地図上で巡る会津若松の旅(14・・・2002⇒2006年の変化・七日町西側編 その②)更新版
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写真:「太郎焼総本舗」現況
本ブログ管理者自ら2007.09.09撮影
↑クリックすると地図が拡大します♪
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ゼンリン住宅地図「会津若松市2002年(1:1500)」×45%
2002年
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ゼンリン住宅地図「会津若松市2006年(1:1500)」×45%
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上図より判別可能な、
2002年⇒2006年における
主な『街並みの変化』を下に列挙します。。。。
(○番号は地図上の注記に一致します)
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今回は・・・・・・
④付近を中心に記載
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(4-1)観光客向けへの業種変換が増加
「太郎焼総本舗」
若松七日町郵便局の左隣は、「太郎焼総本舗」という、
和菓子(きんつば)販売とカフェ(喫茶)を合体させた業種が入りました。
このお店は、通りに面したオープンカフェになるだけでなく、
街歩き観光を満喫する為に不可欠である「歩き食べ」需要を満たす存在になっています。
(↑冒頭写真参照)
「アトリエ ZU」
七日町中央バス停付近の空き店舗には、「アトリエZU」という、
主要地場産品の1つである「会津もめん」を使用した
服飾・雑貨の販売と工房を兼ねた業態が入りました。
(↓この下に添付した写真を参照)
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写真:「アトリエ ZU」現況
本ブログ管理者自ら2007.09.09撮影
「古布骨董 笑美」
東日本アサヒコーポレーションの跡には、
「古布骨董笑美(わらび)」という、
アンティーク(骨董)系の雑貨を売る業種が入りました。
なお、この店は、当初『アイバッセ』店内に入っていた店でしたが・・・
( ■本ブログ内関連記事・・・・・ における「むかしや」同様)
:
通りの空き店舗へ独立店舗を構えるまで、地域内に定着・発展させることに成功した事例の1つでもあります。
(↓この下に添付した写真を参照)
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写真:「笑美」現況
本ブログ管理者自ら2007.09.09撮影
(4-2)地域住民日常生活向け業態の衰退
観光客向けの店が増える一方で
地域住民の日常生活に奉仕するような業種・業態は、
ますます減っていく状況にあります。。。。。
「ファッションドライ竹の子(クリーニング)」⇒空き店舗
「吉田美容室」⇒閉店・仕舞屋化
「横山輪業商会」⇒閉店・仕舞屋化
「フコク生命保険相互会社会津若松(営)」⇒閉鎖・更地化
なお、図面上では
「結婚相談所ブライダル楓」⇒「Y TONE」・・・・
ですが、、
現地踏査(2007.9.9)時点では、
この店は閉店し、空き店舗になっておりました。。。。。
残った旧来の店舗も、
地域住民向けというよりも、むしろ、
「観光客向け」の商品を置くなどアイテム・ミックスを見直すか、
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または、「蔵」「町家(店舗併用住宅)」を修景して
主に外部から来訪する観光客を意識した店づくりを目指しています。
(↓この下に添付した写真を参照)
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写真:「(有)藤崎商店」現況
本ブログ管理者自ら2007.09.09撮影
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もともとの店舗存在目的である
地域住民の日常生活需要を満たすこと・・・だけでなく、
外来の観光客も意識したアイテム・ミックスの様子が、
外観写真から伝わってきます。。。。。
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写真:「(有)井上一夫商店」現況
本ブログ管理者自ら2007.09.09撮影
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地域住民対象店舗における修景事例の1つです。
(4-3)テナントミックス再構築と街づくりの為に増資
この時期に関連した七日町地区における街づくり全体の動きとして、
とくに以下の事項を記します。
【平成15(2003)年 3月27日】
経営基盤強化・新たな事業展開・有利な補助制度活用のため、
(株)まちづくり会津へ増資を行う。
資本金5,830万円(市:2,915万円、出資率50%)
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*資料出所: □福島県会津若松市公式HP
一方・・・・・・
③付近では、、、
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「アイバッセ」「会津ブランド館」「会津(地)ビール」などが在る
横丁軸(ローマン横丁)沿線については、
主に、観光に直接関係しないところについては
空き家(空き店舗)が目立ちはじめていますが・・・・・・
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コレについては、
業種入れ替わり(テナント・ミックス再構築)における過渡期?
であるのか、、、、
(OR)
広範囲に面的な街づくりを展開させることの難しさ?を示しているのか
・・・・・・・・・・
見極めには
もう少し様子を見る時間が必要ではないか
と、本ブログ管理者(個人的)には思います。。。。。。
*会津ブランド館(本ブログ内先行記事にて既出)
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■本ブログ内関連記事 参照
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