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2017年07月14日

機動戦士ガンダム サンダーボルト 第8話(2017年)

テーマ:アニメ(TV・OVA)/特撮
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第8話(セル版)

いよいよセカンドシーズンも大詰め、前話の配信より1か月以上のブランクが空いてしまったが、本日7月14の正午より「機動戦士ガンダム サンダーボルト 第8話」の配信が各動画サイトでスタート…オイラも第1話から利用し続けているAmazonビデオでセル版を購入、視聴した。なお、前回…“機動戦士ガンダム サンダーボルト 第7話”のレビューを投稿した翌日、アメブロ側から“ジャンルに合わないと判断され、ランキング非掲載”との通知が届いたんだよね…そんなわけで、本レビューの最後で、“お薦めガンダム映画”もご紹介してます、よかったら読んでね♪

新たな作戦任務のためインド洋に向かっていた強襲揚陸艦スパルタンだったが、連邦軍内の軍閥“南洋同盟”の守備隊に行く手を阻まれてしまうのだが…なんと相手の指揮官は、イオ・フレミングがかくて乗船していた空母ビーハイヴの艦長代理であり、イオの幼馴染でもあり、死んだと思われていたクローディア・ペールだった!イオは戸惑いながら、クローディアに真実を問いただそうと出撃する。一方、ダリル・ローレンツ率いるアッガイ小隊は工作員と接触するため密林に潜入するが…“南洋同盟”に発見されてしまい、激しい攻撃を受けていた!

好評を博した“ファーストシーズン”に続き、“セカンドシーズン”が始まった本作…人気コミック「MOONLIGHT MILE」の太田垣康男が手掛ける同名のガンダムコミックをかなり忠実に映像化していて、“セカンドシーズン”は“ファーストガンダム”の最終決戦の地、一年戦争末期の“ア・バオア・クー”から始まり、一年戦争終結後の地球へと主舞台を移す。ちょうど原作コミックでいう4巻以降のお話。戦争は終わったんだけど、まだまだジオンの残党が動き回っていて、連邦も手を焼いている。そこに今度は“南洋同盟”という新たな敵が加わり、三つ巴の戦いに!

現在、原作コミックは9巻まで発刊中(10巻は8月発売、他に外伝が2冊出ている)…前回第7話を鑑賞した時点で、オイラはコミック7巻までしか読んでいなかったんだけど、もしそれ以降が“セカンドシーズン”で映像化されていたら、8話を見る時に比較できないなと…慌てて8巻を読むことに。近所のブックオフで売ってなかったので…たまたまポイントが貯まっていた某電子書籍サイトで電子書籍版を入手…また古本で見つけたら紙媒体を買い直すつもり。さすがに今までのペースだと9巻までは進まないだろうと思っていたけど、案の定…7巻の最後までだった。

原作は続いているので“セカンドシーズン”も物語自体は未完のまま終了…特にアナウンスはなかったけど、次回予告がなかったので、終了と考えて問題ないだろう。“ファーストシーズン”も全4回の配信だったので…映像の分量的にはほぼ同じ、そして今後は単独で配信されたものを一つに編集し直し、劇場公開を経て、ブルーレイ化という流れになるだろう。今回の“セカンドシーズン”、物語自体はかなり忠実なものの、原作コミックの時間軸をかなり大幅にアレンジしているなという印象を受けた。“ファーストシーズン”でもやってたけど、今回の方がより顕著。

それが鮮明に現れているのが…オイラが“セカンドシーズン”の1回目“第5話”を見た時から所望していたダリル率いるアッガイ小隊の活躍だ。第5話ではアッガイの出撃シーンのみ描かれており、原作コミックでは、巻を跨いではいたが、その直後に工作員と接触する密林でのミッション、“南洋同盟”との熾烈なMS戦が繰り広げられている。この一連のエピソードの中で、特にアッガイの水中戦がカッコよく印象的で、これがアニメで動いたらどれだけ迫力が増すだろうと楽しみにしていたんだけど…なかなか出てこない。話はコミック6巻、7巻の内容に入ってるのに。

まさかエピソード自体がオミット、割愛されてしまったのかと一時期はガックリしてしまったこともあったんだけど、ようやく前回のアニメ版第7話で…その直前の様子(原作コミックにはなかった)が描かれまして、いよいよ第8話でアッガイの水中戦が登場しました。しかも別の戦場では連邦軍も“南洋同盟”と空中戦を繰り広げているという、原作コミック7巻の見せ場と並行して描かれるという…“セカンドシーズン”のクライマックスの最大の見せ場として!待たされた甲斐があって、マジで感動した…“フリージーヤード”を使ったアレもちゃんと出てきます!

原作が続いている以上、水面下では“サードシーズン”の企画も動いているであろうと想像はできるけれども、やっぱり売れなきゃ、頓挫してしまう可能性だって無きにしも非ず。オマケ映像はあるものの正味20分程度の映像に…毎回864円つぎ込むのはかなり“キツイ”と思う…そのうち待ってれば“DVD、ブルーレイ化”もされるだろうし…キャンペーン等で無料配信されることもあるだろう(公式サイトで7月17日までファーストシーズンを無料配信中)…でも、今後の事を考えて、ファンだったらお金を出して見ましょうね。せめてレンタル版でもいいからさ(笑)


監督:松尾衡
出演:中村悠一 木村良平 行成とあ 古川由利奈 逢坂良太 平川大輔 小山剛志 杉田智和


【Amazonビデオで視聴】
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第8話




★ガンダム映画といえば…この2本がお薦め!(過去投稿から抜粋、一部修正)★




機動戦士ガンダム(1981年)→過去の感想はこちら(クリック)

宇宙世紀0079、スペースコロニー“サイド3”はジオン公国を名乗り、地球連邦に独立戦争を仕掛けてきた!その結果、人類の半数を死に至らしめ、両陣営は膠着状態に…。地球連邦軍は、ジオンの人型機動兵器・モビルスーツ“ザク”に対抗するため、新型モビルスーツ“ガンダム”の開発を進める。そのガンダムを受け取るため、宇宙戦艦ホワイトベースは、“サイド7”に向かうのだが、ジオン軍のシャア・アズナブル少佐に情報を察知されてしまう。戦渦に巻き込まれたサイド7で、たまたまガンダムに乗り込んだアムロ・レイがコロニー内でザクと対峙する!

実はね、3部作の中で…意外と1作目も好きなのよ(結局、全部好き)。子供の時は、それこそ一番嫌いだったのが、この映画で(2014年5月28日発売の劇場版Bl-ray収録のコメンタリーで福井晴敏も1作目は退屈だと語っていた)、最初に通常の単品LDを買った時も…実は「哀戦士」と「めぐりあい宇宙」しか買わなかったんだよ。でもね、少し大人になってから…CAV収録、ニューマスター版のマスターグレードBOXっていう商品がリリースされて、あらためて劇場版1作目をじっくり見たんだけれども、総集編としてのまとまりの良さに、凄く関心したりもした。

あまり多くはない新作画なんかも、かえって印象に残ったりしたんだよね。TVだとガンペリーからパーツを落として、ガンダムの空中換装なんかが描かれていたわけだけど、それが地味なコアファイターの活躍に変更されている。もちろんTVシリーズの時には、スポンサーのおもちゃメーカーの意向なんかもあって、無理やり、ああいうシーンを挿入したわけで、前にNHKのガンダム特集に富野さんと安彦さんが一緒に出演した際に…安彦さんが「再会、母よ…」は名エピソードだけど、「本来はあんなシーン要らない」って仰ってたのをはっきりと覚えている。

そう、そのコアファイターのシーンが、繰り返し見ているうちに大好きになっちゃって…自分の中で1作目の評価があがったりしたんだよ。ただ…いくら配給が松竹だからって、アムロのお母ちゃんが、倍賞千恵子(男はつらいよのさくらさん)っていうのがアレだよね。5.1ch版の改悪以上に、オイラはダメだと思う。寅さん出てる時のさくらさんは大好きなんだけど、アニメのアフレコには向いていなかった。逆に、5.1ch版ではアムロのお母ちゃんが、「銀河鉄道999」のメーテル、池田昌子になっていて…その変更部分は、個人的に気に入っていたりもするんだけど。




∀ガンダム(ターンAガンダム)Ⅱ 月光蝶(2002年)→過去の感想はこちら(クリック)

ロランたちは、マウンテンサイクルから発掘した宇宙船ウィルゲムに乗り、宇宙へ旅立つ…ディアナの暗殺計画など、裏で戦争の火種を画策する首謀者を見つけるために。途中、離れ離れになってしまったディアナからの救難信号をキャッチしたロランはターンAで廃棄されたアステロイド・コロニー“ミスルトゥ”を目指す。一方、月では政治家アグリッパ・メンテナーと軍人ギム・ギンガナムが手を結んでディアナから権力を奪おうとしていた。そこに、ディアナに仕立てたキエルを連れて親衛隊のハリーが現われ…。

いよいよ宇宙へ…これまたTVシリーズを見ていると、宇宙にやってきた段取りや経緯がバッサリとカットされているのでちょっと驚く演出である。第1部である地球光で、宇宙船の発掘を行っていたわけですから、こういう展開になるのはもちろん自然な流れではあるんだけれどもね。ハリーがロランたちと同じ宇宙船に乗ってるとか、ディアナとキエルの入れ替わりなども、慣れていないとちょっとまごつくかもしれないなぁ~。まさか、このパート2を独立して見る人は少ないと思うので、1を見ていれば想像で充分補える範疇ではあるんだけどね。

最初の見せ場は、やはり核がらみ…1作目で残った核弾頭の処理を頼まれたロランが、この核を人助けに使うあたりはなかなか感動的である。そして、中盤以降でひも解かれる黒歴史の秘密がやはり圧巻。なんで、ザクやギャロップ、カプル(カプール)がこの世界に出てきたかという理由づけをしっかりと説明してくれる。それまで、ガンダムWやGガンダムを嫌悪していたトミノ御大が、ターンA製作前に語っていた“すべてのガンダムの肯定”というメッセージを驚きの手法で実現してくれた。その件をTV版で見た時は、かなりの衝撃で興奮しまくった。

後半は、裏切り、裏切られ、複数の組織が入り乱れてという、まさにガンダム的、トミノ的な最終決戦へとなだれ込み…ラスボスのポジションにおさまった傍若無人なギム・ギンガナムをみんなでやっつけるぜという展開。ギンガナム役を熱演する子安武人の迫真の演技が凄まじく(ただ、TVシリーズであった「シャイニングフィンガー」という絶叫がカットされてしまったのは残念)、ロラン役の朴ろ美ねーさんとの掛け合いは鳥肌ものだ。1に出てきたコレン軍曹の復活、見せ場もめちゃくちゃ男気を感じ、感動する、ターンA屈指の熱いシーンになっている!

作画はTVシリーズの流用そのままであるが(最終回だけあり完成度は高かった)、名曲“月の繭”にのせて丁寧に紡がれる物語のエピローグは…何度見ても目頭が熱くなる。登場人物たちのその後を、一気に見せていくんだけれども、その情報量の多さに驚く。セリフは極力省かれているのだが、このターンAという作品を自分のイマジネーションで補完させるために必要不可欠である。特にTVアニメのラストって、変なわだかまりが残る事って少なからずあると思うんだけど、物語が終わったぜって気分にさせてくれる綺麗なラストって、本当にめずらしいかなと。 

もちろん、この劇場版でもそういう爽快さが充分に味わえ、菅野よう子の名曲メドレーで締めくくるエンドクレジットで、なんともいえない余韻に浸れる。大幅にカットされているので、的確に作品世界を知るにはやはりTVシリーズの鑑賞も重要・必須だと思うんだけど、映画1本あたり2時間を超える時間の長さを、あまり感じさせない、総集編映画、つぎはぎ映画ならではのテンポというのはやはり魅力的かと。ファーストガンダムから“総集編”で“映画”にすることを拘り続けている富野由悠季の真髄を再確認できるフィルムである…と、オイラは思うんだが…。








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2017年07月13日

君の膵臓をたべたい(2017年)

テーマ:17年07月の劇場鑑賞映画
君の膵臓をたべたい

【鑑賞日:2017年7月13日】

話題のベストセラー小説を映像化した“キミスイ”こと「君の膵臓をたべたい」の試写会に当選…イオンシネマ茅ヶ崎まで出かける。原作を読んでないと…このタイトルに“ホラー映画なん?”ってイメージを抱いてしまうんですけど、そういう系統の作品ではないらしい。ああ、あれだ…昔、クドカンたちが唄ってた曲、ってそれは“君にジュースを買ってあげる”じゃないか、しかも“君”しかあってないし。うーん、原作に興味がないと、1人で“ボケツッコミ”するくらいしかないよ…土用の丑の日も近いし、なんだかウナギが食べたくなった…って、ハイハイ“肝吸い”ね。

自分の母校で教鞭を執っている高校教師の【僕】は…取り壊しの決まった図書館の蔵書整理を担当させられることに。実は高校時代に図書委員だった【僕】が、整理を完璧にこなしていて、今でも語り草になっているほどなのだが…その陰には、もう1人、【僕】のクラスメイトである女生徒の存在があった。【僕】は本を手に取りながら12年前の事を思い出し始める…。それはクラスメイトの山内桜良が綴っていた闘病日記“共病文庫”を偶然、目にしてしまったのが始まりだった。秘密を共有してしまったことから…彼女との仲が急接近、一緒に過ごすようになり…。

作品全体のイメージだけど…ジブリアニメの「海がきこえる」+一昔前に流行ったケータイ小説の難病ものって感じでしょうかね?ボケっとしている主人公が、活発な女の子に振り回され…友達以上、恋人未満な曖昧でプラトニックな関係が続き、周囲から“アイツらできてるんじゃね?”って勘繰られてしまうラブコメ要素。そこに鉄板の“難病ネタ”をぶち込む…活発な女の子はクラス一の人気者なんだけど、自分の余命が迫ってるということは秘密にしていた、たった1人の例外を除いて…それが、全然釣り合いが取れない、根暗な本オタクの主人公だったと。

いくら死期が迫っているからとはいえ、あんだけ可愛い女の子が、あからさまに、グイグイと攻めてくるんだから…押し倒す度胸があるくらいの方が、健全な高校男児ってもんだろうって、オジサン的には何度も、何度も歯がゆくなる…だって、一緒にホテルに泊まってるんだぜ。女の子が“夜は長い…”なんて思わせぶりなセリフも言うのに…でも何もしない。ホント、いつのラブコメ漫画なんだよって感じの、時代遅れ感ありありな物語なんですけど、遂に“お前もちゃんと男だったか”って見直す行動に出る瞬間が後半にあり、ちょっとだけモヤモヤがとれた。

それ以外は、死を宣告されている少女の話だからと言って…簡単に“死ぬ・死ぬ”を連呼するセリフが多いのはいかがなものか、ちょっと軽すぎるよね。一見、博識に見える本オタクの主人公(【僕】)も…所詮は高校生、“私は死ぬんだ”とあっけらかんに話す女の子の言葉に、気遣ってるのを悟られないように、さりげなく否定的な意見を言ったりしてるんだけど…よく聴くと、けっこうズケズケとデリカシーのないことを言い返してる場面も…見ていて浅はかなガキだと思っちゃう。だからね、所詮は“奇麗ごと”しか描いていない、表層的な作品なんだろうなって。

前半の“アレ”はやっぱり伏線だったんですね…まさかの“衝撃展開”で、女性客のすすり泣きが、あちらこちら聴こえ始めた場面で…思わずオイラは“爆笑”したくなってしまった。作品の構成上…大人になった主人公が、自分の学校の生徒に…思い出話を語ってるって設定なわけですけど、ただでさえオッサンが感傷的に語る、辛気臭いプラトニックラブなんか聴かされる生徒もたまらないなと思ってたところへ、最後の最後に“あんな爆弾落として”…生徒ドン引きやんけ。生徒にそんなカミングアウトせんでよかったんちゃう?って…自分の胸にしまっとけ。

難病もののラブストーリーというと、最近だとアメリカ映画の「きっと、星のせいじゃない。」が自分は印象に残っていて、奇麗ごとだけじゃない、病気と闘ってる女の子のリアルさが伝わってきた。あの映画と比べちゃうと…ヒロインがあまり病人に見えなかったけど(もしかして、それもアレのための伏線の一つか?)…演じている女の子は、確かに可愛かったから許す(笑)ただし、主人公がわがままに振り回されているのを見てると…実際の彼女にはしたくないと思いましたね。病人でも、あそこまでやったら、単なる我がままで、嫌な女だよねって感じ。

病人に見えないって部分を抜かせば…ヒロインの女の子はけっこう魅力的に描かれていて、演技自体は悪くないと思った。対する若い頃の【僕】の方は…セリフも棒読みっぽいところがあってだいぶ拙い。つーか映画の公式サイトを見ても役名が【僕】としか書いてないんだけど…劇中、小栗旬演じる大人【僕】が教師仲間から名前を呼ばれていたような気がするんだよな…なんて呼ばれたか忘れちゃったけど。あそこまで【僕】に拘る意味もちょっとわからない…役名書けよ。演じてるにーちゃん、ちょっと東出昌大に似てない?演技が拙いところも…(笑)

だから小栗旬の演じた大人【僕】…東出昌大でも良かったよね(小栗の方が演技はうまいけど)。若い女性なんかからは支持されそうな作品だよね…40過ぎのオジサン的にはこんなもんかなって感じ。よくある気取った邦画だった。最初の方で…“盲腸で入院してた”と語る【僕】に対し…“じゃあ、今、ツルツルなの?”くらいのお約束ギャグ(っていうか下ネタ)を入れて見ろって感じ。あの女の子(桜良)だったら…それくらいの知識は既にありそうだよな(笑)まして、本人も病人なわけだし。お金を出してまで見たい作品ではないね…試写会が当たって良かった。


監督:月川翔
出演:浜辺美波 北村匠海 大友花恋 矢本悠馬 桜田通 森下大地 上地雄輔 北川景子 小栗旬


【原作小説はこちら】
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)







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2017年07月13日

ブラッド・ブラザーズ(2015年)

テーマ:洋画
Fratelli di Sangue (Blood Brothers)

楽天SHOWTIMEあらため、Rakuten TVの“無料シネマシアター”、先着50名のオンライン試写会にて「ブラッド・ブラザーズ(原題:Fratelli di Sangue/英題:Blood Brothers)」を鑑賞…2組の対立する犯罪組織に、警察が加わって三つ巴の争いに発展、さらには主人公たちにまつわる劇的なドラマも盛り込んだ、イタリア映画。オンライン上映専門のDIGITALSCREENで公開後、現在はYouTubeなどでも配信されている作品。本国ではDVD化されてるが、さすがに日本のAmazonでは発見できず。画像とリンクは便宜上、イギリスAmazonで見つけた配信版を利用。

女刑事テレーザはドン・フェルディナンドが牛耳る麻薬組織を摘発するため、捜査を続けているが、なかなか証拠が見つからない。一方、かつてカメレオンという通り名で恐れられていたアントニオが出所。本人は更生して、堅気になるつもりだったのだが…さっそく昔の仲間が会いに来て、一緒に仕事をしようと誘ってくる。一度は申し出を断るアントニオ…実は家族を殺された過去があり、その犯人をなんとか見つけたいと思っていた。仲間は、対立しているフェルディナンドを葬りさり、自分たちが天下をとれば、犯人の情報が入ってくるともう一度誘ってきて…。

女刑事と、ムショ帰りのオッサン…双方が独自に新興の麻薬組織を潰そうと躍起になっている。まずは女刑事の方…そこそこ巨乳で、同僚の制服警官と交際中(って、どうでもいい情報だな)。なんだけど、捜査はなかなかうまくいかず暗礁に乗り上げている。しかし、捜査の手が迫っていると思った犯罪組織は…この女刑事、そして女刑事の父親である元刑事の抹殺を企む。親子二代で自分たちを追いかけてくるので、マジうざいって思ってたのだ…で、まずは父親が殺されてしまう!これで追及の手を休めるかと思いきや、ますますやる気を出す女刑事。

一方のムショ帰りのオッサン…堅気になるつもりだったんだけど、昔の仲間にライバル組織をぶっ潰すのを手伝ってくれって頼まれて、一度は申し出を固辞するんだけど、結局…前科持ちの元犯罪者に働き口なんかなくて、期間限定の復活を決める!今度こそ本当に最後だ…そしてライバル組織をぶっ潰す方法として、相手がため込んでる“現金”をごっそり盗んで打撃を与えてやろうじゃないかという作戦。そこで…ハッカーとか、女詐欺師とか、金庫破りとか、昔のツテを頼って仲間を集める…って、なんか「オーシャンズ11」みたいになってきたぞ、おい(笑)

元々はかなり武闘派だったので…色々と緻密な作戦を立てても、いざ実行すると、かなり荒っぽいところもある。敵対組織の手下とかは容赦なくブチ殺しちゃうし。そのせいで…女刑事にも存在を気づかれてしまう。どうやら犯罪組織が争ってるらしいぞ、そこが事件解決の突破口になるんじゃないかと。警察に追われ、ライバルに部下も殺された麻薬組織のボスは…邪魔な女刑事の抹殺計画を再開…それをムショ帰りのオッサンの仲間が察知。実は、ここでオッサンや女刑事にまつわる“因縁めいた過去”も判明、オッサンは女刑事の守護天使を買って出る。

いよいよ最終決戦の開幕…オッサンの仲間は…刑事を助けてどうするよって気持ちでいっぱいだが、そこは悪党同士の絆なんかもありまして…。決してつまらない話ではなく、犯罪ものが好きな人だったら楽しめるレベルだと思うんだけど、役者が地味なのと、素人レベルの演出、編集がなんだか気になってしょうがない。そっくりそのまま舞台を日本に置き換えて、Vシネのスタッフやキャストで撮ったら、もうちょっと“外連味”のある作品になるのではないかと想像してしまう。あのムショ帰りのオッサンなんて、小沢アニキあたりが演じたら似合いそうだな(笑)


監督:フランチェスコ・リッツィ
出演:カリン・カプアーノ フランセスコ・リッツィ シャーロッタ・モレル エンゾ・カサーターノ


【英Amazonで見つけた配信版です】
Fratelli di Sangue (Blood Brothers)




まだ間に合うかも? Rakuten TV 試写会はこちら https://tv.rakuten.co.jp/content/224032/




YouTubeでも配信してます!









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2017年07月12日

疾風スプリンター(2015年)

テーマ:アジア映画
疾風スプリンター

まごまごしているとまた解約し忘れるので、ポイントをどんどん消化中のmusic.jpで、今月の新作「疾風スプリンター」を鑑賞…傷みが伝わってくるようなドンパチアクションや、犯罪サスペンスが得意なダンテ・ラム監督だが、総合格闘技の世界を描いた「激戦 ハート・オブ・ファイト」なんてスポーツものも撮ったりしている。本作もどちらかというと後者よりの作品で…今回はロードレース=自転車競技を題材に、熾烈で過酷な戦いの世界を描いている。主人公などメインの登場人物が不幸のどん底に陥るのもダンテ・ラム作品の特徴なんだけど、果たして…。

“チーム・レディエント”のエース、チョン・ジウォンのアシスト役として、チウ・ミンとティエンが加入。性格も能力も正反対の2人だったが…切磋琢磨しながらアシストの力を発揮、チームに貢献する。チウは勝敗に執着するタイプであり、いつしかチョンに並ぶエースとしての才能を開花させていく。一方のティエンはあまり目立つタイプではなく、アシストとしての信頼は厚いが、エースになれるかは微妙であった。そんな2人が同時に女性選手シーヤオに恋をしてしまう。さらに“チーム・レディエント”が経営難に陥り、選手はそれぞれ別のチームに移ることになり…。

いかにもお調子者、独りよがりな感じのにーちゃんと、地味で堅物なにーちゃんの2人が新人選手として…エースのアシスト役としてチームに加わる。お互いにライバル視しあうんだけど、それがいい具合にチームの刺激になり、エースの勝利にも貢献。2人の実力もメキメキと上がっていく。そして恋愛面でも2人はライバル関係に…やっぱり自転車競技の選手をしているショートカットが似合うかわいこちゃん(髪型とクリっとした眼のせいか…日本の女優、波瑠に似ている)をめぐって三角関係!そして意外にも、お調子者がねーちゃんのハートを射止める。

ヒロインのこのおねーちゃんが、実は“病み上がり”でやたらとハァハァ言いながら自転車を漕いでるのがけっこう気になる…登場人物を貶めるのが好きなダンテ・ラムだけに、なんらかの伏線ではないかと…。それ以外は、それなりに順風満帆な選手生活を送っていたんだけど(レース中、物理的に痛いシーンは時々ある)…まず1つ目の災難が訪れる。個性の強い選手たちをアットホームな包容力でまとめてきた主人公チームが経営難で解散…それぞれ別のチームに移籍し、これからは本当に勝敗を競い合うライバルになる。環境が変わって実力を出せるのか?

まずは地味なにーちゃんが出遅れるんだけど…恋愛にも競り負け、やっぱり“押しが弱い”という印象が拭えない。お調子者の方は…強気な姿勢で、かつてチームメイトだったエースと互角の存在にまでなるんだけど、やっぱり、“性格が災いして”苦い挫折が待っていた。そうすると…恋の方にも影響が!今までお友達ポジションに甘んじていた地味な方が…ここぞとばかり口説きにかかったりするんだけども、コイツも結局は“詰めが甘くて”挫折の道が待っている。ついでにおねーちゃんには予想外な“痛い”災難が待っていて…みんなで仲良くどん底生活。

後半はこのどん底から這い上がる姿が劇的に描かれる…なんだかんだで、一番相性が良かったお調子者のにーちゃんと地味なにーちゃんが紆余曲折の果てにコンビ復活!再起をかけて…かつて自分たちが支えてきた、そして共に勝利を競い合ったあのエースとの勝負に挑む。それが…自然の猛威がもろに影響する超難関のコースであり、そう簡単には勝たせてくれない。主人公2人の関係性や成長ぶりを見ていると…自ずと最後の“アレ”は読めたかなって感じだけど、飽きずに鑑賞できた。エースのにーちゃんも“男気”があってなかなかいいヤツだった。

ロードレースを題材にした作品だと、過去にアニメ映画「茄子 アンダルシアの夏」、その続編「茄子 スーツケースの渡り鳥」、実写映画では「シャカリキ!」なんかを見ている。またミステリー風の内容だったけど近藤史恵の「サクリファイス」という小説を読んだことがある。それらのおかげで、ある程度はルールを理解してて、本作でもロードレース独特の駆け引きや選手たちの複雑な感情が伝わってきた。素人目には集団で自転車を漕いでる姿がコミカルに映ってしまう時もあるんだけど、頭も使うし、命懸けだし、仲間との信頼も大切…本当に大変なスポーツだ。


監督:ダンテ・ラム
出演:エディ・ポン チェ・シウォン ショーン・ドウ ワン・ルオダン カルロス・チャン オーヤン・ナナ


【DVDソフトの購入】
DVD 疾風スプリンター







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2017年07月12日

女は冷たい嘘をつく(2016年)

テーマ:アジア映画
女は冷たい嘘をつく

劇場未公開の作品をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミア…本来なら週に1本のはずなのに、なぜか先週は同じ日に2本連続放送されまして、両方とも韓国映画でした(先週はずっと韓国映画特集やってた)。1本前に鑑賞した「アンダードッグ 二人の男」は男性が主人公のアクションよりの話でしたが、今度は女性が主人公になるサスペンス「女は冷たい嘘をつく」。信用していたベビーシッターが突然、幼い子供を連れて行方不明になり、母親が必死になって行方を捜すと、意外な事実が次から次へと判明する…って感じのストーリー。

TV局で働くイ・ジソンはシングルマザーで、幼い娘ダウンの養育権を医師である元夫と争っている最中。なんとか仕事と子育てを両立しているところを証明しなくれはならないので、ベビーシッターも雇っていた。そんなある日、シッターのハンメがダウンを連れたまま出かけて、家に戻ってこないことに気づく。当初、元夫の母親が嫌がらせのために画策したのではないかと疑い、警察に届け出ることも躊躇してしまうのだが、そうでないことが判明。逆に…ダウンを渡したくないジソン側の自作自演ではないかと疑われ、警察からも追いかけられてしまうのだが…。

“忙しさ”を理由に…言葉が通じない如何わしい中国人のシッターなんか雇ってる方がいけないんじゃないかって思うし、最初の段階で“養育権争いで自分が不利になる”と思い、警察への届け出を躊躇したのも、余計に話がこじれた原因なんじゃないか?それにしても主人公は、よっぽど人を見る目がないよねって感じ…まずは“結婚”にも失敗してるわけだし、ベビーシッターも誘拐犯だった。さらには…雇っている弁護士がとにかく無能すぎ(笑)はなっから主人公の訴え(=娘が誘拐された)を信じてなくて、元旦那側の言いなりになってる印象を受ける。

っていうか、旦那というよりも…旦那の母親だよね。離婚してるから義母とは言わないだろうけど…誘拐された娘の祖母ちゃんが、かなり強烈な人物で、余計に話をややこしくする。警察で涙ながらに娘の救出を訴える主人公に…“この女の狂言よ!”と物凄い形相でつかみかかってくる祖母ちゃん。無事に子供が帰ってきても、あの祖母ちゃんが絶対に障害になる…“誘拐騒動”を理由に、絶対に養育権争いはうまくいかないと思う。万が一…最悪な結果なんかになっちゃったら、誘拐犯以上に、あの祖母ちゃんから主人公は詰られ続けるだろうなって思うし。

営利目的なのか、はたまた他人の子供に行き過ぎた愛情を注いでいるのか…それとももっと何か他の理由があるのか?当初は、“言葉の通じない中国人”という設定に加え、身分証もデタラメ、マンションの管理人等から聞かされる挙動不審な目撃談など…どんだけ“サイコな女”やねん、なんて思いながら見ていたんですけど…彼女の行方を追ううちに、どんどんとそういったイメージが覆されていき、それどころか“娘が誘拐されて可哀そう”だったはずの主人公との立場だって逆転してしまう。犯人が子供に見せる笑顔と壮絶人生のギャップが非常に切ない。

韓国映画だったらありえるかもしれないって想像していた、最悪な結末ではなかったものの…残酷な展開、重たい展開はそれなりに。だから、無事に事件が解決しても、養育権がね(笑)そこがどうなったか、明確な結果が…ちょっと知りたかったな。主人公の弁護士同様、事件に関わる警官たちも、なんだか頼りない、間抜け面が揃ってたけど…“誘拐事件”と認識してからは、それなりにしっかりと働いてた。取調室で容疑者(共犯者)を取り調べてる最中に、一般人の主人公が乱入して、泣き落としで供述につながるところは、早く連れ出せよと…思わずツッコミ。


監督:イ・オンヒ
出演:オム・ジウォン コン・ヒョジン キム・ヒウォン パク・ヘジュン


【WOWOWオンデマンドで配信中】
WOWOWメンバーズオンデマンド






YouTubeに予告がありました









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2017年07月11日

アンダードッグ 二人の男(2016年)

テーマ:アジア映画
アンダードッグ 二人の男

劇場未公開の作品をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミア…先週放送分を見てなかったので鑑賞。先週はずっと韓国映画の特集をやっていたので、ジャパンプレミアも韓国映画だったんだけど…いつもジャパンプレミアは週1本なのに、同じ日に2本連続で放送したのね(どちらも韓国映画)…1本はサスペンス、1本はアクションとのことだったので、先にアクションもの選択…「アンダードッグ 二人の男」という作品。タイトルを見て、てっきり香港映画「アンダードッグ(原題:硬漢)」の続編だと思い込んでいたのだが、全く関連はなかった。

路上生活している若者ジニルとボンギル。ジニルにはガヨン、ホンギルにはミンギョンという恋人がいて、いつも4人でつるんでいる。ある晩、ガヨンがホテルに男を連れ込み、金を騙し取ろうと計画するのだが、失敗。それどころか、相手の男ヒョンソクは自分の店で働かないかとガヨンを執拗に誘ってくる。そこにガヨンを助けようとジニルたちが踏み込み、男から車とカードを奪って逃走!しかし売り捌こうとした車をジニルと因縁のあるチンピラ、ソンフンに奪われてしまい…さらにヒョンソクも現れ、借金のかたにガヨンを店で働かせることになってしまった!

ストリート生活している若い男女4人(カップル2組)が、悪事に失敗してドツボにハマっていく。車やバイクを盗んで金に換えようとしても、取引相手に騙し取られちゃったり…そんな情ない男たちを見かねて、ねーちゃんの1人が、いわゆる“美人局”で手っ取り早く金を作ろうとするんだけど…ラブホ前で待ち合わせした相手がどう見てもカタギじゃない“厳ついオッサン”でして…これはヤバイとビビる。スルーして逃げようとするんだけど、“せっかく時間をかけて来たのに”とごねられ、無理やりホテルの部屋に連れ込まれる…ねーちゃん、ヤラれちゃうのか?

でも、このオッサン…“こんなこと(売春)なんかしてちゃ駄目だ”みたいに、急に説教じみた事を言い出すんだよ…。もしかして、警官か何かかな?なんて一瞬思ったんだけど…それにしてはやっぱりガラが悪すぎる。なんか、偉そうなことを言ってたけど…実は自分の店で働かせるための“若い娘”を物色してるだけだった。そこに、ねーちゃんのピンチを悟った残りの3人が駆け付け、オッサンの激しい抵抗に遭いながらも、ねーちゃんの奪還に成功。ついでに車やカードを盗んで、とんずらこいちゃうんだけど…オッサンは執念で4人組を追いかけてくる。

あっけなく捕まった主人公と“美人局”のねーちゃん…実は盗んだ車も、売っ払う前に別の悪党に奪われちゃってて手元にない。借金のかたにオッサンの店(一応はカラオケ店なんだけど、まぁ、如何わしいことも色々とやってそう)で働かされることになったねーちゃん…誓約書も欠かされ、お前は用済みと主人公は放り出されるんだけど、“金を作るから女を返せ”と…。もちろん、オッサンの方はそんな捨て台詞、信用しちゃいないわけだけど…主人公はまたも悪事を重ねて金を作り、時には警察にタレコミ…それでもだめならと最終手段を実行することに。

主人公は他にもトラブルを抱えてる相手がおり、恋人奪還を軸に、それぞれの因縁が複雑に絡み合い三つ巴の争いに…さらに警察まで巻き込んでひっちゃかめっちゃかになる。出てくる人間がクズかバカばかりなので…誰にも共感ができん。主人公が女のために命懸けになるのは解るが…だからといって、その辺に歩いてる小学生のガキからスマホを騙し取ってまで、金を作ろうとするチンケな根性がね、なんかノレないよ。クズどもは…どうぞ勝手に自滅してくださいって感じ。韓国というお国柄で、ご都合主義のハッピーエンドにならなかったのだけは評価。


監督:イ・ソンテ
出演:ミンホ マ・ドンソク イ・ユジン キム・ジェヨン チョン・ダウン


【WOWOWオンデマンドで配信中】
WOWOWメンバーズオンデマンド






YouTubeに予告がありました









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2017年07月10日

地獄のコマンド(1985年)

テーマ:洋画
地獄のコマンド

昨日、近所のブックオフへ出かけたら…“七夕セール”を実施中で、中古DVDの安売りをやっていた。何の気なしに棚を物色していたら…チャック・ノリスの「地獄のコマンド」を発見、販売価格400円!数年前に、チャック・ノリス主演作が一挙にブルーレイ化された時に(オイラも何作か購入)、なぜかこの作品は入ってなかったんだよね。その後、リマスター&吹替え収録を謳ったDVDがリリースされたので、今となってはそんなに価値のあるディスクとはいえないけど、まぁ、400円だったら、持ってなかったし、買ってもいいかなと、ついレジに持って行ってしまった。

アメリカに向けて漂流を続けていた難民船にアメリカの国旗をつけた沿岸警備隊の船が近づいてきたが…問答無用で難民たちを虐殺する。彼らは共産圏のテロリスト、ロストフ率いるテロ集団で…難民船に隠していた麻薬が目的だった。ロストフ一味は“インベイジョンU.S.A.”と名付けた、アメリカ全土を狙った無差別テロを画策しており、着実に準備を進めていく。そんなロストフはかつての宿敵マット・ハンターの存在が気が気ではなかった。現在のハンターは湿地帯で平和な隠遁生活を送っていたが、ロストフは先手を打って、ハンターの命を狙うことにし…。

民間人を問答無用にぶっ殺しまくる悪党たちの容赦なさっぷりと…それを受けて、悪党退治への復帰を決めたチャック・ノリスの神出鬼没ぶりが最高。どっちがテロリストかよくわからないところもあるし、一歩間違えばギャグ…これが最近のセガールだったらツッコミ放題だと思うんだけど、なんか同じことをチャック・ノリスがやってのけると、それだけで説得力が百倍増しに感じられたりもするから不思議。なんでチェック・ノリスをテロリストの親分が敵視してるのかなんていうのも作中ではほとんど説明がなく、想像で補うしかないんだけど、それがかえって不気味。

当初、悪党たちの目的もなんか不鮮明だったしな。無差別テロを始めたテロリストたちが、クリスマスムード一色の平和な住宅街でバズーカ砲をぶっ放し、家々を次々と吹き飛ばす。家族での団欒中、“私がツリーに星をつける!”と言っていた幼い女の子が…爆炎の中からヨタヨタと歩いて出てきたシーンに、なんとなくホッとしてしまったよね、あの子は助かったのか。ショッピングモールで爆破テロを企て、その後…銃も乱射しまくるテロリスト!そこに、車に乗ったチャック・ノリスが突っ込んできて…って、まだ中の一般人、避難してないだろ(笑)

最後はアメリカの都市部が…まるでベイルート(「デルタフォース」)やベトナム(「地獄のヒーロー」)のような戦場と化すが…それも全部、チャック・ノリスの作戦だという(笑)まさに“虎穴に入らずんば虎子を得ず”でして…自らを囮にしたわけだけど、あんたひとりの命と天秤にかけても、明らかに被害の方が大きいだろうと。後始末も何も考えないでエンドロール。「デルタフォース2」で戦ったビリー・ドラゴも出ていたが、チャック・ノリスとの直接共演シーンはなし、ドラゴはテロリストにぶっ殺されるヤクの売人みたいな役…一瞬で出番を終えてしまった、残念。

あと、個人的に好きなシーンは…手に武器を持ったテロリストたちが、チャック・ノリスの命を奪おうと、湿地帯の家に、エアボート(平べったいボートの後方にでっかいプロペラがついてるヤツ)で乗り付けるところ。隊列を組んだエアボートが川(沼)を上ってくるのがなかなか壮観。エアボートってこの手のアクション映画ですごく“絵になる”よね。そして、容赦なく銃やバズーカ砲を発砲して、家を吹き飛ばすんだけど…チャック・ノリスは逃げ果せて無傷。ここからチャック・ノリスの逆襲がはじまるが、ちょっとこの前見てきた「ジョン・ウィック:チャプター2」とダブるな。


監督:ジョセフ・ジトー
出演:チャック・ノリス リチャード・リンチ メリッサ・プロフェット アレックス・コロン ビリー・ドラゴ


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DVD 地獄のコマンド







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2017年07月09日

SHERLOCK(シャーロック)4 第1回「六つのサッチャー」(2017年)

テーマ:海外TVドラマ
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昨晩より、NHKのBSプレミアムにて、イギリスの人気テレビシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」の最新シーズン(シーズン4)の放送が始まったのでエアチェック…今回も全3回の放送が予定されており、第1回目のサブタイトルは「六つのサッチャー」。サッチャー元首相の胸像の所有者の家に何者かが侵入し、次々にその胸像を破壊していく…という事件をとっかかりに、初回からかなりハードかつ衝撃的な展開に。現段階では、日本でのソフトリリース日が未定だったので、ジャケ画像の拝借とリンク先はAmazonで見つけたイギリス盤ブルーレイです。

死んだはずのモリアーティからのメッセージが届き、再びゲームに挑むことを決意するシャーロック・ホームズ…他の謎を解きながら、その時を待っていた。ある日、レストレードの依頼で、閣僚の息子が焼死体で発見された事件の調査をすることになったホームズ。被害者は死の直前に海外にいて、電話で両親と会話していたはのだが…その後、自宅前に駐車してあり、事故で爆発炎上した車の中から発見されたのだ。あっという間に真相を看破するホームズ…しかし閣僚の家で起きていた別の強盗事件の方に注目、まさか、これがモリアーティの仕業なのか?

シリーズが進むにつれ、どんどん007化しているようで仕方がないんだけど…本作もスパイ絡みの壮大な展開。まずは、前シーズンの終了間近に、死んだはずの宿敵モリアーティが復活。といっても、ホームズは生前に撮影されたビデオメッセージだとすぐに見抜くわけですが、死してなおホームズを追い詰めようとするモリアーティの執念に、ホームズ側も“かかってこいや!”とやる気満々な姿勢。なんだけど、なかなかモリアーティの仕掛けたゲームが始まらないのでイライラ。とりあえず、他の依頼で謎解きをして、暇つぶしということみたいですね。

もしかしたら、原作ファンなんかだとすぐにわかる元ネタがあるのかもしれない…小さな謎をサササっと解決していくホームズ。それと同時に、前シーズンで結婚したワトソンに、待望の赤ん坊なんぞも生まれ…その様子も並行して描かれる。ようやく、閣僚の息子の爆死事件というきな臭い、そしてスケールが大き目な事件が発生するも、この事件も簡単に解決してしまう!それよりも…被害者宅で起きていた別件にやたらと執着。それがサブタイトルにもなっている“六つのサッチャー”事件の発端…侵入した強盗がわざわざサッチャー象だけをぶっ壊すという謎。

ホームズは同じような事件が起きると推理しているようで、見事にそれが的中!これがモリアーティの仕掛けたゲームなのだろうか?本人もそのつもりで真犯人を捕まえようとするが…実は、前シーズンでも台風の目となったワトソン嫁の“過去”が再び事件、物語に大きく関わるようになる。前半ではワトソン夫妻の子育て奮戦記をわりとコミカルに描き、本シリーズらしいユーモアを演出するのに一役。シリーズを見てる人はワトソン嫁の凄さを既にしっているわけで…中盤はシリアスな展開になりつつも、まだまだホームズとの知恵比べを楽しむ余裕がある。

夫婦そろってホームズに振り回される姿なんかも、これまた楽しく…ホームズや嫁さんを信じているワトソンも、2人に見せ場を譲ったりしちゃうわけだけれども、これがまさかの衝撃展開につながるとは…。何があったか、詳しい内容は伏せておくけど、本シーズンは始まったばかり、まだ放送が2回も残っているのに…ホームズとワトソンがコンビ決裂の危機に直面すると。モリアーティがどんな悪だくみを仕掛けているのかも気になるけど、シーズン中に2人の関係が修復するのかどうかにも注目ですよね。さすがのホームズもだいぶこたえてるようだし…。


監督:レイチェル・タラレイ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ マーティン・フリーマン アマンダ・アビントン マーク・ゲイティス


【Amazonで見つけた海外盤BDです】
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2017年07月09日

セル(2016年)

テーマ:洋画
セル

先月、解約に失敗してしまったので…残っているポイントをせっせと消化中、music.jpで新作洋画「セル」を視聴した…スティーブン・キングの同名小説の映像化ということですが、原作は未読。本作ではキング自身が脚本を担当しており、やっぱりキング作品の「1408号室」で共演しているジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソンが再び顔を合わせているのも話題に。“CELL(セル)”=携帯電話を媒介して人々が凶暴化するというホラー…宣伝なんかには“奴ら”などという表現で書かれてますが…ぶっちゃけ、キング流のゾンビ映画ですよね(笑)

コミック作家のクレイは、空港から別居中の妻に電話…一緒にいた息子と話をしている最中に、携帯電話の充電が切れてしまった!あわてて公衆電話からかけ直すのだが…その直後、周りで携帯電話を使っていた人々が暴れ出し、人を次々と襲い始めた!騒ぎは瞬く間に空港中に広がり、飛行機まで突っ込んでくる!なんとか地下に逃げたクレイ…異変の原因が“携帯”であることに気づき、生存者たちに注意を促す。そして、そこで知り合った地下鉄の運転手トムと一緒に地上への脱出を決意…クレイはなんとしても妻と息子のもとへ向かおうとしていた!

ゾンビ映画だって大々的に謳ってるような作品でも…周囲のゾンビ化までにやたらと時間がかかる作品がすくなくない昨今、はじまって5分強で“阿鼻叫喚、地獄絵図”と化すあたりは、なかなかのハイペースで、作り手もよくわかってるなぁと感心。凶暴化した人間でパニックになった空港のロビーに飛行機が突っ込んでくるところは、CGアニメの「バイオハザード ディジェネレーション」をちょっと思い出す。なんとかその惨劇から生き延びた主人公のジョン・キューザック…いち早く異変の原因が“携帯電話”だと察知して、生存者たちに警告…“携帯を使うな!”と。

飛行機が突っ込んできたことで空港内は火の海に(なったらしい)…避難した地下鉄内で、運転手のサミュエルおじきと初めて出会う。車内にとどまっていれば“助けが来る”と言い張る他の生存者を無視して…率先して脱出を提案するキューザック。サミュエルおじきとは意見が一致しまして…ここで“親友になろう”とキューザックが声をかけるんだけど…まさに、その後はこの2人が数十年来の親友だったかのようにお互いを信頼しあい、背中を預けあう関係を築いていく。色々と仲間が増えたり、減ったりするっけど…2人のマブダチ度にはかなわない感じだ。

メインキャラになるのかなって思ったやつがあっけなく死んだり、もう主人公チームの一員で最後まで生き残るだろうなんて思ってた人物が途中でまさかの脱落したり…かと思えば、敵に襲われたわけでもなくそんな原因で死んじゃうのかよみたいな、間抜けな死に方をするヤツも出てきて…サバイバル感はけっこう楽しめますね。なによりスティーブン・キング作品ですからね、主人公が妻子と再会してハッピーエンドなんて、ごく当たり前なエンディングが待ってるとは思えないし…主人公は無事に生き延びるのか、愛する息子と会えるのかというのも非常に気になる。

途中までは、こちらの予想通り“ゾンビもどき”映画だったわけだが…最初から提示している“携帯を媒介とした感染”という、普通のゾンビ映画とは一線を画すルールが…話が進むにつれ変化を遂げ、ゾンビ映画だけにはとどまらないホラーな要素をあれも、これもと色々とぶち込んでくる。なんで、どうしてこんな事態になったのか?解答まではいかないものの、それに近い議論なんかもして…一通り原因を想像できるくらいの気分にはさせてくれるし(結局、答えがないので自分の想像が正しいかはわからないけど)、キング映画らしい嫌な余韻も残る。

凶暴化した人々の成れの果て…目をうつろにして、ゾロゾロと集団で蠢く姿がなんとも不気味でトラウマになりそうだ。最終的になんだかよくわからなくなっちゃった部分もあるんだけど、これだけは言える…スマホを手放せない現代人…いわゆるスマホ依存への警鐘と皮肉が込められた作品なんだろうなと。それにしても、本作でもやっぱりサミュエルおじきの存在感が抜群であった…現実世界でも、有事や天変地異の際に、サミュエルおじきみたいな人と出会えたら頼もしい…ググンっと生存率が高まるだろうなぁ~と、ちょっとうらやましくなりましたね…。


監督:トッド・ウィリアムズ
出演:ジョン・キューザック サミュエル・L・ジャクソン イザベル・ファーマン ステイシー・キーチ


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2017年07月08日

ポッピンQ(2016年)

テーマ:アニメ映画
ポッピンQ

まだまだポイントが余っているmusic.jpでアニメ映画「ポッピンQ」を視聴…DVDとブルーレイは先月のはじめにリリースされていたのに、各種配信サイトでは見つからなかったので、配信はやってないんだなぁって諦めてたら、7月に入って、知らないうちに配信も始まってました。東映アニメーションの60周年記念作品ということで、昨年12月に劇場公開された作品で、特に原作コミックなどがあるわけでもないオリジナル。劇場アニメなんでブルーレイ買おうかなって思ったんだけど、巷の評価ではそこまで面白い作品でもないらしいというので…保留にしていた。

中学卒業を控えた小湊伊純は陸上大会で不本意な成績を出したことで諦めきれず、パーソナルベストの更新に躍起になっていた。春からは親の都合で東京に引っ越すことになっていたのだが、そのことでも母親と喧嘩が絶えない。卒業式の当日も…思わず学校とは反対方向の電車に飛び乗り、とある海岸へ。そこで奇麗な透明な“石”を拾う。その後、学校に戻ろうと駅まで戻るのだが…突然、目の前に見たこともない風景が!そしてポッピン族のポコンと名乗る、まるでぬいぐるみのような人が現れ、謎の敵“キグルミ”から世界を守ってほしいと頼まれる!

“プリキュア”のスタッフが作ってるってことで…確かにターゲットを若干あげた“プリキュア”って感じがしないでもない。東映アニメーションらしい王道のヒロインファンタジーではあるんだけど…そこに「ラブライブ」や「アイドルマスター」を意識したような流行りの“歌やダンス”の要素も取り入れてまして、結局、どっちつかずな印象が拭えない、なんか中途半端な作品だったなぁって感じですね。可愛い女の子たちが、異世界でワルモノと戦って、現実世界で抱えている悩みなんかも克服していく成長譚として、もっと“普通”に描いて欲しかったなって思いますよ。

“プリキュア”でもCGを使った演出があるようですが(あまり見たことがないからよく知らんのだけど)…ダンスシーンになると、そこだけ急にモーションキャプチャーによるCGになるのには、やっぱり違和感が拭えない。“プリキュア”以外の作品、前述のようなアイドルものなんかでも、最近はみんな同じような作り方をしているので、“飽き飽き”しているというのも本音。最初の頃は、リアリティを追求するのにこういう手法もあるんだと素直に見れた部分も…最近ではかえって、他のシーンが手描きなら、ダンスシーンも手描きでやれよという思いが強くなった。

そのダンスシーンに流れる音楽なんかも、普通に“今どきなアイドルソング”風でして、ファンタジーシーンとのミスマッチが一層際立ったかな…ただ単に“うるさいだけ”。音楽とバトルの融合って点では…引き合いに出すとジャンルの違いを指摘されそうだけど、やっぱりオイラの中では「劇場版 マクロスF」以降、超えるものがなかなかないなって思いますもん(シリーズ最新作の「マクロスΔ」でさえ、「マクロスF」に比べると盛り上がりに欠けたし)。こういうことばかり言ってると…“このオッサン、いつまでも進歩がない”って、若いアニメファンに文句言われそう(笑)

作品のテーマ自体はベタだけど…“人生に挫折はつきもの、やり直しがきかないから楽しいんだ…そこで諦めちゃ駄目だぜ”っていうのがストレートに伝わってきて、嫌いじゃないんですけどね。なんか、エンディングロール後にも、オマケ映像がついてるんですけど…作品のエピローグというよりは、本編自体が“長い長い予告編”になってしまった印象でもある。あのエンディング後の映像を、今後、正式に作品化するためのプロモーションだったのではないかって、疑いたくなっちゃいましたもん。悔しいかな、(続きを)ちょっと見てみたい気にもさせるんだよね。


監督:宮原直樹
出演:瀬戸麻沙美 井澤詩織 種﨑敦美 小澤亜李 黒沢ともよ 田上真里奈 石原夏織 本渡楓 M・A・O


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