン・ゴジラ Blu-ray 特別版 3枚組







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月20日

エクス・マキナ(2015年)

テーマ:洋画
エクス・マキナ

今日もAmazonのプライム・ビデオで1本…昨日は40年前の東映特撮なんぞ鑑賞したのだが、今回はわりと新しい洋画。劇場公開前から、日本語入りの海外盤Blu-rayなんかも出回っていて気になっていた「エクス・マキナ」…結局、海外盤も買わず、劇場にも見に行かず、その後の日本盤ソフトも買ったり、借りたりしなかった。2、3週間前からAmazonのバーゲンコーナーで、去年の11月に出たセルソフトが55%引きで売られていて、今度こそと思ったが…バーゲン対象ソフトって、その後すぐにプライムの無料対象にもなるんだよなって思ってたら、案の定だった。

検索エンジンの最大大手“ブルーブックス”で働くプログラマーのケイレブに当選の連絡が!それは、めったに姿を現さない社長のネイサンと面会できるという権利だった。ネイサンの別荘に1週間滞在することになったケイレブは…迎えのヘリコプターに乗り現地へ向かう。人里離れた広大な土地に立つ別荘で、ネイサンに出迎えられたケイレヴだったが、そこで滞在の真の目的を告げられる。実は研究施設だった別荘…ネイサンは人工知能の開発を行っており、ケイレヴはAIが搭載された女性型ロボット“エヴァ”のテストに協力させられることに!

メインの登場人物も少なく、ほとんど別荘という建前の研究施設内で繰り広げられる会話劇中心なのだが、“アカデミー賞視覚効果賞受賞”は伊達じゃなかった、女性型ロボット(アンドロイド)エヴァの、機械むき出しの透明ボディの妙な美しさ、艶めかしさに目を見張る。寺沢武一の「コブラ」に出てきたクリスタル・ボーイみたいに、全身が見えちゃうわけではなく、腕や脚、お腹など部分部分がそういう仕様になってるあたりがチラリズムにも似た、フェティッシュなエロスに通じるというかなんというか。あの見た目にエロスを感じるってけっこう重要な部分だと思う。

他にも研究施設内のちょっとした機械的なビジュアル、小道具に…SF映画ならではの美しさを感じる。その一方で、要所要所で挿入される大自然の美しさがやたらと印象的。登場人物が重要な会話をする時に…わざわざ巨大な滝(金持ちの社長の別荘・研究所が建っている敷地内にある)をバックにするなど…そういった対比が非常に面白かった。さらには…女性というものの美しさも堪能できてしまう展開が待っている。いやいや、美しさを通り越して…実は女の怖さを描いた作品なのかと。いつの間にか、ロボットたちを普通に“女性”として見てしまう。

最初は…結局「ブレードランナー」をやりたいだけじゃないのか?アクション要素がない「ブレードランナー」だなって思ってたんですけど、いやいや「ブレードランナー」にあったロマンチズムとはまったくの正反対だった。前述通り、色々な要素が美しく描かれ…エンディング間近、クライマックスもとっても綺麗な映像なんだけど、気分的には悪女が主人公の完全犯罪サスペンスを見たような感じに近い。オイラの脳内ミュージックは「SAW」シリーズで、ジグソウが勝ち誇って種明かしする時に流れるBGMだったもん(こんな感じのヤツ→PrimeMusicで聴く)。


監督:アレックス・ガーランド
出演:ドーナル・グリーソン アリシア・ヴィカンダー オスカー・アイザック ソノヤ・ミズノ


【プライム会員なら無料です!】
プライムビデオ エクス・マキナ







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月19日

恐竜・怪鳥の伝説(1977年)

テーマ:邦画
恐竜・怪鳥の伝説

先日、渡瀬恒彦の訃報が飛び込んできた…最近はどんどん昭和のスターが亡くなって、寂しい限りである。訃報以降、連日のように地上波、BSで追悼ドラマが放送されている…2時間ドラマにいっぱい出てたもんね。オイラ的にはテレ朝のSPシリーズがお気に入りで、放送のたびにブログでもレビューを書いていた。今も、テレ朝で「タクシードライバーの推理日誌」をやってるけど…このシリーズはそんなに見てなかったのでパス。ということで、オイラはAmazonのプライムビデオを使って渡瀬恒彦の追悼を!「恐竜・怪鳥の伝説」という映画を鑑賞したよ。

富士の樹海で若い女性が発見され…息を引き取る前に“大きな石の卵、氷の壁”という意味不明なうわごとを発していたという。そのニュースは瞬く間に広がり、耳にしたユニバーサルストーン社の嘱託・芦沢節は、自分の目で真実を確かめようと、さっそく富士へと向かう。芦沢は生物学者だった亡き父親の影響で、恐竜の生存を信じていたのだ。同じ頃、女性カメラマンの小佐野亜希子は、助手の園田淳子を伴い、西湖に撮影にやって来ていた。実は、芦沢と亜希子は恋人同士で…偶然に再会を果たす。その後、二人の周囲で不審な事件が相次ぎ…。

今回が初見です…冨士に恐竜が出現するという、いわゆるモンスターパニック映画。今になって、タイトルだけ見ちゃうと…“とんでも臭”がするんだけれども、これが意外と面白い。まず、やっぱりクールな渡瀬恒彦の主人公のおかげで、前半はわりとハードボイルドタッチな雰囲気を醸し出している。たまたま訳ありのカノジョと再会するくだりなんかもいいですよね…渡瀬恒彦がそのカノジョと出会った時の事を思い出して語るんだけど、場所が“レマン湖”だという。なぜ“レマン湖”…そのフレーズだけで、想像力逞しい当時の若者は大興奮したんじゃないかと。

Wikipediaなんかにも記述があるんだけど、時代的に「ジョーズ」の影響が大きいそうだ…それこそその後の「ピラニア」だったり「エイリアン」のような要素も入ってるんじゃないかって思ったりしたんだけど、製作年で比べると、本作の方が先発だったようだ。まぁ、当時は国内外で「ジョーズ」的なもの、その類のホラーが大流行していたのだろうと。だからね、意外とエログロも満載…意外な登場人物が“謎のモンスター”にガブリと食いちぎられるところなど、悪趣味で、けっこう雰囲気がある。ヒロインの女優さんなんかは何度、死体を見つけて絶叫したことか(笑)

怪鳥ランフォリンクスが逃げ惑う人々を襲う後半の特撮シーンなどは、平成ガメラのギャオスを彷彿とさせる、これまたなかなかの残虐っぷりで、見応えがあった。そしてもう一つのモンスター、恐竜プレシオサウルスとの対決なども、それこそ「ジュラシックパーク」や先日試写会で鑑賞してきた「キングコング: 髑髏島の巨神」のようなモンスターバトルの醍醐味がしっかりと味わえた。ただ、ストーリーはいったいどこへゆくのやら?冨士周辺が凄いことになってるのに、恐竜の存在を目の当たりにして、1人で納得する渡瀬恒彦、それが一番大事な事だったのか?

恐竜も存在、冨士山も爆発、溶岩ドロドロ…いつの間にやら“死んでも手を離さないぜ”という、ヒロインとのラブストーリーにすり替わって映画は終了(しかも、場違いなテーマ曲もバックに流れて)。“こんなところで唐突に終わるか!”っていう印象もあるけど…ある意味、そういうところが、アメリカ製のお気楽なモンスターパニックとは一線を画すかなとも。前半は渡瀬恒彦が渋くてカッコいいと思いながら見ていたが、やっぱりツッコミ映画になってしまったのだが…無料のプライムビデオというのもあり、そんなに残念感はない。最後に渡瀬恒彦の冥福を祈って…。


監督:倉田準二
出演:渡瀬恒彦 林彰太郎 沢野火子 清島智子 牧冬吉 中村錦司 滝沢聡 司裕介 奈辺悟


【プライム会員なら無料です!】
プライムビデオ 恐竜・怪鳥の伝説







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月18日

ハイヒールを履いた女(2012年)

テーマ:洋画
I, Anna

劇場未公開の作品をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミアで録画しておいた「ハイヒールを履いた女(原題:I, Anna)」を鑑賞。イギリスを中心とした3か国の合作で、2012年製作とちょっと古めの作品だが、公開中の「アサシン クリード」にも出演している大御所女優シャーロット・ランプリングと「ユージュアルサスペクツ」のガブリエル・バーンが共演しているなど、ひと昔前だったら充分に劇場公開もイケそうな、映画らしい重厚さは漂う。国内盤ソフトはまだ検索できなかったので、ジャケ画像とリンク先はAmazonで見つけたImport DVD。

結婚に失敗したアンナ・ウェルズは、娘のアドバイスもあり、熟年向けの独身お見合いパーティーに参加。そこで意気投合した男性ジョージと、彼の住む高層マンションへと向かうのだが…。一方、中年刑事のバーニー・リードは家族と別居しており、現在はホテル暮らし。その日も、早朝から事件の通報を受けて、現場のマンションへと急行する。現場検証を他の警察官に引き継ぎ、エレベーターに乗ったバーニー…そこで忘れ物をしたという女性と出会い、なんとなくその女性に魅かれていくのだが、彼女こそ被害者男性と一緒にいた人物だった!

ジジババ向けのお見合いパーティーでお持ち帰りされたシャーロット・ランプリング…その相手が、翌朝、死体になって発見される。事件の通報を受けてやって来た刑事ガブリエル・バーン…彼もまた家庭に問題があり、現在は別居中のうらぶれた中年オヤジで、なんとなく事件現場付近で遭遇したシャーロット・ランプリングを気にしだす。最初は、“刑事の勘”でピーンときて、容疑者として怪しみだしたのか、それとも単なるスケベ心かわからなかったんだけど、どうやら後者…職権濫用で一目ぼれした女の情報を調べ上げて、お近づきになろうとすると。

ぶっちゃけ、単なるストーカーじゃねーか…日本でもこういう事件が発覚して、いい歳こいたベテランの警官が、依願退職したり、懲戒免職したりって話がよくあるじゃねーかと。それで終わったら映画にならない…だから、惚れた女が殺人容疑者だったという、もう一つの大きな要素があるわけだ。明らかにオバチャンの容疑は“クロ”っぽいけれども…一応、サスペンスなんで、他にも容疑者らしき人物が!被害者の息子だったり、謎の黒人(後に、被害者の息子と関わっていることが判明)がなんとなく怪しい動きをして、いったい誰が犯人なのかなって…?

全体的に地味な印象だけど、そこはシャーロット・ランプリングとガブリエル・バーンの年季の入った演技力で、ジジ、ババのラブストーリーとしても充分に楽しめてしまうのはさすが。お互いに不器用で、プラトニックなまんまなんだけど…そこは直ぐにヤっちゃうアメリカ映画とは違う、上品な意味でのアダルトさだろう。ただ、シャーロット・ランプリングが“おしゃぶり”するようなシーンもあったり。WOWOW情報によると、監督はランプリングの実息だそうで、母親が男に“おしゃぶりを強要”されるシーンをどんな気持ちで演出したのだろうと、変なところが気になる。


監督:バーナビー・サウスコム
出演:シャーロット・ランプリング ガブリエル・バーン エディ・マーサン ラルフ・ブラウン ヘイリー・アトウェル


【Amazonで見つけた海外盤DVD】
DVD I, Anna ※日本語なし リージョン等注意







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。