地図上で巡る会津若松の旅(13/2002⇒2006年の変化・七日町西側編①)Ver17.1更新版
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七日町駅(なぬかまちえき)
福島県会津若松市七日町5-1にあるJR東日本(只見線・会津若松起点1.3km地点)の駅で、所在地名は「なのかまち」と読むが、駅名は「なぬかまち」と称している。
1934年(昭和9年)11月1日 - 国有鉄道会津線の七日町駅として開業。
単式ホーム1面1線を有する地上駅で、現在は会津若松駅管理の無人駅。
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七日町駅は「まちの駅」でもある
2002年(平成14年)7月28日 - 現在の駅舎が竣工し「駅Cafe.」が開業。
「まちの駅」の認定を受けている。
(福島県会津若松市七日町5-1/本ブログ管理者2017.1.7撮影)
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七日町駅(内部)現況
無人化直前の2004年乗降人員は536人/日。
只見線内では最も列車本数の多い会津若松 - 西若松間にある中間駅だが、停車列車の本数は、臨時を含めても只見線(只見・小出方面)の列車より会津鉄道会津線(芦ノ牧温泉・会津田島方面)に直通する列車が大半を占める。
駅舎内には「駅Cafe.」と称するアンテナショップが入居しているが、乗車券の受託販売などは行っていない(まちなか周遊バス「ハイカラさん」の一日乗車券は販売している)。
ホームに出るところにJRの簡易自動券売機が設置されているが、会津鉄道線への連絡切符は販売していない。
(福島県会津若松市七日町5-1/本ブログ管理者2017.1.7撮影)
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アンテナショップ「駅Cafe.」
「駅Cafe.」はあいづふるさと市町村圏協議会が運営する会津地方の市町村(会津若松市、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、湯川村、柳津町、会津美里町、三島町、金山町、昭和村、喜多方市、北塩原村、西会津町、下郷町、檜枝岐村、南会津町、只見町)のアンテナショップであり、新しい観光スポットとして広く宣伝されている。
(福島県会津若松市七日町5-1/本ブログ管理者2017.1.7撮影)
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七日町駅南側現況
福島県会津若松市七日町~西七日町/本ブログ管理者2017.1.7撮影
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ゼンリン住宅地図「会津若松市2002年(1:1500)」×45%
*地図をクリックすると画像が拡大します♪
2002年
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ゼンリン住宅地図「会津若松市2006年(1:1500)」×45%
*地図をクリックすると画像が拡大します♪
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上図より判別可能な、
2002年⇒2006年における
主な『街並みの変化』を下に列挙します。。。。
(○番号は地図上の注記に一致します)
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①「駅cafe」開業
無人駅だったJR七日町駅が
県、市、JR東日本の支援で、大正浪漫調の洋館に改修され、
会津地方28市町村(当時)の物産品を並べたアンテナショップ「駅カフェ」として開店したもの。
あいづふるさと市町村圏協議会が運営している。
(2002年7月開業/本記事内前述)
会津の名水を使った珈琲や地場産のジュースも飲める♪
*↑冒頭写真参照・・・・・・・
*↓参考(引用)資料
⑤-②にかけて・・・・・
セブンイレブンが閉店し、「銀しゃり」になりましたが、
本ブログ管理者による現地踏査時(2007年9月9日)には、
「渋川問屋」の駐車場(更地)化されていました。。。。
通りを挟んで向い側の渋川問屋右隣に在った
「骨董有楽」は、④付近に在る
「鶴乃江酒造」の右隣に位置する新店舗へ移転。。。
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その跡は、「お菓子の長門屋」という
和菓子を中心に売る観光客向けの土産物店になりました。
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写真:「お菓子 長門屋」現況
本ブログ管理者自ら2007.09.09撮影
⑩付近・・・・・
2002年と2006年の住宅地図を見比べると、
松村金物店の左に新店舗への入れ替わりが記載されておりますが、
本ブログ管理者による現地踏査時(2007年9月9日)には、
(短期間で閉店してしまったのでしょうか?)
この店舗は現在改装中の様子でした。。。。
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松村金物店の右に目を移すと、
ここでは
七日町通りと直行・十字交差するするように横切る都市計画道路事業が進行中。
(磐越自動車道の「会津若松インター」と直結するんだそうな、、)
従前の建物が立ち退いた残存スペースには、
(ちょうど交差点予定地に対して「南西角」地点に)
新たなアンティーク(骨董系)雑貨を売る店が進出していました。
(↓写真参照)
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この店は、当初「アイバッセ」内に出店していた「むかしや」という店です。
交差点予定地に対して「北東角」地点に昔から在ったカメラ店は、
既に建物形状が斜めに「隅切り」されていました。
(↓写真参照)
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また、「紙屋商店」も、
既に建物位置を計画道路に掛からない場所まで後退させています。
(↓写真参照)
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写真:地図上⑩付近現況
本ブログ管理者自ら2007.09.09撮影
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広幅員の街路が高速道路のインターに直結し、
観光客を大勢乗せた
大型バスのアクセス(駐留)が容易になることは良いことなのでしょうが、、、、、
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(旧態依然で、
お世辞にも便利だとは言えない既存鉄道を代替する公共の大量輸送機関
=すなわち、「高速バス」の停留所を新設して貰えれば、
さらなる観光客の誘致も期待できそう、、、ですが。。。。)
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やはり、
通りに並ぶ建物デザイン(景観)の連続性だとか、
「建物高さ」に対して「道路幅員」があまりにも広すぎて『賑わい感』の創出・・・・・
という面では、やはりマイナス面が大きいと個人的には思います。。。
(せめて、
沿道建築物のデザイン、
および用途≒テナントミックスと、
「道路緑化」だけには
最大限のご配慮を努めて頂けたら幸い、、、、、と、
本ブログ管理者個人的にはそう思います。)
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上記を実現する為に必要な行政等が用意すべき街づくり支援ツール例
(一部は本ブログ内過去記事より再掲)
・旧建設省(現国土交通省)のまちなみデザイン推進事業
過去に七日町通りまちなみ協議会が助成団体に選ばれ、
計画を策定するなどのソフト事業に500万円の助成
・会津若松市による景観条例に基づく町並み協定締結
平成7年に旧七日町町並み協定と七日町通り下の区町並み協定、
翌8年には七日町中央まちなみ協定が結ばれた。
・福島県地域づくりサポート事業
七日町駅カフェ、会津ブランド館の修景に際して、
それぞれ1,000万円の補助金を受ける。
・空き店舗対策事業
条件に適合した空き店舗に対して県・市から2年間家賃補助を受ける。
現在までに七日町地区において約10数店舗が対象。
・まちなか観光推進団体に認定
認定団体会員にパンフ・マップ、看板、のれん作成に対して
経費の2分の1の補助。
現在までに七日町地区において約20件が補助対象。
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